■ 写真で見るC415T
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データ端子 |
キー配列 |
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着信時に点灯する青色LED。色は1色のみ |
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全角48文字表示 (8文字×6行) |
フォント例 |
連文節変換も可能 |
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背景のカラーも変更可能。これはノーマル |
レモン |
ピーチ |
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イタズラ電話防止のためのテクノボイス機能。着信した電話に対してロボットの声や高い声に自分の声を合成できる。 |
時計のデザインも変更可能 |
着信中にNAVIボタンを押すとそれに対するリアクションが選択できる |
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作曲・アレンジが行なえる「サウンドミキサー機能」 |
データフォルダに保存した画像にフレームを付け加えられる |
スタンプの追加も可能 |
■ 仕様で見るC415T
EZweb端末としては初めてTFT液晶を搭載した東芝製の折りたたみ型端末。EZweb@mailに対応し、4096色ポリシリコンTFT液晶を搭載。着信した電話に対して自分の声をロボット風やハイトーンに加工できる「テクノボイス」機能や、着信メロディを作成・編集したり、画像を加工できる「メディアアレンジャー」機能が特徴的。ezplusには非対応。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚) | 96×46×23mm(折りたたみ時) |
重量 | 約96g |
連続通話時間 | 約190分 |
連続待受時間 | 約240時間 |
充電時間 | 約110分 |
液晶 | 4096色ポリシリコンTFT液晶(96×128ドット) |
表示文字数 |
全角8文字×6行(48文字)
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メモリダイヤル | 500件 |
リダイヤル・着信履歴 | 各20件 |
データ通信速度 | 14.4kbps(EZweb/パケット通信) オプションのPacketOne64(月額600円)で最大64kbpsの通信も可能 |
ボディカラー | シルバー、ブラック、ピンク |
【インターネットメール】
サービス名 | ezweb@mail |
利用料 |
EZweb料金に含まれ、月額200円(関東・中部以外では300円)
PacketOne通信料 0.27円/128バイト
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本文受信可能文字数 | 最大全角5000文字 |
本文送信可能文字数 | 最大全角500文字 |
メール保存件数 |
受信:最大200件(117KB)
送信:最大200件(57KB)
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添付制限 |
最大100KBまで
(ファイルは「データフォルダ」に保存)
・受信:5データまで
・送信:1データのみ
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【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
500KB
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保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
・画像
・メロディ(着信メロディ、カラオケなど)
・アドレス、スケジュール(vCard/vCalender)
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【着信メロディ】
和音数 | 最大16和音 |
着信音 |
・登録メロディ:5曲 ・作曲メロディ:20曲 ・ダウンロードメロディ:データフォルダ容量による ・着信パターン:14パターン |
登録メロディ (5曲) 曲名 |
・エレクトリカルパレード
・サザエさんBGM1
・サザエさんBGM2
・ボレロ
・星条旗よ永遠なれ
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和音着メロ ダウンロード |
できる(EZget対応)。「データフォルダ」内に保存 |
■ スタッフが見たC415T
| コメント |
湯野 |
EZweb端末としては4096色表示が可能な初の端末で、スリムで高級感のあるデザインが印象的な「C415T」。ほぼ同時期に発売されたF503iSやN503iSなどと比べると、やや暗いという印象はあるものの、壁紙などの画像はハッキリ・クッキリ表示され、まずまず。
ただ、「ワープファンクションキー」と呼ばれるセンターカーソルが平べったく、特に左右が押しづらいあたりは、ちょっとデザインに凝りすぎたかな、と感じるところ。メニューも「TT03」(ツーカー)以降の東芝製端末に見られた、分かりやすいアイコン表示の「マルチメニュー」が出なくなり、各種機能の設定が呼び出しづらくなってしまった。
しかし、個人的には「テクノボイス」がなかなか気に入っている。この機能、要はイタズラ電話対策なのだが、かかってきた電話に出る前にちょこっと操作することで、自分の声が高くなったり、低くなったり、あるいはロボット風に変換されたりして相手に聞こえるというもので、気分はもうテレビの人生相談。当然だが、逆にイタズラに利用されてもいけないので、このモードでこちらから電話をかけることはできない。
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伊藤 |
ポリシリコンTFT液晶はそれなりにキレイ。なんで折りたたみ型でTFT、と液晶がウリなのに48文字しか表示できないの、という疑問が残る。インターフェイスもいまさら感の強いテキストリスト型だし、メール入力もインライン変換に対応していないなど、液晶・デザインといった「目立つ部分」は確かに新しいものの、中身は1世代前のケータイ、という印象がぬぐい去れない。残念。「テクノボイス機能」は確かにおもしろいし、Pashapaと組み合わせて、撮った画像にフレームをつけたりスタンプをつけて遊ぶのはけっこうおすすめかも。もっとも「写メール」のほうが簡単ですが……。キレイな液晶を搭載したEZweb@mail端末を、という方には、といった感じでしょうか。
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工藤 |
4096色表示のポリシリコンTFT液晶を搭載しており、液晶の見やすさは問題なし。ポリシリコンTFT=高精細、という思い込みがあったんですが、実は解像度は昨今の120×160ドット平均という中ではやや低め。そのため文字がやや大きく、中高年の方では読みやすいかもしれません。ボディは、丸みが個性的なすっきりしたデザインで、みんなと同じ折りたたみ型でも、ちょっと個性が欲しい人にはよいかも。メニューはテキストメニューで、個人的にはノープロブレムですが、慣れない人にはちょっとなじみにくいかもしれません。
個人的には、たむらしげるの待受画像がかなりクリーンヒット(絵本もCD-ROMタイトルも持ってたりします)。あと「テクノボイス」はかなり笑えますが、着信時にしか使えないので、実用では迷惑電話撃退以外ではあまり使い道がないかもしれません(もちろん、もともとこの機能の目的は迷惑電話撃退用なんですけども)。
Java対応ではないし、ものすごく尖った端末ではないけれど、普通に通話したり、ウェブにアクセスしたり、メールを利用したりするには十分だと思います。
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■URL
・ニュースリリース(KDDI)
http://www.kddi.com/release/2001/0716-1/index.html
・製品情報(KDDI)
http://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/c415/c415.html
・製品情報(東芝)
http://www2.t-ucs.co.jp/au/c415t/
・関連記事:au、折りたたみデザインでハイカラー表示のC415T・C414K
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,5288,00.html
2001/09/14
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