■ 写真で見るSO503iS
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データ端子・イヤホン端子
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キー配列
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SO503iSのキートップ。液晶に接触しないように平らになっている
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こちらはSO503i。キートップにふくらみがある
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SO503iSのiモードマーク。「mode」の文字がない
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SO503iのiモードマーク。「mode」の文字が描かれている
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SO503iSのスピーカー。星型に穴があいている
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こちらはSO503iのスピーカー。
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SO503iSのボディ表面。直線を基調としたデザインで、サイバーな雰囲気に仕上がっている
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こちらはSO503iのボディ。曲線を生かしたデザインで、SO503iSに比べるとポップな感じ
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SO503iSでは、2段式のアンテナに変更されている
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こちらはSO503iのアンテナ。
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SO503iSは、「デジタルムーバ」シリーズなので「by Sony」の文字がない。ボディ上端もSO503iより角張っている
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こちらはSO503i。ボディ表面と同様、丸みを帯びている
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ポストペットの壁紙
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ポストペットの壁紙 全画面バージョン
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アニメーションの壁紙。モモがDJをやっている
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ポストペットのスクリーンセーバーも付属
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カレンダー表示
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メニュー構造はSO503iと同じ。ジョグダイアルでカテゴリを、左右キーで階層を移動する
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画面の配色も2種類から選べる。標準の黄色ベース
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こちらは黒ベース
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消費税計算機能付きの電卓。税率の変更も可能
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8文字×9行(72文字)表示
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10文字×9行(90文字)表示
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フォント例
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かな漢字まじり文のサンプル
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メールのフォルダ振り分けが可能。「受信箱」以外は自由にフォルダの名前を変えられる
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通常の変換辞書だけでなく、予測変換機能(POBox)用の辞書や定型文の作成・編集も可能
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予測変換機能POBox。口語の変換や「モー娘。」といった流行語(?)の変換もできる
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ちなみに「ZARD」の変換もOK
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着メロ作成機能。3和音のオリジナル着信メロディが作成できる
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■ 仕様で見るSO503iS
ソニー製のiアプリ対応iモード端末第2弾。6万5536色表示のTFT液晶を搭載する。
SO503iからの変更点は、「PostPet」のキャラクターをあしらった壁紙の追加、液晶の輝度やスピーカーの音量の向上、若干のデザインの変更などが挙げられる。基本的なスペックはSO503iに準じたものとなっており、予測変換機能「POBox」やメールのフォルダ振り分け機能、24和音着信メロディなどが利用できる。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚) | 98×49×27mm(折りたたんだ状態) |
重量 | 115g |
連続通話時間 | 約140分 |
充電時間 | 約125分 |
液晶 | 120×160ドット、6万5536色TFT液晶 |
表示文字数 | 全角8文字×9行もしくは全角10文字×9行 |
メモリダイヤル | 500件 |
リダイヤル・着信履歴 | 30件ずつ |
データ通信速度 | 9.6kbps(パケット通信) |
ボディカラー | トラディショナルグリーン、ミスティパープル、シャンパンシルバー |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
・ダウンロード:5~10件
・登録済み:なし
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【インターネットメール】
サービス名 | iモードのEメールサービス(送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円、別途月額300円のiモード契約が必要) |
受信可能文字数 | 全角250文字まで |
メール保存件数 | 送信:20件 受信:150件 |
メールアドレス | 1000件 |
【着信メロディ】
和音数 | 24和音 |
着信音 |
着信メロディ:最大30曲
・登録済みメロディ:5曲
・着信パターン:5パターン
・ダウンロードおよび自作メロディ:30曲まで(登録済みのメロディ・着信パターン含む)
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登録メロディ 曲名 |
おもちゃの交響曲
ドリーム アドベンチャー
モーニング スカイ
スタートレック
プライムタイム
おつかいモモ
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和音着メロ ダウンロード | 可能(iメロディ対応) |
■ スタッフが見たSO503iS
| コメント |
湯野 |
一通り出揃った503iシリーズと503iSシリーズを見渡してみると、ファーストモデルからの変化の度合いが最も小さいのがこのSO503iSだろう。デザイン的にも大きく変更されているわけではないし、機能的にもほとんど同じ。
不具合を出して回収騒ぎになったという過去があるものの、それだけSO503iは端末としての完成度が高かったということなのかもしれない。なんと言っても予測変換機能の「POBox」は使いやすいく、一度この入力方式に慣れてしまうと、なかなか別の端末には移れない。iアプリの実行速度も速いし。
SO503iで気になっていた着信音のボリュームもやや大きくなったような気がするし、液晶も明るくなった。SO503iからの機種変更は少々悩みどころだが、その他の端末からなら悪くないんじゃないかと思う。
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伊藤 |
ソニー製iアプリ端末の第2弾。従来機種のSO503iはバグや液晶にキー痕が付くなど、良くない意味で話題が多かった。それを払拭すべく完成度を高めたセカンドモデルがSO503iS。
「あんま変わってないじゃん」と言われるとその通りなのだが、カタログには載っていない細かい部分が改良されている。まず大きな違いはスピーカーと液晶。SO503iでは、「オーディオビジュアルに強いソニーのハズなのにどうして」と思うくらい音質・音量ともに最悪だったスピーカーや、直射日光下だと反射して全く見えなかった液晶もしっかりと改善されている。
不満が残るのはiアプリの保存件数。503iシリーズ最大のウリがiアプリなのに、従来機と同じ最大10件というのは納得がいかない。また、6万5536色TFT液晶を生かすためにも、JPEG画像の表示には対応して欲しかった。あと、これは極個人的な意見だけど、壁紙のキャラクターは、どちらかというと「女の子向け」のモモより、男の子も女の子もどっちもいけるトロの方がよかった。
従来機種との比較がメインになってしまったが、これからiアプリ端末を買おうという新規ユーザーにぜひオススメしたいのだ。ベストセラーのNシリーズももちろんいいが、こっちだって負けてはいない。ジョグダイヤルでの操作を前提に設計されている操作体系や予測変換機能POBoxは、いったん慣れたら手放せない使い良さ。いじるたびに、ソフトウェアとハードウェアが高次元で融合しているってこういうことなんだなと感心してしまうくらいだ。液晶の見やすさ・明るさもトップレベルだし、iアプリの実行速度も相変わらず速いし。
というわけで、これからiアプリ端末を買うならコレだ。別段ソニーファンでもない伊藤も、ケータイに関してはソニー派になりつつあるくらいの完成度。ま、AIBOも欲しいですけどね。
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工藤 |
「ん? SO503iとどこが違うの?」というのが第一印象。ぶっちゃけた話、音が小さいとか液晶に傷が付くとか、ユーザーから指摘の多かった部分をはじめとして修正を施し、完成度を高めたバージョンと言ってよいのではないかと思います。改良された点としては、液晶が鮮明になり、PostPetのキャラクターが採用された点などが挙げられますが、トータルな印象はほとんどSO503iと同じ。iアプリの件数も変更なし。
あまり新味はないものの、細かい詰めがきっちりすれば、もともとSO503iもPOBox搭載など非常に魅力的な端末だったわけだし売れてもいたわけで、これからiアプリ対応端末を、という方にはお勧めの機種のひとつ。とくに、メールを多用する人には、POBoxは便利だと思います。
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■URL
・SO503iSのニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0917.html
・SO503iSの製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/i/lineup/so503is/so503is.html
・SO503iSの製品情報(ソニー)
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/KEITAI/index.html
・関連記事:ドコモ、折りたたみ型のiアプリ端末「D503iS」「SO503iS」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,6049,00.html
2001/09/20
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