ケータイ Watch
ケータイ新製品SHOW CASE
J-フォン J-D31(クリアパープル)
2001年10月上旬発売予定

■ 写真で見るJ-D31

正面 側面 背面
閉じる・正面 閉じる・側面

イヤホン端子 コネクタ

キー配列 ワンタッチキー
(フリップ外側)

通常表示
(100文字表示)
拡大表示
(36文字表示)

J-スカイメニュー アニメっちゃ
(3キャラクターのみ)

アイコンメニュー Fメニュー



■ 仕様で見るJ-D31

 幅広いユーザー層をターゲットにした「シンプルフォン」シリーズ3機種のうち、唯一J-スカイのウェブやステーションに対応した三菱電機製の端末。Javaには非対応。256色カラーのSTN液晶を搭載し、フリップ部分には好きな機能を割り当てられる「ワンタッチキー」を装備している。三菱製端末でおなじみのアニメーションメール「アニメっちゃ」にも対応しているが、登場するキャラクターは3種類に簡略化されている。

【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚)
※フリップを閉じた状態
130×43×16mm
重量 約79g
連続通話時間約135分
連続待受時間約360時間
充電時間約95分
液晶256色STNカラー液晶
(130×120ドット)
表示文字数全角6文字×6行
全角10文字×10行
メモリダイヤル500件
リダイヤル・発信履歴各20件
データ通信速度9.6kbps(回線交換)
ボディカラークリアパープルのみ

【インターネットメール】
サービス内容 [スカイメール(Eメール)]
受信:月額使用料150円、受信料は無料
送信:月額使用料無料、1メッセージ3円
[ロングメール(ロングEメール)]
受信:月額使用料200円、ロングメール通知(最大192文字まで)は無料、本文の読出は8円
送信:月額使用料無料、1メッセージ8円
受信可能文字数 ・スカイメール:最大全角192文字まで
・ロングメール:最大全角3000文字まで
※ロングメールは画像や音楽データの添付が可能でEメールサービスも含まれるため、Eメールの受信オプション申込は不要
メール保存件数送信:160件
受信:1000件

【着信メロディ】
和音数16和音
着信音 ・登録メロディ:5曲
・登録パターン:10パターン
・登録効果音:7種類
・自作/ダウンロードメロディ:最大10曲
登録メロディ
曲名
ボレロ
交響曲第9番
We wish you a merry christmas
威風堂々
オクラホマミキサー
和音着メロ
ダウンロード
対応。J-スカイメロディ スーパーハーモニー対応


■ スタッフが見たJ-D31

コメント
工藤  31シリーズではあるんですが、従来の三菱製端末と比べて、中高年向けというところはあまり感じられないかも。三菱の端末の縦スクロールメニューは個人的に使いやすくて好きなんですが、電子的なメニューなので、携帯電話(というより電子機器)に慣れていない人にはなじみにくいかも。うちの親なんか見てると、やはり中高年向けなら、「この『電話帳』というボタンを押したら登録した電話番号がずらっと出ます」というような直球ど真ん中なインターフェイスが望ましいようです。
 この端末は31シリーズでも、J-スカイウェブもサポートしているし、表示文字が特別大きいというわけでもないし、通常のいまどきのケータイとして利用するユーザーにお勧めかなと思う。残念なのは、D503iには搭載されているATOKが搭載されていないこと。J-フォン端末にもATOK搭載お願いします>三菱さま
湯野  今回発売のシンプルフォンシリーズ3機種の中では、一番シンプルフォン“らしくない”端末。
 というのも、Javaには対応していないものの、J-スカイの各サービスに対応しており、ごくごく普通に使えるのだ。大きめのフォントが用意されているところと、フリップ部分に「ワンタッチキー」を装備していること以外は、通常端末と遜色ない。登場するキャラクターの数こそ少ないが、おなじみのアニメーションメール機能の「アニメっちゃ」にも対応している。
 こうなると、もうほとんど「フリップタイプのJ-D04」という感じ。カメラもいらないし、Java対応じゃなくてもいいけど、ロングメールやJ-スカイの各種サービスも使いたいという人にオススメ。
松下  シンプルフォン3機種の中では唯一、J-スカイのウェブやステーションにも対応しているので、他の2機種「J-K31」「J-DN31」と比べると、それほど操作や機能に“シンプルさ”は感じない。というのも、他の2機種は通話とスカイメールに機能が絞られているため、従来機種と比べるとメニュー構成や画面も異なり、画面の文字表示も大きいので特徴的に感じる。
 しかしこの機種については、ウェブもステーションも利用可能で、メニューや操作画面の表示も従来機種とあまり変わらず、極端に機能が削られているわけではないので、どちらかと言うとカメラ付きでJava対応の「J-D05」の1つ前の機種である「J-D04」に近いと思う。
 特徴的な点としては、フリップ外面に装備された、メニューをたどらなくてもワンタッチで目的のメニューを呼び出せる「ワンタッチキー」や、「アニメっちゃ」の登場キャラクター数が3種類に簡略化されている点などが挙げられ、外観はフリップが透けているところが「D201i」に共通している。
 この「シンプルフォン」シリーズは、NTTドコモのらくらくホンII「F671i」ほど“高齢者向け”を前面に出しているわけではないようだが、高齢者の方におすすめするなら、「J-K31」は操作感が若干独特、「J-D31」は他に比べると多機能(通常の機種とあまり変わらない)という理由で、個人的には「J-DN31」「J-K31」「J-D31」の順になると思う。

■URL
・ニュースリリース(J-フォン東日本)
http://www.j-phone-east.com/company/n/2001/010903.htm
・関連記事:J-フォン、機能を絞り込んだ「J-K31」「J-D31」「J-DN31」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,5874,00.html

2001/09/●


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