ケータイ Watch
ケータイ新製品SHOW CASE
ツーカー TS11(ミッドナイトブルー)
2001年10月4日発売

■ 写真で見るTS11

正面 側面 背面
正面 側面 背面

サブディスプレイ 内蔵カメラ
閉じたまま着信を確認できるサブディスプレイ。着信すると7色に光る 7万画素の内蔵カメラ。10秒間のセルフタイマー機能が利用できる
シャッター/メモボタン キー配列
シャッター/メモボタン キー配列。カメラ機能の起動ボタンが左下に配置されている
イヤホン端子 コネクタ
イヤホン端子 コネクタ

144文字表示 100文字表示
49文字表示 36文字表示
日本語入力の変換例 文字フォントは2種類に切り替えられる。こちらは標準フォント ボールドフォント
メニュー表示は3種類の検索方法から選べる。これはすべてのメニューが一覧できる「全機能検索」 あらかじめ好みの機能を好きな番号で登録しておくことで検索できる「セレクトM」 M機能の中で利用頻度の多い1~7位の機能を表示する「ランキングM」
データフォルダでの画像データ一覧表示 サムネイル付きの一覧表示
撮影前に明るさの調整が可能 ホワイトバランスの調整機能もある
撮影画像には12種類のフレームを組み合わせられる
49種類のスタンプツールも用意されている 撮影画像の好きな場所にスタンプできる


■ 仕様で見るTS11

 ツーカー端末では初めて6万5536色のTFT液晶と7万画素のカメラを搭載した、パケット通信対応第1弾の三洋電機製EZweb@mail端末で、データ量課金「P@bit」にも対応している。背面には受信メールなどを確認できる「おしらせディスプレイ」を搭載し、16和音のメロディやサンプリング音声を着信音にできる「ヴァーチャル・サウンド」や、ツーカーもしくはJ-フォン端末に最大189文字のメッセージを送る「スカイメール・トリプル」などにも対応。

【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚)94×48×25mm(折りたたみ時)
重量99g
連続通話時間約110分
連続待受時間約270時間
充電時間約90分
液晶6万5536色TFTカラー液晶(120×160ドット)
表示文字数 ・全角6字×6行
・全角7字×7行
・全角10字×10行
・全角12字×12行
メモリダイヤル500件
(1件につき電話番号・メールアドレスを各2件登録可能)
リダイヤル(着信履歴)30件
データ通信速度 最大28.8kbps(パケット通信)
※10月に関東甲信越全域および東海地区の都市部、
 11月に関西地区の都市部で開始
ボディカラープラムシルバー、ミッドナイトブルー

【インターネットメール】
サービス名EZweb@mail
利用料 EZweb料金に含まれ、月額200円
P@bit通信料:0.27円/1パケット(128バイト)
受信可能文字数最大全角5000文字
送信可能文字数最大全角500文字
メール保存件数
(端末内に保存)
送信:100件
受信:100件
添付制限 受信:最大1件(本文と別に約100KBまで)
送信:最大1件(本文と別に約100KBまで)

【データフォルダ】
データフォルダ容量 200KB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・画像(PNG、JPEG)
・メロディ(SMAF形式)
・vCard、vCalendarなど

【着信メロディ】
和音数16和音
着信音 ・登録済みメロディ 10曲
・登録済み効果音 21種類
・登録済みパターン 5パターン
・自作/ダウンロードメロディ 3曲まで登録可能
登録メロディ
曲名
ペールギュントより「朝」
ピクニック
ねこふんじゃった
アルプス一万尺
ピアノソナタ悲愴第2楽章
トルコ行進曲
グリーンスリーブス
あなたが欲しい
ビューティフルドリーマー
小フーガ
和音着メロ
ダウンロード
16和音対応


■ スタッフが見たTS11

コメント
工藤  「今度のツーカーは、写真も声もメールで送れる」というのがコレ、「TS11」です。折りたたみで、液晶は6万5536色表示のTFT、カメラ内蔵、おまけにツーカー初のパケット通信対応機ということで、新機能満載。EZwebでもいまやたいていのiモードページも見られるわけで、ツーカーは基本料金も安いし、魅力的な端末ではないかと思う。
 難点といえば、操作がややわかりにくいかな、というところ。慣れの問題もあるし、機能は多くなればなるほどどうしても操作は複雑になるので、仕方ないかなと思う点もありますが。
 基本料金が安くて、写真が送れて声が送れて、液晶はキレイで28.8kbpsパケット通信対応で、ということで、個人的にはかなりイイんじゃないかなと思います。ただ、そんなわけで操作はやや慣れが必要なので、携帯電話に慣れた人(って最近はほとんどの人はそうだと思うけど)にお勧めです。
湯野  基本的にはJ-フォンの「J-SA03」をベースにしている「TS11」だが、J-SA03のディスプレイが256色表示対応だったのに対し、TS11では6万5536色表示へとパワーアップしている。せっかくのカメラ付きなのだから、やはりディスプレイはキレイなほうがいい。
 といったエンターテイメント面での機能拡張に加え、TS11にはもう1つ、最大28.8kbpsでのパケット通信対応という重要なトピックがある。auのEZwebは14.4kbps(今年12月には64kbpsになる予定)なので、今のところ、最も快適にEZwebを使える(はずの)端末ということになる。体感速度としては、それほど速くなったという印象はないのだが、通信料もパケット課金だし、精神的な面で安心してEZwebを利用できるというのが、実は大きいのではないかと思う。
松下  メニューが通常の一覧表示のほかに、利用頻度の高いものをランキング表示するパターンと、自分で登録したものが表示されるパターンの3通りあるので一見操作が複雑に感じたが、慣れると便利かも。ただ、マニュアルを見ないで操作する時に、いちばんわかりにくかったのはカメラ機能の起動。これは、左下の「*」ボタンの長押しで可能だが、もう少し上の目立つところに配置して欲しいような……(せっかくのカメラ機能なので)。
 注目のツーカー初のカメラ機能はと言うと、J-フォンに負けず劣らずの楽しさでした。まず、6万5536色液晶のキレイさもあってか、7万画素の割には撮影画像が結構キレイ。細かいところでは、「J-SH07」にも明るさ調整やフレーム機能はありますが、「TS11」では明るさ・ホワイトバランスを調整するバーが表示されたり、撮影画像をサムネイルのようにプレビュー表示できるところは、よりデジカメっぽくていいかも。フレームやスタンプの種類も豊富で楽しめました。個人的には「funstyle」よりも断然魅力的。

■URL
・ニュースリリース(ツーカーセルラー東京)
http://www.tu-ka.co.jp/news/release/010820.html
・関連記事:ツーカー、パケット通信対応「TS11」はTFT液晶・カメラ搭載
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,5700,00.html

2001/10/16


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