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【特集記事】
MNPの利用法
MNPのギモン〜今のキャリアからの転出方法は?
MNPのギモン〜受付初日に気づいたポイント
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MNPの落とし穴〜三連休は要注意
MNPスタート直前、メーカー担当者の心中は?
au担当者が語る「満足してもらうための施策」
NTTドコモにMNPへの取り組みを聞く
コンテンツポータビリティを実現したドワンゴの挑戦 New!
MNP利用意向調査(集計結果)
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ビックカメラでMNP開始記念式典、予想GUYも登場
【MNP情報】
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【キーパーソンの発言】
ドコモ夏野氏、「買って損しないケータイはドコモ」(10/12)
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4キャリア供給体制が整ったシャープの松本副社長に聞く(10/06)

MNPのギモン〜受付初日に気づいたポイント

24日午前、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの様子

24日午前、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの様子

 10月24日、携帯電話の番号ポータビリティ制度(MNP)がスタートした。他社へ乗り換えても、それまで使っていた電話番号が継続して利用できるため、従来以上に他社へ移行しやすくなると予想されており、飽和状態にある携帯電話市場では、サービスや料金など競争を促進する役割になるとの期待もある。

 24日午前9時から受付が開始され、一部店舗ではMNP開始を記念したイベントも催された。東京都内のヨドバシカメラやビックカメラでは、ソフトバンクモバイル社長の孫正義ら携帯キャリア3社の幹部が顔を揃えたオープニングセレモニーなどが行なわれたが、実際のユーザーの反応としては、スタート直後に店に押しかけるといったことはなく、静かな船出になったと言える。

 各社に確認したところ、スタートから数時間、MNP関連システムにトラブルはなく、全般的には落ち着いた状況だ。



家族向け割引サービスのユーザーは注意

ファミリー割引主回線の端末でiモードから手続きしようとすると、エラーが表示された

ファミリー割引主回線の端末でiモードから手続きしようとすると、エラーが表示された

 これまでもMNP関連の手続きに関しては、さまざまな形で案内が出ていたが、実際にスタートしたことで、あらためて確認できた部分もある。今回は「MNP予約番号」に関する部分について紹介しよう。

 まずMNPを利用する際、これまで使っていたキャリアの窓口で「MNP予約番号」が発行される。この番号を、乗換先のキャリアに渡す……というのがMNPの基本的な流れだ。だが、場合によっては、スムーズに予約番号が取得できないケースがある。それは、携帯電話向けサイトから手続きする場合だ。

 たとえば、NTTドコモの「ファミリー割引(3回線以上)」やソフトバンクの「家族割引」を契約していると、親回線(主回線)となっている携帯電話は、子回線(副回線)が残される状況になってしまうため、そのままでは転出できない。そのため、MNPの予約番号を取得する前に、店頭や電話で、別の端末を主回線にするか、割引そのものを解約するといった手続きが必要になる。従って、店頭や電話でMNP予約番号を取得した方が、よりスムーズに手続きできるだろう。

 なお、auの「家族割」には、親(主)や子(副)という概念が入っていないため、事前の手続きなどは必要ない。


電話で番号を取得する場合

 MNP予約番号は、窓口・電話・Webサイトで可能だ。このうち、電話については、音声ガイダンスで進められる場合もあれば、オペレーターから説明を受ける場合もある。その内容は、他社へ移行することで失われるポイントや、これまでの契約期間などを説明するもの。

 その時間は、各社ともに「個々のケースによって異なる」としており、明確にはできないが、ドコモは「15分程度」、auは「5〜10分程度」との目安を明らかにしている。ただし、結果的に30分程度かかってしまうケースもあるようで、時間に余裕がある状況で行なった方が良いと言えるだろう。


MNP予約番号取得後は……

 「MNP予約番号」を取得する、ということは、そのまま他社へ乗り換えるというのが一般的だろう。しかし、予約番号そのものは有効期限が15日間となっており、取得後すぐに他社への移行手続きを進めなくても良い。予約番号を得た後でも、本当に他社へ乗り換えるかどうか、検討することもできるというわけだ。

 この場合、NTTドコモやソフトバンクでは、予約番号取得後も料金プランの変更が可能だが、auの場合は予約番号を取得すると、料金プランが変更できなくなる。KDDIによれば、auのユーザーに関しては「サービス状況」と呼ばれる顧客データがあり、MNP予約番号が発行されると、その部分は変更できなくなる。料金プランの設定は、「サービス状況」に含まれるため、「MNP予約番号を取得すると、料金プランが変更できなくなる」という。ただし、予約番号を得た後でも、請求先を変更したり、家族割に回線を追加したりすることはできる。

 もし、auユーザーが一度、予約番号を取得しながら、「やっぱり止めた」と考えた場合、MNP予約番号のキャンセル手続きを行なったほうが良さそうだ。キャンセル手続きは、MNP関連の電話窓口「157」などから可能だ。

 このほか、MNP予約番号取得後も、各社ともに有料コンテンツは利用できる。


MNPの手数料は、いつ請求される?

 MNPの利用にあたっては、3キャリアとも転出時に2,100円という手数料が必要となる。実際に移行する際には、移行先での契約手数料など、そのほかにも費用が発生することになるが、純粋なMNP利用料としては2,100円ということになる。

 2,100円は、これまで契約していた転出元キャリアに対して支払うことになるが、最後に送られる請求金額と合算される形となっている。つまり、MNP予約番号を得ただけでは手数料は発生せず、他社への乗換手続きが完了した後で、請求されるということになる。

URL
  NTTドコモ MNP案内
  http://www.nttdocomo.co.jp/support/mnp_guide/
  au MNP案内
  http://www.au.kddi.com/au_mnp/
  ソフトバンクモバイル MNP案内
  http://mb.softbank.jp/mb/special/MNP/


(関口 聖)
2006/10/24


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