特別企画

スタパ齋藤、買っちゃう寸前ッ!!「Nexus 6P」の魅力とは

ヒッジョーに高速な指紋認証、画面表示やボディにも魅了され、思わず……

ファーウェイ製のNexus 6Pで最新Android OSを堪能♪

Nexus 6P

はいはいはい、やってきました最新Android OS♪ ついこの間、Android 4.4 KitKat(キットカット)からAndroid 5.0 Lollipop(ロリポップ)へOSがアップデートされたと思ったら、もうその次のメジャーアップデート。最新のAndroid 6.0 Marshmallow(マシュマロ)の到来です。

同時にハードウェアっていうかAndroidスマートフォンも最新のものが登場。Nexus 6Pです。「Nexus」の名を冠する、まさしくGoogleのスマートフォン。フラッグシップ端末であり、もちろんAndroidスマートフォンのスタンダードという位置付け。開発と製造を担当しているのは、最近国内でも数多くSIMフリー端末をラインアップして存在感が高まっているファーウェイ。つまりNexus 6Pは、ファーウェイ最先端のテクノロジーとGoogleの機能が融合した、究極のAndroid体験を楽しめる最新スマートフォンというわけですな。

ワタクシも、もちろん最新Android端末Nexus 6Pには興味津々。この世代のNexusは端末もOSもかな~り強力な魅力があります。というコトで早速実機をイジってみました。以降、Nexus 6Pの機能や使用感についてお伝えしたいと思います♪

本体正面
本体背面

速さとスムーズさにビックリの「指紋認証」

イキナリですが、Nexus 6Pを使っていちばん衝撃的だったのが、指紋認証。「非常にスピーディな指紋認証ですヨ」と聞かされていました。ので、ズギャッと試してみたところ、コレがスッゴイんです。

機能的には、スマートフォンのロックを指紋により解除したり、対応アプリのロックを解除したりできるというもの。指紋を認証するためのセンサーは端末本体背面にあり、手で端末を握るとちょうど人差し指が来る位置にあります。具体的な使い方ですが、PINコードなどのパスワードとともに指紋を登録すれば準備完了。登録する指紋(指)は、位置的に人差し指がいいでしょう。で、そこから、たとえば端末のロックを解除(スリープからの復帰)をするなら、「端末を手に持ち、指先で指紋センサーに触れるだけ」でOK。端末がロックから解除されます。

ちなみに、前述のようにセンサーは「端末を握るとちょうど人差し指が来る位置」にあります。また、センサーは押下するボタンではなく、指先が触れると自動的に指紋を認識するタイプ。ですので、「端末を手に持って指紋センサーを指で触れるだけでOK」とは書きましたが、実質は「端末を手に持つ程度でOK」という感じ。端末を手に持つと人差し指がちょうどセンサーの位置に来ますので、そうなれば何かするでもなく、フッと素早く端末がロック解除されます。

指紋センサーは、端末を持った時に指が触れやすい場所にあります

また、指紋認識のスピードもスッゴイです。超高速と言えるレベル。端末を手にして指が指紋センサーの僅かな凹みを感じた……と思うが早いかロック解除完了、的な。指が指紋センサーに触れると間髪入れずに指紋認識完了、みたいな。

ワタクシ、じつは指紋認識での端末ロック解除が大好きで、いろいろな環境で使ってきました。各種スマートフォンの指紋認証はもちろん、WindowsのUSB接続タイプもいくつか使ってきました。

ですが! Nexus 6Pの指紋認証の速さとスムーズさは、ダントツ。断然トップの略ですけど、いや断然トップと言うよりもむしろ突き抜けちゃって競争にならず単独トップもしくは不戦勝って感じです。ホント、速いし高精度です。

いや~イイですコレ。指紋認証でのロック解除は、パターンやPINなどでの解除に比べると「多くの場面で安全」だと個人的には考えています。パターンでの解除だと指の動きで「あっ今、Z って書いたようだ」的に見られちゃいがちじゃないですか。PINなども同様。いわゆるショルダーハックの対象になりがちです。またどちらも画面上を指で操作するので、指紋の残り方からパターンやPINなどを類推される恐れがあります。

でも、指紋認証なら、そういう心配はありません。「盗み見されやしないか」的な不安はナシでロック解除できます。またNexus 6Pの場合、上記のように一瞬で解除できます。ロック解除は毎日何度も行う操作ですが、Nexus 6Pなら抜群に快適。スマートフォンをヒッジョーにスムーズに使えるようにもなるわけです。

ちなみに指紋認証はAndroid 6.0 Marshmallowからの正式サポート。これまで端末メーカー独自の指紋認証はありましたので、「正式サポートって言っても、まあ従来でもデキてたし」とか思っていたんですが、蓋を開けたらビックリ驚愕です。流石のGoogle最新OSとファーウェイ最新ハード。チャンスがあったらぜひNexus 6Pの指紋認証を試して激ビックリしてみてください♪

バランス良好のサイズ感とド綺麗な画面表示

Nexus 6Pはスレート型端末としてのサイズ感もナイスです。私見ですが「前のNexus 6はビミョーに大きいかな?」というのが実機を持った印象です。しかし、Nexus 6Pは持った途端に手にほどよく収まる感じ。画面サイズは5.7インチですが、タイトなボディデザインによりコンパクトに感じられます。

あと画面表示がヒッジョーに綺麗です。スペック的には5.7インチのWQHD(2560×1440/518ppi)表示で、表示パネルはAMOLED(Active Matrics Organic Light Emitting Diode)。それ自体が発光する有機ELパネルですので視野角が広く、デバイス自体の薄さは端末のスリムさにつながってもいます。また、アクティブマトリックス方式なので、応答速度が速く画像がクッキリと精細です。

手にほどよく収まる感じのサイズ感もナイス。画面表示もド綺麗です

実際、動きの速いゲームなんかをプレイしてみても違和感なく快適&愉快です。もちろん動画コンテンツを再生しても美しく表示され、動きもより滑らか。視野角の広さは、感覚的には「他の端末より明るい?」みたいな見やすさにつながります。

てな感じで、デバイス自体にそういう「綺麗さ見やすさ」がありますので、ぶっちゃけ、Nexus 6Pでは何を表示させても「なんかこれまでよりキレイ~」と思えます。……っていうか実際その表示がマジでキレイなので、手持ちの古いスマートフォンと比べたりするとけっこーガックリときて今すぐNexus 6Pを買いたくなりますな。

気持ちの良いサイズ感と見た瞬間わかる表示の美しさがあるNexus 6Pですが、デザインやそのディテールもイイ感じです。素材はアルマイトで、全体的なデザインはシンプルで上品。その中でキラリと光るアクセントになっているのが、エッジの繊細な面取りです。遠目では目立たないディテールなんですが、近くで見たり手に触れたりすると面取りの緻密さがわかり、静かな高級感が伝わってきます。ファーウェイ製の端末はデザインに非常に力を入れていますが、Nexus 6Pもその例にもれない感じ。

表示もボディも美しく、持った感じもイイこの端末。ワタクシは指紋認証機能の衝撃に続き、このプロポーションに魅了され、Nexus 6Pをポチッと買っちゃう寸前てな気分です。ともあれ、ぜひ実機に触れて「やべ、コレ欲しい」みたいな気分になったりしてみてください。

側面から見たところ。カメラが内蔵されている部分が少しだけ盛り上がっていますが、ヒッジョーにスリム
シンプルで上品なデザインの中で、丁寧に面取りされたエッジが印象的ですな

やっぱ最新OSイイわ~♪

Nexus 6Pには最新OSのAndroid 6.0 Marshmallowが搭載されているわけですが、「Nexus」の名が付いているのでOSのアップデートが長期間保証されています。大雑把に言えば「いつでも最新のAndroidが使える」というイメージですな。今買っていちばん長寿と言えるのがコレ、とも言えます。まあそういう観点で、やはりAndroid好きとしては「買い度」の高い端末です。

さて、Android 6.0 Marshmallow搭載ということで、Nexus 6Pでは最新のOS機能を利用できます。たとえば「Google Now on Tap」。「ホームボタンを長押し」することによって、必要な情報を表示してくれるという機能です。

具体的に、たとえばYouTubeで動画コンテンツを再生中にホームボタンを長押しすると、コンテンツに関するアーティストなどを表示してくれます。あるいは、誰かのブログページを表示中なら、ブログ作者や記事テーマに関する情報を表示してくれたりもします。取引相手からのメールを読んでいるときなら、相手企業の情報を表示してくれたり、打診された打ち合わせ日をもとに新たな予定をカレンダーに追加することもできます。

この機能はどの画面からでも使えます。基本的には「表示中の画面の情報を自動解析して最適な検索に移行する」という機能ですが、体感的には「ホームボタンを長押しすると欲しい情報がパッと出る」といったイメージ。いろいろな場面でより速く「知りたいこと」がわかり「やりたいこと」を完了できるという感じです。

Nexus 6Pの記事表示中にホームボタンを長押しすると……
ソフトバンクやファーウェイの情報を簡単に調べられます
Youtubeの動画を視聴中にホームボタンを長押しすると……
そのページ内のコンテンツに関する情報が表示されます

それから、Android 6.0 Marshmallowの全体的なキビキビ感。「あれ? こんなに軽快に動いたっけ?」的な体験を何度もできると思います。まあ、Nexus 6Pの場合は処理速度も十分に速いので「よりキビキビ」という感じですが、少し前の対応端末にAndroid 6.0 Marshmallowをインストールしても同様の動作のスムーズさを感じられると思います。

Android 6.0 Marshmallowでは「バックアップ」もより実用的になりました。これまでのバックアップでは、バックアップの復旧をしてもアプリが再インストールされるだけでしたが、Android 6.0 Marshmallowではアプリ内のデータも復元されます。1アプリあたりの容量制限があったり、非対応アプリがあったりもしますが、クラウド(Google)に無料でアプリもデータも自動バックアップしてくれるのは大歓迎ですネ。安心でラクなバックアップ&復元が可能になったというコトで、多くのユーザーが「やった♪」と喜べる新機能ではないでしょうか。

最新OSではバックアップも進化。アプリ内のデータも復元されます

いや~Androidはバージョンを重ねるたびに完成度がグイグイ高まりますな~。マニアの方は是非ゼヒ、マニアでない方も鋭意、最新OSのAndroid 6.0 Marshmallowを体験してみてください。

Nexus 6Pの「ココもステキ」

Nexus 6Pを使っていると、「ココもナニゲにイイな~」「コレもちょっとステキ」みたいな部分が多々見えてきます。たとえばカメラがナニゲにイイです。

Nexus 6Pのカメラは、もちろん背面カメラ(アウトカメラ)と前面カメラ(インカメラ)の2つがあります。背面カメラは12.3メガピクセルで、絞り値は非常に明るいf/2.0。動画は4K(30fps)にまで対応します。また個々の撮像素子サイズが1.55μmピクセルと大きいので、光をより多く取り込めます。明るいレンズに多くの光、ということで、やや暗めの場所でも非常に鮮明で色鮮やかな静止画/動画を撮影できます。そしてRAW撮影にまで対応していたりします。

4K動画(30fps)も撮影できるアウトカメラ

また、AFは赤外線レーザーによるもの。スムーズで的確な自動ピント合わせが可能です。もちろん、ライブビューではタップした位置にピントや露出が合います。

前面カメラは8メガピクセルで、撮像素子サイズは1.4μmピクセル、絞り値はf/2.4。背面カメラよりスペックは落ちるものの、フツーの前面カメラと比べるとかなり高画質で、暗い場所での撮影も快適です。画角も広く、自撮りを余裕でデキたりしてイイ感じ。フルHD動画(30fps)撮影にも対応します。

実際に使ってみるとイロイロと快適なカメラ機能ですが、やっぱり結局その画質がかなりイイです。発色も良好。ノイズ感も少ないですヨ♪

また、多くのケースで端末上にて静止画や動画を見ることになると思いますが、そのときの快適さも◎。前述のとおり、5.7インチという十分に大きな画面はAMOLEDパネル。手のひらで鮮烈な映像を楽しめますヨ♪

電池持続時間も好印象です。3450mAhの大容量バッテリーを内蔵し、またAndroid 6.0 Marshmallowの省電力機能「Dozeモード」も効果的に働いているようで、ワタクシ的な使い方だと一日中分使えます。Dozeとは居眠りという意味ですが、Android 6.0 Marshmallowでは表示をオフにしてしばらく動かさずに放置しておくと、アプリの動作を一時停止します。これにより従来よりもバッテリー持続時間がより長くなりました。端末のスリープ時には「さらにしっかり端末を眠らせる」ことで体力を温存するってイメージですな。

Dozeモードでは、しばらく無操作が続くとアプリの動作を一時停止してくれるんです。バッテリーもより長持ちしますな

ただ、表示がキレイだわ画面が大きくて快適だわサクサク動くわという良さで、空き時間をほとんどNexus 6Pイジリに使ったりすると、当然バッテリーの減りも速いでしょう。

でもNexus 6Pは「USB Type-C」対応。急速充電に対応しており、「10分の充電で最長7時間使用可能」となっています。ホントにハードにNexus 6Pを活用しまくる場合でも、USB Type-Cにより急速充電を行えば、一日シッカリと端末を使い込めるというわけです。USB Type-CはそれまでのmicroUSBと違って端子を裏表の区別なく差し込めるのも、ストレスがなくてヒッジョーに良い感じです。

向きを気にせずに差し込めるUSB Type-Cを採用。急速充電にも対応しています。ヘビーユーザーでも安心♪

てな感じのNexus 6P & Android 6.0 Marshmallow。使ってみるとアレコレ便利でナニカと快適。「おっ未来が来た」という機能性も感じられます。最高のAndroid体験をしたいならゼヒこの端末を♪ Nexus 6Pはソフトバンクの独占モデルです。買い換えを考えていたりする場合でも、まずお店でNexus 6Pからチェックしてみてください。