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MVNOとして「楽天モバイル」を無視できない3つの理由

待望の「Xperia」ラインアップ追加など、勢いに乗るMVNO「楽天モバイル」のお得なポイントとは?

SIMロック解除も義務化され、ますますMVNOに注目が集まる中、どれを選んだらいいのか分からないという時代に突入している。価格で選びたいところだが、どこかが下げれば他社も足並みをそろえてくるため、時間をかけて比較検討しても、最終的にはそう大きく変わらないという結果になりやすいから悩ましい。

価格で差別化しにくいのなら、そのほかのサービスで比べてみればいい。もしかしたら、それは普段よく利用しているサービスの恩恵が、そのまま受けられるかもしれないからだ。たとえば今回ご紹介する「楽天モバイル」は、楽天の強味を最大限に生かしており、ユーザーとしてはとても無視できない存在となっている。それはなぜなのか。チェックポイントは3つある。

楽天モバイルのトップページ

楽天モバイルを無視できない3つのポイント

その1:月額525円から利用でき、月額料金が初月無料など懐に優しい料金体系である

その2:人気の「Xperia J1 Compact」がセットで購入できる

その3:楽天ならではのサービスとキャンペーンで新規も買い換えもお得感アップ

これらについて順に紐解いてみよう。

その1:月額525円から利用できるMVNOサービス

「楽天モバイル」は、楽天グループ傘下のフュージョン・コミュニケーションズが提供するMVNOサービスだ。ドコモのLTE網と音声通話に対応し、通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。通話料は30秒につき20円だが、電話アプリ「楽天でんわ」を利用すると、30秒につき10円と半額まで下げられる仕組みを提供している。

料金プランは、通信量に合わせて4コースを用意

初期費用は3000円で、料金プランは、通信速度が200Kbpsの「ベーシック」に加え、高速通信容量に合わせて「3.1GBパック」「5GBパック」「10GBパック」の4コースを用意。それぞれ、「データSIM」と「通話SIM」の2種類が用意されており、データSIMのみのプランは、「SMSなし」と「SMSあり」のどちらかを選択可能。SMSありのほうが120円高くなる。

月額料金は、データSIMでSMSなしのベーシックが525円、同3.1GBパックが900円、同5GBパックが1450円、同10GBパックが2260円。LTE対応の通話SIMでは、ベーシックから順に1250円、1600円、2150円、2960円となる。料金の支払いにはクレジットカードを用いるが、いずれも月額料金が初月無料になる。

すでに通話用の端末を持っているので、ネット利用のみで良い場合は、SMSなしのデータSIMで、ネットに加え、メッセンジャーアプリなども利用したい場合は、SMSありのデータSIMを選択すると良いだろう。そんなにヘビーに利用はしないが、電話も使いたい場合は通話SIMの3.1GBパックが標準的なコースとなるだろう。

すでに対応端末をもっているなら、端末代はかからないため、それまでの通信料金が1/3以下には抑えられるはずだ。余ったデータ通信量は翌月に繰り越せるので無駄がないし、万が一超過しても100MBにつき300円で通信容量を追加できるほか、自分の利用状況を見ながらコースも変更できるので安心だ。

もちろん、既存の電話番号が引き継げるMNPにも対応している。オンラインで申し込むこともできるが、切り替えまで待てないという方は、都内の楽天カフェなら即日引き渡しOKなので、活用しない手はない。

都内の楽天カフェなら、MNPの手続きもその日のうちに完了する

対応端末を持っていない、もしくは今使っている端末を新しくしたいという方には、端末とのセット購入も可能。スマートフォン、タブレット、ルーターと、用途に合わせて個性的な端末がそろえられているのも楽天モバイルの特徴だ。

セット販売端末は質で勝負できるラインナップ

たとえばスマートフォンなら、「ASUS ZenFone 2」「Sony Xperia J1 Compact(以下、Xperia J1 Compact)」「ASUS ZenFone 5」「FUJITSU ARROWS M01」「Huawei Ascend Mate7」「SHARP AQUOS SH-M01」がある。タブレットは、「ASUS MeMO Pad 7」のほか、「Lenovo YOGA tablet 2」(Windows 8.1)が用意されているし、ルーターなら「Aterm MR03LN」が購入できる。いずれもよく知られたメーカーで、安心して使い続けられるものばかり。楽天のクレジットカード利用者なら、端末購入に24回払いが適用できるところも見逃せない。

その2:おサイフケータイ®対応でコンパクトな「Xperia J1 Compact」は要チェック!

セット販売端末の中でも特に注目したいのは、ソニーモバイルのXperia J1 Compactである。5インチ以上の端末が増える中、片手で操作できる約4.3インチのディスプレイを搭載しているという貴重な存在なのだ。

本体の周囲をゴールドのアルミフレームが取り囲み、背面パネルはマット仕上げで指紋が目立ちにくい。フレームはラウンドフォルムを採用しており、手にしっくりと馴染みやすい。重さは約138g。軽すぎず、かといって重くもなく、手のひらの中でも確かな高級感を感じられる仕上がりだ。

バッテリー容量は2300mAh。これだけでも1日余裕で使えるが、さらに待機中のアプリの動作を管理する「STAMINAモード」機能により、電池持ちが約2倍に。使い方によっては数日もつかもしれない。しかもIPX5/8の防水性能と、IP5Xの防塵性能を備えているので、どんなシーンでも気軽に持ち歩ける端末なのだ。

片手操作に最適な4.3インチディスプレイを搭載
STAMINAモード機能を使えば余裕のバッテリー持ちを実現

実際に使ってみると、本体はすべすべしており、ずっとグリップしていたくなる手ざわりだ。電源キーは手ざわりだけでそれと分かり、押しやすく、細部にわたってしっかり作り込まれている端末であることがわかる。

スマートフォンには欠かせないカメラ機能も充実している。有効画素数はメインカメラが約2070万画素、フロントカメラは約220万画素。CMOSイメージセンサーはメインカメラが裏面照射積層型の「Exmor RS for mobile」で、フロントカメラは裏面照射型の「Exmor R for mobile」となっている。

側面にはカメラ専用のボタンが用意されている。オフの状態でもボタンを押すだけでカメラが起動(クイック起動)するため、シャッターチャンスを逃がしにくい。しかも、起動と同時に静止画や動画を撮影するよう設定できる。起動が早くても、シャッターを押すまでの間にもたつきがちという方や、決定的瞬間を押さえたい方にはぜひ活用してほしい機能だ。

メインカメラの有効画素数は約2070万画素
サブカメラの有効画素数は約220万画素
すぐに撮影できるカメラボタン

このほか、スマイルシャッター、シーン認識、顔認識、手ブレ補正、セルフタイマー、タッチ撮影もサポート。さらに、カメラ任せでキレイに撮れる「プレミアムおまかせオート」や、妖精や恐竜などの多彩なエフェクトをかけて静止画や動画を撮影できる「ARエフェクト」などの撮影モードも搭載している。

また、ドキュメントや名刺、メモなどをEvernoteへ直接保存できるモードも用意されている。特によく使うモードは、ホーム画面にウィジェットとして配置できるほか、別途機能を追加することも可能だ。

静止画の設定内容
動画の設定内容
カメラ全体の設定内容。クイック起動時の設定はここで変更する
カメラの撮影モードは、アプリとして好きな機能を追加できる
露出やホワイトバランスを変更できるので、表現の幅も広がる
撮影した写真の例。ボケ味も楽しめることがわかる。解像度は5248×3936ピクセル(4:3)

とまあ、機能的にはキャリアの端末と遜色ないXperia J1 Compact。片手使いができることもさることながら、この端末を選ぶ最大のメリットは「おサイフケータイ®」に対応しており、電子マネーが使える点だろう。これまで、MVNOの販売する新規端末を購入したくても、電子マネーが使えないことで諦めざるをえなかったという方もかなりいらっしゃるはず。しかし、楽天モバイルのXperia J1 Compactを使えば問題解決というわけだ。

現時点で公式に確認されているサービスは「楽天Edy」「モバイルスターバックスカード」「mobile members」「ticket board」などとなっているが、今後さらに拡大するはずだ。

背面パネルにはFeliCaのマークが
Xperia J1 Compactは、最初から「おサイフケータイ®」に対応!

その3:ポイントや中古市場など、楽天モバイルならではのサービスでお得

楽天モバイルならではのサービスとして、特典やキャンペーンがたくさん展開されているのも魅力の1つ。なかでも欠かせないのが、楽天スーパーポイントである。端末をセット購入する際は、Web申し込みなら支払いに3万円分まで楽天スーパーポイントを充当できるのだ。しかも、月額料金の支払いで、100円につき1ポイントずつ楽天スーパーポイントが貯まる。楽天市場で買い物をしなくても、楽天モバイルのスマホを利用しているだけでポイントが貯まっていくわけだ。

楽天モバイルだから受けられる特典やキャンペーンが盛りだくさん
楽天といえば、楽天スーパーポイントだ

さらに、セット購入した端末には「楽天アプリ」がプリインストールされており、そこから買い物をすると、通常200円で1ポイントのところ、倍の2ポイント貯まる仕組みまである。つまり、楽天モバイルを利用しながら、買い物に「楽天アプリ」を使っていると、どんどんポイントが貯まっていくというわけ。これは楽天市場愛用者なら見過ごすわけにはいかないだろう。

今、充当するポイントがなくても諦めることはない。楽天市場の「中古市場」の買取サービスで、それまで使用していた端末が売れるかもしれないのだ。しかも、現在「お申し込み+中古携帯を売って4,000ポイントプレゼント」キャンペーンを実施中だ。

これは、楽天モバイルに申し込む際、キャンペーンにエントリーし、使用中のスマートフォンや携帯電話を売ると、還元ポイントが1%分プレゼントされるだけでなく、買取金額とは別に4000ポイントがもらえるというもの。対象端末であることが条件だが、もし該当していたらラッキーだ。契約時に最新端末を同時購入するなら、最大で3500ポイントもプレゼントされる。さらに「楽天でんわ」にも申し込むと、1500ポイントもらえる。

楽天市場の「中古市場」では、携帯電話、スマートフォン、タブレットなども扱う
今持っている端末をどうやって売ればいいのかわからない、という方でも楽天のサービスなら安心して利用できるだろう

つまり、中古端末を「中古市場」で売却し、楽天モバイルで新端末とセットで契約し、「楽天でんわ」も同時に申し込めば、“買取金額の還元ポイント1%、9000円分の買い物ができるポイント”がもらえることになるのだ。これは楽天だから可能な特典の例といっていいだろう。

たとえば、先にご紹介したXperia J1 Compactは、一括払いで54,800円。同じソニーの端末から乗り換える場合でも、機種によっては最低買取価格でも代金の半分は戻ってくる可能性があるわけだ。また、5月30日までに先行予約・端末費用一括払いで「5,000円分のEdyギフト」がプレゼントされるキャンペーンまで実施中。もはやキャンペーンだらけで混乱しそうだが、Xperia J1 Compactをお得に使うなら楽天モバイルだろう。

いかがだろうか。すでに安いだけの端末を使った“格安スマホ”の時代は終わっている。今は信頼できるメーカーの信頼できるサービスを、お得に利用することを考える時代なのだ。その点、楽天モバイルなら、楽天ユーザーはもとより、今ユーザーでなくとも新規に申し込みしたくなるようなフォローぶりである。MVNOの利用を考えているなら、ぜひ楽天モバイルをチェックしてみていただきたい。

※「おサイフケータイ®」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

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