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【LinuxWorld Expo/Tokyo 2005】
ドコモ照沼氏、共通プラットフォームの利点をアピール

 6月1日〜3日の3日間、東京ビッグサイトにて、Linux OSによるビジネスソリューションや、最新技術を紹介する展示会「LinuxWorld Expo/Tokyo 2005」が開催されている。最終日となる3日の講演には、NTTドコモの移動機開発部 ソフトプラットフォーム開発担当 担当部長の照沼 和明氏が登壇。同社がFOMAの一部機種で採用するLinuxプラットフォームについて説明した。

 NTTドコモは、昨年11月、端末開発コストの低減や、品質向上を目的に、FOMA用のソフトウェアプラットフォームを開発した。内部OSには、Linux OSとSymbian OSを採用し、同月、NEC製の法人向けFOMA端末「N900iL」で、ドコモ初のLinuxプラットフォーム採用端末を投入した。

 以降、NEC製の「N901iC」「N700i」、そして、プラットフォームを共有するパナソニック モバイル コミュニケーションズ製の「P901i」「P700i」でLinuxプラットフォームが採用されている。

 照沼氏は、Linux OSを搭載するメリットとして、開発負荷の軽減やオープンソースであることのほか、開発者の中にLinux経験者が多く、教育コストなどが低減できるとした。「開発コストと人的コストが低減できる。また、共有化することで、端末メーカーは低いレイヤーではなく、より高いレイヤーの開発に集中できる」とし、メーカー毎に特長のあるアプリがユーザーに提供できるとした。

 同社では、Linuxプラットフォーム「MOAP(L)」(Mobilephone Oriented Application Platform(Linux))の提供によって、同じプラットフォーム内においてソフトの流通性が期待できるとしており、この仕組みを「Linuxエコシステム」と呼んで今後活性化していくという。照沼氏によれば、現在はその初期段階で、端末メーカーと共に今後チューニングを行なっていくとのこと。

 なお、Linuxエコシステムは、当面はドコモ端末での導入となるが、「ドコモ以外でも今後展開する」と同氏は話した。講演後に、具体的なロードマップについて訊いたが、詳細については未定とした。また、Symbian OS側のプラットフォームについても、同様の仕組みを並行して展開していくという。

 照沼氏は、プラットフォームの共通化によって、通信事業者が期待することとして「Quality」「Cost」「Delivery」の3点を挙げた。共通モジュールの採用によって試験工数が減り、端末の信頼性が向上する点、そして開発工数の削減で端末販売価格が安くできる点、開発期間の短縮によって新端末の導入が迅速になる点を説明した。

 なお、Linuxプラットフォーム搭載端末は、2005年度で1,000万台の出荷を見込んでいるという。



URL
  LinuxWorld Expo/Tokyo 2005
  http://www.idg.co.jp/expo/lw/
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/

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(津田 啓夢)
2005/06/03 14:32

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