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KDDIとSAPジャパンは、GPS機能搭載の携帯電話を利用した保守サービスおよび営業支援向けのCRM「モバイル顧客管理システム（CRM）」を11月から提供する。 「モバイル顧客管理システム」は、KDDIのGPSを使った法人向け位置情報管理サービス「GPS MAP」と、SAPジャパンの統合顧客管理システム「SAP CRM」を連携させたCRM。外勤の保守サービス員や営業部隊を持つ企業向けに提供される。 両社では、保守サービス業態にとって、障害発生時にいかに迅速に保守サービススタッフを派遣できるかが重要だとして、今回のサービスを提供。障害が発生した場合、顧客の位置情報を取得して、「GPS MAP」上でGPS搭載携帯電話を持つ保守サービススタッフを探し出し、現場に急行させる。保守サービススタッフは、顧客の位置情報や障害情報の詳細などを現場に向かう途中で確認することで、作業効率を向上させることができるという。 営業支援業務に導入した場合は、社内の顧客管理システムに登録済みの情報に携帯電話からアクセスして、BREW対応のGPS搭載端末で訪問先への最短経路を検索できる。訪問後に携帯電話で顧客管理システムにアクセスできるため、日報のために帰社する必要がなくなるとしている。 今後両社は、2004年末までに製造業を中心とした保守サービス業務用で20社、また金融業などの営業支援業務で10社の導入を目指す。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1015/index.html ■ 関連記事 ・ KDDI、GPSケータイを利用した位置情報管理サービス （津田 啓夢） 2003/10/15 13:47 | ||||||
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