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総務省、1.7GHz帯のW-CDMA端末でペースメーカーへの影響調査

 総務省は、1.7GHz帯を使用するW-CDMA方式の携帯電話について、植込型心臓ペースメーカーへの影響を調査し、その結果を明らかにした。

 1.7GHz帯を使用するW-CDMA方式の携帯電話は、今回の調査により、現行の装着部位から22cm以上離すという指針の範囲内であれば問題がないことが確認された。調査で使用された携帯電話が植込型心臓ペースメーカーに影響をおよぼす距離は1cm未満で、植込型除細動器への影響は確認されなかった。なお、調査は携帯電話の送信出力を最大にするなどの条件で行なわれている。使用された端末はNTTドコモのFOMA端末。総務省では今後、1.7GHz帯を利用するイー・モバイルの端末も調査対象に含めていく方針。

 調査ではこのほか、1.7GHz帯を使用するW-CDMA方式の携帯電話に加えて、UHF帯電子タグシステムの電波についても調査が行なわれた。こちらは、据え置きタイプの一部機器において、75cmの距離で植込型心臓ペースメーカーに影響をおよぼす場合があると確認された。これを受けて、影響を防止するため「半径1m以内に心臓ペースメーカー装着者が近づかないこと」などの内容で指針が改正されている。



URL
  総務省 調査結果について
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070424_5.html

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(太田 亮三)
2007/04/26 15:09

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