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HTC、国内初のAndroid端末「HT-03A」をアピール

David Kou氏
 HTC Nipponは、国内初のAndroid端末「HT-03A」の発表を受けて、20日、報道関係者向けのラウンドテーブルを開催した。日本法人の代表取締役社長であるDavid Kou氏(以下コウ氏)が登場し、「日本初Android端末の投入とHTC Nipponが見る今後のスマートフォン市場」と題してプレゼンテーションを行った。

 「非常に興奮している」――コウ氏は冒頭、19日に発表されたばかりの「HT-03A」についてそう語った。

 HTCが日本に参入して3年が経過し、グローバルモデルも含めるとこれまでに12モデルが投入されている。HTC全体の成長率は、2008年に対前年比28.7%、今年も二桁成長になるとしている。現在、年間で1200万台が出荷されており、コウ氏によれば、これは大手メーカーをしのぐ勢いだという。

 世界初のAndroidケータイ「T-Mobile G1」は、2008年10月に米国で発売された。コウ氏のもとには、G1の登場以降、日本で発売を待つ声が多数届けられたという。米国でのG1ユーザーの利用動向が紹介され、G1ユーザーの8割が毎日ネットを使っており、週1回は「Android Market」でアプリケーションをダウンロードし、平均ダウンロード数は40アプリと説明された。

 平均的なG1ユーザーは、音声中心の携帯電話と比較すると、約50倍のデータ通信を利用しており、半数のユーザーは、通常の携帯電話からの乗換え組、大半のユーザーは最低週1回はFacebookやYouTubeを利用しており、半数のユーザーは毎日無線LANも使っている状況という。コウ氏は、「米国のトレンドだが、日本でも同じような状況になるのではないか」と予測した。

 なお、G1は発売から数カ月で100万台を突破し、現在世界で約200万台出荷されているという。

 「HT-03A」は、今年2月に「htc Magic」という名称でVodafone向けに発表されたモデルのNTTドコモ版。Magicとハードウェアとしては同じものだが、ドコモ向けにチューニングされている。コウ氏は、端末にあしらわれた、HTCとNTTドコモ、Googleのロゴを紹介し、「3社のパートナーシップを示すものだ」とアピールした。

 「HT-03A」の機能を紹介する中で、コウ氏はGoogleの各サービスとの高い連携機能を訴えた。Googleのアカウントがあれば、Gmailやカレンダーなどが連携できるとしたほか、Gセンサー(加速度センサー)が搭載されたことで、Googleマップのストリートビューにおいて、端末を向けた方向にストリートビューの画面が連動することなどを説明した。

 また、日本版のアプリ配信プラットフォーム「Androidマーケット」についても言及し、「日本のユーザーは他の地域のMarketからダウンロードできるし、逆に、海外のユーザーは日本のアプリをダウンロードできる。日本ではさまざまなゲームアプリの登場にアプリに期待している」と話した。


 HTCでは、Windows Mobile端末を多数投入している。コウ氏はAndroid端末の棲み分けについて、Windows MobileとAndroidが補完関係にあると説明。「Windows Mobileはすばらしい。デスクトップやOutlookとの同期や、Windows系アプリケーションが使える。AndroidにはGoogleサービスとの連携がある。それぞれユーザーは異なるが、さまざまな端末を提供してユーザーのニーズに応えていきたい」とした。

 さらに、Android端末の開発コストなどについても言及し、現時点ではまだまだ開発費はかかるとした。Androidによって開発費が抑えられるとする報道については、開発が進めば当初よりコストは下がるとしたが、あまり大きな差はないとの見解を示した。これは、そもそも端末コストの中でOSのライセンス料が占める割合は少ないためだという、「アプリケーションやサービス開発には労力がかかり、もちろんハードウェアの開発にもかかる。端末自体が安くなるというものではない」と述べた。

 コウ氏は、グローバルで発売されたモデルが、国内投入されるまでの期間が短縮している状況を説明。「HT1100が日本で発売された頃は、世界での発売から1年後だった。Touch Diamondでは4カ月後となり、今回のHT-03Aは1〜2カ月後となった。このことは日本市場に対してHTCが献身的であるということ、開発期間を短縮してできるだけ早く提供していきたい」と語った。

 最後に「グローバルでの経験を活かし、市場やユーザーのニーズ、携帯電話事業者の要件をくみ取って、端末を最短期間で市場に投入していく。HTCは誠心誠意、日本市場に尽くしていく」と述べてプレゼンテーションを締めくくった。

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URL
  製品情報
  http://www.htc.com/jp/product/ht03a/overview.html

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(津田 啓夢)
2009/05/20 18:05


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