坂井直樹氏がプロデュースしたデザインモデル「DRAPE」。auには「au design project」というブランドもあるが、DRAPEについてはそれに該当せず、少々ややこしいが、純粋にデザイン性にこだわって坂井の下で東芝が開発した端末ということになっているようだ。
やはり一番のウリとなるのは、このデザイン。その名の通り、カーテンのドレープのような波打つ形状が最大の特徴だ。待受画面やメニューのデザインもそれっぽい感じにカスタマイズされている。もっとも、カスタマイズされていると言っても、細部に渡るというよりは表面的な差し替えに過ぎず、姉妹モデルのW47Tとメニュー構成がガラッと異なるというわけではない。この辺りは、あまり弄り過ぎても使いづらくなるし、かと言ってさほど変わってないというのも寂しい。さじ加減の難しいところだ。
機能面は、おサイフケータイに対応していない点を除けば、W47Tと同等。Rev.A対応でテレビ電話も利用できる。ただし、テンキーやカーソル周辺のボタンの形状が異なる点には要注意。大きめのキートップを採用しているW47Tと比べると、どうしても押しづらく感じる。とはいえ、最近採用が増えてきたシートキーほどの違和感はなく、許容範囲と言えるだろう。