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工藤 |
31シリーズではあるんですが、従来の三菱製端末と比べて、中高年向けというところはあまり感じられないかも。三菱の端末の縦スクロールメニューは個人的に使いやすくて好きなんですが、電子的なメニューなので、携帯電話(というより電子機器)に慣れていない人にはなじみにくいかも。うちの親なんか見てると、やはり中高年向けなら、「この『電話帳』というボタンを押したら登録した電話番号がずらっと出ます」というような直球ど真ん中なインターフェイスが望ましいようです。
この端末は31シリーズでも、J-スカイウェブもサポートしているし、表示文字が特別大きいというわけでもないし、通常のいまどきのケータイとして利用するユーザーにお勧めかなと思う。残念なのは、D503iには搭載されているATOKが搭載されていないこと。J-フォン端末にもATOK搭載お願いします>三菱さま
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湯野 |
今回発売のシンプルフォンシリーズ3機種の中では、一番シンプルフォン“らしくない”端末。
というのも、Javaには対応していないものの、J-スカイの各サービスに対応しており、ごくごく普通に使えるのだ。大きめのフォントが用意されているところと、フリップ部分に「ワンタッチキー」を装備していること以外は、通常端末と遜色ない。登場するキャラクターの数こそ少ないが、おなじみのアニメーションメール機能の「アニメっちゃ」にも対応している。
こうなると、もうほとんど「フリップタイプのJ-D04」という感じ。カメラもいらないし、Java対応じゃなくてもいいけど、ロングメールやJ-スカイの各種サービスも使いたいという人にオススメ。
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松下 |
シンプルフォン3機種の中では唯一、J-スカイのウェブやステーションにも対応しているので、他の2機種「J-K31」「J-DN31」と比べると、それほど操作や機能に“シンプルさ”は感じない。というのも、他の2機種は通話とスカイメールに機能が絞られているため、従来機種と比べるとメニュー構成や画面も異なり、画面の文字表示も大きいので特徴的に感じる。
しかしこの機種については、ウェブもステーションも利用可能で、メニューや操作画面の表示も従来機種とあまり変わらず、極端に機能が削られているわけではないので、どちらかと言うとカメラ付きでJava対応の「J-D05」の1つ前の機種である「J-D04」に近いと思う。
特徴的な点としては、フリップ外面に装備された、メニューをたどらなくてもワンタッチで目的のメニューを呼び出せる「ワンタッチキー」や、「アニメっちゃ」の登場キャラクター数が3種類に簡略化されている点などが挙げられ、外観はフリップが透けているところが「D201i」に共通している。
この「シンプルフォン」シリーズは、NTTドコモのらくらくホンII「F671i」ほど“高齢者向け”を前面に出しているわけではないようだが、高齢者の方におすすめするなら、「J-K31」は操作感が若干独特、「J-D31」は他に比べると多機能(通常の機種とあまり変わらない)という理由で、個人的には「J-DN31」「J-K31」「J-D31」の順になると思う。
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