【ワイヤレスジャパン2012】
「DIGNO DUAL」など最新モデルを展示する京セラブース


 モバイルやワイヤレス分野では、端末に限らず、基地局なども手がける京セラだが、今回は夏モデルを中心にしたラインナップで多くの来場客が詰めかけていた。

 「DIGNO DUAL WX04K」は、前日の5月29日に発表されたばかりのスマートフォン。ウィルコム端末として、PHSネットワーク経由で通話できる一方、データ通信はソフトバンクモバイルの3Gネットワーク経由で行う機種だ。発表直後ながら、展示会場では実機が複数用意され、手に取って体験できる状態。発売時期が6月下旬と、1カ月ほどあり、実機が試せるまたとないチャンスとなる。同じく前日発表のPHS端末「Casablanca WX05K」も展示。担当者によれば、ベースモデルの「WX01K」と同等ながら、アクティブシニア向けモデルとして、ウィジェットを省いたり、外装もやや丸みを帯びた形にするなど、細かな点まで配慮しているという。

DIGNO DUALDIGNO DUAL
DIGNO DUALCasablanca

 また5月30日に発売されたばかりとなるauのAndroidスマートフォン「URBANO PROGRESSO」も展示されていた。こちらも複数の実機が用意され、手に取れるようになっていたほか、ディスプレイ自体を振動させて音を発生し、通話時に利用できる「スマートソニックレシーバー」の体験コーナーも用意。体験に要する時間そのものがさほど長くないものの、行列が絶えず、来場客の関心を呼んでいた。

 このほか同社ブースでは、1月に発売された「HONEY BEE 101K」や、簡単ケータイ、海外向けモデルなども展示されている。

URBANO PROGRESSOスマートソニックレシーバーの体験コーナー



(関口 聖)

2012/5/30 19:33