ウィルコム、EMAのサイト表現認定サイトを閲覧可能に


 ウィルコムとウィルコム沖縄は、有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)において、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)がサイト表現関連で認定したサイトにもアクセスできるようにする。

 これまでウィルコムのアクセス制限サービスでは、EMAが認定したコミュニティサイトを見られるようにしていた。EMAでは、昨年12月より、コミュニティサイトに加え、「サイト表現運用管理体制認定制度」をスタート。ウィルコムでは今回、「サイト表現運用管理体制認定制度」で認定されたサイトへアクセスできるようにすることになった。

 多くの電子書籍サイトでは、成人向けコンテンツと一般向けコンテンツが区別なく紹介されているが、「サイト表現運用管理体制認定制度」は、成人向けコンテンツをコーナーに分けて青少年に配慮するサイトなど、いわゆる“ゾーニング”を行うサイトを認定する。これまでNTTソルマーレ運営のサイトが認定されている。ただしNTTソルマーレのサイトは、ウィルコムの公式サイトとしては提供されていない。ウィルコムでは、今後、同制度の認定を受けたウィルコムの公式サイトが登場すれば、順次、閲覧できるようにしていく。

 



(関口 聖)

2010/2/15 16:26