auのSH005/SH006に起動不能などの不具合、ソフト更新開始


 KDDIは、シャープ製のCDMA 1X WIN端末「SH005」「SH006」に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。また、今回の更新により宅内用基地局「auフェムトセル」に対応する。

 SH005、SH006の2機種共通で明らかにされた不具合は、まれに電源が入らなくなる場合があるというもの。事象が発生した場合はauショップに持ち込んでの預かり修理となる。またSH005は、加速度センサーを利用するアプリで左右の動作が正しく認識されない場合がある。

 更新にかかる時間はSH005が最大25分、SH006が最大30分。更新中は携帯電話のほかの機能を利用できない。

SH005SH006

 

フェムトセルに対応

 KDDIでは、宅内用小型基地局「auフェムトセル」の提供を7月1日より開始する。最新の2010年夏モデルはそのままauフェムトセルに対応するが、2010年春モデル以前の機種では、ケータイアップデートで対応すると案内されていた。SH005、SH006はこの対応の第1弾となるもので、今後auフェムトセル対応予定機種向けに順次ケータイアップデートが提供される。

 



(太田 亮三)

2010/6/15 11:56