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アップル、iOS 4.2をリリース〜新機能AirPlay、AirPrintが利用可能に


 アップルは、iPhone/iPod touch/iPad向けの最新OS「iOS 4.2」をリリースすると発表した。iPadでは発売後はじめてのOSアップデートとなる。iOS 4.2へのアップデート対象機器はiPadとiPhone 3/3GS/4、第2世代以降のiPod touch。なお、マルチタスク機能は、iPhone 3と第1/第2世代のiPad touchでは利用できない。

 iOS 4.2では、iPhone/iPod touch/iPad内の音楽や動画、写真(画像)ファイルを無線LAN経由でApple TVにストリーミングする新機能「AirPlay」を搭載。Apple TVとHDMI接続したテレビで気軽にiPhone/iPod touch/iPad内のコンテンツを視聴できるようになったほか、Apple TVと光デジタル接続したオーディオ機器で音楽を聴くことも可能になった。

 「AirPlay」と並んでiOS 4.2の新機能の目玉となるのが「AirPrint」だ。iPhone/iPod touch/iPadから、無線LAN経由でプリンターに直接プリント出力が可能になる。

AirPlayの利用イメージ AirPrintの利用イメージ

 AirPrintは現在、HPのクラウドベースの印刷サービス「ePrint」対応プリンタで利用できる。「ePrint」対応のHPプリンターはコンシューマ向けの「HP Photosmart」のほか、ビジネス向けの「Officejet」「Officejet Pro」「LaserJet Pro」などがある。

 また、AirPlayには音響機器メーカーのマランツ、デノン、B&W、JBLなどが賛同を表明しており、今後これらのメーカーから、Apple TVを経由することなくiOS搭載端末から直接オーディオ出力できるAirPlay対応オーディオ機器がリリースされる見込みだ。

 また大きな機能追加として、これまでは「Mobile Me(1年間9800円)」加入者のみに提供していた、「iPhone(iPad/iPod touch)を探す」機能が無料で利用可能となった。対応機器はiOS 4.2を搭載したiPhone 4、第4世代iPod touch、iPad。

 「iPhone(iPad/iPod touch)を探す」を利用することで、紛失したiOSデバイスを地図上で探し出したり、アラームを鳴らしたりメッセージを表示させることが可能になるほか、リモートでのデータ消去も可能となる。

 iPadは、リリース後初めてOSアップデートとなる。このため、iPhone/iPod touchではiOS 4.1で対応済みとなっていた、マルチタスク対応、フォルダ機能、Game Center、メール機能の「Unified InBox」(統合インボックス)とスレッド表示対応などもiPadではiOS 4.2ではじめて対応することになる。

 マルチタスク対応により、AirPlayでApple TVへストリーミングを配信している間もアプリを利用するなどの作業を行える。

iPadでは初のOSアップデート。マルチタスク、フォルダ機能、メールの統合インボックスやスレッド表示が利用可能に 「iPhone(iPad/iPod touch)を探す」機能が無料で利用可能に

 iTunes Appから映像コンテンツをiPadで直接レンタルが可能になり、Safariでは単語やフレーズを検索してハイライト表示も可能になった。SMS/MMSの着信音も17種類から選択でき、連絡先のリストに登録した相手には特定の着信音を割り当てる「鳴り分け」も利用できる。そのほか、アクセシビリティの向上や、新しいデバイス管理機能の追加によるセキュリティの向上も図られている。

 なお、22日深夜の時点で、編集部のiPhone/iPadではまだダウンロードを確認できていない。



(工藤 ひろえ)

2010/11/23 03:00