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デュアルコア、裸眼3D対応のCDMA/WiMAX端末「HTC EVO 3D ISW12HT」


HTC EVO 3D ISW12HT(ブラック)

 「HTC EVO(イーボ) 3D ISW12HT」は、デュアルコアCPU、3Dカメラなどを搭載したHTC製のAndroidスマートフォン。Android 2.3.4搭載。WiMAXに対応する。10月上旬以降に発売される予定。新規契約時の実質販売価格は、毎月割適用時で2万円台後半となる見込み。

 4月に発売された「HTC EVO WiMAX ISW11HT」を前身とするWiMAX対応スマートフォン。ハードウェア性能が順当に強化されており、CPUにはデュアルコア・動作周波数1.2GHzのクアルコム製「Snapdragon(MSM8660)」を採用した。非同期型のコアとなっており、省電力かつ柔軟で効率的な処理を実現。ISW11HTと比較して、ブラウザの処理速度は1.5倍、アプリ起動速度は2倍に向上したという。また、バッテリー容量も1730mAhへと増強された(ISW11HTは1500mAh)。

 ディスプレイは約4.3インチ、960×540ドットのTFT液晶で、裸眼立体視に対応しているのが大きな特徴。立体視で楽しめるコンテンツはEVO 3D内蔵カメラで撮影した画像や動画、プリインストールされているゲーム「Spider-Man:Total Mayhem HD」「Need for Speed SHIFT」、YouTubeにアップロードされている3D動画など。コンテンツないしアプリ側で3D対応していることが前提となる。このため、ホーム画面などは立体視に非対応。

 背面部には約500万画素のCMOSカメラを2つ内蔵。通常方式の撮影に加え、本体側面のスイッチを切り換えれば立体視用画像や動画の撮影が楽しめる。また、ディスプレイ側には約130万画素のサブカメラも搭載しており、自分撮りが可能。加えて「Skype for Android」アプリを別途インストールすることで、WiMAXおよびWi-Fi通信時にSkypeユーザー間でビデオ通話できる。Skypeビデオ通話の料金は現在無料だが、具体的なサービス開始時期は10月以降となる予定。

 通信方式はCDMAとWiMAXをサポート。通信速度はCDMAが下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbps(WIN HIGH SPEEDには非対応)。WiMAXが下り最大40Mbps、上り最大10Mbps。「Wi-Fiテザリング」機能を利用することで、端末をモバイルWi-Fiルーターのように運用できる。Wi-Fi機器の同時接続数は最大8台まで。なお、Wi-Fiの通信方式はIEEE 802.11b/g/nに対応する。

 グローバルモデルの日本版となるためワンセグやおサイフケータイ、赤外線、防水といった機能には非対応だが、Bluetooth、緊急地震速報、デコレーションメールなどに対応する。また、グローバルパスポートCDMAをサポートしているが、GSMには非対応。内蔵メモリはROMが4GB、RAMが1GB。そのほかに8GBのmicroSDカードが同梱される予定。

 また、別売りのHDMI変換アダプタを利用することで、microUSBポートで充電を行いつつ端末上の画面をデジタルテレビへHDMI出力可能。ゲームなどの各種アプリを含め、基本的にすべての操作画面やコンテンツを出力できるため、プレゼンテーションにも応用可能としている。また、DLNAもサポートする。

 メールサービスについては、「ezweb.ne.jp」やCメールに発売当初から対応する予定。「Eメール」アプリはau one Marketで最新版に更新できる。

 HTC端末の独自ユーザーインターフェイス(UI)である「HTC Sense 3.0」を搭載する。画面遷移時のアニメーションや凝った天気表示、電話帳の人物情報をベースとした通話・メール・Twitter統合機能など、従来より細やかな演出が楽しめるUIだったが、最新版ではさらに機能を追加。誤作動防止ロックを解除する際に、アイコンをリング上の表示部分に重ねると、ホーム画面を経由せず直接目的のアプリを起動できるようになった。ロック画面に並べるアイコンや機能はカスタマイズ可能。

 このほか、HTCが展開する動画配信サービス「HTC Watch」も利用できる。HTCが独自にグローバル展開しているオンラインビデオストアで、ISW12HTの発売に合わせて日本でもサービスを開始する。基本的にダウンロード形式でビデオを提供するが、ファイルのダウンロード完了を待たずに再生開始できるのが特徴という。HDMI変換アダプタによる外部映像出力にも対応する。なお、作品ラインアップや販売価格帯は現在調整中としている。

 端末は20〜30代の男性、いわゆるギーク層をメインターゲットに据えており、新しいものやデジタルガジェットが好きなユーザーにアプローチしていく。

 なお、「HTC EVO WiMAX ISW11HT」と同様に、「ISW12HT」もSIMカード非対応のモデルとなり、端末自体に電話番号などの情報を書き込みした上で利用する。

 大きさは約65×126×12mmで、重さは約171g。ボディカラはブラックの1色のみ。連続通話時間は約450分、待受時間は約320時間。

 




(津田 啓夢 / 森田 秀一)

2011/9/26 10:12