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ソフトバンク、ボーダフォン買収時の短期借入を長期へ切り替え

 ソフトバンク傘下のBBモバイルは、ボーダフォンの買収に伴う1兆2,800億円の借金を返済するため、ボーダフォン事業を証券化し、長期借り入れに切り替えると発表した。BBモバイルは、11月にも総額1兆4,500億円の資金を調達する見込み。

 同社は2006年4月、ボーダフォン事業の買収資金として、17の金融機関との間で総額1兆2,800億円に上る短期借り入れを行なった。今回の発表は、この借金を長期返済へ切り替えるために、ボーダフォン事業を証券化(事業証券化、Whole Business Securitization)して資金調達を行なうというもの。ボーダフォン事業のキャッシュフローを元手に証券化を図り、資金返済の確実性を高める仕組み。借金返済の確実性を高めることで、格付会社からのより高い評価が期待できるため、資金調達コストを削減できるという。

 調達資金の総額は1兆4,500万円。最長借り入れ期間は、1兆1,500億円が10年間、3,000億円が13年間。資金はシティバンク エヌ・エイやドイツ銀行、みずほコーポレート銀行などが貸し付ける予定。担保はボーダフォンの全資産となる。

 長期借り入れへの変更は、ソフトバンクの代表執行役社長兼CEO 孫 正義氏よりかねてより伝えられていた。今回のリファイナンスによる2006年度業績への影響については現時点で確定していない。

 なお、ボーダフォンは、10月1日から社名をソフトバンクモバイルへ変更し、ブランンド名もソフトバンクに切り替えて再スタートする。



URL
  ニュースリリース
  http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060929_0001.html

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(津田 啓夢)
2006/09/29 19:34

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