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Windows 10 MobileにしたMADOSMA Q501

 「MADOSMA Q501」をWindows 10 Mobileにバージョンアップするサービスの提供が開始された(関連記事)。28日にはヤマダ電機の「Every Phone」が発売され、さらに30日にはFREETELの「KATANA 01」が発売されるなど、Windowsスマホ周辺の動きが盛り上がってきた。

 筆者もこの波に乗り遅れまいと手元のMADOSMA Q501をWindows 10 Mobileに。してみたものの、正直なところ、Windows Phone 8.1 Update時代と比べて見た目上の大きな変化は感じられない。

 日本においての最大の変化は、標準の「マップ」アプリの地図が、ようやく実用に耐える状態になったことかもしれない。以前の地図がもうほとんど冗談なんじゃないかと思える酷い状態で、MADOSMAではインクリメントPの「MapFan」アプリが途中から標準バンドルされ、それが称賛されるという、何とも悲しい有様だった。それがWindows 10 Mobileで、ようやく普通になったというわけだ。

Windows 10 Mobile標準の「マップ」アプリ
こちらは「MapFan」アプリ

 もっとも、AndroidやiOSのマップアプリと比べると、経路探索やナビゲーションといった部分はまだまだといった感じで、他のアプリで補ってやる必要がある状況に変わりはない。

 個人的にはWindows 10 Mobileの登場にあわせてWindowsストアにAndroidやiPhoneで人気のさまざまなアプリが登場してくるものと期待していたのだが、今のところ、大きな変化は見られず、端末メーカー側の盛り上がりぶりに比べると、ちょっと寂しい状況。UWP(Universal Windows Platform)アプリのコンバートツールの登場が待たれる。

ナビアプリの「Waze」の地図は盛大に文字化けしてしまった