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コロプラ、位置情報を軸にしたプラットフォーム事業展開へ


コロプラ代表取締役社の馬場功淳氏

 位置情報ゲームを運営するコロプラは8日、コロカ加盟店の代表者を集めたイベント「コロカDAY 2010」を開催し、今後の戦略などを説明した。

 同イベントの中でコロプラ代表取締役社長の馬場功淳氏は、「当初はウィルコムとau向けに提供してきた位置情報ゲームだが、現在では他のキャリアの携帯電話やiPhoneでも利用可能になっている。現在、Androidにも対応できるよう、開発を進めている」と語った。

 さらに同氏は、「これまでコロプラを軸にコロカやTwitterクライアントのコロツイなどをリリースしてきた。近い将来、さまざまなプレイヤーが参加できる位置情報プラットフォームを用意し、利用者の幅を広げたい」と語り、正確な位置情報をベースにしたプラットフォームビジネスに乗り出すことを明らかにした。

 同社では、位置情報の詐称を排除する仕組みを長年にわたり研究・開発しており、これをプラットフォームとして、他事業者にもオープンにする方針。同プラットフォームでは、ゲームを含め、複数のサービスへの位置登録が一度に完了するなど、ユーザー側のメリットも見込める。今秋をめどに詳細が発表される予定という。

コロカ店舗数とコロニー(ユーザー)数の推移 位置情報プラットフォーム事業への取り組み
コロプラ事業開発部マネージャの山崎清昭氏

 また、同イベントの中では、事業開発部マネージャの山崎清昭氏からコロカ提携店舗の売上合計の推移などの数値が公表された。それによれば、売上合計は直近で月5400万円程度、初年度では約3億1500万円になるという。1店舗あたり95万円/月の売上がある計算になり、同伴者を除く訪問ユーザー数の累計は約13万人とされている。現在、提携店舗は61店舗あり、将来、これを200店舗(2012年度目標)まで拡大した場合、年間で20〜30億円規模の経済効果が見込めるとしている。

 同氏は、コロプラ上での新たなイベント「日本縦断! 花いっぱい 位置ゲーの旅」を近く発表することも明らかにした。詳細は6月下旬にも公表される予定。

 このほか、コロカDAY 2010では、コロカ提携店1号のしん窯、提携交通事業者1号のJR九州、提携旅行業者1号のリクルートの各代表者から、現状を報告する講演が行われた。

提携店舗の売上合計の推移 コロプラの経済効果


(湯野 康隆)

2010/6/8 18:21