富士通、携帯アプリの業界団体「WAC」に加盟


 富士通は、携帯電話向けアプリケーションの開発・流通を促進する非営利団体「Wholesale Applications Community(WAC)」にスポンサーとして参画したと発表した。

 WACは、オープンな携帯電話向けアプリの開発環境の構築や端末に依存しないアプリの提供を行うことを目指す非営利団体。今年2月、世界各国の通信事業者を中心に設立された。今回、富士通では「携帯電話ビジネスにおいてアプリ流通の重要性が増している」として、WACへ参画することになった。

 これまでのノウハウやユーザーの声を反映してWACに貢献するとともに、「グローバル規模で進む技術革新に対応した製品を他の国内メーカーに先駆けて開発」し、グローバルなビジネス拡大に役立てるとしている。

 



(関口 聖)

2010/11/1 12:04