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ホントにタフで防水でした:IDO C303CA
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。



■ん〜。やっぱ買ってみよう!!


<DIV ALIGN="left">筆者の手がデカいということもあるが、C302Hや他のケータイと比べても、サイズ的にはほとんど違いはなく、フツーの大きさ。持った感じは、ほんの少しだけズッシリ感がある。“軽過ぎ”と感じさせないあたりが、逆に使いかもしれない</DIV>
 最初見た時はその斬新な魅力から「むむっコレはすげーヒキが強いですな」と思ったcdmaOne端末ことカシオのC303CA。買おうと思ったのだが、同世代(64kbpsパケット通信対応の機種)のcdmaOne端末のC302H(日立製)の使い勝手を気に入っていたので、なんかこう、スパッと買えないでいた。

 だがしかし、ケータイっつーのは不思議なモンで、ひと月くらいすると新しい端末が欲しくなる。なるほどだからiモード端末とかエッジとかはすぐに百万単位の出荷にな……え? ひと月で新しいのが欲しくなるのはお前だけだって!? ていうか欲しくなりませぇん? 新しい端末。俺はなりまくり。ともかく、ものは試しということで、やっぱりC303CAを買うことにした。

 C303CAの詳細についてはIDOの端末紹介ページで見ていただくとして、この端末の最大の特徴は、やはりそのタフさだ。なのでとにかくそのタフさ加減を実験……しようと思ったが、その前に軽く本体のフツーの性能面のインプレッションなどを。

 結果として、C303CAのタフさにはマジで驚いたのだが、しかしケータイとしての使い勝手や各種付加機能はわりと平凡であった。

 まず、タフと聞いていたので、本体自体もゴガッとゴツいのかと思っていた。女子供の手にゃ余るゼ〜ハードな男の持ち物だゼ〜という感覚で、例えばフツーの腕時計とGショックみたいな物理的ゴツさの違いがあるのかと思っていた。が、手にしてみるとわりとスマート。今時のケータイのサイズだ。デザイン上、なーんかデカそうな感じがするのだが、そんなことはない。

 液晶面を保護するため、液晶面周辺(銀色のトコロ)が円形に盛り上がっているが、これも大した盛り上がり方ではなく、耳に当ててもポケットに入れても、特にゴロつくようなかさばり方はしない。重さに関しては、剛性を高めるためにマグネシウム合金を使ったりしている分、ほんの少し重みを感じるが、でもズッシリするわけじゃない。まあ、タフだしシンプルってことで、ナイスなコトだと言えよう。

C303CA
C303CAのデフォルト待ち受け画面はカレンダー。文字が小さ過ぎる感があるが、でも「便利じゃん便利じゃんイイじゃんしかも時間も表示してるじゃん」という感の方が強いと言えよう
C303CA
オドロキの五線譜スタイル着メロ自作機能。テンキーを使わずに使えるという操作性は大したモンだ。楽器屋さんの譜面コーナーに行ってその譜面を立ち読み・立ち入力状態でC303CAにコピーできるような気がするが、そういった行為は楽器店経営者的にはどういった感じなんだろうか

 操作性は、まだ使い始めて間もないのだが、可もなく不可もなくという印象。ていうか平凡。ドコモのD502i(最強に使いやすいと思っているケータイなんダ!!)と比べ、意地悪な見方をすれば、使いにくい。メニューを辿っていってボタンを操作する時に少々戸惑ったり、あるいは操作によってはマニュアルを見ないとわからない点もある。でもまあ、今時のケータイの平均レベルなんじゃないだろうか、この操作性は。まあそんな感じ。

 少々良かったのが、デフォルトでの待ち受け画面。他のケータイにもコレができる機種があるが、C303CAの待ち受け画面は1カ月表示のカレンダー(時刻表示付き)なのだ。このカレンダーには簡単なスケジュール管理機能もあり、予定を書き込んでおける。ビジネス用途という印象ではないが、おデートとか誰々の誕生日とか何かの〆切とか、そんな簡単な予定をメモるのに便利そうだ。本体のデザインや防水等の機能、それからこのカレンダー機能を見ると、どうもなんかこう“若者のちょっとイケてるアイテム”というイメージがわく。

 いやこれはやっぱり若者が使うってコトを念頭に置いて作った端末だ、と思えたのが、かなり凝ってる着信音自作機能だ。着メロ自作時に液晶上に五線譜が表示されるのである。比較的ビックリ。で、作曲も非常に簡単で、液晶下にあるジョイパッドのような方向キーで音階を選び、その他のボタンで音符の長さや休符等を選んで、ちゃんと譜面上で作曲できる。非常に安楽に音符を置いていけるのだ。

 この着メロ作りのラクさは、そのまま着メロ作りのおもしろさにつながっている感じだ。ちょっと始めてしまうとすぐにハマる。他の機能はさほどリキ入ってないのに、このよーな機能ばかり抜群なのはやはり、若者をすげー強く意識しているからだろう。そー言えば、スキー場なんかに、このC303CAのポスター(かなりカッコ良い雰囲気のものらしい)がいっぱい貼ってあったりしたそうだ。



■ホントにタフでした

 さて、C303CAの最大の特徴こと“タフさ”。ある程度の耐衝撃性を備え、さらに本格的な耐水性を備えている。と、C303CAの紹介ページには書いてあるのだが、結論から言って、これは全部正真正銘の事実であった。いや、もしかしたら十分それ以上のタフさがあるのかもしれない。


 実際実験してみたのだ。まず、耐衝撃性について実験すべく、立った状態で、C303CAをフローリングの床の上に放り投げてみた。腕を軽く振って投げた感じで、C303CAが手から放れたのはちょうどオヘソの高さくらい。ゴトンと音を立てて落ちて床を滑るC303CAだが、どこも壊れていない。これを7〜8回繰り返したが問題なし。アンテナが壊れるか、もしくは液晶が死ぬか、あるいは本体全体が終了な感じになるか、と思ってかなりヒヤヒヤハラハラしながら試したのだが、全然オッケーなのであった。

 ただし、このようなコトをしても壊れないなんて、カシオ側は全然言ってない。前述のC303CAの紹介ページのとおり、“水面に対して1.5m以下の高さより自然落下”してもヘーキ、としか言ってないのだ。でも実際はもっと強靱なのであった。でももしかしたら俺のC303CAだけが偶然にも超強靱で他の全てのC303CAはちょっとだけ強靱ということも考えられる(られねえよ>俺)ので、前述(後述も含む)の実験はマネしちゃダメだヨ!! みたいな。

 ともあれ、もうきっと落下実験をすることはないと思うが、床に投げてもヘーキで、しかも傷も全然付いてないのは、大したモンだと言えよう。特に液晶面の保護プラスチックに傷が付かないギミック(周辺が円形に盛り上がっていること)は、なるほどGショックと同様の工夫である。このくらい頑丈ならかなりラフに扱っても安心だ。



■ホントに防水でした


 一通り耐水実験もしたが、これもカタログスペック以上のものであることが確認できた感じだ。水を入れたグラスに浸けても問題なし。水道の流水で洗っても問題なし。風呂桶に水を溜めて水没させてみても問題なし。ついでにシャワーを浴びながら通話しても(水音のノイズが相手に伝わって会話しにくいが)問題なし。ただ、本体裏側には充電用の電極がムキ出しなので、恐らくきっと電解質を含んだ水に浸けたりするとヤバい気がする。味噌汁とか野菜ジュースに浸けてみよーかなー、とは思ったが、バッテリがイカレたりバチッとか言ったりしたら怖いのでやめといた。

 とにかく、この程度耐水性能があれば、織田裕二がやってるように雨の中で電話しても完全に問題がない。水たまりに落としちゃったりしても、きっとヘーキだろう。また、洗えるというふうに考えると、ホコリ等が多い場所でホコリまみれで使っても、水洗いできて便利(というか気持ち良い)だろう。俺の場合は釣りに行って急に雨に降られても心配しなくて済むなぁ、という程度の有り難みだが、でもよく考えたらこのくらいの耐水性能がいろんなモバイル系電子機器に備わっていれば実に頼もしいと思える。


水道水をコップに入れてC303CAを浸けてみた。問題なし。ていうかなんかコップに浸けた携帯電話って奇妙な光景ですな
あまり強くない勢い(とは言っても弱くもない勢い)で水を出し、その下にC303CAを置いた。しばらくそのままにしておいたが問題なし。水洗いできるケータイ、というふうに考えると清潔に使い続けられて便利かも知れない

 で、さて、水道水だけじゃつまんないので、ダムの水で試してみることにした。ていうか某誌の某記事の実験でC303CAをダムに持って行っていろいろ試したので、そのコトを少々ご紹介。なぜダムなのかと言う件については、やはりこの季節のリザーバーということになるとプリプリのお魚ちゃんが元気でいらっしゃるから趣味と実益をかねていきたいなぁということなのであった。

 実験場所は千葉県のとあるダム。ここの水質は微生物とか泥とかわけのわかんない汁とかで濁っている、いわゆるマッディーなもの。なーんか得体の知れない電解質がいっぱい混ざっていそうだ。某社の某誌の某記事……ていうかアスキーの週刊アスキーの物欲番長という記事は、とてもバカなスタンスであるのが好ましいという暗黙の方向性があり、担当編集者のアカザーさんはやはり「C303CAなら釣り竿に付けて実験っスよ実験」とか言うのであった。「げぇッふざけんな買ったばっかなのに」とは思ったが、既にC303CAの耐衝撃性と耐水性を知っていたので「おうよ当たりめえよ!!」という気迫でダムに浸けてみることにした。

 で、C303CAをダム浸けの刑に。こんな濁った水じゃぁヤバいかなぁ……と少々心配したが、問題なし。実験当日は雨が降った翌日で、ダムの水にはかなりの泥が混ざっていた。浸けた後のC303CAにも少々泥汚れが付いたが、水で洗ったらキレイになった。


ルアーよろしくC303CAをラインの先に結んでみた。20ポンドテストくらいのラインを使えばきっと投げられたが、使っていたのは10ポンドテストラインだったので、ちょっと怖くて投げることはできなかった
(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た地獄の編集者アカザー)

濁った水に浸けてみた。が、問題なし。泥汚れがボタンの隙間に入っちゃうかも〜と思ったが、特にそういう問題も起きなかった。実験後、端末を洗ったら新品同様ピカピカに。アウトドア向けのケータイである(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た爆釣編集者アカザー)

 C303CAは、確かに水に落としても水に浸かってもヘーキな端末だ。が、ユーザーとして有り難いのは、落っことしちゃったぁ〜水に浸かっちゃったぁ〜でもC303CAだから助かったぁ〜みたいなことよりも、落とすことや沈むことに不安を抱かなくて済むということだろう。

 例えば雨の日のバス停で「あちゃ〜ケータイ落としちゃったぁヤベぇよマズいよ大丈夫かなー」となることを想像し、ケータイには危なっかしい可能性があること否定できず、ほんの少しストレスが増える。というような、電子機器につきまとう憂鬱が全然ないのである、C303CAには。フツーの腕時計からGショックに替えて海に出かけた時のような、細かい心配事がひとつ消えた気持ちよさがある。頭の片隅でいつもほんの少し思っている「ケータイは落とすとヤバいし水もヤバい」というような危うさが、パッと消えてなくなることの開放感がある。

 そうだよC303CAはすげぇタフなんだよ!! と改めて思ったわけで、そうだよどうせ竿にリールが付いてて糸の先にはC303CAが付いているんだから、ルアーみたいに投げてみよー!! と思ったが、投げた途端に糸が切れたらC303CAはダムの底なのでやめといた。ダムの底でC303CAは生きてるかもしんないが、魚に電話しても出てくれない。そのかわりルアーをたくさん投げて魚を釣っておいたので勘弁して欲しい(って何にだよ!?>俺)。

C303CA C303CAを水に浸けていたら、突如の水しぶきとともに大きなブラックバスがC303CAを食った(本格的に嘘)。タフなケータイを持って釣りなんかすると、電子機器への微妙な不安も消え、気持ちよく楽しめるのであった。ていうか単なる魚自慢写真と言えよう
(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た徹夜明け釣行編集者アカザー)



URL
  C303CA製品情報
  http://www.ido.co.jp/cdmaone/keitai/303.html

2000/04/10 00:00

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