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遊べるパーソナルコミュニケーター「ソニー mylo」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


発売前のmyloを借りてみた!!

ソニー パーソナルコミュニケーター“mylo”COM-1。11bの無線LANアクセスポイントに接続可能で、Skypeを始めとするコミュニケーションアプリ、Webブラウザ、メディアプレーヤー機能を利用できる新機軸の端末だ
 11月頭くらいに、気になる人には超気になるソニーのネットワーク系製品ことmyloを借りた。短期間の試用だったが、予想以上に愉快なハードウェアであった。なお、その時の印象等はココココにサラリと書いた。

 その後、myloはスッと返却しちゃったが、なーんかやっぱりアレはモ〜チっと触りたいなぁ、と。公衆無線LAN環境がイマヒトツでありかつSkypeユーザーもさほど目立たない日本において、myloはどーなのよ!? てな声が多かったりするわけだが、しかし、アレね、触ると、所々に“クるもの”があったんですよ。てなわけでもう少々使いたいなぁと考えていた。

 そんなところへ、発売前の最終版に近いmyloができたヨというご連絡をいただき、じゃじゃじゃ!! じゃあお願い貸してみて俺に!! と頼んでみたら拝借できた。で、わりあいジックリとmyloを触れたので、今回はmyloについてレポートをば。

 ただし今回試したのは、ほぼ完成版のmyloではあるが、まだ完全にフィックスしていないとのこと。なので、以降の記事内に出てくる写真や用語等々は発売される製品版myloと少々異なる可能性がある。なお、myloについての詳細はソニーの製品紹介ページソニースタイルのページをご参照いただきたい。


myloってナニ?

 ソニー曰く、myloは“パーソナルコミュニケーター”である、と。IEEE802.11b準拠の無線LANアダプタを内蔵する通信機器で、SkypeやGoogle Talkといった通話・チャット系アプリを内蔵し、Webブラウザとしてはフルブラウザが使える。液晶画面として2.4型・QVGA(320×240ドット)のTFTカラー液晶を搭載し、キーボードも搭載し、通話用のスピーカーとマイクなんかも内蔵している。


サイズは、幅約123×高さ約23.9×奥行き約63mmで、質量は電池を含んで約150g。携帯電話に近い携帯感だ 液晶は2.4型・QVGA(320×240ドット)表示。小さく高精細で、文字サイズによっては見づらいが、表示品位は非常に高い 液晶部を上にせり上げることで現われるキーボード。非常に小さいが、押下感は悪くない。ショートカット機能も豊富なので、使い慣れればmyloを軽快に操作できる

 要は、myloを無線LAN環境下で使うと、単体でSkypeを使いまくれる電話機&チャット端末になり、単体で使えるWebブラウザにもなる。なるほど、ポケッタブルで持ち歩けて、パソコンの前に居なくてもSkypeしたりWebを利用できたりするから、パーソナルなコミュニケーターってコトですな、と、最初は思ったんですよ俺も。

 myloを知った当初、ふーん、液晶とキーボードとSkypeとWebブラウザねえ。ケータイでよくない? あるいはPDAとかでよくない? とか思った俺。ていうか通信機能は便利そうだけど、ソニーお得意のデジカメとかは……非内蔵!? PHSデータ通信カードを入れるスロットは……無いの!? とか、徐々にmyloの目指す方向がよくわからなくなりつつ、myloそーんなに欲しくないカモ、と思い始めた“mylo未体験の俺”だった。

 が、試しに借りてみてチョコッと使い、さらに今回借りてジックリ使ってみると、ソニーが言ってる方向とはちょっとズレたところかもしれないが、myloに大きな魅力を感じた。つーか俺、コレ買います。結論から言うと、使うと楽しくオモシロいのであり、誰か知人友人にも買わせて一緒に遊びたいのであり、使っているうちに何かありそうな予感も。

 myloの主な機能はココにあるとおり、Skype利用を始めとしたコミュニケーション機能、フルブラウザによるWeb閲覧機能、音楽再生機能、静止画表示機能、動画再生機能、となる。それぞれ個別の機能てなイメージだが、実際に使ってみると、myloひとつでこれらの環境が揃うという感触。複合的なハードウェアだから当然、とは言えるが、しかし使用感や現実味が他の機器とずいぶん違うのだ。


それぞれ、音楽を再生、Webページを表示、静止画を表示しているところ。音楽再生時はジャケット表示も可能で、Webブラウザでは表示サイズを50〜150パーセントの間で調節できる。静止画はサムネイル表示、全画面表示、スライドショー表示を行なえる


 例えば、音楽を聴きながらWebページを閲覧していたら、例のアイツからSkypeにてチャットメッセージが送られてきた、ので、とりあえず通話してたら、その流れで俺の最強にカワイイねこ様動画を観たいというので送ったら、アイツはさらにカワイイねこ様静止画を送ってよこした、という一連の状況が全てmylo上で起きる。相手はPCの前でヤッてるんスけど、こちらはPCのないリビングでやれた、という感じ。

 これまではPCで行ないがちだったコトである。気に入った音楽を聴いたり、Webサイトをチェックしたり、Skypeしたり、動画や静止画を扱ったりすることは。PDAでもデキるが、myloの使用感と比べるとチト敷居高め。ケータイだと上記のようなコトはちょいと無理。サブノートならmyloよりフレキシブル&高度に行なえるが、typeUあたりじゃないと身軽さがない。何より、SkypeもWebも音楽も画像も、ポケッタブルでラク(というかテキトー)に使えちゃうmyloで“済む”という点。その気楽さと利便が俺に購入を決意させた。


Webブラウザとしてのmylo

 myloにはイロイロと機能があるが、俺的に最も多用したのがWebブラウザである。フルブラウザなので、一般的なWebページや掲示板やSNSサイトやWebメールサービス等々が使える。Web2.0系ページはちょいと無理だが、ま、フツーにネットで情報収集・軽く発信する程度なら十分ですな。

 使用感としては、画面サイズが小さく解像度もQVGAということで、PCほどは快適ではない。細かいコトを言えばページのレンダリングも(今時のPCほど)速くない。例えば画像やバナー広告が多々ありつつレイアウトが複雑なページを表示させると、十分速い通信回線を使っていてもプチ待たされ感アリ。


Webページを表示したところ。検索サービスを始めとする各種WebページをPC上と同様に利用できる。複雑な表示のページでは、レンダリング終了までにやや時間がかかるが、テキスト中心のページなら快適に利用できる。表示サイズ調整はコンテキストメニューから可能だが、キーボードのSymキーと↑↓キーの同時押しでダイレクトに調整することも可能。ページ全体を見る場合は縮小し、文字を読む場合は拡大する、てな感じで使う。


 また、ネガティブな要素を言えば、小型のわりには打ちやすいキーボードとは言え、長めのWebメール入力、URLの入力、リンクが多々あるページ上でのリンク先クリック操作(マウスではなく4方向キーを使うため)は、ちょっと面倒くさい。


小型ながら打ちやすいものの、さすがに長文を入力するのは苦しい。NumキーやSymキー、Fnキー等、特殊キーが多いが、2度押しすることで入力モードが固定される等、使いやすさは追求されている 入力モード切替はFnキーとスペースキーの同時押しで行なう。Fnキーと , キーの同時押しで、英語入力と日本語入力を一発で切り替えられたりして、使い勝手は良い 日本語入力時は先読み変換機能が働く。長文入力には適さないものの、少々のBlogエントリーや掲示板への書き込みくらいなら苦にならない。今時的携帯電話ライクな使用感だ

 のだが、ぶっちゃけ、そういう面倒よりもmyloでWebを使えるっちゅーコトのほーがデカい。便利。ラク。だから拙者はmylo予約決定!! ていうか、例えば、テレビとか見てて急に天気予報見たくなった時、何かについて考えるにつけソノ件に関してネット上ではどうなってんのかと思った時等々、今すぐWebで知りたいと思った時点でmyloが最短距離&回答となる。要は、myloの電源入れて即調べて知り得るわけですな。

 俺の場合、冬でも釣りに行きたくなるヤツだ。最近ではフライフィッシングにハマっている=真冬でも管理釣り場でトラウトちゃんと遊べるので、ぬぬぬ!! 明日の天気は!? 今すぐ直ちにピンポイントの天気予報および風の様子そしてツイデに最近の釣果を知りたい!! とかなる。

 そこでmyloの電源オン(数秒で入る)、次いでブラウザ起動&無線LAN接続(ボタンを数度押してWebページが表示されるまで数十秒って感じ!?)、そしてブックマークから目的のページを選んで情報仕入れてご満悦&釣りへの衝動が加速!! みたいな。ただし、より詳細な情報を多角的に詳しく知ろうとした場合、myloよりもマウス&大画面が使えるPCが役立ったりする。んだが、PCは据え置き感が高く、myloは常に身近に。あと、けっこー多くのケースにて、mylo上で情報を得るだけで事足りたりして。

 最初は“mylo=ピンポイント天気予報即ゲット装置”てなフィーリングで使い始めたが、すぐに多用するWeb端末になった。要はネット上にある大抵の情報・サービスが使える端末なので、路線検索サービス、駐車場検索、辞書サービス、もちろんWebメールやオークション等々、思い立った時に即アクセスできる。

 myloのWebブラウザは、情報を集めるという使い方ではなく、ちょっと情報を得たい、てな状況下での即効性がイケてるのだ。例えば毎日チラリとチェックするようなコラムあるいは編集後記程度の文章量のコンテンツなら、myloで十分楽しめる。PCの電源落とした後で「あっあのページ見るの忘れた」てな場合でも、myloで読めるからストレスがない。

 ただ、無線LAN環境前提のmyloなのであった。家や学校や職場に、自分が使える無線LAN環境が整っているのなら問題ナシ。ウォードライブで他人様の無線LAN帯域(一部割愛)いいかも!? 一方、無線LAN環境ナシの人はmyloに不向きとは言えるが、マジな話、myloを使うために無線LAN環境整えるのはアリだと思う。家庭内無線LAN環境を導入すれば、たぶん他のどれよりも積極的に使われる結果になりそうなmyloだからだ。


遊べるマルチメディアプレーヤー

 myloを使っていると、俺の場合ではあるが、3つの側面がある端末だと感じられるようになる。ひとつはWeb端末ですな。それと、場所にさほど依存せず使えるSkype端末。それからマルチメディアプレーヤー。俺的には3つの機能を持つ複合端末となるが、それぞれの機能がやんわりと連係し、mylo自体の使い方を膨らませるところが独特のおもしろさだと思う。

 意外に良かったのがマルチメディアプレーヤーとしてのmyloだ。音楽聴けて、静止画や動画を再生・閲覧できる。通話用のスピーカー+マイクとは別に、汎用(!?)のスピーカーがあるので、音楽や動画の音はそのまま聴ける(ステレオヘッドホンを接続することも可能/この場合はヘッドホンとその接続コードがイヤホンマイクの役割も果たす)。


対応ファイルが比較的に多く、Windowsのエクスプローラを使ってファイルをmyloへとダイレクトに書き込めちゃったりする、侮れない音楽再生機能。電池がよく持つので常用のミュージックプレーヤーとしての活用も現実的だろう 静止画再生。機能的にはデジカメの再生機能に及ばないが、お気に入りの写真を持ち歩き、気軽に表示して楽しめる。音楽を聴きながら写真を閲覧することもできる。表示自体は非常に美しい シンプルな動画再生機能。別売のImage Converter 3を使えば、簡単な手順で様々なフォーマットの動画をmyloへ変換・転送できる

 マルチメディアプレーヤーとして見ると、本体は携帯電話サイズで、1GBのメモリを内蔵し、メモリースティックデュオ(やPROデュオ)に対応し、スタミナ感のあるバッテリー持続時間──メーカー公称では音楽再生約45時間、動画再生約8時間、静止画再生時間は書いてナイんですけど、単体でマルチメディアプレーヤーとして使うに十分なスペックを持つ。

 mylo自体には撮影機能がなく、また、Web上のマルチメディアコンテンツをダウンロードできない(できないコトもない)ので、音楽・静止画・動画はPCから転送する(かSkypeで相手からファイル転送してもらう等する)必要がある。多くのケースで、myloに付属するユーティリティ類(mylo Image Transfer、mylo Tools、Sonic Stage等)を使い、PC上のデータをmyloに転送することになるだろう。


mylo Launcherというランチャが付属する。画面下側のボタンをクリックすると、各種ユーティリティが起動し、PC上からmyloへのファイル転送やmyloの設定等を行なえる ファイル転送用ユーティリティ、mylo Image Transferの表示。手っ取り早くmyloへ静止画を転送するのに便利だ myloの様々な機能をPC上から容易に設定・利用するユーティリティ、mylo Toolsの表示。接続先アクセスポイントの設定やブックマーク登録をPC上から行える。myloを使い始める時、一気にこのユーティリティで設定を済ませてしまうとラク。

 で、各種ファイルを転送しておくと、これがけっこー楽しい。単に、お気に入りの音楽・静止画・動画を楽しめて、また人に見せたくなるデバイスだったりもするので、入れておいたコンテンツを見せちゃったりすると、盛り上がっちゃったりする。再生時の操作感も良好っつーか単純明快なので、使えるマルチメディアプレーヤーに目新しい無線LAN機器がくっついた装置、としてmyloを吟味するのもアリだと思う。

 実際に使ってみると、プチ驚ける仕様のmyloだったりもする。てのは、ソニー製の音楽系機器なのに、ナゼか“myloはマスストレージデバイスとしてPCから認識され”て、“エクスプローラを使ってmyloのメモリ上にファイルを入れれば再生可能”だったりして、“対応ファイルはMP3とATRACとWMA”だったりもする。貴様の仕様は台湾製とかのメモリーオーディオか!! ある意味ウォークマンより便利だろうがッ!! とか微妙なツッコミを入れたくなるが、実は“かなり自由に使えるマルチメディアプレーヤー”であった。

 なお、動画を転送する場合、PSP向け(!?)としてもおなじみのImage ConverterのVer.2以降が必要になる(ケースが大半だと思う)。myloで再生可能なMPEG-4形式に変換&ドラッグドロップで転送しても良いが、Image Converterで変換&自動転送するのが手間の上でも難しいコト考えずに済むって点でもラクだ。


別売の汎用ユーティリティ、Image Converter 3の表示。静止画や動画を変換し、myloに転送することができる。静止画や動画の変換等設定を細かく行なえる。手っ取り早くmyloへの動画転送をするにはコレが非常に役立つ


 これら機能とmyloの通信機能と併用すれば、例えば、自分のmyloと誰かのmyloを直接無線接続(Ad Hoc接続)し、自分のmyloに入っているる曲を誰かと共有(つまり相手にも聴かせる)ようなこともできる。コンテンツ共有という観点では、Skypeで静止画や動画をファイル転送するのも楽しい。ヤル場合は著作権を重んじて欲しいモンであるが、相手がmyloユーザーでもPCユーザーでも、静止画や動画を(ていうかファイルなら何でも)やりとりして遊べる。また試せていないが、mylo vs myloで、このあたりの使用感も体験したい。


myloユーザーの間で何か生まれるかも?

 Skypeが使えて、Webブラウザになって、音楽・静止画・動画を再生でき、実はテキストエディタ的機能もこっそり実装しているmylo。言われてみると多機能っぽいが、考えてみれば今時それほど多機能とは言えず、また、さらに考えると各機能それぞれは決して高度な要素を備えていない。わりと単純な機能をいくつかまとめた製品とも言えよう。

 各機能が単純、というアタマで考えれば、例えば、myloのWebブラウザでGoogleMap見たいじゃん、とか、マルチメディアプレーヤー系機能があるんなら録音・撮影系の機能も欲しいよね、とか、PHS内蔵もしくはケータイと接続可能にしたら通信機器としてより便利、とか、やっぱHDD内蔵でしょ!! と演繹しがちだ。

 その方向で考えると、俺も、ふと、やっぱリナザウか? PDAか? ていうかtypeUでいいのか!? という方向になったりする。んですけど、マニアックでないフツーなスタンスで考えつつmyloを使ってみると、現在はこのmyloのスタイルがシックリ来る。

 何だかんだ言っても、やはり基本的にイージーに使えるのが安楽なんですな。簡単だからアレコレと試したくなるし、試しているうちに何か見えた来たりする。

 myloはネット端末として汎用的か? マルチメディアプレーヤーとして汎用的か? なんて考えると機能的に心細くなる部分はある。が、実際使ってみると、それぞれの機能をどう使うか楽しむか、という状況となり、これ自体がおもしろかったりする。汎用性と愉快さは別モンなんですな。myloを使うと、ユーザーの個性が反映されるというか、ユーザー独自の使用スタンスが見えるというか、こう使おう、ああ使おうというヴィジョンが出てきやすい端末だと感じるのだ。

 あるいは、それぞれのユーザーの使い方から、何か新しい文化めいたものが出てくるのかも!? とも思う。何かの集いにはmyloがお約束のコミュニケーターになるとか、ソチラ方面の人々はmyloにより熱くなるとか……この“何か”とか“ソチラ”とかは、myloユーザーがある程度増えてみないと想像がつかないんですけどネ。

 もちろん機能的にも楽しめるし役立つmyloではある。が、なんつーか最近のデジタルガジェットの閉塞感というか凡庸さとは違うワクワク感がある尖ったハードウェアなので、コイツを一発買って遊んじゃいつつ、未体験ゾーンに入れたら大興奮かも!! と勢いづいている俺なのであった。



URL
  ソニー「mylo」製品情報
  http://www.sony.jp/products/Consumer/Mylo/

2006/12/11 15:20

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