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サングラスにデジカメとMP3プレーヤーを内蔵!
「aigo Camera sunglasses MP3 F566+」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


デジカメ・MP3プレーヤー内蔵サングラス

 おっ、コレおもしろそ〜!! とか思ってポチッとしたのがaigoのCamera sunglasses MP3 F566+。サングラスにデジカメとMP3プレーヤーが内蔵されているというガジェットだ。


中国PC周辺機器ブランドaigo製のCamera sunglasses MP3 F566+本体。サングラスにデジカメとMP3プレーヤーを内蔵したガジェットなのだ。日本ではOTAS(株)が販売する。直販価格は1万2800円

 Camera sunglasses MP3 F566+(以下、F566+)は、同社のiSonic MP3 sunglassesの新型的な位置付け。iSonic MP3 sunglassesは、MP3プレーヤーとボイスレコーダーを内蔵したサングラスだったが、このF566+にはデジカメ機能が加わった。が、iSonic MP3 sunglassesにあった録音機能は省かれているようだ。

 でまあ、購入直後チョチョッと使ってみたら、便利というより何だかオモシロかったので、今回はF566+の機能・使用感についてレポートしてみたい。


偏光レンズ採用でスポーティ

 F566+は、デジカメ・MP3プレーヤー内蔵サングラスなんですけど、まずサングラスとして特徴的なのは、外観とレンズ。外観は、若い人向けっつーかカッコイイ系っていうか、スポーティーなデザインだ。また、レンズ部分はUVカットコートが施された偏光グラス(樹脂製)が採用されている。


ツルのこめかみに当たる部分が若干太くなっている他は、スポーツやレジャーに合いそうな外観のサングラスだ ブラウンのUVカット・偏光グラスを採用。水面の乱反射等が押さえられて、対象をクリアに見られる。交換レンズとして透明のレンズが付属する 付属品は、専用ケース、USB接続ケーブル、ワイヤレスリモコン、リモコン用ストラップ、交換用透明レンズ、レンズクロス、説明書等となる。一式を専用ケースに収められる

 偏光レンズなんで、例えば釣りなんかしても水面の反射が抑えられて、水中が良く見えたりする。同様に、多くのモノの表面の乱反射が抑えられるので、色が新鮮に見えたり、空に浮かぶ雲がより立体的に見えたりも。ただ、比較的に高価なガラス製偏光レンズを採用したサングラスよりは、その効果が薄いように感じる。

 装着感は、ユーザーの顔の幅や鼻の高さによってずいぶん変わると思うが、拙者的にはフツーに違和感なく装着できた。また、様々な機能があるわりには本体が約45gと軽量。軽量金属フレーム・ガラスレンズ採用のサングラスみたいな軽さですな。多機能だから重いとかボテッとした装着感ってことはなかった。

 なお、レンズ部は跳ね上げることができる。また、イヤホン(音楽や操作音を聞くために必要/本体直づけ)はツルの部分に固定することができる。


レンズ部は跳ね上げることができる 本体から伸びるイヤホンはツルの最後端に固定可能だ

 個人的に「?」だったのは、付属の交換用レンズが透明であること。風やホコリから目を守るためには良さそうだが、ん〜、グレーの偏光レンズを交換用として付けてくれたりしたほーが嬉しいですな。

 本体はマットな質感のプラスチック製で、その軽さからチャチさをイメージしてしまう。が、細部の作りもシッカリしていて、マトモな感じ。このテのガジェットにありがちなチープさは感じられない。


遊べるかも!? のデジカメ機能

 F566+は、MP3プレーヤーとしての機能と、デジカメとしての機能を持つ。このサングラスを装着すれば、音楽プレーヤーやデジカメがなくても、音楽聴いたり写真撮ったりできるわけだ。なお、音楽ファイルや撮影画像の保存用および汎用として、本体内には2GBのフラッシュメモリが内蔵されている。


ツルの左右根本部分にデジカメ機能やMP3プレーヤー機能を実現するためのデバイスが詰め込まれている。ステレオイヤホンは直づけ式で取り外せない 左右のコメカミに当たる部分の上側には、操作のためのボタンがある 電源は内蔵のリチウムイオンバッテリー。充電はUSBバスパワーで行なう。USBコネクタ部は左側下部にある

 これら機能のための電源は、内蔵のリチウムイオンバッテリーである。充電はUSBケーブル経由(USBバスパワーから)行ない、フルチャージまで最大約2時間かかる。フルチャージからの使用時間は、音楽再生のみなら約6時間、写真撮影のみなら(1分に10枚撮った場合で)約2時間となっている。
 で、まずは写真を撮ってみた。F566+の右側には130万画素のカメラが内蔵されており、1280×1024ピクセルのJPEG静止画を撮ることができる。撮影方法は、本体の電源を入れ、付属ワイヤレスリモコンの撮影ボタンを(やや長く)押すだけだ。


本体の右側・正面から見て左側にカメラが内蔵されている。画素数は130万 付属のリモコン。500円玉程度のサイズで、中央にシャッターボタンが備わっている。音楽の再生・ポーズを行なうこともできる リモコンはボタン電池で動作するが、電池交換はけっこータイヘンそう。本体のネジ(3つ)を開いても、内部でも3つのネジにより電池が固定されていた

 撮影動作を示す音声は、イヤホンから聞こえてくる(イヤホン以外では聞けない)。「ピッ」という音で撮影動作開始。次の「ポッ」という音で露出決定〜撮影が行なわれ、最後に「ピッ」と音がすれば撮影は成功。最後の音が「ピピッ」なら撮影失敗となる。撮影開始〜終了までに数秒かかるので、今時的デジカメのようにクイックかつテンポよく撮るのは難しい。なお、撮影結果は以下のとおりだ。






かなりクセのある画質ですな。ホワイトバランスも……。遊べるハードウェアではあるが、画質はネタ的であり余興的とも言えて、コメントしづらいものがある。


 画質に関して、ニャニャニャ!! ニャんか昔のデジカメみたい〜!! とか思って脱力した俺であった。味があると言えば、そうかもしれないこの画質。ある程度慣れてもマトモなフレーミングができないF566+だが、逆に、思わぬ画像が得られて愉快と言えばそうかも。しかし、画質に関しては、今時のケータイのほーがずっとイイですな。

 ただ、サングラスに内蔵された超小型カメラを、ワイヤレスリモコンで操作し、静止画を撮れる、ってコトにある種の新鮮味がある。これで動画なんか撮れたりしたらさらに愉快かもしれない。けど、決してこのデジカメ機能を悪用しちゃダメですヨ!! 盗撮は犯罪である。

 ちなみに、撮影した写真は前述のとおり本体内のフラッシュメモリに蓄えられる。1枚あたり100KB程度なので、2GBの容量にスゲく多量の写真が保存されることになる。F566+→PCへの画像転送は、USB接続(F566+は外付けディスクとして認識される)で行なう。なお、画像にはExifデータ等は付加されない。


気楽に使えるMP3プレーヤー機能

 それからF566+のMP3プレーヤー機能。PCとF566+をUSB接続し、F566+内のフラッシュメモリに音楽ファイルをコピーすれば、サングラスがポータブルオーディオプレーヤーになるヨ、という機能だ。再生可能なファイル形式はMP3(32〜320kbps)とWMA(5〜256kbps)となっている。

 操作は単純で、コメカミに当たる部分の上部に操作ボタンがある。左側のボタンで音楽の再生やポーズを、右側のボタンで曲の送り戻しやボリューム調整を行なえる。曲の再生やポーズは付属ワイヤレスリモコンでも行なえる。

 でまあ、これ以上の複雑な操作は行なえない。シャッフル再生とか、フォルダを選択しての再生等には対応しておらず、本体内にコピーした音楽を再生・停止・送り戻しする程度の機能しか持たないプレーヤーなのだ。

 なお、ファイルの再生順は、フォルダ名・ファイル名順となっているようだ。例えば、フォルダ名がそれぞれ「A」「B」というフォルダがあり、そのフォルダの両方に「1.MP3」というファイルがあれば、「Aフォルダの1.MP3」→「Bフォルダの1.MP3」という順に再生されるようである。


F566+をPCと接続したところ。F566+内のフラッシュメモリはリムーバブルディスクとして認識される。Musicという名のフォルダは拙者が作った音楽用フォルダ FILES000というフォルダには、F566+で撮った写真が自動的に保存される。フラッシュメモリ内でのタイムスタンプは、ナゼか2008年02月01日に固定だ Musicフォルダ内にテキトーに曲をコピーしてみた。実は、F566というフォルダ内にサンプル曲が入っている。ので、再生順は、F566フォルダ内のファイル(ファイル名順)→Musicフォルダ内のファイル(ファイル名順)となる

 音質については、まあ、こういう製品はこんなモンじゃないだろうか、という印象。恐らく、高品位なヘッドホンを使っている人にとっては、低音も高音もキレやヌケに欠けるし、解像感がイマヒトツってゅーか濁り気味の音だし、曲によっては高音割れたりしてるかも!? という印象になりそう。

 だが、聴くに堪えないってホドではなく、高品位イヤホンに比べたら音悪いよネって感じで、屋外で何かしながらのBGMとして聴くなら大した問題にならないと思う。ジックリ聴き込む、というスタンスでなければ、フツーに音楽を楽しめますヨ。

 良かったのは、サングラス=音楽プレーヤーという軽快さと、サングラスのツルの部分からイヤホンが出ているというシンプルさ。サングラスかけるだけで音楽聴ける環境整っちゃうというのがナイスだ。

 プレーヤーをポケットに入れ、そこからイヤホンのコード引き出して、とかいうウザさが全然ない。機能面・音質面はさらにブラッシュアップして欲しいところだが、この軽快さは意外なほど快適で、ホントに気軽に音楽を楽しめる製品だと思う。

 てなわけで、F566+、拙者的にはデジカメ機能は「ちょっとオモシロがれるし話のタネにもなる一機能」だと感じる。オマケ的お遊び機能、みたいな。

 一方、サングラスに音楽プレーヤーを内蔵はアリですな。実にアリ。イヤホン直づけ=音質にこだわれない、とか、プレーヤーとしての機能が地味とか、サングラスのデザインがヒトツだけとか、いくつか残念な点はある。が、逆にこのあたりを改善すれば超多くの人にマジ便利がられる高機能サングラスになりそうだ。F566+の今後の進化に注目していきたいゼ!! と思う。



URL
  aigo「Camera sunglasses MP3 F566+」製品情報
  http://www.otaskk.com/product/pg90.html

2008/06/16 13:51

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