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第252回:OMAP2 とは
大和 哲 大和 哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月、Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来、パソコン誌にて初歩のプログラミング、HTML、CGI、インターネットプロトコルなどの解説記事、インターネット関連のQ&A、ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら
(イラスト : 高橋哲史)


N902iなどには「OMAP2420」が搭載されている
 「OMAP2」は、米テキサス・インスツルメンツ(TI)が開発した、携帯電話向けのアーキテクチャです。これまで提供されてきた「OMAP」の後を継ぐアーキテクチャということになります。

 「OMAP」は、同じくTIによる携帯電話などワイヤレス製品向けのアーキテクチャで、その名称は、「Open Multimedia Application Platform」を略したものです。

 従来のOMAPは、ARM9互換のコアに、TI製のDSP(Digital Signal Processor、デジタルシグナルプロセッサ)を組み合わせ、高い処理能力と低消費電力を実現したアプリケーションプロセッサでした。

 一方、OMAP2は、ARM11互換で330〜1GHzというハイパフォーマンスなコアを採用し、従来のOMAPとの互換性を保ちながらHi-Fi 3Dオーディオ、600万画素以上のカメラ機能、DVD画質のビデオ撮影・再生、アナログ・デジタルテレビ放送など、大量のデジタルデータを扱うことも可能なアプリケーションプロセッサを実現できるアーキテクチャとなりました。

 TI製のDSPは、従前から欧米製のGSM携帯電話によく採用されていたこともあり、OMAPシリーズも欧米の携帯電話で高いシェアを持っています。同社では、「現在まで全世界で400種類以上の携帯電話がOMAPアプリケーションプロセッサを搭載した」と発表しています。

 OMAP2アーキテクチャを採用したアプリケーションプロセッサとしては、現在、「OMAP2420」などの製品が携帯電話メーカーに提供されています。また、2420の後継モデルとなる「OMAP2430」、ワンチップにモデム機能やアプリケーションプロセッサを統合した「OMAPV2230」も発表されています。

 「OMAP2420」は、OMAP2アークテクチャを採用し、データキャッシュ32KB・命令キャッシュ32KB・330MHz駆動のARM1136コアと、220MHz駆動のDSP、グラフィックアクセラレータ、IVA(Imaging Video Accelerator)、5Mbitのビデオメモリを組み合わせ、90nmプロセスで製造されたアプリケーションプロセッサです。これまでのアプリケーションプロセッサと比較して、非常にマルチメディア関連の性能が強化されているのが特徴で、毎秒最高2メガポリゴンの描画が可能という高速なビデオ描画機能、ビデオのエンコード/デコードはVGAサイズで30fpsの動画を扱うことができる、とされています。

 また、「OMAP2430」は、IVA2を搭載しており、OMAP2420と比較すると、動画処理で約4倍、画像処理でも約1.5倍の性能を実現しているというプロセッサです。MPEG-4などで採用されている、Windows Media Video 9 ベースのコーデック「VC-1」ではDVD解像度で、「H.264」などではVGAサイズで最大30fpsの再生が可能であるとされています。

 日本の携帯電話では、NTTドコモのFOMA端末「F2051」や「N901i」などでOMAPが採用されてきましたが、902iシリーズには「OMAP2420」が採用されています。



URL
  OMAPプラットフォーム(日本TI)
  http://www.tij.co.jp/jsc/docs/solution/wireless/omapsoft.htm

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(大和 哲)
2005/12/01 13:25

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