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「J-DN02」の「まめぞう」で遊ぼう!
法林岳之 法林岳之
1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、メール端末、PDAまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindows XP基本編」「できるADSL フレッツ・ADSL対応」「できるZaurus」「できるVAIO Windows XP版」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。iモード用EZweb用J-スカイ用、H"LINK用(//www.hourin.com/H/index.txt)を提供。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。


J-スカイウェブ対応端末第二弾

 『J-DN02』 サイズ:40(W)×127(H)×19(D)mm、79g。丸みを帯びた左右非対称デザインを採用。フロストホワイトとプレシャスピンクの2種類をラインアップ。
 J-フォンが提供する「J-スカイウェブ」は、4月1日から全国サービスを開始した。対応端末は今のところ、昨年末の発売以来、好調な売れ行きを記録しているシャープ製「J-SH02」、そして今回紹介する「J-DN02」の2機種だ。地域によって若干、発売時期に差はあるが、製品を試用することができたので、レポートをお伝えしよう。


デンソーと言えば!?

 デンソーのケータイのキャラクター「まめぞう」くん。待受画面などでいろいろと語りかけてくる。
 J-DN01を製造するデンソーは、今から50年以上前、トヨタ自動車から日本電装という社名で独立したメーカーだ。カーエアコンやプラグなどの自動車部品ではおなじみのメーカーで、モータースポーツファンには数々のレーシングチームをスポンサードしてきたことでも知られている。デンソーは携帯電話市場にはそれほど数多くの製品を供給していないが、携帯電話の原型でもある自動車電話では市場をリードし、高いシェアを獲得している。クルマに興味のない人たちにはちょっとおカタいイメージもなくはないのだが、J-DN02はそんなイメージとは少し違った楽しいケータイだ。

 デンソーのケータイでおなじみなのが「まめぞう」くんだ。まめぞうは同社の携帯電話のイメージキャラクターで、シンプルながらも味のあるキャラクターとして、根強いファンを獲得している。従来機種の「J-DN01」などでも採用されていたが、今回もケータイの液晶画面の中でまめぞうが活躍している。待受状態のときや着信のとき、メールが届いたときなど、さまざまなシーンにまめぞうが登場し、その場を盛り上げてくれるのだ。余談だが、筆者の知人の女性で、まめぞうが気に入ってしまったがために、最新機種への買い換えを躊躇しているという人もいた。きっと彼女も今回のJ-DN02を心待ちにしていたはずだ。


タッチセンサーは便利!

 本体側面のシルバーの部分がタッチセンサー。ここに手を触れているときは、誤動作防止が一時的に解除される。
 J-DN02の外見はあまり派手ではない。ボディカラーはフロストホワイトとプレシャスピンクの2種類がラインアップされているが、ピンクは色がやや薄めで、「ほんのり桜色」といった感じだ。個人的にはもう少しインパクトのあるカラーも見たかった気がする。

 ボタン類は中央左上に位置する楕円のマルチファンクションキーをアクセントに、その右横に「S(エス)」ボタンと「クリア」ボタン、下に「発話」ボタンと「終了」ボタン、「F/文字」ボタンが並ぶ。これらのうち、意外に良く使うのが「S」ボタンだ。「S」ボタンは設定した内容や入力した内容を決定するときに利用するほか、待受画面で一度押すとJ-スカイウォーカーの画面、長押しにするとJ-スカイウェブのアクセス画面に切り替えるときなどにも利用する。J-DN02を操作するポイントは、このキーにあると言えそうだ。

 ところで、読者のみなさんはいつもどんな状態でケータイをカバンや上着のポケットなどに入れているだろうか。筆者は誤操作を避けるため、いつも誤動作防止状態に設定して持ち歩いている。ところが、誤動作防止状態にしていると、急に操作をしたいときに解除に手間取ったり、解除したつもりがまたロックしてしまったなんていうことが多い。そこで、J-DN02では本体左右にあるタッチセンサーに手で触れることにより、一時的に誤動作防止状態のロックを解除する機能が搭載されている。もちろん、手を離せば、再び自動的に誤動作防止状態に入る。つまり、手でJ-DN02を握るように持って操作し、上着のポケットなどに戻せば、誤動作防止状態に戻るというワケ。これはなかなか便利な機能だ。


 液晶ディスプレイは全角8文字×7行表示が可能。視認性はなかなか良好。
 液晶ディスプレイは最大全角8文字×7行表示が可能なモノクロ液晶で、4階調表示に対応する。待受画面では前述のまめぞうが待ちかまえている。待受画面中に「終了」ボタンを2回押せば、まめぞうの独り言が聞けたり(読めたり)、それぞれの季節や月ごとにさまざまなアニメーションを楽しむことができる。

 文字入力では「.ne.jp」「.co.jp」「.com」「www.」「http://」「.html」などもカンタンに入力でき、その他の記号類も入力しやすい。カット&ペーストの機能も搭載している。Eメールの作成画面では半角カナが入力できないようになっており、半角カナを貼り付けたときは自動的に全角カナに置き換えられる。ユーザー辞書は最大20件まで登録することが可能だ。もちろん、メール作成時はアドレス帳に登録されたデータが参照でき、受信メールのメールアドレスをアドレス帳に登録することもできる。ちなみに、アドレス帳は名前、電話番号、メールアドレスに加え、スカイメールのためのPINコードも登録可能だ。

 着信音は10パターン、10メロディが標準で搭載されており、音声・メール・スカイウェブ・自動配信で個別の着信音を設定することができる。J-フォン各社で提供されている「スカイメロディスーパーハーモニー」にも対応しているが、ダウンロードしたメロディなどのオリジナルメロディは、専用の登録エリアがないため、標準登録されているメロディに上書き保存しなければならない。ちなみに、オリジナルメロディは最大196音まで入力でき、16分・8分・付点8分・4分・付点4分・2分・付点2分・全符に加え、3連符も入力できる。テンポは150・125・107・94の4段階が設定可能だ。また、マナーモードは音声・メール・スカイウェブ・自動配信・ボタン確認音などを個別にカスタマイズできる。


お楽しみは「まめぞう」

 さて、J-DN02最大の特長と言えば、やっぱり「まめぞう」だ。まめぞうは待受画面などに登場するだけでなく、まめぞうで遊ぶためのメニューが別途用意されている。友だちに質問したり、伝えにくいことをまめぞうが代わりにやってくれる「まめネット」、順位決めやカラオケの選曲、罰ゲーム選びをしてくれる「まめのお告げ」、誕生日を設定し、バイオリズムで占う「まめぞう占い」、2人の誕生日と血液型で相性を占う「ラブリンまめりん」、J-DN02同士で利用できる「アニメdeメール」の選択アニメーションが増える「ペア登録」、そして「まめぞう」を鍛えることができる「まめ道場」といった具合いだ。

 詳しい内容はデンソーのホームページのアミューズメント機能紹介のところを参照していただきたいのだが、とにかくケータイ本体のみで、これだけのひとつのキャラクターにこだわり、遊びの要素を追求しているのはなかなかスゴいことかもしれない。

 J-DN02では、さらにユーザー向けに「まめワールド」というホームページも開設している。まめワールドではまめぞうが住む架空の世界で起きる出来事やイベントが紹介されており、ユーザーもイベントなどに参加できるようになっている。J-スカイウェブ対応ページも用意されており、J-DN02からもカンタンにアクセスすることが可能だ。

 まめワールドでは今のところ、まめスクールなるものが開設されており、「音楽」と「美術」のコーナーが用意されている。これはユーザーが作成した着信メロディや待受画面を募集するイベントで、応募された作品は掲示板に掲載され、ユーザーは自由にそれらの画像やメロディを楽しむことができる。毎月1回、審査も行なわれ、入賞者には「お礼の品」(アニメdeメール)が送られるそうだ。携帯電話の業界でメーカー自身がユーザー参加型のイベントが提供する例は非常に少なく、デンソーの製品とキャラクターに対する思い入れの強さが伝わってくる。


 J-DN02に用意されているアミューズメント機能。意外に遊べる。6番の「まめ道場」では「まめ仙人」からさまざまな試練が与えられる(笑)。  「まめぞう占い」は女性にオススメ。男が持って、これを話のネタに近づくという説も……。  「まめワールド」はJ-DN02ユーザーのためのページ。J-スカイウェブとPCの両方でアクセスすることが可能。

J-DN02は買い?

 充電器は一般的なスタンド型。ただし、電源部を内蔵しているので、ケーブルの先はコンセントのみ。ACアダプタのように、邪魔にならないのがいい。
 さて、いつものように、最後に独断と偏見で『買い』の診断をしてみよう。まず、J-DN02はJ-スカイサービスに対応した2機種目の端末だ。1機種目は最初でも触れたように、ベストセラーとなったJ-SH02だ。J-SH02に比べ、液晶ディスプレイがカラーではないことがマイナスポイントになるが、J-スカイサービスの使い勝手はJ-DN02が勝っている面も少なくない。デザインについては賛否両論があるが、個人的には「ボディカラーが違えば、持ってみたいかも……」と感じさせてくれた。

 しかし、それ以上に評価したいのが「まめぞう」の存在だ(笑)。ポストペットのように、キャラクターそのものにインパクトがあるわけではないが、使っていて思わず微笑んでしまったり、何となく楽しい気分にさせてくれることは確かだ。ただ、残念ながら、この楽しさは店頭に置かれているモックアップでは体験できない。展示会などで実機を見るチャンスがあれば、一度は手に取ってもらいたい。J-DN01は「他人と同じケータイは持ちたくないし、ちょっと遊び心も欲しいし……」なんていう人なら、要チェックのケータイと言えそうだ。



URL
  J-DN02製品情報(J-フォン東京)
  http://www.j-phone-tokyo.com/p_and_s/products/be/htmls/jdn02.htm


■URL
・J-DN02製品情報(J-フォン東京)
http://www.j-phone-tokyo.com/p_and_s/products/be/htmls/jdn02.htm
・J-DN02ニュースリリース(J-フォン東京)
http://www.j-phone-tokyo.com/company/n/000124_3.htm
・J-DN02製品情報(デンソー)
http://www.denso.co.jp/MOBILE/phone/j-dn02/index.html
・まめワールド
http://www.mamezo.com/



(法林岳之)
2000/04/11 00:00

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