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最強に強まったカーソル追従性! 「ロジクールMX-1000」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


たぶん最強、ロジクールMX-1000

 ホントに9月なのってほど暑くてしょうがねえ9月2日に、俺を非常に熱くさせる可能性が実に高そうな新型マウスがロジクールから発表された。マウスにこだわる方なら既にご存じor購入済みのMX1000 Laser Cordless MouseことMX-1000である。

 MX-1000が発表された瞬間、即、購入を決めた俺である。何しろ今度のはレーザー!! しかもチルト!! 製品として物凄く攻撃的(!?)であると同時に、何はともあれレーザーって点に興味津々。早く発売されれ!! そのレーザーってのを体感させれ!!

 と思っていたら、ロジクールから挑戦状っていうか挑戦実機が貸し出された。「今度凄いの出すから使ってみなはれ」的に、発売前のMX-1000が送られてきたのでありラッキーであり早速試用であり試すぜ試すぜ試して死ぬぜーッ、てな心意気の9月半ばであった。

 んで、試してスグに、俺はMX-1000を発売日に2台購入すると決意した。ていうか決意せざるを得なかった。ていうか決意さしてくれ予備まで買わせてくれと叫ばざるを得なかった。ていうかなんかもー好き好き大好きMX-1000〜といったモードに入ってしまった。

 結論から言えば、MX-1000はその性能と機能そして使用感のバランスにおいて、最強に強まったマウスだと思う。わりあい多くの人にとってはオーバースペックのマウスになるかもしれないが、マウスにこだわる人は絶対にコレを体験すべき、みたいな製品だ。



現時点で恐らく最高のカーソル追従性を持つと思われる“最強マウス”ことロジクールMX-1000。またその使用感も非常に良いと感じられた。お値段は実売価格で9千円少々するが、代価分以上の性能があるよーに思われる。


従来品と比較する……のは従来品がかわいそう

 MX-1000の概要や技術的特徴に関してはロジクールのプレスリリース製品紹介ページをご覧いただくとして、ていうか細かい話は省いちゃって、とにかく俺が感じた性能や使用感をガシガシ書いていきたい。

 MX-1000を使い始めて一カ月半が経過した今でもなお痛感するのは、そのカーソル追従性の良さだ。1ドット単位でのカーソル移動を労せずヤレる。微細なカーソル移動を行なう時にカーソルが微妙に震えたりズレたりすることもない。またズバッと一気に動かしても、動かしている途中でカーソルが飛ぶ(ワープする!?)ことや、高速で動かすたびにカーソルの移動距離が少々異なるようなこともない。カーソル操作時の追従性、正確さ、ストレスのなさには文句なしである。

 驚くべきは、そのカーソル追従性が、マウスパッド上でも紙の上で机上でも、どこでマウスを使っても発揮されるっつーコトである。マウスを動かす面が、透明〜半透明や鏡面〜強い光沢面でなければ、ほとんどの面上でMX-1000を使える。一応使える、じゃなくて、ガツンとしっかり使えるのだ。MX-1000のカーソル追従性の良さ(っていうか緻密さ)と、使用面を選ばない光学式マウスとしての強靱さで、俺は即座に2台買いモードなのであった。

 個人的に嬉しいのは、俺の環境においてホントにマウスパッドが不要になったということ。ウチの仕事場の机、表面が比較的にツルツルしている(けど光沢面ではない=若干マット気味の)真っ白な樹脂素材なんスけど、この机面でマトモに動く光学式マウスってのは皆無に近かった。が、MX-1000は完璧に動作する。やっとマウスパッドとオサラバ!! マウスを使い始めて十年以上、何だかんだ言っても結局マウスってマウスパッド上で使うのが便利&快適だったが、マウスパッドってなんかプチ邪魔だし意外にマウス操作の邪魔になったりして、キライだったんスよね〜。


 話を戻そう。MX-1000はウチの“光学式マウスの鬼門的仕事机”の上でもキッチリ仕事してくれるわけだが、知り合いの編集者の白い机の上ではうまく動かないのだそうだ。材質表面の違いでちゃんと動かないケースもあるんですな。

 それから、MX-1000を使い始めて一カ月程度経過した頃、ウチの白い机の上でもMX-1000がうまく動かなくなった。カーソルが引っかかるようになったのだ。そのカーソル動作から「ややや、コレは以前、MX-700で感じたアレと同じ!!」と思い、不調の原因=レシーバ・マウス間の通信が何らかのノイズ的電波により妨害されている、と考えた。が、それは違い。結局、白い机の上でMX-1000を一カ月程も動かし続けていたことからくる現象が原因であった。

 つまりですね、白い樹脂の上でMX-1000を何往復もさせまくっていたら、その樹脂表面にツヤが出てきちゃったわけなんですよ。パッと見では気づかない程度の光沢なのだが、机面の水平近くに視線を置くと、あらちょっとツヤ出てますな、とわかる感じ。で、MX-1000はその微妙なツヤに邪魔され、カーソル追従性を発揮できなかったもよう。

 その微妙なツヤをアルコールで拭き取ったら、問題なくMX-1000が動作するようになった。思うに、恐らく、MX-1000の裏の樹脂足の素材が、ウチの机の樹脂面に擦り取られて、光沢が出たのであろー、と。あぁMX-1000の樹脂足よりもウチの机面素材の方が強靱で良かった───机面素材のほーが弱かったら拭いただけじゃ問題解決しなかった&机面を耐水ペーパーとかで処理する必要が出ていて面倒と言えよう。

 細かいコトを考えれば、人間の目じゃぁイマイチ見えないくらいの光沢にも反応(というか誤動作)するMX-1000は、ある意味神経質なマウスかもしれない。けれど、従来の光学式マウスと比べると、その神経質さはミクロなレベル。極めて高いカーソル追従性を体験しているからこそ、やっと発見できるような繊細な誤動作と言えよう。ていうかウチの白い机の上で、フツーの光学式マウスをズババッと早く動かしたりしたら、カーソルなんざぁワープしまくりなのである。従来型光学式マウスと比べたら、MX-1000のカーソル追従性は圧倒的にスムーズで緻密と言える。

 ちなみに、後に比較対象として多く出てくるMX-700とかと比べると、MX-1000は省電力のため頻繁に動作モードがスリープとかスタンバイとか何て呼ぶんだか知らない休憩モードに入るようだ。しかし、そのお休みモードからパッと動かした時のカーソル追従性も非常に良い。しばらく動かさなかった直後の使い始めにも、キッチリとカーソルの立ち上がりがイイという点についても好感触だ。


よくまとまったボタン類

 あのですね、俺とかはですね、結局ですね、カーソル追従性に関してはMX-1000を上回るコンシューマ製品を知らない。MX-1000最高!! レーザー最強!! みたいな感じ。だが、マウスってのはカーソル追従性だけが全てではない。カーソル追従性が良くても、マウスとしての使い勝手が悪くちゃぁイカンのであり疲れるのでありイラついてきたりもするのだ。

 その点、MX-1000はどうかと言えば、俺においては現在最も使いやすい多機能(多ボタン)マウスだと感じている。……正直言えば、本体サイズが、これよりもほんの少し小さければもっとイイ感じかも!? とは思うのだが、しかし、前述のカーソル追従性に加え、多機能マウスとしての機能・使用感があり、これらのバランスにおいて、MX-1000以上のモノってあるの? と思うわけだ。

 さておき、MX-1000の使用感について、かつては俺の中で「最強のマウス!!」であったロジクールMX-700と比較しつつ述べてみたい。そうするのは、俺におけるMX-1000が“かのMX-700”をサクッと軽々追い越してしまったマウスだからであり、MX-1000がMX-700直系の新型として非常によく改良されていると感じるからだ。

 MX-1000とMX-700を比べると、外観・ボタン位置ともにけっこー大きく変わっている。デザインはMX-1000の方が少々クール!? まあそのあたりは好きずきだと思うが、ボタン配置に関しMX-1000はすげー良くなっているように感じる。


左がMX-1000、右がMX-700。デザインの大幅な変更とともに、思い切ったボタン位置の変更も施されている。


 まず非常に好印象なのが、MX-1000の左側にある3つのボタンだ。ぶっちゃけ、MX-700のボタンよりもずいぶん使いやすくなったと感じる。まず[進む]と[戻る]のボタンを親指に引っ掛けやすくなり、かつ、間隔も若干狭まり、違和感なく扱えるキモチ。また、そのふたつのボタンの間に[アプリケーションスイッチ]が配置されたことが有り難い。


MX-1000の左側にある[進む]、[アプリケーションスイッチ]、[戻る]の3つのボタン類。MX-700と比べると、[進む]と[戻る]のボタンの間隔が小さめになり、指に引っ掛かりやすくなったので扱いやすい。また、使う人はけっこー使う[アプリケーションスイッチ]がその中央にあるため、このスイッチで起動中のアプリケーション一覧を表示させ、その中のひとつをホイールによって選ぶという操作がスムーズになった。


 [アプリケーションスイッチ]は、押すと現在起動中のアプリケーション(およびそれぞれのウィンドウ)が一覧され、ホイールでそのうちのひとつを選べば、そのアプリなりウィンドウなりをアクティブにできるという機能ボタンだ。要は、マウスのボタン操作のみで、目的のアプリやウィンドウにアクセスできる───カーソルをタスクバーに移動してやる必要すらない便利機能である。

 MX-700の[アプリケーションスイッチ]は、ホイールの手前にあった。まあこのボタンがあるだけで便利だと感じていた拙者だったが、MX-1000を使ってみたら、なるほどそうか、MX-1000の[アプリケーションスイッチ]は改良だ、と感じた。

 てのは、よく考えてみたら、MX-700の[アプリケーションスイッチ]を使うときって、ホイールを動かす指がかなり動いたっていうか泳いだっていうかせわしなかったんですな。指を折り曲げるようにして[アプリケーションスイッチ]を押し、次いで、その指をホイールまで伸ばしてアプリを選んでいた。まあ慣れればスムーズな操作だが、MX-1000での操作は格段にスムーズなのだ。

 MX-1000の場合、[アプリケーションスイッチ]が本体左側にあるので、それを親指で押せる。次いで、親指じゃなくてホイールを動かす指でアプリを選択。てなわけで、指が泳ぐよーなコトがなく、アプリ等を切り替えまくれるのだ。このスムーズさは新しい感覚であり、慣れるとMX-700を不便に感じてしまう。

 それから、これはMX-700からの仕様変更になるわけだが、チルトホイールに関して。回せて押せるだけじゃなくて、横に倒すと画面横スクロールができたりする機能ですな。……コレってマイクロソフトの特許とかじゃなかったのか〜などとよくわからなくなってきた俺だが、ホイール操作のみで横スクロールができるのは、やはり便利である。

 チルトホイールは便利だと思うが、残念なのは横スクロールが段階的になること。縦スクロールはホイール操作でスムーズ&滑らか(に設定可能)なんですな。けれど、チルトに関しては一定間隔でカクカクとスクロールする感じ(にしか設定できない)。ハードウェア的にそーゆーふーにしか動かせないってのは何となくわかるが、縦は滑らか・横は若干ガクガクなホイール使用感には少々違和感が残る。横にも滑らか(というか細かい移動間隔で)スクロールするよーな機構を編み出して欲しかったカモ。チルトトラックボール……とか!? 不便かしら?


縦スクロールも横スクロールもホイール操作だけで行なえるチルトホイール。[クルーズアップ]や[クルーズダウン]のボタンも指への引っ掛かりがよく、軽快に使えるようになっている。また、これらのボタンが一箇所に集中するように配置されたことで、ホイールを動かす指が泳がず慌てずで快適だ。


 まあチルトホイールに関しては、今後のさらなる好感触化を待つとして、MX-700と比べてこれまた非常に使いやすくなったのが[クルーズアップ]と[クルーズダウン]のボタンだ。ページを高速で上や下にスクロールするためのボタンですな。

 MX-700では、これらのボタンが小さく、またその間隔も広く、さらに前述の[アプリケーションスイッチ]と押し間違えがちだった(俺の場合ですけど)。MX-1000では、これらボタンの指への引っ掛かりが良くなり、間隔も適度に狭まり、前述のとおり[アプリケーションスイッチ]が左側に移動したこともあり、非常に使いやすくなった。

 ちなみに、MX-700と比較すると、ホイール自体の滑らかさや、ドライバソフトウェアを含めたホイール動作感度もずいぶん高まっているMX-1000。チルトが付いた上に、ボタン位置・操作感とも高まっているわけだ。

 MX-700以上のボタン機能を持たせつつ、ボタン位置的には非常によくまとまっているMX-1000。位置がスッキリしているってコトに加え、その操作感もスムーズになっているわけで、これは実に立派な改良だと感じられる。


太めになったけど持ちやすい!?

 MX-1000は、MX-700と比べると、なんかちょっと、ずんぐりむっくりなボディになった!? とか思った俺。

 実は、MX-1000を借りた時、「うわっこの形状かよカタチ的に扱いにくそ〜!!」と直感した。ていうか確信した。MX-700よりも体高が高まり、左右幅も増え、しかも左右非対称である度合いも増えちゃったMX-1000は、どー見ても使いやすそう(手にフィットしそう)には見えなかった。


左がMX-1000、右がMX-700。MX-700よりも少々太めで背が高くて左右非対称感が強まっちゃったMX-1000。これまでの俺的マウス使用経験からすると、なんかこー、MX-1000って使いにくそうなカタチに思えてならなかった。


 が、違った。

 結論から言えば、“俺のマウスの持ち方”ではMX-1000のほーが快適に使えるのであった。また、MX-1000の外見とは裏腹に、使用時の感触は「MX-700よりもコンパクトに感じられる」から不思議。でも、その形状やボタン位置・押下感をよーく考えると、MX-1000の使いやすさに納得できる俺だ。

 このコトをより明確に伝えるべく、ちょいとココでマウスの持ち方パターンを改めて考えてみたい。俺思うに、マウスの持ち方って、大分して2パターンあるなぁ、と。具体的には“かぶせ持ち”と“つまみ持ち”である(勝手に命名してみたヨ!!)。


【かぶせ持ち】
手のひらでマウスを覆うようにする持ち方。肘〜手首でマウスを動かす人に多い、と思う。


【つまみ持ち】
マウスの左右を指でつまむようにする持ち方。手首〜指先でマウスを動かす人に多い、と思う。


 かぶせ持ち、と、つまみ持ち、の違いをおわかりいただけたろうか? 俺の場合はつまみ持ちで、なぜそのよーに持っているかと言うと“指先だけでより繊細なカーソル操作をしたい神経質な野郎”だからと言えよう。つまり、俺の場合、かぶせ持ちだと“指先ほど繊細に動かせない手首や肘を使うハメになるのでカーソルの微妙な操作ができない”というわけだ。

 MX-1000の場合、その大きさに関しては、かぶせ持ちの人ほど「なんか背が高めだなぁ」「幅広マウスだなぁ」と感じがちのよーに思う。何しろ、手のひらでマウスを覆うのだから、マウスのボリュームがダイレクトに手全体へと伝わるってわけだ。

 一方、つまみ持ちの場合、マウスの高さや左右幅は、そーんなに強く感じない。写真の例(若干大袈裟につまみ持ちしてますが)で言えば、マウスに当たるのは手のひらではなく、4本程度の指の先である。ので、指の当たる位置の高さや幅が適当なら、背が高いとも幅が広いとも感じないっつーわけだ。

 で、MX-1000は、猫背だし横にも太ってる感じだけれど、実はつまみ持ちにおいて指が当たる部分がMX-700と同等もしくはそれ以下の低さ・狭さになっている。ゆえに、つまみ持ちの俺にとっては、外見よりもずっとコンパクトなフィーリングで操作できるという印象。MX-700よりも扱いやすく感じる。

 MX-1000のほーが扱いやすいと特に強く感じるのは、マウスのお尻の部分が手のひらの手首近くに当たりにくいということだ。ボタン操作のスムーズさを考え、同じような指位置として両方のマウスを扱い比べると、マウスのお尻部分が手のひらに当たる頻度は明らかにMX-700のほうが高い。なお、マウスのお尻が手のひらに当たるとどーなのかと言えば、コレ、つまみ持ち派にとってはマウスの微妙な操作を邪魔されまくりなんですな。指先だけで操作したいのに、手のひらにマウスがぶつかってくる、と、指先による操作が阻害されてしまう、てなわけだ。

 ……ただ、MX-1000がより小さくなれば有り難いとは思う。現在のMX-1000は“大きめだがつまみ持ちだから大丈夫”ってだけで、より小さくなれば俺における快適感が増すと思うのだ。ていうかなんか外資系!? の企業のマウスってデカくないすかどれも。

 蛇足だが、いや蛇足でもないが、つまみ持ち派にとって、MX-700やMX-1000の左右クリックボタンの形状・構造は非常に便利だ。マウス先端から中央やや前方あたりまでのエリアなら、どこを押してもクリックできる。指の位置がマウスの後方に来がちなつまみ持ち派にとって、押下位置幅的に余裕のある機構は便利である。


細かいトコロもしっかり進化

 我ながら細かいコト書いてますな。しかし原稿的にはさらに細かい話になってゆくのであった。

 MX-700と比べると、MX-1000はクレイドル・レシーバ関連、無線関連、電源関連も大きく変わった。まずクレイドルの形状がガラリと変わった感じですな。


左がMX-1000、右がMX-700。クレイドルの形状がかな〜り変わった。単なるデザイン変更ではなく、実使用感もかな〜り変わっている。


 マウスのデザインが変わったから、クレイドルもデザイン変更なんスね、とか思って使い始めた俺は、ちょいと嬉しい発見をいくつかしたが、若干残念な発見も少々。

 レシーバ(=クレイドル)方面でMX-700とMX-1000を比較すると、MX-1000は電波的ノイズの影響を受けにくくなったよーな気がする。MX-700使用時には、そのレシーバ付近やマウス付近にある種のACアダプタ(デカかったり作りが悪かったりするやつ)があると、ソコから出ていると思わしきノイズの影響でカーソルの追従性がガクリと落ちたりした。が、MX-1000ではまだそーゆー問題は起きていない。MX-1000やそのレシーバの近くにわざとACアダプタ並べたりもしてみたが、特に問題はなかった。

 クレイドル(=充電台=レシーバ)の形状という側面では、MX-1000のソレはなかなか実用性が高いカタチへ進化したんだなぁ、と思う。




MX-1000のクレイドル。デザイン的にスッキリした……だけでなく、マウス本体をテキトーな感じでクレイドルに載せても、充電の失敗が起きにくくなった。ACアダプタ(左がMX-1000のもの)も小さくなった。


 MX-700の場合、マウス本体をわりあいしっかりとクレイドルに置かないと、充電のための接点がうまく合わないことがあった。ユーザーはクレイドルにマウスを置いた=充電を始めたつもりなのに、実際は充電されず、翌日とか数日後とかに意外なほど早く電池切れを起こしてムカッ!! みたいな。

 ちなみに、MX-700を3台使った拙者的経験&知人の話等々からすると、どーもMX-700、製品によっていつも充電できまくりなものとそーでないものがわりとハッキリ分かれているような。

 俺の場合、最初に買ったMX-700は充電失敗なんてコトはなかったのだが、2台目のMX-700は意識してキッチリと充電台に乗せてやらないと充電に失敗することがあったりした。また、3台目のMX-700は、充電台にビシィィッと乗せても時々しか充電できないシロモノっていうか初期不良品っぽかった。このよーなケースにおいて、イイからと言って発売日に予備の予備までまとめ買いしていると保証期間切れになったりするから「買い置きし過ぎはよせ>俺」と言える。

 さておき、MX-1000はクレイドルの形状から、上記のような充電の失敗が非常に起きにくくなったように感じる。マウスをクレイドルの上にテキトーに置いても、左右方向の間口が広いためか、スコッと正しい充電位置へと勝手に動いてくれるよーな印象である。また、クレイドルのマウスセット位置がMX-700のそれよりも若干後方へ傾斜したようで、この角度も充電の失敗を招きにくいようだ。

 ただ、MX-700のクレイドルのほーが良かった点もある。てのは、MX-1000のクレイドル、その背面から2本のケーブルが出てしまうのである。MX-700の場合、USBケーブル兼電源供給ケーブルの1本だけが出ていたが、MX-1000ではUSBケーブルと電源供給ケーブルがそれぞれ別個で出ている。まあ細いケーブルなんで支障はないが、スッキリ感が若干失われてはいる。

 それから、これまた細かいコトだが、ACアダプタ本体は、MX-700のものより小さくなった。体積比で半分!? みたいなコンパクト化がなされた。これはナイスですな。

 おしまいに、電池に関して。MX-700は単3形の2次電池が使えて、緊急の場合には単3形アルカリ乾電池なんかも使えたりしたので安心感が高かった。のだが、MX-1000はリチウムイオン電池となり、もちろん専用であり、しかも外に取り出せない内蔵型となってしまわれた。

 うそ〜電池切れたら困らない!? と大きな心配を抱えた俺であったが、一カ月半使ってきて電池に関する不安・心細さはほとんどなかったりする。ちょい前述したが、MX-1000は頻繁にお休みモードに入るためか、電池がなかなか減らない。また、電池残量を示す緑色LEDも実装されているので、コレがひとつ減ったら速攻でクレイドルに乗せちゃうよーん的な習慣も付く。ついでに、本体背面に電源オフボタンが加わったりもしている。


MX-1000の左側上部には、電池残量を示す緑色LED3つが実装された。省電力性能が高いためか、このLEDが2つや1つだけ光るっちゅー場面にはなかなかお目にかかれない(フツーにパソコン使い終えたらクレイドルに乗せるって人の場合ですけど)。本体背面には電源をオフにするボタンもある。


 俺的印象からすれば、MX-1000、かなりよく電池が持つって感じである。ただ、背面の電源スイッチって必要!? とか思ったりもする。いや、いいんですよ、あっても。スリープとかスタンバイとかじゃなくてオフにしたいキモチの時もあるでしょうから、そんな気分の時に気分を害さないスイッチとしてイイと思うのだ。

 けど、実際必要かどうか……このマウスとクレイドルを外に持ち出すコトって……引っ越しの時? 模様替えの時? あるいは、長時間ユーザーの操作ナシにパソコン上で何か処理するとき───レンダリングやダウンロードやバックアップコピーや……でもそういう時こそマウスをクレイドルに乗せて充電しませんか? などと、考えるほどにスイッチの意義がよくわからなくなったりしつつ、スイッチよりもリチウムイオン電池を交換可能にして欲しいとか思ったりしつつも、たぶんこのスイッチはMX-700ユーザーの要望を聞き入れたりして付けたんだろーなーってコトで納得することにしよう。

 ともあれ、MX-1000は非常に高精度・高機能であり、よーく洗練されたコードレス・光学式マウスだと思う。ここまで性能・精度を求めない人がけっこー多いような気もするのだが、性能・使用感にキビシい人の多くを納得させる逸品であることは確かだ。マニアック方面な人は絶対買いだと思うし、高性能ってコトを体感したいって人にもオススメしたい気分の俺だ。



URL
  ロジクールMX-1000ニュースリリース
  http://www.logicool.co.jp/press/press_152.html
  ロジクールMX-1000製品情報
  http://www.logicool.co.jp/products/c_mouse/mx_1000.html

【編集部より】
 前回掲載したパナソニック DMC-FZ3の撮影サンプルの元画像を10月18日掲載の本連載ページで公開しました。元画像の画質確認にご利用ください。


2004/10/25 18:52

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