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さらに便利になった「ATOK 2008」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


さらに便利になったATOK 2008

 日本語IMEをATOK 2008 for Windowsにしてみた。ここ最近のバージョンのATOK、なんか非常に調子イイっていうか便利なんで、さらなる進化を期待してのATOK最新版へのバージョンアップである。


拙者はJUST Suiteユーザーなので、これをJUST Suite 2008にすることによって、ATOKも2008にバージョンアップした。JUST Suite 2008にはATOK 2008 for Windowsも含まれてるんですな。ついでに最新ATOK対応の各種辞書も買ってみた

 早速使ってみたら、なかなか良い感じ。以前にも書いたんですけど、拙者は初期のバージョンからATOKを使い続けてきた。途中のバージョンでは、なんかミョーな進化を遂げたりして、つまり微妙に遅く(重く)なったり、「誰が使うの?」的機能ばかり追加されたり、あるいは部分的に不安定だったりした。

 が、上記リンクのとおり、ATOK 17〜ATOK 2005あたりからは、ユーザーにとって好ましい&順当な進化を遂げていると感じる。個人的には、特に連携辞書が増えて有り難いコトと、日本語入力のルーチンワーク的な部分をATOKが肩代わりしてくれる機能群が好みだ。

 そんなスタンスで見ると、最新版のATOK 2008 for Windowsも非常に良好。インストールしたその日から、複数の利便が感じられた。てなわけで、今回は最新ATOKの使用感についてレポートしてみたい。


2008は地味な進化だが、それでも超便利なATOK

 ATOK 2008 for Windows(以下、ATOK 2008)は、言わずもがな的に超知られている日本語入力システムだ。ATOKとしてのバージョンは“21”となるようですな。MS-DOSの時代からある日本語FEPっていうか日本語IMEとして、その変換効率の良さは広く知られるところ。


ATOK 2008 for Windowsのバージョン情報。バージョンとしては“21”になるんですな。スゲく長寿な日本語IMEと言えよう

 で、まあ、使用感の結論から言っちゃうと、前バージョンのATOK 2007から細々したところがグッと実用的になっている。俺的には、例えば、ピアノ光沢仕上げの機器の表面の指紋をキレイに拭き取ってピカピカになった的なスッキリ感を得た、みたいなイメージだ。

 が、一方で、ATOK 2007と大幅には変わってナイという印象もある。ので、ATOK 2007ユーザーにおいては、バージョンアップしたから使用感が激UP……という結果はあまり望めないかも? ツルテカ機器の表面の指紋なんか別に気にしない、てなスタンスなら、そのまま旧バージョンを使っていても全然問題ナイと言えよう。

 ちなみに、最新版ATOKと旧バージョンATOKとの違いはココに明示されている。ATOK 2008とATOK 2007の違いを見ると、様々な機能が追加・強化されているのは確かだ。が、日本語IMEとしての基本機能において追加・強化されている点は、そーんなに多くも大きくもない。細かい点がブラッシュアップされているという感覚で、うわっATOK 2008超キてるよ!! という印象ではない。

 とは言え、ATOK 17あたりのバージョンと比較したり、あるいはそれ以前のバージョンとの差を考えると、最新版にバージョンアップする価値は大ありと言えよう。その理由はバックナンバーで触れているが、もーね、入力が超ラクなんですよ最近のバージョンのATOKは。

 例えば推測候補モード。ぶっちゃけ、一文字入れて[Tab]キーを押すと、これまで入力したり、頻繁に書いたりしたフレーズが候補表示される。ケータイの予測変換入力の強化版って感じで、最小限のキー押下で日本語を入力しまくれるのだ。


ATOK 2008による推測候補モード(変換候補表示)の一例。「き」と入力して[Tab]を押したら、「金額のわかる明細書もしくは領収書」とか「強化版って感じ」てな“過去に入力したフレーズ”が候補として表示される 「わ」で[Tab]を押すと、こんな表示が。「ワールドバンドレシーバーことICF-SW55」というフレーズは、本連載前回分で書いたものですな。ちゃんと学習してますのう>ATOK 「す」で[Tab]を押すと、「スタパトロニクス原稿+写真」とかが主に出たりして。このフレーズ、実は原稿と写真をメールで入稿する時にいつも書いているものなのだ。本連載担当編集者様、この文字列、「す」だけで入力しております〜手抜き感アリですみません〜

 てな具合で、推測候補モードがないATOKから比べると、最近のATOKは昇天するほどラクに日本語入力ができる。他にもこういった“ユーザーの負担を徹底して取り除く機能”が多々ある。

 ATOK 2007→ATOK 2008へのバージョンアップは、なんつーか、それほどアリガタミがナイのだが、古いATOKから最新ATOKへのバージョンアップなら快適さを痛感&大喜びできるケースが非常に多いと思う。


人によっては超便利カモ、の機能群

 ATOK 2008から新たに加わった機能を一通り使ってみると、ん〜、ユーザーによっては超便利なのかもしれない、と思うものをいくつか発見できた。例えば次候補連動変換である。その効用は下の画像のとおり。


このような文章を入力して変換すると、拙者の設定ではこういう結果になる ここで、「100」の部分を変換すると……候補として「一〇〇」が選択・表示されると同時に、次の「100」も「一〇〇」という表記に統一される さらに、候補を変えるたびに、次の「100」の表記もこれに追従する。数字が「100」と「256」とかでも同様に機能する

 細かい機能ではあるが、役立つ人には役立つかナ、と。ただ、全ての数字が統一されるというわけでもない。例えば「64円+128円+256円」を一括変換すると、どの数値も連動して表記が統一されるが、「512円を1024号室の人に渡してください」を変換しても数値表記は統一されない。数値の後に続く文字を見ているのか、詳細はわからないが、特定のケースで役立つ機能であり、ユーザー側が自由に応用するような使い方はできない雰囲気。

 それから、ATOKダイレクト機能。gooやはてなといったサービス、あるいは乗換案内Ver.5ソフトウェアと連動し、ATOK 2008からそれらが持つ情報を閲覧・利用できるという機能(プラグイン)だ。


ATOKダイレクト for はてな使用例。このような単語を入力して…… [Ctrl]+[Insert]キーを押すと、ATOK 2008が何やら検索を始める。しかもインターネットにアクセスしているもよう 数秒後、このような情報が表示される。情報のモトは、はてなのこのページであった。ATOK 2008から[Shift]+[Enter]キーの押下で、そのページを表示させることもできる

こちらはATOKダイレクト for gooの使用例。単語を入力して…… 同じく[Ctrl]+[Insert]キーを押すと、検索が始まる 結果、こんなふうな情報が表示される。ATOK 2008がネットから情報を集めてきてくれたわけですな

 gooやはてなへのアクセス、あるいは乗換案内Ver.5の起動を考えることなく、ATOK 2008から一括して情報を収集・利用できる機能ってコトで、「ソレいいね!!」という人には便利に使えると思う。ただ、状況によって検索にかかる時間がやや長かったりもして。

 拙者環境だと、多くは10秒以内、速ければ3秒とかで検索終了&結果を表示してくれる。が、入力した単語や状況によって、10秒くらい待たされた結果、[候補なし]とかいう寂しいメッセージが出るだけだったりもする。

 ATOKからネットの情報を利用できるのは良いと思う。もっと検索速度が上がればさらに良いと思う。また、こういうプラグインは、日本語IMEを“より良く書く”という点でスゲくイケてる機能だとも思う。

 んですけど、現状、ググったほーが速くね? そっちのほーが情報の選択肢も多くね? とか思ったりしちゃった俺。今後に期待したい良い機能だとは思いつつも、全然使ってない拙者であった。


かなり使いやすくなった辞書連携

 前述のとおり、連携辞書類もいくつか購入した。具体的には、広辞苑 第六版 for ATOKプレミアム辞書・辞典パック2008 for ATOKである。

 最新の広辞苑をATOK 2008とともに使いた〜い!! 「明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典/R.3 for ATOK」と「ジーニアス英和辞典」も使いた〜い!! てなわけで購入。他、「角川類語新辞典 for ATOK」もATOK 2008上で使用中だ。


広辞苑 第六版 for ATOKを使用中の図。日本語IME=辞書ソフトとして使えて超便利っス 明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典 /R.3 for ATOKの使用例。ネイティブ発音にも対応している 連想変換辞書として、角川類語新辞典を追加した状態。より豊富な類語を探すことができる

 てゅーかATOKの辞書連携方面機能、かなりサイコーである。いや、前からそーだったんですけど、徐々に徐々に使用感が良くなって、また拙者自体も使い方に慣れてきて、現在ではスタンドアロンの辞書ソフトの使用頻度が激減している。

 それら辞書の中で、特に広辞苑 第六版 for ATOKが楽しいっス。具体的には、情報量が膨大なことはもちろん、写真・音声といったマルチメディアなデータが含まれている点だ。図版なんかもある。時には音声を再生できたりもする。


広辞苑 第六版 for ATOKの情報表示例。言葉の詳細な意味を調べられる。関連語をクリックすると、辞書内のリンクを辿ってその意味も調べられる 写真なんかも出ちゃうヨ!! 音声アイコンをクリックすれば関連するサウンドも再生される。マルチメディア百科事典的に使えちゃったりも 写真類は高画質なものも多い。パッと見で「あ、そういうコトね」とわかるのが画像の良さですな。ってニワトリ知らない人はいないと思うけど

お魚ちゃん情報も。ヤマメの画像もあったゾ!! ってソレは誰へのメッセージだよ>拙者 図版も豊富に収録されている 音声もけっこー聴けますな

 てな感じで、実用的&愉快でもある広辞苑 第六版 for ATOK。紙の広辞苑よりイイかも!! まあ、全ての言葉に図版や写真や音声が付いているってわけではなく、時々マルチメディアな感じで情報が表示されるくらいではある。なので、見て楽しむ百科事典のようなオモシロミはない。が、使っていて役立つし楽しいってのは請け合いだ。

 あと、複数の辞書を使った時の操作性がググっと良くなっている。下の写真のように、タブをクリックすることで切り替えられるのだ。


辞書はタブで切り替えられる。タブをクリックしてもいいし、[End]キーを押しても良い タブ切り替えだけで複数辞書を見比べることができる 最小限のキー操作で各種辞書を見比べられるのはスゲく便利!!

 また、辞書ウィンドウはWebブラウザ的な使用感も備えている。例えば、辞書内のリンクを辿って進み、別のリンクを調べたくなったら、ウィンドウ左上端の[←]や[→]のボタンで戻ったり進んだりできる。


関連語をクリックすることで、その言葉へとリンクでき、意味を調べられる リンク先の表示。リンクを辿った場合、ウィンドウ左上端の矢印マークがアクティブになる。リンク元に戻れるわけですな。 Webブラウザの[進む][戻る]と同様に使える

 ATOKの辞書連携機能を使いまくりな人は、ATOK 2008の連携辞書機能の使い勝手に喜べると思う。前バージョンでは、その操作感に関してはオマケ的(辞書としての内容は本格的)だったが、最新版ATOKでは日本語IMEとしてはもちろん、連携辞書のユーザービリティにも注力したようだ。

 てなわけで、ATOK 2008、わりと新しいバージョンのATOKを使っているなら無理してバージョンアップするほどインパクトはないものの、所々、非常に魅力的な新機能を備えている。また、使いにくくなっているところは、拙者においてほとんど見あたらなかった。なので、追加・強化された要素がツボなら、思い切ってバージョンアップしちゃうのがシアワセかもしんない。



URL
  ATOK公式サイト「ATOK.com」
  http://www.atok.com/
  ATOK 2008 for Windows製品情報
  http://www.justsystems.com/jp/products/atok/

2008/03/24 15:34

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