ケータイ Watch
みんなのケータイ

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拙者のiPhone 3Gと持ち歩き用のケース。iPhone 3G自体は、現在はハダカの状態で使用中だ。それでも傷や汚れが付きにくい
 iPhone 3Gを使い始めて8カ月程度経つんですけど、購入当初の予想よりも汚れないし傷も付いてない感じ。当初は「コレって半年使うと傷だらけじゃないかニャ」と考えたが、わりとピカピカっす。

 ま、持ち歩くときはbuzz-house design.のhandmade felt case for iPhone 3Gに入れているし、掃除もわりとマメにしている。第一印象が「うっかり壊したり傷付けたりしやすそうな端末」なので、自然とほかのケータイよりも丁寧&慎重に扱っている、ってコトもあると思う。

 掃除は、外観の美しさを保つ、というよりも操作性の保全のためにマメに行っている感じだ。ご存知のとおりiPhone 3Gはスレート型のタッチ操作端末。液晶面(操作面)が汚れると、例えばフリック操作(指で軽くはらうスクロール操作)やドラッグ操作を行いにくくなる。

 ので、週に一回程度はお手入れ。手入れには下記のようなケミカル(!?)を使っているが、iPhone 3Gのみならず、テカテカ系の小物全般の汚れ除去/光沢保持ができて便利ッス。
 

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Micro Solutionのion Water #01。イオンの力で汚れを落とす"水"だそうだが、これによりiPhone 3Gの油汚れやホコリ汚れを落としている Micro SolutionのCRYSTAL COAT #01。iPhone 3Gの汚れを落とした後、これを塗布して表面をコーティング。ツルっツルのテカテカが蘇る。液晶面をコーティングすれば操作感もグググッと良くなる
 
 てなわけでiPhone 3Gを頻繁に掃除している俺なんだが、たぶんiPhone 3Gユーザーはみんな端末掃除を頻繁に行っていると思う。前述のように掃除すれば操作性を保てるからだ。

 にしても、ユーザーからこんなによくメンテされるケータイって......そうそうナイような気がする。コレって、iPhone 3Gが愛されているから? それとも、iPhone 3Gを愛さないと問題が起きるから? どっちかニャ!?

 

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1980年代初頭に発売されたローランドのベース音専用のシーケンサー内蔵シンセサイザー、TB-303(ベースライン)。TR-808(リズムマシン)と同様、現在でもビンテージ・マシンとしてスゲく人気がある
キミはローランドのTB-303を知っているのかーッ!? え? あ、そう、ソレっす。アシッド・ハウスミュージックな時代に脚光を浴びた、ふる~いベース・シンセなんですけど、それ以来、往年の名機として人気保持中の機材である。

 で、コレ、YouTubeとかでその音を聴くと、誰でも「あ、アレね~」とわかる独特な"例の音"なんですけど、機材としてはもはやビンテージ品だヨ、と。ヤフオクなんかではド高値ですな、と。なかかな実機に触れられない。

 ので、クローン品も多々登場している。拙者が気に入っているところではFutureretro Revolutionがあるが、これまた少々高価だったりする。ただ、今時は楽器がソフトウェアで再現されまくりの時代なので、ソフトウェアでTB-303の音を再現したものが多々あって、「TB-303っぽい音なら何でもイイ」てな場合はソフトウェア類は入手性が良い。

 とまあ、TB-303実機がなくてもその音を出す方法はいろいろあるのだが、iPhone 3G用にも、TB-303を模したサウンドアプリがあるのダ!!

 ひとつはBassLine(←iTunesが開きますヨ)というアプリ。900円するが、画面上の四角いふたつの窓に触れると、音色がダイナミックに変化するのがiPhone用アプリらしい点。TB-303のグルーヴ感を超手軽に楽しめるのがイカス。けど、音はちょっと細め?

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2006年とか頃あたりに発売されたFutureretro Revolution。TB-303の音をしっかりマネており、もしかしたらTB-303よりパワフルでイイ音かも!? と思わせるシーケンサ内蔵ベースシンセ(っていうかシンセ)。TB-303と比べると操作性もずーっと良かったりする BassLine。freq responseとenvelopeというウィンドウがあり、ここに触れるとそれぞれ音質や音の鳴り方が一気に変わる。ライブパフォーマンス向けかも。コレで路上演奏している人も

 もうひとつは往年のTB-303ファンも「お!!」と思っちゃうDigital Bass Line(DB-303)←iTunesが開くゾ。600円と比較的に安価であり、画面的にも見栄えがするっていうか、TB-303に極力似せてあるのが好印象。サウンドもわりと図太く、ディレイやディストーションといったエフェクトも使える。

 拙者的には、えーと、両方オススメ。BassLineは即興演奏向け。Digital Bass Lineは即興もできるが、じっくり打ち込んで遊ぶのに向くかも。ただ、ステップ入力シーケンサーについて少し知っていないと、プログラミングに戸惑うかもしれない。オリジナルのTB-303よりはずっと扱いやすいが、それでもわりと原始的なシーケンサではある。

 でもまあ、iPhone 3GでいつでもドコでもTB-303っぽい音を楽しめるなんて、ヒジョーに愉快極まりない時代になっとりますな。

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Digital Bass Line(DB-303)。TB-303に良く似た操作パネルで、なんかシンセ世代としては嬉しくなっちゃうネ!! 音もなかなか太い感じ 指二本で画面に触れてドラッグすると、こんなふうにエフェクターが現れる。踏む(タップする)とエフェクトのオンオフとなる 画面は任意の位置までスクロールさせて止めておくことができる。凝ってますのう