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hksim.jpg 香港で開催されている「Mobile Asia Congress 2009」の取材で、またもや国際ローミングを使うことになった。以前も書いたように、SH-06A NERVは3G/GSMに対応しており、現地に降り立って電源を入れれば、何の設定も必要なく電波をキャッチしてローミングが始まる。ただ、国際ローミングは正直なところ、少々料金が高く、使いまくるわけにはいかない。いつもの番号がそのままのため、仕事の電話を逃さず受けられるというメリットはあるものの、やはり発信は少々躊躇してしまう。

 特に、滞在国の友達と合流したり、友達と一緒に旅行し、自由行動でばらばらになりケータイで連絡を取り合うといった場合、頻繁に電話をすることになる。帰国後の請求に驚くことも十分ありえる話だ。例えば、香港では、「3」というキャリア(ドコモも出資している)に接続したが、1分辺りの通話料は75円。着信でも145円かかる。日本の電話(現地で国際ローミング中の日本のケータイを含む)への発信は175円と、さらに割高だ。

 そこでオススメしたいのが、現地のプリペイドSIMと国際ローミングの2回線持ち。発信などを極力現地のSIMで行うようにすれば、料金の節約になる。例えば、私は前回香港を旅行した際に、「CSL」というキャリアのプリペイドSIMを購入した。今回の取材でも、同じものを利用したが、通話料は1分辺りわずか0.1香港ドル。1日50香港ドル(5日なら178香港ドル)で、パケット通信も定額になる。日本以上に密集しているセブンイレブンで、簡単にチャージできるのも魅力だ。国ごとの通信事情によって、この辺りの価格などは異なるが、語学力に自信があれば、プリペイドSIMの購入にぜひチャレンジしてみてほしい。

 ただ、日本のケータイのほとんどに、SIMロックがかかっており、現地のSIMカードを挿すことができない。かといって、わざわざそれだけのために海外で端末を購入するほどでも……という人が大半だろう。

 この冬には、そんな人にもピッタリスマートフォンが登場する。ウィルコムの「HYBRID W-ZERO3」だ。詳しくは発表を報じた記事に譲るが、ウィルコムではW-SIMのGSM版発売を予定している。国内ではつなげないが、当然SIMロックがかかっておらず、海外で安価に通信できる。また、この機種はデータ通信にHSUPAを採用しているが、こちらのSIMカードスロットにもロックがかかっていない。

 例えば、海外で音声にいつものキャリアのSIMを、データ通信に現地のプリペイドSIMを挿しておけば、普段使う番号で発着信できる上に、データ通信は現地料金で格安だ。逆に通話料を抑えたければGSMの方に海外のプリペイドSIMを挿すという手もある。国内ではSIMフリーのメリットはほとんどないが、日本を一歩出れば、えられる恩恵は非常に大きい。

 大前提だが、独自に練られたUIや、Windows Liveをウィルコムならではにアレンジするという試みも面白い。各社の冬春モデルの情報が出揃ったが、個人的にはこの機種が、正式発表されたスマートフォンの中では一番魅力的だと感じている。最近では、日本の一般的な高機能ケータイとスマートフォンの両方を常に持ち歩くようにしているが、後者をiPhone 3GSからHYBRID W-ZERO3に変えてみるかもしれない。もちろん、料金次第だが、ウィルコムならではの大胆な施策に期待している。

3-6.jpg 結局iPhone 3GSを買いました。購入直後は窓から投げ捨てようかというほどの衝動に駆られることもありましたが、今では楽しく有効活用させていただいております。

 アプリを物色するあまり、アドレス帳の作成が全然できてないことを思い出しました。。通話目的ではないにせよ、万が一のことを考えると、アドレス帳はあった方がいいですよね。そこでこれまで使っていたWILLCOM 03からアドレス帳を移そうと思いました。

 このとき思い出したのが「Google Sync」の存在です。本誌の2月10日の記事「同期サービスにiPhoneとWindows Mobileを追加」とある。これはもう願ったり叶ったりの機能なわけです! というかぜひ試したい!

 手順としては、
  1. W-SIMにアドレス帳をバックアップしておく
  2. WILLCOM 03のActiveSyncを起動し、Google側のサーバ名やアカウントを設定し、同期対象を選択する
  3. WILLCOM 03のActiveSyncで同期を開始する(一旦Google側の情報でWILLCOM 03のアドレス帳が更新され、データが消える)
  4. W-SIMからアドレス帳のデータをWILLCOM 03に戻す
  5. 再度ActiveSyncを起動し、Googleと同期する(WILLCOM 03のデータがGoogle Contact Managerに転送される)
  6. iPhone 3GS側でもサーバの設定を行い、同期する(アドレス帳のデータが移る)
ということになるとか。(推測なところがミソ)

 検索して先人のレポート記事などを参考にしながらW-SIMにアドレス帳をバックアップし、設定を開始したところ、アタシのWILLCOM 03のActiveSyncがなんだかヘン。最初にサーバーを設定するはずがメールアドレスになってる。10秒ほど考えて、しばらくWindows Updateを行っていなかったことに気がつきました。設定をみるとなぜか手動更新になってるし......。これはいかんと早速アップデートを試みたところ「更新サーバーに接続できません(以下省略)」といわれてしまい、何度試してもWindows Updateができない。テーマが別の内容に移ってしまいそうです(苦笑)。

 Windows Updateがうまく働かない件については別途解決を試みるとして、目下のテーマはアドレス帳のコピーです。結局最後は WILLCOM 03→(ActiveSyncで同期)→Miccrosoft Office Outlook→(iTunesの情報設定で同期)→iPhone 3GS というなんのひねりもないルートで成功しました。

 単にデータのコピーだけを考えれば、設定としてはこちらのほうが圧倒的に楽ですね。しかしWILLCOM 03からOutlookへデータを吸い上げる際、アドレスの約7割がエラーで入らないという現象に見舞われてしまいました。ムムム。かなり昔から持ち回っているデータなので、気に入らない部分がたくさんあったのでしょう......。データもシステムも、こまめなメンテナンスが大事ということですね。

 そんな教訓と取りこぼしたデータを残して、私のWILLCOM 03のお話は今回でおしまいであります。
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だんだんワイルドになってきたWILLCOM 03
 iPod touchでもいいかも......と考えたこともありましたが、人生何事も経験です。思い切って32GBの白い「iPhone 3GS」を予約してきました。通話はほとんど想定しておらず、あくまでも情報通信端末としての利用が目的です。実は以前仕事で触らせていただいたことがあり、そのブラウジングの快適さに驚いたのですよね。ただiPodが32GBで、すでに16GBを超えていたこともあり、指をくわえて見送っていたのです。それが32GBになりましたし、動画の撮影機能も追加されたとか。これはいよいよ楽しそう!? と勢い余って17日にショップに入ってしまい、「予約は18日からです」と言われる始末。問題は毎月かかる費用の捻出です。何かを犠牲にしなければいけません。えーと......(苦笑)

 さて。WILLCOM 03が発売されたのが2008年6月27日ですから、気がつけばほぼ1年が経過したわけです。そこでこれまでで一番活用した機能やアプリをざっと振り返ってみたところ、以下のようになりました。

 1位:Today画面(日時、天気、予定の確認、手書きメモに買い物リスト作成)
 2位:WiFiInfo+無線LAN接続切替ツール
 3位:POsync(Googleカレンダーとの連携)
 4位:GSPlayrK(Bluetoothヘッドセットと組み合わせて音楽プレーヤー化)
 5位:W-ZERO3メール(大事なPCメールのみをGmail経由で転送、またはGoogleカレンダーから予定の通知)
 6位:カメラ(ときどき手書きメールでブログ更新)

 意外と地味な使い方しかしてない自分に気づいてみたり......。いずれも使用頻度としてはほぼ横並びなんですが、アグレッシブに何かを見に行くというよりは、引っ張ってきたものを手元+オフラインで確認というのが自分流なようです。情報を集約できるToday画面にはかなりお世話になってますね。

 このスタイルが「iPhone 3GS」でどう変わるか。ちょっと楽しみです。環境ができるまではギャーギャーと大騒ぎしそうですけど......。
Today画面に検索ボックスとアイコンが出現
 落ち着いてきてしまったのか、なんとなく触るところがなくなってきた感のあるWILLCOM 03。 いやいや、まだ挑戦できることはあるはずだ!

 そんな流れで「もうちょっとアプリでパワーアップできないかしら? 使いやすくできないかしら?」とあれこれ探していたら「Google Mobile App」を試していなかったことに気づきました!

 そうですよ。最近のケータイでは待受画面から直接検索できるようになっているから便利になってますが、それと同じ機能をWILLCOM 03でも実現可能なのです。Windows Mobile端末の場合、メニュー、もしくはショートカットなどからブラウザ起動してキーワード入れて......となり、タップ数が増えて煩わしい。だからやはりToday画面から直接キーワードを入力できるとうれしいですよね。
 
 一度Googleモバイルにアクセスしてから、言語を英語に変更すると、「Google Mobile App」のダウンロード用リンクが現れます。あとはデバイスにインストールすればOK。Today画面にアイコン付きの入力ボックスが現れたらインストール成功です。キーワードを入れると、指定のブラウザが起動して検索結果が表示されます。日本語での検索も可能なので、調べ物がかなり楽になること間違いなし! 先に無線LANを有効にしておけば、ブラウジングがかなり楽になるのはいうまでもありません。

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「モバイルGoogleマップ」の起動も楽に
 
この右側に並ぶアイコンがまた便利。英語圏向けにしか提供されていないサービスは利用できませんが、GmailやGoogleドキュメント、Googleニュースbetaには直接アクセスできるし、Windows Mobile版の「モバイルGoogleマップ」なんかをインストールしておけば、ワンタッチで起動できます。タッチ画面+無線LANを活かして地図を見るというのはかなりいい感じではないかと。

 そして、今更ながらに「気がつけばこんなところにもGoogleの波が......」と思うこの頃なのでした。「いっそAndroidケータイか!?」なんて思ったりするとかしないとか。

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英語版のサイトからダウンロードする 日本語のキーワードも使える
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もちろん検索結果はブラウザに表示される。無線LANを有効にしておくとGOOD Googleドキュメントにアクセスしてみた
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アイコンからGoogleのサービスにアクセスできる
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購入したソニーのBluetoothステレオヘッドセット「DR-BT100CXP」
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クリップで留めるタイプ。でも意外と留めるところに悩むとわかりました
  Bluetoothの波が押し寄せて1カ月。注文していたソニーのワイヤレスステレオヘッドセット「DR-BT100CXP」が届き、目下ワイヤレスミュージックライフを満喫中であります。

 届いてすぐに手元のケータイ2台とペアリングしてみたところ、F-01Aはワンセグとミュージックプレーヤーは問題なく動作しましたが、iモーションで利用できませんでした。動画の音を自分だけで楽しむには通常のイヤフォンを使うしかなさそうです。一方WILLCOM 03では、音楽プレーヤーソフトのGSPlayerK、Windows Media Player、動画の再生に利用しているTCPMPもOK。しかし、WILLCOM 03のワンセグには対応していないようでした。

 そんなわけで、外出時にはiPodの代わりにWILLCOM 03で音楽を聴くのが習慣になりつつあるこの頃。WILLCOM 03でのペアリング時に、解除コードをスライドキーからしか受け付けなかったことや、F-01Aで使ってからWILLCOM 03に戻ると認識しなくなったりしてくじけそうになりましたが、なんとか前に進めました。ケーブルに縛られないのはうれしいですね。データの質にも左右されると思いますが、音楽再生時の音は良好で、個人的には十分楽しめる音質です。

 ただ、困ったのが愛用しているGSPlayerK利用時に、音量変更しかできないことでした。Windows Media Playrerでは機能するんですが、GSPlayerKでは再生/停止、スキップなどができない!

 調べて見るとみなさん昔からお困りだったようで、解決策が提示されておりました。AVRCPに対応していないのが原因のようだということで、本家「GSPlayer」でAVRCPを使えるようにするというアプリ「Customizable AVRCP Agent」が紹介されておりました(ダウンロードにはユーザ登録が必要です)。おかげでGSPlayerKでも、実行から再生/停止、曲送り/曲戻しまでができるように! サイトで紹介されている設定コードを入力し、"まず常駐させてから"ペアリングすると、もろもろの操作が可能になるのです。

 目的が達成できてわーいわーいと言いたいところですが、これでペアリング時の作業が増えたことになるんでしょうか? 毎回片手にWILLCOM 03、片手にヘッドセットを持って、あちらを押してこちらを押して......というのが面倒くさいなと思っているんですよね。なんとかならないのかしら。悩みは尽きません!!

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WILLCOM 03とペアリング リモコン操作をサポートするアプリ「Customizable AVRCP Agent」の設定画面
 この冬はいつになく音楽プレーヤーが活躍した季節でした。例えばスタンダードなところでiPod(旧型ですが)。外出時の定番でしたが、毎回マフラーとイヤフォンケーブルが絡まったり、後ろで縛っている髪どめにケーブルが絡まったり、イヤフォンを装着し、バッグに本体を入れたままバッグをおいて離れようとしてケーブルに引っ張られたりと忙しい日々でした。

 一方で、F-01Aはお風呂で音楽再生しまくり。今自分の中で一番聴きたい曲が入っているという状態です。ただ、風呂以外でも聴こうと思ってイヤフォンの変換ケーブルを持っていないことが分かり、がっかりしてみたり。

 WILLCOM 03の中には眠りに誘うクラシックから、F-01Aに突っ込んだ元のMP3ファイルなんかを放り込んでありますが、これも「あ。あの曲聴こうかな」と思って再生しようとしたら「今日に限って変換ケーブルおいてきたよ!!」みたいなことがよくありました。ていうか、あっても付け替えるの面倒なんですけどね。

 つまり、絡まったり忘れたり面倒臭かったりという状況をなんとかしたくてしょうがない冬だったというわけです。iPodはともかく、ケータイに関してはなんやかんやで必要になるのが共通して使えるワイヤレス環境というわけですね。

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こういう状況はもうイヤです この違いもイヤです

 そこでモーレツにBluetoothのヘッドセットが欲しくなっちゃった! 以前Jabra BT3030を試したことがあって、DogTagタイプかっこよくていいかもと思ったのですが、肥満体質はこれから暑くなるにしたがって首周りにも大量に汗かきがちになるのでチョット無理そう。首から提げるという点では、ロジテックのLBT-HS210C2BKもすんごく気になった製品。イヤフォンケーブルの扱いが楽そうなのと、液晶パネルを搭載しているところに興味津々。使ってみたいけど、見た目が少々重厚過ぎるかなと(カラバリ欲しいな~)。

 悩んだ挙げ句、結局クリップタイプで、しかもWILLCOM 03やF-01Aともコーディネートできるカワイイもの、というコンセプトでひたすら探すこと半日。

 やっと見つけました! 女子向き(?)ヘッドセット! ソニーのDR-BT100CXPです。勇気を出してピンクをチョイス。現在は商品の到着待ちであります。

 WILLCOM 03のToday画面の「BT」アイコンがヒマそうなので、そのうち忙しくさせてみたいと思います。使用感などは次回ということで。てか、使えるかな。ドキドキ......。
 
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縦位置で「エスメロディキーボード」を起動したところ。これが当たり前なので驚いてはいけない
 iPhone 3Gを触らせてもらったとき、チョットうらやましかったのが演奏系アプリ。ピアノの鍵盤が現れて、結構リアルな音がキレイに聞こえてきたりして、それだけでなんとなく欲しくなったりして。すると今度はauからピアノの鍵盤を直接タッチして演奏できちゃう「CA001」が登場して、ムムムーーーーーッ!

 「WILLCOM 03だって、画面がピアノになるアプリがあるに違いない!」と探すことしばし。おかげさまで2つのアプリに出会いました。  1つは国産の「エスメロディキーボード」。こちらは端末搭載のキーを押して音を出す仕組みです。縦位置だと画面真っ白。でもこれが当たり前なので驚かないように。キーをスライドさせると画面に画像がでてきます。その画像に従ってキーボードのキーを押すと音が鳴るのです。和音にも対応しています。日本語入力が可能な状態のままですと画面上に「w」なんて文字が出ちゃうんで、一旦半角英数字に切り替えてからどうぞ。

 ただ、このままでは直接鍵盤に触れても音が出ません。やはり画面にタッチしたいですよね。そこで有志のみなさんが公開しているファイルをありがたく使わせていただくことに。画面タッチ用に用意された鍵盤の画像、および関連するマップファイル、さらにWindowsのシステムにあるgm.dlsファイルをプログラムと同じ階層にコピーしてやると、画面に表示された鍵盤をタッチしながら、かなりそれっぽい音で遊べるようになります。残念ながら和音には対応していないようですが......。

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画像をみながらキーを押すと音がでる 画面をタッチできるようにしたもの。かなりそれっぽくて良い。音色も切り替えられる
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ommiano起動時の画面

 もう1つの「omniano 'The band V1.0」というアプリは英語。しかもファイルも32MBとかなり大きめ。少々時間がかかりましたが、特に何かをコピーしたりすることなくインストールは完了。

 こちらは標準で2オクターブのピアノが演奏できたり(しかもミニマップの青いエリアを動かすことでキーの範囲が変わる!)、フルート、ドラムの演奏もできるなどユニークです。音もかなりリアル。

 ついフルキーボードを出したくなってしまうWILLCOM 03ですが、「omniano 'The band V1.0」はキーボードを出さずに操作しましょう。アタシの端末ではキーボードの出し入れをしていたら、画面が崩れて操作できなくなってしまいました。また、オプション画面は「もっと下に設定ありげ」な感じですが、やはり専用ではないので上手くいかないみたい。動作もなんとなくもっさりしていて、ときどきフリーズします(苦笑)。

 それでもWILLCOM 03でも楽器になることが証明できたのでした!! もっとも、楽器弾けないんですけどね。

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直接タッチして演奏しているところ ドラム用の画面
menu-1.jpg 先日とある音楽系イベントの打ち上げに参加したときのこと。カメラマンをしてくれた私の女友達とピアノの伴奏を担当したRさんが隣同士の席に。ご機嫌なお酒を飲み、ワイワイと盛り上がっていたところ、初対面の二人に共通の趣味があることが判明。連絡先を教え合うことになりました。

 知人は趣味の名刺があるので手渡したところ、Rさんが「私は名刺がないから......」と言いながら取り出したのが、なんとWILLCOM 03のライムトーン! 「ま~~~じっすか! あたしピ~~~ンク!」とすかさず取り出して見せたところ、「ウソーッ!」と驚くRさん。「女の人同士で同じの持ってる人初めてみたーッ! こっちにも共通点がーッ!」とかなり興奮して喜んでくれました。まぁ微妙な発言は含まれているものの、いいことです(笑)。

 そのまま続けて「で、あたし自分の番号分からないんだけど~どうやって出すんだっけ?」「そういえばあたしも自分の番号忘れた!」 普段Today画面のカスタマイズに精を出しているわりに、肝心なときに肝心なことが抜け落ちる。いや、アルコールのせいかもしれない。

 「設定~?」「ん~?」「そうだ! MENUどうですかMENU!」「めにゅー? あ~!MENU!」「MENUのどこだ~?」「でたーッ! あたしの番号これだーッ!」 もう100%酔っぱらいです。

 せっかくなのでアタシも連絡先を教えてもらおうと思いました。アタシは言いました。「そういえば赤外線っちゅー便利なものがあるんだよね?」「ええ!? 赤外線てどうやんのーッ?」「もういい! アタシ手書きするし!」と画面に表示されている番号とメールアドレスをTodayのクイックメモで手書き。よかった。すぐメモれて。でも同じWILLCOM 03同士が出会ったというのに、両方とも赤外線を素早く起動できないという、デジタルだけどやってることがアナログという、なんとも情けない状況に(苦笑) もう絶対酔っぱらったせいにしておきたい。

 「やっぱりそういうのってMENUの中にあるんじゃない?」ということになり、もう一度「MENU」を起動。「ライフツール」にアクセスしたところ、見事赤外線のアイコンに遭遇。「赤外線でたーッ! で、あたし送信?」といいながらRさんは私の女友達のケータイと通信を試みておりました。酔っぱらったときは、もとい、困ったときは「MENU」が便利なんですね。

 しかし「ところでこのケータイの赤外線てどこにあるの?」と二人はなかなか通信できなくてしばらくあっち向けたりこっち向けたりと悪戦苦闘していた模様。薄暗い店内では赤外線ポートの場所を確認しにくいですね。みんなケータイの頭の部分にあればいいのにと思いました。そうしたら向かい合うだけで陽気に連絡先が交換できるのに。ちなみにWILLCOM 03の赤外線ポートはカメラの隣にあります。(本体各部の名称と場所:http://www.sharp.co.jp/ws/020sh/spec/

menu-2.jpg   menu-3.jpg


GSPK-01.jpg 眠れなくて困ることないですか! 例えば疲れすぎて眠いのになぜか眠れないとか、気になる仕事があって緊張状態が解けずに眠れないとか、イヤなことが思い出されて、どんどんネガティブなことばかり考え出して眠れないとか、あとは生活リズムが狂いすぎて単純に眠れないとか。そんなときにゆったりとしたピアノの曲を聴くといい感じだと気づいたのです。あくまでも個人的な効果ですが。歌詞が入った曲だと聞き込んでしまったりするので、距離をおいてBGMっぽく聴けるものがいいみたいです。

 そこで、よさげな曲を集めたかったんですが、一口にピアノの曲といってもどれを聞いていいのか全くわからなかったので「BEST PIANO 100」というクラシックの名曲がずらりと並んだオムニバスCDを購入しました。

 しかし寝る前にどうやってきくかが問題に。イヤホンタイプのプレーヤーではケーブルが邪魔だし。そもそも寝る前なので、かすかな音でいいんですよね。ガンガン鳴らす必要ないわけで、耳元で静かにそっと鳴ればいい。タイマーもついてて、指定した時間が経過したら勝手に終了し、電源が切れてくれたらなおいい。

 そこで気の利いた無料アプリが使えるWILLCOM 03が活躍するというわけです。プレーヤーとして選んだのは「窓の杜」で見つけたGSPlayerK」なのでした。シンプルですが、キーの割当機能があり、イコライザもついていますし、動作も軽くてなかなかお気に入りです。スリープタイマーがついている点は特にいい(笑)。

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 「BEST PIANO 100」は、気分で聞き分けられるよう「フェイバリット・ピアノ」「元気がでるピアノ」「リラクシング・ピアノ」「ドラマティック・ピアノ」「ロマンティック・ピアノ」「ノスタルジック・ピアノ」と6枚に分かれてるんです。これらを一旦パソコンに取り込み、microSDカードにごっそりコピーし、種類ごとにフォルダに分類します。

 「GSPlayerK」を起動して、「リラクシング・ピアノ」や「ロマンティック・ピアノ」あたりの曲をごっそり選択してシャッフルモードに。あとは「ツール」の「スリープタイマー」で、30分か1時間程度で電源が切れるようセットし、WILLCOM 03を枕元に置きます。

 すると、ゆったりとしたピアノの音色が聞こえてきて、いつの間にか寝てるんですね~。もちろん寝る前じゃなくてもOK。気持ちがリセットできない時なんかは特にオススメでございます。

photo.jpg WILLCOM 03の活用に無線LANは欠かせないわけですが、通常、無線LANにアクセスするためには、"内蔵ワイヤレスLANを有効に"しなくてはなりません。WILLCOM 03の無線機能には「W-SIM(PHS)」「内蔵ワイヤレスLAN」「Bluetooth」の3つが搭載されており、必要に応じてON、OFFが切り替えられる仕組みです。

 しかし、これが結構面倒。無線LANにパッと接続したいときに、その都度アイコンをタップして切り替え画面を開き、ON/OFFを選び、[OK]をタップ......何度タップしなくちゃいけないの!! 1回でONにしてよ! と思うわけです。サクッとつなぎたいですよね。

 で、見つけたのが、Today画面上で無線機能の接続状況がわかり、1タップで接続切替ができる「WiFiInfo」と「todayWifiBt03」。「WiFiInfo」は無線LANとBluetoothのON/OFFが可能で、ネットワーク名やIPアドレスを表示してくれます。「todayWifiBt03」は無線LANとBluetoothに加え、W-SIMのON/OFFも可能になっています。すばらしい!!

 とりあえず接続したい無線LANが1カ所でいいという人は、あらかじめ接続先が設定されていれば、Today画面のアイコンを1回タップするだけで目的の無線LANに接続できちゃいます。これはかなり助かります。無線LANの接続方法がわからない方は、ウィルコム社員ブログの記事を参考にするといいでしょう。

 「接続したいスポットがたくさんあり、使いたいときに適宜切り替えたい」という方には、ウィルコムが配布している「無線LAN接続切替ツール」が便利です。ただしこのアプリを起動しても内蔵ワイヤレスLANはONにならないので(してよ~)、先に「WiFiInfo」や「todayWifiBt03」を1タップしてから起動すると、設定済みのネットワークを拾ってくれるという寸法です。もし無線LANの接続に煩わしさを感じているなら試してみる価値あるかも。

 で、これを書きながら思い出しましたよ。WILLCOM 03に機種変更した際「ウィルコム無線LANオプション」に入っちゃったような気がするし、ヨドバシカメラの「ワイヤレスゲート」にも勢いで入っちゃったような気がすると。でもよく考えたら、自宅の無線LANにしかつないでいないという事実。さて......(汗)。

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「todayWifiBt03」の設定画面 「WiFiInfo」の設定画面

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無線LANがOFFの状態 無線LANのアイコンを1タップするだけでONになる