ケータイ Watch
みんなのケータイ

cshh.jpg 楽しい楽しいケータイ選び、さてさて秋冬はどうしようか。論理的でない頭脳を標準搭載しているためか、毎度ケータイ選びは「なんかコレ、カッコイイ!!」みたいな印象を重視している。今回、津田がビビッ! ときたのは、以下の4モデル。ボディカラーも含めてビビッ! とくるあたり、やはり見た目重視なのです。

W63CA シャインピンク
SH-01A Blue
930SH ブルーグリーン
W63H ガーネットオレンジ

 上から欲している順に並べてみた。とくに「W63CA」は、デザイン的なまとまり感に関して、秋冬モデルの中で群を抜いていると思う。EXILIMケータイの高機能なイメージに、ビビッドだが浮ついていない印象のピンクはかなり気持ちがよく、蛍光色の人工的なイメージは、高機能な端末と組み合わさるととてもサイバーな感じがする。

 ケータイの顔となる部分は、メインディスプレイの反対側、背面パネルが一般的だ。ところが「W63CA」は、カメラが搭載されたバッテリー側のボディが顔になっている。はっきりしたコンセプトがなければ、背面側に何か機能を置きたくなってしまうところだろう。高機能をうたうモデルは、デザイン的にはちょっと......なんてこともあるが、とてもキレイに収まっていて好印象だ。

 同じような観点から、「SH-01A」のBlueにも注目している。AQUOSケータイのサイクロイドスタイルは、端末の構造上、ボディサイズやデザインに制約があると思うのだが、今回の「SH-01A」はとてもすっきりとまとまっている印象だ。ミニマルなデザインとなったことで、これまでよりもメディアプレーヤーとしてのケータイらしさにフォーカスされたように思う。

 「930SH」(ブルーグリーン)と「W63H」(ガーネットオレンジ)は、これまでのケータイらしさを色濃く感じさせるところに注目した。とくに「930SH」は、スタンダードな形状ながら、デザイン的には非常に洗練された印象がある。「W63H」はケータイではあまり見ない車のボディのようなカラーリングが気に入ってしまった。

 今回の秋冬モデルは全体的な印象として、戦略的なカラーリングを打ち出している端末が多い。奇抜な色というわけでなく、今年の秋冬や来年の春夏の流行色を取り入れながら、オーソドックスな色を用意しているようだ。今回はデザインや色をテーマに気になるものをピックアップしてみたが、ここに機能や発売のタイミングなどを加味するとさらに悩ましい。そしてその悩みはとても楽しいのだ。

ed825sh.jpg 「825SH」を使い始めて数カ月が経過、そろそろ新たな刺激が欲しくなってきた。そこで秋から冬へと変わるこの季節、「きせかえアレンジ」を利用して「825SH」も衣替えすることにした。

 「きせかえアレンジ」は、待受画面やメニュー画面、電池やアンテナマークなどをカスタマイズできるサービスだ。ドコモの「きせかえツール」、auの「EZケータイアレンジ」などと同様のサービスなので、利用したことがある方もいるかもしれない。今回は、シャープの携帯サイトからアクセスできる「きせかえアレンジ」配信サイト「カスタモ」を利用することにした。

 サービスの適用は簡単お手軽。「カスタモ」のサイトで好きなキャラクターやイメージをダウンロードして、案内に従って進めばカスタマイズは完了する。ちなみに「カスタモ」はシャープの携帯サイトとなるが、開発を行っているプライムワークスのサイト「カスタモバンク」では、他メーカーのケータイにも対応したきせかえコンテンツが用意されている。

 なお、「きせかえアレンジ」のコンテンツは基本的に有料だ。ここは慎重にコンテンツを選んでいきたい。秋の夜長にサンプル画像とにらめっこする三十路男。「ウケをねらってかわいいキャラものか、しかしここはやはり、ガンダムでまとめるのがデジタルっぽい選択か。いやいや、アタック25もシブい。おっ、ウルトラマンや宇宙戦艦ヤマトもある! 墓場鬼太郎だって!? これはこれでなかなか......」。

 まあそんな感じで夜も更け、空が白みはじめた頃、ボディカラーと相性の良さそうなエド・エンバリーのイラストに決めた。「825SH」はスライド式のケータイなので、ディスプレイが常に表側にある。自分も楽しみつつ、他の人にもさりげなく主張できる「きせかえアレンジ」は、結構ハマるサービスだと思う。