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932SHの最近のブログ記事

932sh01.jpg ジェネレーションギャップって、こういう何気ない会話から感じるようになるのかな。最近、タレントさんや芸能人の名前を挙げられて、すぐにピンと来ないことがある(笑)。ボク自身はこういう仕事をしているから、同年代の友だちに比べ、少しは知ってるつもりだったのに、どんどんわからなくなってきてる。洋画や海外ドラマは結構、見るので、そっち方面は多少わかるんだけど......。

 知らないこと、わからないことがあれば、すぐにでも調べたいのが人情。当然、ネットで検索ってことになるけど、人名などであれば、ウィキペディア(Wikipedia)が便利だよね。ただ、パソコンが手元になく、ケータイだけのときはフルブラウザを起動して、閲覧する必要があるので、ちょっと面倒かも......。

 これに対し、AQUOSケータイ 932SHをはじめ、最近のシャープ製端末は「スマートリンク辞書」が搭載されているので、[辞書]ボタンを押せば、すぐにウィキペディアなどで情報を調べることができる。スマートリンク辞書は内蔵の国語、英和、和英辞典に加え、ウィキペディアやジーニアス英和辞典MX.netなどのネット辞書が使えるもので、イミダス百科や日本百科全書(ニッポニカ)などの有料サービスも利用できる。ちなみに、このネット辞書は「Amazon.co.jp」や「Hot Pepper Pockets」も利用できるので、検索ワードに映画のタイトルなどを入れると、ウィキペディアで映画の情報を見つつ、Amazon.co.jpでDVDやブルーレイ、サウンドトラックの情報をチェックするといった使い方もできる。

 スマートリンク辞書は待受画面から起動するだけでなく、他の機能を起動中にも利用できる。たとえば、メールで意味がわからない言葉があったり、綴りの記憶があいまいな単語があるときなどは、すかさず[辞書]ボタンで検索。しかもAQUOSケータイ 932SHはサイクロイドなので、横表示に切り替え、起動中のメールなどの機能と内蔵辞書を左右に分割表示することもできる。ダイヤルボタン下の[マルチジョブ機能/マナー]ボタンを押せば、表示を切り替えることも可能だ。

932sh02.jpg こうした実用系の機能で、個人的にもうひとつ気に入ってるのが「ちょこっとメモ」。入力したメモを付箋紙のように、モバイルウィジェットなどといっしょに、デスクトップに貼り付けておくことができる機能だ。よく使うのは電球やボタン電池など、買わなきゃいけない小物類の型番。細かいものは買い忘れが多いし、型番も覚えにくいので、よく見る待受画面に貼っておくのがもっとも確実。ちなみに、ちょこっとメモは待受画面にショートカットも用意されているし、マルチガイドボタン左下の[ショートカット]ボタンで表示されるショートカットメニューからも起動できる。

 とまあ、楽しく活用してきた「AQUOSケータイ 932SH」ですが、夏モデルが登場したこともあり、サイクロイドに後ろ髪を引かれつつ、次の「AQUOS SHOT 933SH」に買い換えてしまいました。どちらのモデルもハイスペックが注目されているけど、実は細かい機能も含め、作り手のアイデアがいっぱい詰まっている。ぜひ、ユーザーのみなさんも使い込んで、「ニッポンのケータイ」の楽しさを堪能してくださいな。

 カメラ付きケータイがウケたのは、撮った写真をメールで送れるからという話はあまりにも有名だけど、もうひとつ忘れちゃいけないのが待受画面への設定。家族や恋人、ペットなど、自分の大切に思う被写体を撮影し、その写真を待受画面に貼り付けることができる。ボクの周りでも子どもや家族の写真を待受画面に設定している人は多い。

 ただ、最近の待受画面はそういう使い方がちょっと難しくなってきたのも事実。出荷時に設定される壁紙はFlash対応のものが多くなったし、ショートカットアイコンが並んでいたり、ニュースや天気予報がテロップで流れていたりするからだ。たとえば、932SHでもサポートされている「モバイルウィジェット」もそのひとつ。

932sh4_1.jpg モバイルウィジェットは簡単に言ってしまえば、待受画面(デスクトップ)上に貼り付けておくことができるコンパクトサイズのアプリの一種。基本的にはバックグラウンドで動作していて、デスクトップに表示されているアイコンをクリックすれば、すぐに表示される。こうしたウィジェットやガジェットと呼ばれるアプリケーションのサービスは、各携帯電話事業者が提供しているけど、今のところ、内容的にも機能的にもソフトバンクのモバイルウィジェットがもっとも充実している感じ。

 このウィジェットを操作するとき、役に立つのが最近のシャープ製端末で採用されることが多い「光TOUCH CRUISER」。931SHのようにフルタッチのユーザーインターフェイスだと、画面に表示されたウィジェットやアイコンをタッチできるけど、通常スタイルの932SHではパソコンと同じように、画面に表示されたポインタを動かす必要がある。光TOUCH CRUISERは方向キー中央の決定ボタンに内蔵された光センサーが指の動きを検知して、ポインタが動くしくみで、ノートパソコンのタッチパッドのような感覚で使える。もちろん、ウィジェットの操作以外にもメニューやブラウザなどでも利用できるんだけど、Yahoo!ケータイのトップページのように、Flashで細かく構成されているページは不向き。でも、縦に長いページをスクロールさせたり、PCサイトブラウザ(フルブラウザ)を使うときなどは便利。光TOUCH CRUISERは適材適所で使うのがポイントだ。

932sh4_2.jpg ところで、肝心のウィジェットだけど、実は出荷時から結構、バージョンアップしているものが多い。たとえば、いろいろなウィジェットをダウンロードするときの入り口になる「ウィジェットストア」も最新版が公開されたし、「Yahoo!天気予報」も更新された。ソフトバンク自身が提供するウィジェットにもカスタマイズしたメニュー画面が使える「マイメニュー」など、新しいものが公開されている。購入してからウィジェットを起動していない人は、一度、チェックしてみることをおすすめしたい。

 ちなみに、モバイルウィジェットについては、本誌の湯野編集長も審査員として参加した「モバイルウィジェットコンテスト」の結果が先週末に発表された。編集長によれば、受賞したウィジェット以外にも秀作が多いとのことなので、対応端末ユーザーはチェックしてみるといいかも......。

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 先日、テレビを見ていたら、日本人がもっとも好む余暇の過ごし方が「テレビ」なんだという。ワンセグ搭載ケータイの出荷が累計で5000万台を超え、実働端末を考えてもおそらく国内のケータイ3台に1台くらいはワンセグが搭載されるというところまで普及したのも何となく納得できてしまう。

 932SHはそんな広く普及したワンセグケータイの中でも『最強』と言えるモデル。サイクロイド機構やフルワイドVGAの液晶ディスプレイ、充実したAV機能などは、AQUOSケータイの基本中の基本だけど、やはり、ダブルチューナー搭載はスペック的にも技術的にもかなりインパクトが大きい。

 「ワンセグで2画面、見ないんじゃない?」なんていう声もあるかもしれないけど、実際に使ってみると、意外に役立つシチュエーションが多い。たとえば、朝のニュースは二画面で見られると、いろんなネタを追っかけられるし、ドラマや野球など、通常の番組を見ているときもテレビCMの合間に、他局もチェックできる。そう言えば、先日も友だちと飲んでいるとき、記者会見の中継が始まるなんていう話が伝わってきて、二画面表示で片方のチャンネルを切り替えながら、会見の開始を待ち伏せしてたなんていうこともあった。

 とまあ、なかなか便利な932SHのワンセグだが、実はダブルチューナーだけがスゴいわけではない。機能もかなり多彩で、なかなか実用的なのだ。

 たとえば、個人的によく便利に使うのが字幕。電車などで移動中にワンセグを視聴するとき、音声を出すには周囲に迷惑が掛かるので、イヤホンをつなぐしかないけど、字幕が表示できれば、番組によっては音を出さなくても話の内容がわかる。これはワンセグの基本。

 これに加え、932SHには「字幕読むモード」が搭載されており、最新の字幕と直前の字幕を最大11行までいっしょに表示できる。実は、ワンセグの字幕って、切り替えのタイミングが微妙で、うまく話の流れがつかみにくいこともあったんだけど、字幕読むモードなら、同時に表示される字幕の内容が多いため、話が理解しやすいというわけだ。

 また、932SHの字幕表示は、通話時やマナーモードと連動させられるのも便利な点のひとつ。通常モード時はワンセグ視聴中に音声を流しながら、マナーモードに切り替えたときや通話中は字幕表示に自動的に切り替わるというしくみだ。通話時の利用はイヤホンマイクが必須だけど、字幕表示のON/OFFを切り替える手間を減らせるのは便利だ。ちなみに、ダブルチューナーで二画面表示のときに両方とも字幕を表示させることも可能だ。

 注意したいのは、字幕表示に対応した番組が限られているということ。ニュースなどは比較的、対応しているが、その他の番組は対応していないものが多い。ワンセグケータイの字幕表示が広く普及して、字幕表示対応番組が増えることを期待したいな。

 ここ1週間ほど、東京の風景と言えば、何はなくとも桜。インプレスがある市ヶ谷は、靖国通りが桜並木だし、ご近所の四ッ谷や九段、千鳥ヶ淵などもきれいに桜が咲き誇っている。こういう季節になると、あらためて「日本に生まれて良かった」と感じさせてくれる。

 ほのかに桜が舞う街並みを歩いていると、よく見かけるのがケータイのカメラで桜を撮ろうとする人々。そりゃ、これだけ華やかに咲いていれば、通りすがりでも撮りたくなるというもの。何回、何十回以上、撮ったことがあるかもしれないけど(おおげさ?)、せっかくケータイにカメラが付いてるんだから、誰もが撮りたくなってしまう。

932sh_2.jpg 現在、ボクが愛用するAQUOSケータイ 932SHは、ご存知の通り、ケータイのカメラ機能としては最高峰となるCCD 800万画素カメラが搭載されている。画素数もさることながら、CCDの感度の良さもあり、暗いところや動きのある被写体でもしっかりと撮影できるなどのメリットを持つ。もちろん、桜もきれいに撮れるんだけど、実はAQUOSケータイ 932SHって、広角29mm撮影に対応していることもあり、桜のように、大きく広がった高い木々を撮ろうとすると、意外に花や枝が遠かったりして、今ひとつ華やかに撮れないことがある。

 そんなとき、ついでにもう一枚、撮るつもりで、上手に使っておきたいのがサイクロイドポジション。AQUOSケータイ 932SHでCCD 800万画素を最大限に活かした撮影をするには、基本的に端末を普通に開いた縦のポジションで、撮影サイズは横2488ドット×縦3264ドットになる。カメラを起動したまま、端末をサイクロイドポジションに切り替えると、画面にアラートが表示され、撮影サイズは横1920ドット×縦1080ドットに切り替わる。テレビ的に言えば、いわゆる「フルHD」というサイズ。

 単純に比較すれば、撮影サイズはひと回り小さくなってしまうんだけど、ファインダーを見てみると、少し被写体に寄ったような状態で撮影ができるのだ。仕掛けはいたって簡単で、通常ポジションで撮影時に使っている横2488ドット×縦3264ドットの内、サイクロイドポジションでは中央部分の横1920ドット×縦1080ドットを使って撮影しているわけ。デジタルズームではなく、いわゆる「切り出しズーム」のような形になので、画質も荒れる心配がない。ちなみに、サイクロイドポジションでの最大撮影サイズは、もう1サイズ大きい横2048×縦1536ドットなんだけど、こちらは4対3の比率なので、端末の横画面でフルに表示できる横1920ドット×縦1080ドットへの切り替えが優先しているようだ。

 もちろん、撮った画像をどう使うのか、何を撮るのかによって、いろいろな撮り方があるんだけど、カメラ付きケータイは機動力と手軽さが魅力。CCD 800万画素を活かした最大サイズでサクッと撮影し、被写体が遠いなって感じたら、ついでにサイクロイドポジションに切り替えて、もう1枚、撮っておくと、写真のバリエーションが増えて、ちょっと楽しいかも。

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 ここ数年、日本のケータイを海外と比較して、「ガラパゴス」なんていう言葉で語られることが増えている。世界のケータイ市場をすべて見たわけじゃないけど、ボクの感覚からすると、その指摘は当たっているとも当たっていないとも言える。

 ここで詳しいことは語らないけど、ユーザーの視点からすれば、国や地域が違うんだから、好みや流行が異なるのは当たり前。クルマだって、ハンドルの位置は違うし、映画や音楽、ファッション、食べ物だって、共通で好きなものもあれば、国や地域、人によって、異なるものもたくさんある。それを無視して、特殊だと言われてもねぇ。

 じゃあ、日本のケータイらしいケータイって、どんなものだろうか。高画素カメラ、ワンセグ、おサイフケータイ、高品質&高解像度ディスプレイ、GPS、モーションコントロールセンサーなど、とにかくハイスペックであることは間違いない。でも、なかなかスペックだけでは表現できないところにも日本のケータイらしいところがあるはず。

932sh01.jpg そんなことを考えながら、このコーナーで取り上げる端末として、各社の春モデルのラインアップを再チェックしてみたんだけど、ボクは今回、ソフトバンクのシャープ製端末「AQUOSケータイ 932SH」を選ぶことにした。理由は「ニッポンのケータイ、ここにあり!」と感じさせてくれるモデルだからだ。

 たとえば、ダブルチューナー搭載のワンセグ。そもそも世界で、モバイル向けテレビが日本ほど成功している国はないはずなんだけど、その中でも他を一歩リードするダブルチューナー搭載。もちろん、ダビング10対応。裏番組を同時に見られ、同時に録画までできてしまう。人によっては自宅のテレビを超えてるという説も......(笑)。

 そう言えば、折しも今月はWBCで『サムライジャパン』が激闘中だし、その後にはプロ野球の開幕も控えている。サッカーはJリーグが開幕し、AFCチャンピオンズリーグも予選リーグが始まっている。ワンセグはこうしたスポーツイベントの観戦に最適なのは言うまでもない。特に、WBCは時差の関係もあり、もろにビジネスタイムに放送されているけど、ワンセグなら、移動中や空き時間にチェックできるし、ワンセグの電波状態が良ければ、机の上で録画しておくなんていうワザも使える。

 もちろん、この他にもCCD 8Mカメラだったり、新しい形状を実現したサイクロイドだったり、モバイルウィジェットにスマートリンク辞書、ブログツールなど、機能満載、見どころいっぱいの端末として、仕上げられている。とにかく、ダントツに引き出しの多い端末であることは間違いない。果たして、このコーナーでどれだけの機能を取り上げられるのかはわからないけど、ボクなりの使い方で「これぞ、ニッポンのケータイ」と感じさせてくれたものを順次、紹介していく予定だ。お楽しみに。