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近未来的デザインのHSDPA対応FOMA第1弾「N902iX HIGH-SPEED」
法林岳之 法林岳之
1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、PDAに至るまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindowsXP基本編完全版」「できるポケット LISMOですぐに音楽が楽しめる本」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。asahi.comでも連載執筆中


NTTドコモ/NEC『N902iX HIGH-SPEED』、サイズ:51×106×25mm、133gシグナスホワイト(写真)、チタニウムシルバー、メテオレッドをラインアップ
 2001年にNTTドコモがFOMAサービスを開始して以来、大きな仕様の変更はなかったが、この秋、いよいよHSPDAを採用した高速版FOMAのサービスが開始された。その対応端末第1弾として登場したのが「N902iX HIGH-SPEED」だ。筆者も実機を購入したので、レポートをお送りしよう。


【この端末のチェックポイント】

  1. HSDPA対応

  2. ミュージックチャネル

  3. 近未来的なデザイン

  4. 基本機能をチェック

  5. こんなユーザーにおすすめ


第2ステージへ進むFOMAの通信環境

N902iS(左)と並べてみると、側面のデザインの違いがよくわかる
 アナログ、デジタルに続く、第3世代携帯電話サービスとして、2001年にサービスが開始されたNTTドコモのFOMA。商用サービス開始以来、iモードでのコンテンツ充実やパケット通信料の定額制サービス「パケ・ホーダイ」の提供など、サービス面での追加や改良は数多く行なわれてきたが、通信ネットワークとしては基本的にサービス開始当初から大きな仕様変更を行なわなかった。

 そして、今年8月末より、いよいよW-CDMA方式の高速版「HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)」を導入し、最大3.6Mbpsでの高速通信サービスを開始した。その対応端末第1弾となるのが今回紹介するNEC製端末「N902iX HIGH-SPEED」だ。HSDPAのネットワーク構築と並行して、開発が進められてきたこともあり、外見は昨年末に登場したN902iのデザインをベースにしており、今夏から販売されているN902iSとはデザインの方向性が異なる。また、対応周波数もN902iSが800MHzと2GHzに加え、1.7GHzに対応しているのに対し、N902iXはN902iと同様、800MHzと2GHzの対応となっている。

 HSDPAの技術的な部分については、本誌「ケータイ用語の基礎知識/第189回:HSDPAとは」でも解説されているので、詳しい内容は割愛するが、現在のFOMAで利用されているW-CDMA方式をベースに、変調方式の追加や電波状態に合わせた通信制御などを組み合わせることにより、下り方向の高速通信を実現した規格だ。HSDPAは下り方向で最大14.4Mbpsの通信まで規格が定義されているが、今回、NTTドコモがFOMAで採用したのは下り方向で最大3.6Mbpsまでの通信を可能にするカテゴリー(バージョン)で、上り方向は最大384kbpsとなっている。ちなみに、上り方向を高速化する「HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)」という規格も標準化が進められており、上り方向で1Mbps以上の通信速度の実現を目指している。

 HSDPAはFOMAで採用される新しい通信方式だが、従来のW-CDMA方式を拡張しているため、HSDPA対応基地局が整備された「FOMAハイスピードエリア」では最大3.6Mbpsの通信が可能で、それ以外の既存のエリアでは通常のFOMA端末と同じように使うことができる。ちょうどauのCDMA 1X(CDMA2000 1x)とCDMA 1X WIN(CDMA2000 1xEV-DO Rev.0)と同じような関係だ。

 FOMAハイスピードエリアはサービス開始当初、東京23区のみだったが、9月末から順次、サービスエリアを全国に拡大し、2006年度中に人口カバー率70%にすることが発表されている。ただ、N902iX HIGH-SPEEDの発売以来、約1カ月半近く、東京西地区を中心にエリア確認アプリで何度となくチェックしてみたが、東京23区を出てしまうと、すぐに通常エリア(最大384kbps)になってしまっていた。10月12日に発表された903iシリーズにはHSDPA対応端末が2機種、含まれており、来年以降はさらにエリアも端末も充実してくることが期待される。


N902iX HIGH-SPEEDにはHSDPA対応エリア(FOMAハイスピードエリア)に入っているかどうかを確認するiアプリが用意されている HSDPAに対応したエリア内であれば、このように表示される。それ以外のときは「384kbps」と表示される

 HSDPAのパフォーマンスについては、すでに本誌レポートでも伝えられているように、PCに接続してのテストでは今ひとつ芳しい結果が得られていない。最大3.6Mbpsという値は理論値のため、実際にこの速度が出るわけではないが、筆者も時間帯を選んで何度となく、テストをしてみたところ、実効速度で400〜500kbpsのパフォーマンスしか得られなかった。通常の384kbpsでのW-CDMA方式による通信では約300kbps程度のパフォーマンスが得られているので、ネットワーク的にはもう少しブラッシュアップが必要と言えるのかもしれない。ただ、回線の混雑状況や時間帯などによって、パフォーマンスが変わるため、あくまでも参考値と捉えて欲しい。

 また、iモードなどでの通信についても従来のFOMAに比べ、体感できるほどの速さはない。着うたフルのように、大容量のデータをダウンロードするときには速さを実感できることもあるが、通常のコンテンツ閲覧の使い勝手はほぼ同等と見ていいだろう。感覚的にはCDMA 1X WINとあまり変わらない印象だ。


今ひとつ良さが見えないミュージックチャネル

せっかく番組を登録しても3日しか再生できない番組もある。再生期限が切れると、再生できない。1番組しか登録できない端末で、これは厳しい
 HSDPA対応端末第1弾として登場したN902iX HIGH-SPEEDだが、ドコモはHSDPAの高速通信を活かすため、「ミュージックチャネル」という新しいサービスを開始させている。

 ミュージックチャネルは簡単に言ってしまえば、FMラジオのような音楽番組を楽しめるサービスで、ユーザーが指定した番組を夜間に自動的にダウンロードするしくみとなっている。料金は月額300円で、パケ・ホーダイといっしょに加入することが契約の条件となっている。こうした大容量のデータを自動配信する形式のサービスは、すでにauがCDMA 1X WINの開始当初からEZチャンネルという形でサービスを提供しているが、EZチャンネルが長さを数分に抑えながら、ムービーを含む番組を配信しているのに対し、ミュージックチャネルは静止画と音声のみ(音楽を含む)で構成し、長さも最長1時間になるため、感覚的にはラジオ番組の配信に近い。

 N902iXではミュージックチャネルの番組を1番組だけ選んで、登録できるが、先般、発表されたP903iXやF903iXでは登録できる番組数が2番組に増えている。番組は現時点で10種類が提供されており、これらの中から番組を選んで登録する。ただ、番組登録にはそのコンテンツのマイメニュー登録が必要だったり、さらに番組を聞くための情報料が掛かるものもある。更新頻度は1つの番組を除いて、いずれも週1回の更新となっているのだが、ダウンロード後に再生できる期間が決められており、短いものは3日しか再生できない。そのため、更新後の再生期間を逃すと、次の更新までの数日間、何も聞けないという事態に陥る。毎週月曜日に更新され、新しい番組が上書きされていく形なら、まだ理解できるが、1つの番組しか保存できず、再生できない期間ができてしまうというのは、かなり難のあるサービスと言わざるを得ない。番組そのものは無料でもサービスが有料で提供されているのだから、空白期間のできないような提供方法を検討するべきだろう。

 番組内容については、ユーザーの好みがあるため、一概に何とも言えないが、FMラジオなどをはじめ、ユーザーの身の回りにはすでに数多くの音楽番組が溢れていることを考えると、いくら身近なケータイにダウンロードできるとは言え、現状の内容ではなかなか聴いてもらえないのではないだろうか。たとえば、地域性のあるFMラジオの番組を他の地域で聴けるようにしたり、もっと特定のニーズに応える個性的な番組を提供するなどの工夫が必要だろう。いずれにせよ、現状のミュージックチャネルは、HSDPAの高速通信環境を活かしているものの、サービスとしての内容や使い勝手などの面は改善すべき点が多く、ユーザーとしては今ひとつ魅力が感じられない。「○○だから、ミュージックチャネルを聴きたい!」と思わせるような内容の番組が提供されることを期待したい。


再生を開始するとき、その番組を再生できる期間が表示される ミュージックチャネルの再生画面。中央上にアーティストの写真などの静止画が表示される。スキップなどの操作も可能

近未来的なデザイン

宇宙船をイメージしたという個性的なデザイン。今までのNシリーズにはないテイストのデザインだ
 N902iX HIGH-SPEEDはHSDPA対応端末としての部分がクローズアップされているが、実はデザイン的にも少し今までのNシリーズと違うテイストが見えている。

 Nシリーズというと、「保守的」「コンサバティブ」といったイメージが強く、NTTドコモというブランドのイメージとも相まって、まさに「カタいイメージ」のケータイの象徴的な存在だった。かく言う筆者自身も過去に何度となく、そういったことをこの連載で書いてきた。

 しかし、今回のN902iXはかなり趣が異なる。従来のNシリーズの端末と言えば、女性ユーザーからユニセックスなエリアを狙ったデザインを採用していたが、N902iXは宇宙船をイメージしたという独特のデザインを採用する。特に、シグナスホワイトはガンダムともストーム・トゥルーパー(映画「スター・ウォーズ」)とも評されるテイスト。追加で12月に投入されるメテオレッドもいろいろなロボットアニメなどを彷彿とさせるカラーリングで、今までのNシリーズにはない存在感を出している。


トップパネルの左右に装備された内蔵スピーカーの穴は排気口のようなイメージ ターゲットスコープをイメージしたという内蔵カメラ

底面にはFeliCaが内蔵されているが、電池カバー部は開閉ハッチをイメージ ニューロポインターも本体デザインに合わせたものを採用

 デザイン的にはいくつか特徴的な点がある。たとえば、トップパネル左右に内蔵されたスピーカー部は縁を付け、それらしいロゴをプリント。底面の電池カバー部などは宇宙船のメインテナンスハッチをイメージした切り欠きを描いている。カメラはトップ中央部分に内蔵しているが、ターゲットスコープをイメージしたデザインを採用。テンキー部のキートップのプリントも独特のフォントを使うなど、細かい部分に至るまで、演出しようとしている。


本体左側面。[HOME]キーなどのプリントも本体デザインに合わせたフォントを採用 本体右側面にはプッシュトーク用ボタン、miniSDカードスロットを備える

 ケータイというと、常に持ち歩くものため、往々にして手堅いデザインを採用してしまいがちだが、N902iXがHSDPAという新しいサービスに注目しそうなユーザー層を意識して、敢えて今回のようなデザインを採用したという。好みが分かれるデザインかもしれないが、このタイミングでリリースする端末という意味合いを考えれば、なかなか面白いアプローチと言えるだろう。


基本機能をチェック

 次に、基本機能について、チェックしてみよう。N902iXはN902iSよりも後に発売された端末だが、前述の通り、HSDPAのネットワーク構築といっしょに開発が進められたため、外見はN902iと同等、ソフトウェアの一部はN902iSと同等という構成になっている。


【メニュー画面】


基本となるメニュー画面は9分割のアイコン表示を採用。N902iX HIGH-SPEEDに合わせたデザインを採用 アイコン形式のメニューの表示後、左上ソフトキーで表示されるランチャーメニュー。一覧形式で階層の見通しが良い ユーザーが自由に機能を登録できるオリジナルメニュー。頻繁に使う機能を登録しておくと便利だ

 メニュー画面は9分割のアイコンを基本だが、N902iS同様、左上のソフトキーを押すことで、リスト形式のランチャーメニューに切り替えることが可能。アイコン表示のメニューでは[menu]ボタンをもう一度、押すことで、ユーザーが機能を登録できる「オリジナルメニュー」を呼び出すことも可能だ。ただ、N902iSに搭載されていた一括カスタマイズが可能な「スタイルモード」は搭載されていない。


【テロップカスタマイズ】

 iチャネルの表示については、表示のON/OFF及び受信時のみ表示、テロップのスクロール速度を3段階で設定が可能。デフォルトではイメージウィンドウと呼ばれるサブディスプレイには表示することができないが、設定を変更することで表示できるようになる。


【メール】


メールフィルター機能 メールBOXでフォルダを追加すると、続いて、振り分け条件の設定をするかどうかがたずねられる仕様 さらに、送信BOXにも同名のフォルダを作るかどうかもたずねられる。少しお節介な気もするが(笑)、乗り換えユーザーにはうれしい

 基本的にはN902iSと同等の仕様になっており、フォルダによる管理や自動振り分けにも対応する。フォルダ追加直後の振り分け条件設定も可能で、Nシリーズではおなじみのゴミ箱フォルダも受け継がれている。振り分け条件設定後の再振り分け、受信メールからの振り分け条件設定(メールアドレスなどをコピーしてからの設定は可能)はできない。表示フォントについてはN902iS同様、太めの表示フォントを採用する。視認性も良好だ。


日本語入力はN902iSと同じ「Mogic Engine」を搭載。ワード予測やモードレス変換で使いやすくなっている
【日本語入力】

 日本語入力はN902iSで採用されたMogic Engineを搭載する。従来のNシリーズはT9方式による日本語入力が搭載されていたが、Mogic Engineでは先読み予測が可能なワード予測、入力モードを切り替えずに英数字が入力できるモードレス入力、絵文字の一覧表から入力などをサポートする。T9も継承されており、英語入力もサポートしていることから従来モデルのユーザーや英語を頻繁に入力するユーザーにも便利だ。


液晶ディスプレイはQVGAサイズよりも縦方向に広い240×345ドット表示が可能。デスクトップにはアイコンを貼り付けておくことができる
【液晶ディスプレイ】

 液晶ディスプレイは2.5インチのモバイルシャインビューEX液晶を採用する。解像度は240×345ドット表示で、QVGAサイズの液晶よりも若干、縦方向に長く表示することが可能だ。ダイヤルボタンの[5]の長押しでバックライトの点灯/消灯を切り替えるNシリーズでおなじみの機能も継承されている。


4Mサイズ(1,728×2,304ドット)で撮影したサンプル画像。リンク先は無加工。(モデル:篠崎ゆきスーパーウイング所属)
【カメラ】

 カメラはスーパーCCDハニカムによる有効200万画素、記録400万画素のモジュールを搭載する。デジタル手ブレ補正にについては、N902iSで採用されていた6軸ではなく、動画、静止画ともに、2軸での補正となっており、撮影時にオート/OFFを切り替えることができる。


FeliCaロックはN902iSに搭載された顔認証が搭載されていないため、暗証番号のみでの解除になる
【FeliCa及びセキュリティ】

 FeliCaについては基本的にN902iSと共通で、ダイヤルボタンの[3]の長押しによるICカードロック機能も利用可能だが、N902iSで搭載された顔認証機能は搭載されていない。そのため、ICカードロックをはじめとするセキュリティの解除は、基本的に暗証番号に頼ることになる。ちなみに、セキュリティ面ではPIMロックがサポートされており、メールやiモード、スケジュール、電話帳などを個別にロックを掛けることができる。また、NTTドコモが新たにサービスを開始したオペレータ経由で遠隔ロックができる「おまかせロック」にも対応する。


【音楽再生】

 音楽再生にはSD-Audioに対応し、パッケージに同梱されたCD-ROMにはSD-Jukeboxが収録されている。ミュージックプレーヤーはダウンロードした着うたフルとSD-Jukeboxで音楽CDから取り込んだ楽曲をいっしょに扱うことができ、これらを組み合わせたプレイリストを作成可能だ。再生については全曲/1曲のリピート、シャッフルなどが可能で、イコライザ設定やオフタイマーなどの機能も利用できる。音楽を再生しながら、メールや電話の着信を受けることもできる


高速通信で選ぶか、デザインで選ぶか

この個性的なデザインをどう受け取るかもN902iX HIGH-SPEEDの「買い」を判断するポイントのひとつ
 さて、最後にN902iX HIGH-SPEEDの買いのポイントについて考えてみよう。N902iXはFOMAの高速版サービス「HSDPA」に対応第一弾として登場した端末だ。従来のW-CDMA方式の下り方向384kbpsと比べ、理論値で約10倍となる最大3.6Mbpsでの通信が可能なHSDPAだが、期待されたフルブラウザのパケ・ホーダイ対応も見送られたため、実質的にHSPDAのメリットを享受できるのはミュージックチャネルなどに限られる。あとは5MBまで拡張されたiモーションくらいだろう。ハードウェア的な部分については、N902iとN902iSの中間的な位置付けだが、日本語入力などがN902iS相当になっているのはアドバンテージのひとつだろう。アドバンテージと言えるかどうかは判断が分かれるところだが、Nシリーズらしからぬ近未来的なデザインは個性を主張したいユーザーに支持されそうだ。

 これらのことを総合すると、N902iX HIGH-SPEEDを「買い」と言えるのは、HSDPAの高速通信を体験したいユーザー、ミュージックチャネルで番組を楽しみたいユーザー、個性的かつ近未来的なデザインの端末が欲しいユーザーということになる。HSDPAの高速通信は今のところ、ミュージックチャネルにしか活かされていないが、903iシリーズの発表会で関係者から「HSDPA対応端末でのフルブラウザのパケ・ホーダイ対応」を示唆する発言もあり、今後、HSDPA対応のメリットが増える可能性は十分にある。

 N902iX HIGH-SPEEDの発売は8月末だったが、HSDPAのエリアは9月下旬から全国に拡大しており、12月にメテオレッドが投入されることを考えれば、むしろ旬の時期はこれからという見方もできる。特に、この個性的なデザインが気に入ったのであれば、今後、同じデザインが継続するとは考えにくいので(少なくともN903iはまったく異なる)、今回のタイミングで購入しておくのが手かもしれない。ただ、903iシリーズの投入が10月下旬に開始される予定で、年が明ければ、903iX/iTVシリーズも登場するため、ユーザーとしてはかなり迷うタイミングと言えそうだ。



URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060511a.html
  ニュースリリース(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0608/2401.html
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/902i/n902ix/
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/n902ix/

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(法林岳之)
2006/10/18 15:11

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