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FlexScan HD2451Wを買いましたヨ!!
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


FlexScan HD2451Wを買いましたヨ!!

ナナオはEIZOブランドのカラー液晶モニター、FlexScan HD2451W。24.1型・1920×1200ドットの液晶パネルを採用し、パソコンからの入力以外にも、HDMI、D端子、コンボジット入力といったビデオ映像にも対応する
 ここ数カ月、HDMI系映像機器づいている俺。コレとかコレとかコレあたりなんですけど、これらHDMI系映像機器を快適に使える環境がナイのであった。

 ハイビジョンテレビとして東芝のREGZAを使っており、HDMI入力端子装備のテレビだが、仕事場じゃなくて居間にある。上記HDMI機器は、仕事場のパソコンと連携させるケースが多く、単体で映像を観るために居間に行くのが面倒だヨ、と。

 そこで、ナナオのFlexScan HD2451Wを購入した。で、結論から言うと、かなり満足しており、また、拙者の映像機器接続・聴視環境が一気に整った。

 一応、FlexScan HD2451Wを買った理由を書くと、第一に入力系統が豊富であること。第二に、パソコンとUSB接続するといくつかオイシい機能を使えること。それから、これまで使っていたナナオFlexScan S2410Wとパネルサイズ〜本体高さまで一緒であること──表示位置をしっかり揃えたデュアルディスプレイ環境を構築できること、あたりである。

 てなわけで、今回はナナオ FlexScan HD2451Wの使用感なんかをレポートしてみたい。


何でもつなげられるのダ

 一度仕事でFlexScan HD2451W(以下、HD2451W)を使ったことがある俺なんですけど、コレを買う決め手となったのは、やはり入力系統の多さである。

 その入力端子部は壮観で、映像入力端子としては、DVI-D(24ピン)×1、D-Sub 15ピンミニ×1、コンポジット/S2×1、D端子(D4)×1、HDMI×2と一通り揃っている。


HD2451Wの入力端子群。アナログのビデオ入力各種、パソコン用の入力はデジタル&アナログ、HDMI入力端子は2基搭載。映像を出力するたいてーの機器がつながるのだ 真後ろから入力端子部を見たところ。どの端子が何なのか、パッと見でわかりやすい。端子部もわりと広いので、アクセスしやすい

 ぶっちゃけた話、パソコンからハイビジョンビデオカメラからコンポジット出力の製品(従来のビデオカメラ・デッキ等)まで、普通一般の映像系機器の出力を全部受け入れる感じですな。

 ただ、このHD2451W、EIZO Directからしか購入できない。ナナオ直販オンリーなんですな。お値段は14万9,800円。単純にパネルサイズ・解像度だけ考えるとお高い気がする製品だ。

 でも、ここまで何でもつながりまくりのモニターって他にナイんですよね。また、使った結果から言うんですけど、表示される映像のクオリティまで考えると、マルチな用途を高次元で満たしてこの価格は、十分現実的かもなぁ、と思った拙者なり。

 さて、パソコンもアナログ映像機器もデジタル映像機器も全部つながるってコトで、実際どーなのかと言うと、俺の場合はヒッジョーに満足している。特に、HDMIとD端子とコンポジット入力があるという点。

 当初はHDMI入力端子ばっかり使うだろーなーとか思っていたが、意外にコンポジット入力端子が大活躍である。拙者の場合は古いビデオカメラ・デッキとか、前世代的なゲーム機とか、パイオニアのサイバーナビのリビングキットをつなげ中。まだまだ現役のコンポジット出力機器を一手に引き受けるHD2451Wである。


実用的な音声出力端子

 HD2451Wを使い始めて改めて気づいたのが、各機器とHD2451Wとスピーカーの配線の容易さである。

 前述のとおり、HD2451Wには様々な映像出力機器を接続できる。また、それぞれに対応する音声入力端子も持つ。映像入力端子と音声入力端子はペアになっていて、表示(入力ソース)を切り替えると、音声も自動的にそのソースのものとなって(HD2451Wの音声出力端子から)出力される。

 ので、HD2451Wにワンセットのスピーカーを接続していれば、別途音声信号用切り替え器のようなものは不要なのだ。映像機器をHD2451Wにつなぎ、適宜観たいソースを選ぶだけで、音声も自動的に切り替わって出力されるってわけですな。


各映像入力系統には、それぞれ音声入力端子も備わっている。選ばれている映像ソースとペアの音声が、音声出力端子(左端下)から出る 音声はヘッドホン端子からも出力される。また、HD2451WにはパソコンとのUSB接続機能もあり、USBハブとして使える他、USBオーディオデバイスとしても機能する

 また、HD2451WにはパソコンとのUSB接続機能がある。機能的に分けるとふたつあり、ひとつはUSBハブとしての機能、もうひとつはUSBオーディオデバイスとしての機能。で、後者が、上記の音声出力と同様+αの利便をもたらす。

 HD2451WとパソコンをUSB接続すると、HD2451WはUSBオーディオデバイスとしても使えるようになる──パソコンからの音声をHD2451Wの音声出力端子から出せるようになる。ので、要は、パソコンも含め、各種映像出力機器からの音声をHD2451Wの音声出力端子から出せるんですな。

 テレビとかだと、つないだ機器の音声出力をどうするかとかって悩まないと思う。が、パソコン用モニターを汎用ディスプレイとして使おうとすると、えてして切り替え器経由の接続になりがちだ。まずは映像入力端子が少ないとか、適合する信号に変換する必要があるとか。次いで、音声はどーするのか、と。パソコンの音声と各映像機器の音声を、スピーカーに送る前に、さて、どうやって切り替えようか、てな問題ですな。

 HD2451Wの場合、そういった面倒な問題をほぼ全部解決している感じ。特にパソコンのUSBオーディオデバイスとして機能するってトコロに一工夫を感じる。てか、凄く実用的。パソコンからの音声出力ケーブルがUSBケーブルに替わっただけでしょ!? と思われるかもしれないが、ナナオのディスプレイの多くはパソコンとUSB接続すると何かと便利になる=結局USB接続する→音声までUSBで送れるようになった→音声ケーブルは不要→ケーブルを1本減らせる、というわけだ。

 音声に関し、あるいは「じゃあ最初からHD2451W内にスピーカーを入れちゃえばいいのに」と思う向きがあるかもしれない。が、拙者の場合、HD2451Wの魅力は多機能モニターとしてのシンプルさだと思う──テレビ的に使えるモニターだけれどチューナー無しでスピーカーも無し。表示性能と接続性だけがHD2451Wにあり、他機器はユーザーの好みでつなげられる自由度がイイと感じる次第である。


USB接続でデキること

 ここでチョイと、パソコンとHD2451WをUSB接続するとデキるようになることを書いてみたい。

 まずは前述のUSBオーディオデバイスとしての機能ですな。パソコンからの音声をHD2451Wの音声出力端子から取り出せるようになる。

 それから、USBハブとしても使えるようになる。HD2451WにはUSBのアップストリーム端子・ダウンストリーム端子がそれぞれ2基ある。つまり2ポートのUSBハブになり、また、パソコン等のホストを2台接続できる。

 ので、例えばHD2451WのUSBアップストリーム端子に2台のパソコンを接続し、HD2451WのUSBダウンストリーム端子にマウスとキーボードをつなげば、マウス・キーボード切り替え器としてHD2451Wを使えたりする。しかもその切り替え器となるのはモニター本体!! なんかスゴいのかも!! 市販の切り替え器不要じゃん!!

 とか思うわけだが、まあ実際にそうとも言えるのだが、USBホストの切り替えをHD2451Wのメニューから行なう必要がある。スイッチ一発で切り替えとか、キーボードショートカットで切り替えってコトはデキない。また、USBオーディオデバイスとしての機能させている場合、切り替え時に音声が出なくなるケース(音声再生中の切り替え等)があったりもする。

 てなわけで、拙者的観点においては、USBマウス・キーボード切り替え器的にHD2451WのUSB機能を使うのはどーかなー、と思う。ただ、モニター左側面にふたつのUSBダウンストリーム端子があるのは何かと便利。USBメモリ挿したりできるしネ。

 それから、Auto FineContrast機能を使えるようになる。アクティブなアプリケーションに合わせて最適な表示モードへと自動切り替えする機能ですな。もちろん、手動でFineContrast機能を使うこともできる。

 拙者的に超便利だと感じられるのは、パソコンからHD2451Wの主だった表示設定変更を行なえるところ。パソコンとHD2451WをUSB接続し、ScreenManager Pro for LCDユーティリティをインストールすると、マウスやキーボードを使ってAuto FineContrast機能設定、HD2451Wのカラー調整、ホットキー設定等々を行なえる。


ScreenManager Pro for LCDユーティリティの表示例。パソコンからHD2451Wのハードウェア的な設定を行なえる 表示を微調整しているところ。HD2451Wの操作パネルで行なう表示設定と同じコトを、マウスやキーボードを使って一括して設定できる。チョー便利。だし、ラク ホットキー(キーボードショートカット)によるHD2451Wの挙動も設定できる。ボリューム調整とかキーボードから行なえるようにすると便利っス

 拙者の場合、このScreenManager Pro for LCDが大役立ち。ひとつは、(デュアルディスプレイ環境なので)左右モニターの表示を一致させる時に、マウス&キーボードで細かな表示調整を手軽に行なえることだ。もう一枚のモニターはナナオのFlexScan S2410Wだが、これも同ユーティリティから制御できる。本来なら、左右モニターの操作パネルをそれぞれ何度も操作することになるが、ScreenManager Pro for LCDにより両方のモニターをサササッと調整できちゃうのは、ンげぇ便利さである。


その他雑感

 HD2451Wにおいて、従来のナナオ製モニターより良くなったと思うのは、モニター機能設定用のインターフェースが一新されたところだ。

 従来のわりと多くのナナオ製モニターは、4方向ボタンが横並びに配置されていた。←↓↑→、みたいな配置ですな。これ、ハッキリ言って、使いにくかった。が、今度のは左右方向のタッチボタンがあり、その中央をタッチすると決定操作となるタッチパネルになった。感覚的に使えるし、操作ステップも少なく感じられるので、非常に快適になったと思う。

 他、チルトは上下計65度も動くし、スウィーベルは左右172度も回転する……っていうかArcSwing機構を採用しているので、モニターの向きを自由自在にセットできて良い。スウィーベル時のスムーズさも相変わらずナイスである。

 本体背面にはケーブルをまとめる金具があって、これもプチ便利なのだが、HD2451Wにおいてはちょいと非力(!?)な気がする。てのは、接続系統ムチャ多いモニターなので、つながるケーブルの本数も多くなりがち。DVIケーブル2本と電源ケーブルとUSBケーブルくらいなら、この金具でしっかり留まるのだが、それ以上になるとケーブルの弾性で金具が外れちゃうんですな。もっとしっかりと留められる金具にして欲しかったところだ。


新しくなった操作インターフェイス。従来のタイプと比べると、断然こっちのほーか実用的!! てな変わりぶりである。見た目もシンプルでイイですな ArcSwing機構を採用しているので、このよーなスタイルにもセット可能。デカいモニターなのに自由自在に動くのであった 本体背面にあるケーブル留め金具。4本程度以上のケーブルを留めるには少々非力。ここはゼヒ、改良して欲しい

 てなわけで、ザザッとHD2451Wについて書いてきたが、おおむね、満足&納得できるモニターとなった。けっこー長く使えそうである。ていうかコレにつながるHDMI接続可能な地デジチューナーを現在物色中だったりする。

 ともあれ、何でもつなげられるし、画質的にも満足できるレベルの汎用モニターが欲しいって人には、けっこーオススメできるHD2451Wかもしんない、と思う。



URL
  「FlexScan HD2451W」製品情報(ナナオ)
  http://www.eizo.co.jp/products/lcd/hd2451w/

2008/01/07 12:16

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