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Mobile Hi-Vision CAM Woooの最近のブログ記事

 仕事柄、原稿の内容を確認する機会が多い。というか、仕事の大半がそうかもしれない。普段会社にいるときは、プリントアウトした原稿に赤ペン、またはWordの校閲機能を使うのだが、出先ではなかなかそういうわけにも行かない。

documentviewer.jpg そんな時に便利なのが、「PCドキュメントビューアー」の編集機能だ。PCドキュメントビューアーでは、Word、Excel、PowerPoint、PDFといったドキュメントファイルを閲覧できるのは有名な話だが、Mobile Hi-Vision CAM Woooなどの一部機種では、WordとExcelの編集機能が利用できる。

 もちろん、短い文章ならメールにコピー&ペーストして送ってもらうだけで事足りるが、長い文章だったり、いくつも修正箇所が出てきたりすると、さすがにメールの編集画面ではつらくなってくる。

 その点、Word(.doc)形式の原稿をメールに添付して送ってもらい、PCドキュメントビューアーで閲覧、気になったところを修正、再びメールに添付して送り返す、という使い方ができるのは効率的。欲を言えば、PDFの編集機能やPCのWordで使える「吹き出し」表示などに対応してくれると、さらに便利なのだが。

 最近のauの端末のメインメニューの中には「じぶん銀行」なるサービスへのリンクが用意されている。最初は「何だコレ、邪魔だな」と思っていたのだが、いざ自分が使い、周囲も使うようになってからは、かなり便利だと思うようになった。

 じぶん銀行というのは、KDDIが三菱東京UFJ銀行と一緒にやってるネット銀行。このサービスを使うメリットは2つあって、1つはじぶん銀行や三菱東京UFJ銀行の口座との間では、手数料無料で振込ができること、もう1つは送金相手がauユーザーなら、電話番号で振込できるということだ。

jibun.jpg で、どんな使い方をするのかというと、昼飯時、忙しくて会社の外に出られないというような状況のとき、ちょうどコンビニに行く誰かに「悪いけど、ついでに弁当買ってきて」と頼むようなケース。相手もじぶん銀行に口座を持っていて、auのケータイを使っているなら、1円単位でも手数料をかけず、簡単に精算できてしまうのだ。

 やはり手数料無料というのは大きなポイントで、感覚的にはバーチャルな小銭入れのよう。おサイフケータイの電子マネー以上におサイフらしいような気もする。

 ちなみに、ドコモも「ケータイ送金」というサービスを提供しており、こちらは事前に口座を開設する必要はないが、送金の度に手数料がかかる。どちらも一長一短といったところだが、それぞれ競争して、もっと便利になるといいな。

 

 「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」を購入して約2カ月が経過した。普段持ち歩いているケータイだけに、ふと撮影しようと思った時に動画を撮影できるのは、写真と同じ。しかし、撮影しまくっていると、メモリカードの空き容量がみるみるうちに減っていく。さすがハイビジョン画質。本体のサイズだけでなく、ファイルサイズも巨大なのだ。

 というわけで、今回は、撮りためた動画データをどうしてるか、という話である。

 端末を購入した当初は、パソコンを使って、mp4やwmvなど、他の形式に変換し、さらにそれをDVD-Rに焼いて、DVDプレーヤーなどで再生できるようにしていた。ただ、データ形式の変換やDVD-Rへのライティングにえらく時間がかかるため、すぐにこれを断念。結局、今はあれこれ考えず、とりあえず3g2形式のままハードディスクやDVD-Rなどのメディアにバックアップしている。

photozou.jpg これはこの端末に限ったことではないが、ハイビジョン画質の動画を快適に編集するには、かなりハイスペックなPCが必要になる。そのためにハイスペックPCを買うという選択肢もあるが、動画はDVD/BDレコーダーなんかで編集・記録した方がはるかに安上がりで楽、という現実があるわけで、3g2形式をそのまま処理できるレコーダーの登場に期待している。出る気配ないけど……。

 ちなみに、それとは別に、3g2形式に対応した「フォト蔵」のような写真・動画共有サイトを利用する手もある。同サイトであれば、月に1GBまで、動画は1ファイルにつき100MBまたは20分まで、という制約付きだが、無料でデータをアップロードして保管しておける。Mobile Hi-Vision CAM Woooの場合、100MBだと、尺にして約1分半に相当する。ネット上で共有できるというメリットもあるので、わりとオススメだ。

 「緊急地震速報」の誤報の記憶も新しいが、今週は「防災週間」ということで、久々にauの携帯電話に搭載されている「災害時ナビ」を使ってみた。

 2年前に書いた記事を読み返し、「あぁ、当時はそんな元気があったのかぁ」などとつい弱音を吐いてしまう。先日掲載した記事によると、渋谷・新宿間の「帰宅支援マップ」がお試し配信されているということなので、「よし、それくらいの距離なら」ということで、2年ぶりに試すことにしたのだ。

saigai.jpg 2年前は早朝だったが、今回は9月1日夜8時半に渋谷駅をスタート。距離はちょうど4km程度なので、1時間もあれば新宿駅にゴールできるはず。地図を頼りに明治通りをひたすら歩く。しばらくして、自分の位置を正常に測位できていないことに気付いたが、あれこれ原因を追及していると終電を逃して帰宅できなくなり、災害時でもないのに別の意味で帰宅支援が必要になってしまうので、そのまま歩き続けることに。多少は土地勘もあるし、それほどアップダウンも無いので、9時半には新宿駅に無事到着した。

 その後、測位できない原因を調べようとあれこれ端末を操作していたのだが、「地図ビューアー」アプリを単体で起動し、「簡易ハンディGPS」を起動してみると問題なく測位できるようになった。いまだに根本的な原因はよくわからないが、肝心の時にトラブるよりはマシなのかも。対応機種をお持ちの読者の皆さんは、いい機会なので、一度起動してちゃんと測位されるかどうか試してみてほしい。

 前回予告した通り、「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」を購入。いやぁ、覚悟していたとはいえ、でかいな......。さすがに152gもあると、胸ポケットに入れていたらシャツの襟元の形が微妙にゆがむ。

hiy01.jpg しかし、ハイビジョン動画をケータイで撮影できるというのは、思った以上に楽しい。映像がクリアで美しいというのはもちろんだが、この端末の場合、音をしっかりと録音できるのがいい。通常のケータイだと、マイクは内側を向いているので、拾うのは自分の声ばかり、ということになりがち。音声ズーム機能付きなので、少し離れた人の声も拾える。

 お盆に帰省した際には、1歳8カ月になる息子と海水浴へ。波打ち際でバッシャンバッシャン波をかぶって喜ぶ息子(約5MBのサンプル: movie_sample.3g2)を撮影し、両親とともに実家のテレビで鑑賞。動き回る子供の静止画をケータイで撮影するのは至難の業が、動画だと逆に「もっと動き回れ」と思える。ちなみに、実家のテレビはVIERAなのだが、簡単なカーソル操作はVIERAのリモコンでも行えた。

 au純正のHDMIケーブルは4725円もして、「相変わらずHDMIケーブルは高いなぁ」と思ったりもしたが、実際に使ってみると、この端末を使い倒すには必須のアイテムだということが分かった。