ケータイ Watch
みんなのケータイ

naruto.jpg 「931SH」を利用して、電子書籍でアーサー・コナン・ドイルの「空き家の冒険」を読んでいる。名探偵シャーロック・ホームズが登場する推理小説だ。学生時代に読んだことがあったが、電子書籍で読むと、なぜだか違う物語のような気がする。

 ソフトバンクの「タダ本」には、パブリック・ドメインとなった作品がパケット通信料のみで楽しめる「無料名作」というコーナーがある。ネット上の「青空文庫」のように、権利期限が終わった作品が無料で楽しめるわけだ。

 ここに書くにあたって今回、電子コミックも読んでみることにした。ソフトバンクでは、1話に限って無料で楽しめる「タダコミ」というサイトもやっているのだ。「タダコミ」の方は利用したことがなかったので、ちょうどいい機会。とりあえず、タイトルを知っていた「NARUTO-ナルト-」をダウンロードした。......ところが、ちょっと不満が残ってしまった。

 931SHは、ハーフXGAサイズの大きな画面サイズが特徴の1つ。しかし、「NARUTO-ナルト-」は全画面で表示されることはなく、必ず上下に黒い帯が入ってしまう。おそらく、一般的な携帯電話に合わせたアプリなのだろう。同じアプリを使う「タダ本」の小説も上下に黒い帯が入るが、目の移動が少ないせいかこちらはそれまで気になったことがなかった。

 ただ、一旦気になり出すと、「タダ本」も大きな画面で読みたくなってくる。春モデルでも大画面の端末が登場しているし、おそらく今後も画面サイズの大きな端末が登場すると思う。ここは1つ、大画面ユーザーのニーズをくみ取って欲しいなぁ。

 この冬はいつになく音楽プレーヤーが活躍した季節でした。例えばスタンダードなところでiPod(旧型ですが)。外出時の定番でしたが、毎回マフラーとイヤフォンケーブルが絡まったり、後ろで縛っている髪どめにケーブルが絡まったり、イヤフォンを装着し、バッグに本体を入れたままバッグをおいて離れようとしてケーブルに引っ張られたりと忙しい日々でした。

 一方で、F-01Aはお風呂で音楽再生しまくり。今自分の中で一番聴きたい曲が入っているという状態です。ただ、風呂以外でも聴こうと思ってイヤフォンの変換ケーブルを持っていないことが分かり、がっかりしてみたり。

 WILLCOM 03の中には眠りに誘うクラシックから、F-01Aに突っ込んだ元のMP3ファイルなんかを放り込んでありますが、これも「あ。あの曲聴こうかな」と思って再生しようとしたら「今日に限って変換ケーブルおいてきたよ!!」みたいなことがよくありました。ていうか、あっても付け替えるの面倒なんですけどね。

 つまり、絡まったり忘れたり面倒臭かったりという状況をなんとかしたくてしょうがない冬だったというわけです。iPodはともかく、ケータイに関してはなんやかんやで必要になるのが共通して使えるワイヤレス環境というわけですね。

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こういう状況はもうイヤです この違いもイヤです

 そこでモーレツにBluetoothのヘッドセットが欲しくなっちゃった! 以前Jabra BT3030を試したことがあって、DogTagタイプかっこよくていいかもと思ったのですが、肥満体質はこれから暑くなるにしたがって首周りにも大量に汗かきがちになるのでチョット無理そう。首から提げるという点では、ロジテックのLBT-HS210C2BKもすんごく気になった製品。イヤフォンケーブルの扱いが楽そうなのと、液晶パネルを搭載しているところに興味津々。使ってみたいけど、見た目が少々重厚過ぎるかなと(カラバリ欲しいな~)。

 悩んだ挙げ句、結局クリップタイプで、しかもWILLCOM 03やF-01Aともコーディネートできるカワイイもの、というコンセプトでひたすら探すこと半日。

 やっと見つけました! 女子向き(?)ヘッドセット! ソニーのDR-BT100CXPです。勇気を出してピンクをチョイス。現在は商品の到着待ちであります。

 WILLCOM 03のToday画面の「BT」アイコンがヒマそうなので、そのうち忙しくさせてみたいと思います。使用感などは次回ということで。てか、使えるかな。ドキドキ......。
 
 ここ1週間ほど、東京の風景と言えば、何はなくとも桜。インプレスがある市ヶ谷は、靖国通りが桜並木だし、ご近所の四ッ谷や九段、千鳥ヶ淵などもきれいに桜が咲き誇っている。こういう季節になると、あらためて「日本に生まれて良かった」と感じさせてくれる。

 ほのかに桜が舞う街並みを歩いていると、よく見かけるのがケータイのカメラで桜を撮ろうとする人々。そりゃ、これだけ華やかに咲いていれば、通りすがりでも撮りたくなるというもの。何回、何十回以上、撮ったことがあるかもしれないけど(おおげさ?)、せっかくケータイにカメラが付いてるんだから、誰もが撮りたくなってしまう。

932sh_2.jpg 現在、ボクが愛用するAQUOSケータイ 932SHは、ご存知の通り、ケータイのカメラ機能としては最高峰となるCCD 800万画素カメラが搭載されている。画素数もさることながら、CCDの感度の良さもあり、暗いところや動きのある被写体でもしっかりと撮影できるなどのメリットを持つ。もちろん、桜もきれいに撮れるんだけど、実はAQUOSケータイ 932SHって、広角29mm撮影に対応していることもあり、桜のように、大きく広がった高い木々を撮ろうとすると、意外に花や枝が遠かったりして、今ひとつ華やかに撮れないことがある。

 そんなとき、ついでにもう一枚、撮るつもりで、上手に使っておきたいのがサイクロイドポジション。AQUOSケータイ 932SHでCCD 800万画素を最大限に活かした撮影をするには、基本的に端末を普通に開いた縦のポジションで、撮影サイズは横2488ドット×縦3264ドットになる。カメラを起動したまま、端末をサイクロイドポジションに切り替えると、画面にアラートが表示され、撮影サイズは横1920ドット×縦1080ドットに切り替わる。テレビ的に言えば、いわゆる「フルHD」というサイズ。

 単純に比較すれば、撮影サイズはひと回り小さくなってしまうんだけど、ファインダーを見てみると、少し被写体に寄ったような状態で撮影ができるのだ。仕掛けはいたって簡単で、通常ポジションで撮影時に使っている横2488ドット×縦3264ドットの内、サイクロイドポジションでは中央部分の横1920ドット×縦1080ドットを使って撮影しているわけ。デジタルズームではなく、いわゆる「切り出しズーム」のような形になので、画質も荒れる心配がない。ちなみに、サイクロイドポジションでの最大撮影サイズは、もう1サイズ大きい横2048×縦1536ドットなんだけど、こちらは4対3の比率なので、端末の横画面でフルに表示できる横1920ドット×縦1080ドットへの切り替えが優先しているようだ。

 もちろん、撮った画像をどう使うのか、何を撮るのかによって、いろいろな撮り方があるんだけど、カメラ付きケータイは機動力と手軽さが魅力。CCD 800万画素を活かした最大サイズでサクッと撮影し、被写体が遠いなって感じたら、ついでにサイクロイドポジションに切り替えて、もう1枚、撮っておくと、写真のバリエーションが増えて、ちょっと楽しいかも。

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sh04_1_1.jpg デバイス、おもちゃとしてのケータイをこよなく愛す私だが、ケータイメールは大の苦手。パソコンでおなじみ、QWERTYキーボードの入力に慣れてしまうと、どうしても、ケータイ宛に来たメールの返事は遅れがち。もらってから2日、3日経つともう返事すること自体が面倒になって、そのまま放置してしまう。パソコンに疎い両親や親戚連中はみな、ケータイメールで連絡を取り合っているため、私は「ネットに詳しいくせにメールの返事も書けないとは何事か!」といつもお叱りを受けている。

 未だ愛用中のiPhoneも文字入力はイマイチだし、F-01Aも決して打ちにくいとか変換効率が悪いとか、そういうわけではないのだが、テンキー入力が苦手で手が伸びない。結局、ケータイでメールを送るなんて、週に2回あればいいほう。

 ゴチャゴチャ書いたが、要は、まともな文章書くには、なんつったってQWERTYキーボードなんである。

 キーボード派の私にとって、最近のスマートフォンブームは追い風だ。だが、おサイフケータイが手放せない私としては、オープンOSを使った世界標準のスマートフォンではなくて、日本式ケータイにQWERTYキーボードが付いた機種が欲しい。そうなるともう、必然と選ぶ端末は決まってくる。ドコモならばシャープのSH-04Aだ。

 買って使って、驚いた。

 SH-04AはQWERTYキーボードで文字入力、普通のケータイライクな操作はタッチパネルで、という折衷策を採っているのだがなかなかこれに慣れない。いや、正直にいってしまおう。買って3日目くらいまではストレスだらけだった。

 なにしろ、今まで日本式ケータイの操作を根底から支えてきたテンキーがなく、画面上のテンキーを押すのがなんとも心細い。一応断っておくが、これは私がタッチパネルに慣れていないからではない。すでにiPhoneは半年以上使い倒している。戸惑うのは、サービスから端末のインターフェイスまで、すべてがタッチパネル前提で作られたiPhoneとは違って、テンキー前提のサービスがほとんどのiモードコンテンツをSH-04Aで使うのは、けっこうツラい。iアプリは特に顕著で、ついついアプリの中のインターフェイスにタッチしてしまう。が、もちろん反応しない。矢印キー、決定キーに見立てたタッチパネルで操作しなければならない。

 ストレスだらけという、波乱の船出を迎えてから1週間、今、確実に潮目が変わりつつある。いや、潮目が変わるどころか、「これ最高かも」と思い始めている。そのカギはやはり、キーボードだ。

 次回は入力周りをもっと突っ込んで紹介したい。

pac.jpg 3月18日より、「コンテンツ得パック」がスタートした。月額合計5000円相当の複数のYahoo!ケータイサイトが、全部まとめて月額315円で利用できるという、なんとも福袋的なサービスだ。4月13日までに申し込めば、最初の1カ月分は無料(コンテンツ得パックお試しプログラム)なので、「931SH」で試してみることにした。

 「コンテンツ得パック」は、人気の26コンテンツ、月額合計5000円相当が月額315円で楽しめるというサービスだ。サービス形態は、ケーブルテレビやCS放送の番組パックと似ている。

 基本20サイトとスポーツ系コンテンツで構成される「+スポーツ」と、基本20サイトと、健康やレシピ、占いコンテンツで構成される「+ライフ」が用意されていて、今回は「+スポーツ」を選ぶことにした。

 利用するには、Yahoo!ケータイの「設定・申込」から「My Softbank」にアクセスして設定する。「オプションサービス変更」からコンテンツ得パックを有効にすれば利用できるようになる。ポータルサイトにはメニューリストからアクセスできる。

 普段契約している有料サイトは、当たり前だが好みのコンテンツばかりだ。コンテンツ得パックでは、単独では有料登録しないようなコンテンツも楽しめるので、毎月315円のひまつぶしツールと思って利用している。最近、コンテンツ得パックの「梨元芸能裏チャンネル」のおかげで、芸能通になりつつある。前述の通り、4月13日までに申し込むと初月は無料だ、何はともあれお試しあれ!