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ドコモ、ソニー・エリクソン製Android端末「Xperia」発表


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 NTTドコモは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid 1.6搭載スマートフォン「Xperia(エクスペリア)」を4月に発売すると発表した。

 「Xperia」は、全面タッチパネルのソニー・エリクソン製スマートフォン。昨年11月、海外向けモデルとしてAndroidを搭載した「XPERIA X10」が発表され、その後NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏が導入に向けて意欲を示していたが、今回「Xperia」(型番:SO-01B)という製品名で、日本でも発売されることになった。

 動画や音楽、写真をシームレスに楽しめる「Mediascape(メディアスケープ)」、友人などの情報をまとめて表示する「Timescape(タイムスケープ)」といった特徴的な機能をはじめ、グーグルの各種アプリケーション(Androidマーケット、 Gmail、カレンダー、地図、Google talkなど)などが利用できる。また、TwitterやFacebook、mixiをシームレスに楽しめる仕組みも取り入れられている。

 一方、iモード、ケータイデータお預かりサービス、おサイフケータイ、ワンセグ、iアプリオンライン、iウィジェット、iコンシェル/オートGPS、マイエリアには非対応となる。

 手持ちの携帯電話からアドレス帳を転送する際は、いわゆるvCard形式のデータであれば、FOMAカードかSDカード経由でインポートできる。またパソコンでCSV形式のデータとして保有していれば、Gmailのアドレス帳にインポートして、同期させることもできる。

 CPUは1GHz駆動のSnapdragon(QSD8250)で、HSDPA(下り最大7.2Mbps)/HSPUA(上り最大2Mbps)、Wi-Fi(IEEE802.11b/g)をサポート。ベースバンドチップは、3Gの場合、2GHz帯と850MHz帯に対応する。4インチフルワイドVGA タッチパネル液晶(静電式、強化ガラス)、810万画素CMOSカメラ、GPS、Bluetooth機能、3.5mmイヤホンジャックmicroUSB端子などを搭載する。microSDHCカード(最大16GB)スロットを備え、パッケージには16GBのmicroSDカードが同梱される。

 大きさは約119×63×13.1mm、重さは約139g。連続待受時間は、国内(3G)であれば約300時間、海外(GSM)であれば約230時間。連続通話時間は国内で約290分、海外で約270分。

特徴はMediascape、Timescape

 オープンなソフトウェアプラットフォームであるAndroidを搭載する携帯電話はこれまで国内外で発売されているが、Xperiaでは、独自のユーザーインターフェイスと機能が用意されている。

 特徴的な機能の1つが、写真や映像などマルチメディアコンテンツを管理・再生できる「Mediascape(メディアスケープ)」で、もう1つがアドレス帳やメールのやり取り、SNSの状況などをシームレスに利用できる「Timescape(タイムスケープ)」だ。

 Mediascapeは、「ミュージック」「ムービー」「フォト」というタブに分かれ、それぞれ音楽、映像、写真を一覧で表示、再生できる。再生中画面には「インフィニット(infinite、∞)ボタン」というボタンが表示され、クリックすると、音楽であればアーティスト情報、写真であれば同じ日に撮影した写真の一覧が表示されるなど、1つの情報から、別の情報へシームレスに繋げる役割を果たす。ちなみに「楽曲再生」→「インフィニットボタン」→「アーティスト情報」と画面を切り替え、画面下部を横にスライドするようになぞると「YouTube」というタブがあらわれ、アーティスト側が公式に用意したものに限らず、YouTube上にあるそのアーティストに関わる動画へアクセスできる。ちなみにYouTubeは、ドコモ網経由で高画質モードが利用できる。

Mediascape インフィニットボタンでアーティスト情報へアクセスすると、YouTubeのコンテンツもチェックできる YouTubeは高画質モードが利用できる

 音楽再生では、パソコン向けソフト「Media Go」で取り込んだ楽曲データや、「Xperia」にあわせてスタートする楽曲販売サービス「mora touch」の楽曲データを同じ再生リストで利用できる。

 一方、「Timescape」は、友人のアドレス帳データと顔認識などを組み合わせ、写真・SNS・メールなどをシームレスに繋げる。人物が写っている写真を再生すると、顔の下に「森さん」「山口さん」などユーザーが入力した名前が表示される。最初は誰も入力されていないため、名前がない状態だが、名前が表示される付近をタッチすると名前を変更できる。このとき、アドレス帳からデータを選択することで、顔写真とアドレス帳データを紐付ける。国内大手のSNSである「mixi」や、米国発のミニブログサービス「Twitter」、米国大手のSNS「Facebook」と連携でき、自分のアカウントを登録しておけば、常に最新のデータを取得し、友人がつぶやいた情報を確認できるほか、XperiaからもTwitterやFacebookへ同時に投稿できる。

写真再生画面。顔認識で名前も表示できる 名前変更は、アドレス帳からデータを指定できる 同じ人が写った写真をまとめて確認することも アドレス帳。下部にタブがある。左右になぞってSNSなども確認できる

 ドコモ独自のアプリ(機能)としては、「ドコモマーケット」「羅針盤」の2つが用意される。このうち「ドコモマーケット」は、ドコモ推奨アプリが紹介されるポータルサイトという位置付け(別記事参照)。一方「羅針盤」は、加速度センサーを利用したアプリで、Xperiaを向けた方向にある星空や有名なランドマーク、水平か確認できる水準器などの機能が利用できる。

 21日に行われた発表会では、実機が展示され、いずれの機能ももたつくことなく、スムーズに利用できるようになっていた。

Xperiaを向けた方向にある著名なランドマーク 「羅針盤」の水準器 加速度センサーを利用して星空も

PC向けソフト、文字入力

 Xperiaをパソコンに接続すると、USBストレージとして認識される。ソニーのゲーム機「PSP」へファイル転送できる、ソニー提供のパソコン向けソフト「Media Go」を利用してXperiaへ楽曲データを転送する形となる。なお、「Media Go」にはコンテンツ販売ページへアクセスできる機能が用意されているが、これはPSP向け機能で、Xperia向けコンテンツは取り扱われない。

 文字入力は、タッチパネル入力に対応したPOBox Touch 1.0がプリセットされている。日本語はいわゆるローマ字入力でインプットすることになるが、日本語を入力しやすいようチューニングされている。たとえば利用頻度が高い母音の「A」「I」「U」「E」「O」のキーは、他の文字よりも表示面積が大きめとなっている。また、予測変換に加えて次に入力される可能性があるキーをハイライト表示などで、見やすくしている。

 このほか展示機に搭載されていた「Moxier」は、Exchangeサーバーと連携できるアプリ。法人での用途が想定されており、発売時にもプリセットされる見込み。

Media Go。バージョン1.3以降がXperia対応になる見込み ストアはあるが、Xperia向けコンテンツは取り扱われない予定 PCにはUSBストレージとして認識される
ロック解除画面 ソフトキーで文字入力。プリセットの日本語入力ソフトはPOBox touch 画面下部から上に向かって指でなぞるとアプリ一覧が出てくる

 

外観

 

画面


 



(関口 聖)

2010/1/21 12:52


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