ケータイ Watch
みんなのケータイ

1225931sh.jpg 「931SH」で津田のケータイライフにもちょっとした変化があった。キレイで大きな画面のおかげか、通勤中にこれまでよりもいろいろなニュースサイトをチェックするようになったのだ。さくさくっとニュースをチェックためには、一覧性が良い「931SH」はストレスを感じなくていい。

 ニュースチェックにはタッチパネルも貢献している。今年、左手首の腱鞘炎になったおかげで、画面をスクロールさせる際に方向キーの「↓」を連打し続けると、手首のあたりに違和感を感じるようになった。そのせいもあって、画面をなぞって簡単にスクロールできる点はとてもありがたいと感じる。

 また、購入当初はハーフXGAサイズを活かすため、横画面で利用することが多かったが、現在は縦画面で利用している。使いやすいポジションを試行錯誤していくうちに、縦画面の方が「931SH」の特徴を活かせると思ったからだ。

 そのスタイルは、端末をスライドさせて開いた状態で利用する。左手全体で端末をホールドし、左親指は決定キーと数字ボタンの操作を行う。右手の人差し指はスクロール操作など画面タッチを担当し、右の親指で画面上に表示されたソフトキーの操作を行う。

 かなり変則的なスタイルなのかもしれないが、インターネットなどを利用する場合はこのスタイルで定着してしまった。PC向けサイトをケータイで表示させると、複数のURLが密集して表示されることがある。「931SH」ではピンチイン/アウトの操作ができ、画面に触れているとタッチした周辺部分だけ拡大表示も可能となっている。ただ、両手が使える状況ならば、細かい作業はタッチパネルだけで操作するより、ハードキーを併用した方が早い。ソフトキーとハードキーが併用できる「931SH」らしい使い方だと思うのだが、いかがだろうか。

 「ダイエットのため、ドコモユーザーでもジョギングに使えるケータイ」ということをケータイ探しの第1優先事項としてきた私は、今回、「SH-01A」を購入した。だが、新機種を選ぶあたり、本来の「ジョギングに使えるかどうか」ということよりも8メガCCDカメラに目がくらんでしまい、「SH-01A」を購入してしまった。

 ジョギングに使うケータイとは、私にとってGPSと関連アプリで位置情報(走行経路)を記録しながら音楽が聴けるケータイ、ということだ。「SH-01A」にそういった使い方ができるか、うっかり事前チェックしていなかったのだが、もはや手元にあるのだからしょうがない。これは実地に試すしかない。

sh01a01.jpg そこで、早速服を着替えて「SH-01A」を手にジョギングシューズを履いて外にでた。あらかじめダウンロードしておいた「ジョグノート」アプリを起動し、マルチタスクで音楽再生機能を選ぼうとすると......お! いける! 再生できるやん! と妙に興奮してジョギングをスタートした。

 走り出してちょっと経つと、ピッと音がして、音楽再生が止まった。あれ? なんでや? おかしいな、とケータイを見る。ケーブルが外れたかと思ったが、今回はBluetoothを使って音楽を聴いていたので、それはない。Bluetooth機能もONだし、イヤホンに繋がるBluetoothアダプタもバッテリーはある。ケータイの機能をアプリから音楽再生に切り替えると、妙なことに音楽再生が止まっていた。

 もう一度再生ボタンを押して、走り出す。すると、またもやピッと音がして音楽再生が止まった。あれれ? と思う一方で、この「ピッ」という音には聞き覚えがある。

 「ジョグノート」アプリでは、走行ペースを知らせる方法として音かバイブレーションが定期的に鳴動するのであって、この「ピッ」という音は、まさにその効果音だった。もしかして音楽再生よりもアプリの音再生が優先された? と思い、アプリ側では音が鳴らないように設定して再び走り出してみると、今度は音楽再生は途切れることなく、最後まで移動経路も記録しながら走りきることができた。

 ドコモの携帯電話では、マルチタスク(複数機能を同時に使う)をサポートしているものがほとんどで、「音楽とiモードの同時起動」「メールとテレビの同時起動」といったことが可能かどうかは、取扱説明書の後ろのほうに「マルチタスクの組み合わせ」といった形で掲載されている。「SH-01A」では音楽再生とiアプリは同時に使える機能となっていて、音関連の設定ではiアプリと音楽再生のどちらを優先するか指定できるのだが、ミュージックプレーヤーでBGMとして音楽再生しながらアプリを使う場合は、アプリ側の音量を0(オフ)にしておいたほうがよさそうだ。

 W64SHの魅力の一つは、フルワイドVGA液晶の広さと美しさだ。これにPCドキュメントビューアーとBluetoothが加わると、かなり便利だな、と実感する。

 auの場合、端末によってPCドキュメントビューアーが載っていたり、載っていなかったりするため、イマイチその便利さが伝わっていないような気がする。おそらく、「ケータイでWord、Excel、PDFとかのオフィスドキュメントを閲覧できる」というのが一般的な認識だろう。

w64sh02.jpg しかし、筆者の一番のオススメは「.mht(単一ファイル)形式で保存したWebページの閲覧」である。例えば、パソコンでケータイ Watchを読んでいて、「お、この記事は役に立ちそうだから、後でよく読もう」なんていう場合、そのページを.mht形式で保存し、PCドキュメントビューアーを搭載したケータイに転送しておくといい。

 その転送作業もBluetoothがあると楽ちん。従来はケータイからmicroSDカードを取り出して、カードリーダーに挿して......、なんてやっていたが、Bluetoothならワイヤレスでスマート。

 もちろん、Webサイトなので、PCサイトビューアー(フルブラウザ)を使えば、その都度アクセスして確認できるのだが、筆者のように地下鉄通勤をしていると、ちょうど暇つぶしに読みたいときにネットに繋がらない、ということになる。

 これで、記事ページを.mhtファイル(PDFでもいいけど)に自動保存してくれるRSSリーダーがあると、さらに便利なんだけどなぁ。

 WILLCOM 03のファームウェアのバージョンアップはありがたいんですが、動作に支障がでて一番困ったのが、UI周りの動作を管理するアプリたち。中でもお気に入りの「WkTASK」が使えなくなったときは本当にツラかった! アプリは起動したまま残るし、アプリ間で画面を切り替えようにも面倒で仕方がなくて、そうこうしていると秋冬の新端末なんかがわんさと登場したものだから、WILLCOM 03への情熱が激しく下がっておりました。

WkTASK.jpg そんな中、「WkTASK」の最新バージョンが公開されているのを発見!! アドレナリンがドバッと出ました。すかさずインストールしたことは言うまでもありません。アタシの端末はときおり理解不能な挙動を見せてくれるので、しばらくは冷静に動作をチェックしておく必要はありそうですが、今のところ問題なさげ。これで余計なことを気にせず使えると思うとうれしいです。

 ようやく普通に使える気がしてウキウキしてくると、次に気になってくるのが、Today画面のタブ化。現在スケジュールと作業予定がむきだしの状態なので、端末を人に見せるとき恥ずかしいと感じるようになったからです。部分的にタブ化して、アプリと予定画面を切り替えられるようにしたくなりました。

 探してみたところ、古いところでは「cLaunch」というアプリが見つかりました。インストールしてみましたが、正直小さくて大変(苦笑)。設定画面でなんとかできるかとおもいきや、表示が欠けてしまってどうにもこうにも。仕方なく諦めました。シンプルでよさそうだったんですけどねぇ。

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タブ化前の状態 「cLaunch」を入れてみたが、アイコンが小さすぎて諦めた

Tab-03.jpg もう1つ見つけたのが「Spb Pocket Plus」。こちらは有料アプリですが、円で支払えて15日間お試しできるというので早速インストールしてみました。

 タブを新規で追加できますし、Todayのプラグインも併用できるようなので、なんとか独立したタブに予定を表示できました。設定画面の呼び出しも非常に楽になりました。タブもドラッグ&ドロップで順番が入れ替えられるし、アイコンは個別指定で大小サイズの指定ができます。スバラシイ。WkTASKとあわせて使うとかなり切替が便利かも。

 でも、なぜだか日本語入力ができませ~ん。プラグインで導入している予定管理ツール「NegiTodayAgenda 2006」と「NegiTodayToDo 2006」を表示するようにしたんですが、プラグイン側で指定した行数分表示されません。Todayに表示させる設定にすると、「設定」タブに出ちゃうんですよねぇ。うーん? 「Spb Pocket Plus」の導入後は、Today周りの設定呼び出しを「Spb Pocket Plus」から行わないと、「Spb Pocket Plus」そのものの非表示にもうまく対応しない感じ。

 見た目や機能は理想的ですが、もうちょっといじってみないとダメですね。がんばります。ここが楽しくもあり、腹立たしいところでもありますが。

931sh01.jpg  前回のエントリーで、ルックス重視の携帯選びを公言した津田、結局のところ、秋冬シーズンは「931SH」を選ぶことに。タッチパネルのレスポンスの良さと、かなりの高機能ぶりに買わずにいられなかったのであった。目下のところ、サクサク動くタッチパネルの操作自体が楽しい。初めてモバイル機器を購入したときのように、わくわくしながらいろいろ試している状況だ。

 ところで、ソフトバンクの秋冬モデルのうち、「931SH」と「930SH」では従来の取扱説明書ではなく、薄く簡略化されたものが同梱されている。ソフトバンクによれば、薄くなった説明書が今後は標準版になるという。「紙資源の節約」を理由に、これまでの詳細な取扱説明書はPDF版としてWeb上で公開される。冊子版が欲しいユーザーは、1500円以上(送料込み)を払って購入しなければならない。

 「931SH」はソフトバンクの全部入り端末と言える存在で、タッチパネルの搭載やウィジェットへの対応など、新しい試みの多い端末だ。そうなると、なおさらしっかりした説明書が欲しくなる。ほかの秋冬モデルでは、冊子版の詳細な説明書が同梱されているのに、「931SH」のユーザーは購入が必要というのでは不公平な気がする。

 そんな文句をブツブツ言いつつも、端末はバリバリ触っている。やはり大画面は気持ちがいい。早速、「931SH」で撮影した美味しい食事を待受画面に設定してみた。縦画面も横画面も美味しい待受画像!! 次回から、充実した機能をどんどん紹介していきますよ~。

 これまで家電量販店やキャリアのショップ、併売店で携帯電話を購入したことがある。ここ2~3年でキャリアが直接販売するネット通販サイトも登場してきたが、まだ使ったことはなかった。そして、12月1日からはNTTドコモが「ドコモオンラインショップ」をリニューアルし、携帯電話本体を販売するようになった。まずはFOMA契約の機種変更のみ、ということだが、本コーナーで扱う新機種を買うために、今回利用することにした。私にとっては、ネットでケータイを買うのは初めてのことだ。

 サイト内では、「最新機種から探す」「カラー・形状から探す」「メーカーから探す」と案内されている。今回は、購入する機種が決まっているので、商品一覧画面からアクセス。たとえばPRIMEシリーズは、「F-01A」「N-01A」で6万4050円、「P-01A」「SH-01A」は6万2370円と案内されている。この価格は、一括払いするときの価格だが、割賦(12回/24回)で購入することもできる。値段はどちらでも変わらない。金利はキャリアが負担しているのだろうか。

sc0001.jpg 機種別のページに行くと、わかりやすく価格が表示されている。ただし、この価格は同一機種の利用期間が12カ月以上の場合で、オンラインショップ割引6300円を適用した場合の価格だ。ほかにも、今は「ご愛顧割」といったキャンペーンも実施されているようで、人によってはさらに割引されるようだ。ただし、私は「SO906i」を購入してから4カ月しか経っていないので、割引非適用価格になる。ページ内を探してみると、小さく表示されていた。12カ月以上の価格と比べ、6000円ほど高い。

 「同意して購入」をクリックし、My DoCoMo(ドコモユーザー向けWebサイト)の会員IDとパスワードでログインする。オプション品や支払い方法、宅配方法を選択していく。自宅へ届ける場合は、12月3日に申し込むと、最短で12月6日に届くと表示されていた。他の住所の場合はもう1日かかり、12月7日の配達になるという。

sc0002.jpg ページを進めていくと「ご利用になる方は18歳以上ですか?」という設問が用意され、その次のページでフィルタリングサービスを利用するかどうか選択する。ちょっと気になったのは、18歳以上と回答していても、フィルタリングサービス選択時にはデフォルトで「iモードフィルタ」が選択されていること。細かい点だが、さくさくとクリックしていくと、気づかずiモードフィルタを申し込んでしまいそうだ。

 最後にクレジットカード情報を登録して、注文が確定した。支払いはクレジットカードのみ。その直後に「お申し込み受付のご連絡」という題名のメールが届いた。自動送信とのことで、発送段階になるとまた通知してくれるという。ここまでの一連の流れは、楽天市場やAmazon.co.jpなど、一般的な通販サイトと同じ使い勝手だ。ただ、決済手段がクレジットカードのみに限られている。発注直後にログインし直してみたが、キャンセル方法はないようだ。配送前になれば何らかの手段が用意されるかもしれないが、発注ミスは避けたい。

 というわけで、今回は、8メガCCDカメラが魅力の「SH-01A」を注文した。その使い勝手は今後レビューするとして、今回紹介した「ドコモオンラインショップ」は、本誌が毎週調査している店頭価格と比べれば、量販店のほうが割安で量販店独自のポイントが付くこともあり、価格にこだわる人にとっては魅力薄かもしれない。しかし、店頭に行くのが面倒な人や昼間に店頭を訪れる余裕がない人などにはうってつけのサービスだ。店頭では待たされることもあるが、そういったこともなく、パソコンを使って注文するだけという気軽さもメリットの1つ。これからのケータイの買い方として、使ってみるのもアリだろう。

w64sh.jpg あれこれ思い悩んだあげく、私がこの冬に選んだのは、防水じゃない「W64SH」だった。自転車に乗る際にはビニール袋が復活することになった。auの冬モデルの中では8メガカメラ搭載のW63CAなんかも有力だったのだが、最終的に決め手となったのは、「歩数計(カロリーカウンター)の有無」である。

 W62CAを使い始めてからというもの、日々どれだけ歩いたかをチェックするようになっていた。年齢的にも30代半ばに差し掛かり、メタボも気になる。歩数計自体は非常に地味な機能なのだが、意外や意外、一度使い出すとこれが手放せないのだ。考えようによっては、W64SHの144gという本体重量も、体に負荷をかけるのにはちょうどいいかもしれない。胸ポケット派なので、肩がこるようになった気もしないでもないが......。

 で、今回W64SHにしてみて、KCP+も初採用されてから1年でかなり快適に使えるようになったと実感。もっとも、ボタンを次々押してもついてくるというレベルのサクサク感ではないので、まだまだ改良の余地は残されているだろう。それでも、先日まで使っていたW62CAは随所でややもたつく感じがしたが、W64SHはほとんどストレスなく使えるのがうれしい。

 というわけで、この冬はW64SHで頑張ります。

 

PB290001.JPG 前回のエントリーから約2週間が経ち、秋冬モデルが続々と発売を開始した。購入候補の端末に限っても、すでに「W63CA」や「931SH」が店頭に並んでいる。とは言え、まだ冬モデルの発表が完全終わったわけではない。auが「12月上旬に第3弾の発表をする」と予告しており、これが端末でないとは限らないからだ。過去には秋冬モデルの会見後に、単独で「W44S」が発表されたケースもある。最終的にどの機種で原稿を書くかは、この発表を見てから決めたいと思う。

 というわけで、今回は(多分)最後になる「SH906i」の活用方法を紹介していこう。今回のテーマは「デュアルネットワークサービス」。1回線でFOMAとmovaを使い分けられる、実に便利なサービスだ。フリーで仕事をしていると、いつでもどこでも電話がつながるという状況は実にありがたい。「電話を逃す=仕事を逃す」になりかねないからだ。もちろん、MNP以降、FOMAの電波状況は格段によくなり、行動範囲の大半はカバーされるようになった。だが、残念ながらまだmovaしかつながらないスポットがあることも事実。特に、ものすごく小さな飲食店でなおかつ地下深くにあるような場合、movaの方が電波のつかみがよかったりする。こんなときでも、デュアルネットワークサービスなら、movaに切り替えられるので安心だ。

 また、もう1台持ち歩いているmovaが、予備の端末としても機能する。デュアルネットワークサービスは、利用したい端末から切り替え作業を行う。つまり、FOMAの電池が切れた場合、mova側から操作をすればOKなのだ。逆もまたしかり。これなら、いざという時にどちらかが故障してもなんとかなる。

 オン/オフの切り替えにも重宝する。仕事の都合上、メインの端末はどうしても全部入りになるため、サイズも大きくなりがちだ。そこで、私のドコモ端末には、常にデュアルネットワークサービスで「premini」を紐付けている(もちろん初代premini)。これなら、近所のバーにお酒を飲みに行くというだけのために、わざわざ大きな端末を持ち歩く必要がなくなる。当然、preminiだとおサイフケータイも使えなければ、ワンセグも非搭載。サイトだって非対応なものが多い。だが、遠出をせず、こうした機能が不要なシチュエーションなら、端末はやっぱり小型の方がいい。

 「予備端末やオン/オフの切り替えなら、FOMAを2台用意して、FOMAカードを差し替えて使えばいいじゃないか」という声もあるが、電池パックを外してカードを差し替え、その上で電源を入れるというのは、相当な手間だ。やはり手軽さでは、デュアルネットワークサービスが一歩リードしている。SH906iに限った話ではないが、FOMAからmovaへの切り替えが、非常に簡単なのだ。逆もまたしかりである。まず、FOMAを使いたい場合、SH906iなら「設定」の「その他のNWサービス」から「デュアルネットワーク」を選択。ここで「デュアルネットワーク切替」を選んでネットワーク暗証番号を入力すれば、FOMAが使用可能になる。他の機種も、だいたい操作方法は同じだ。SH906iなら、「デュアルネットワーク」にカーソルが合っている状態で「MULTI」キーを長押しすると、ショートカットに登録可能なので、頻繁に利用する際は、登録しておくとようにしたい。逆にmovaにしたい場合は、mova側から「1540」に電話をかける。あとは音声ガイダンスに従って、暗証番号を入力するだけ。mova側の場合、どの機種でも操作は同じだ。

 movaの新規申込は、11月30日で終了してしまったが、デュアルネットワークサービスは今からでも申し込める。料金はわずか315円。留守番電話サービスとセットなら105円引きと安価なので、興味がある方は、ぜひ使ってみてほしい。

 元々、このサービスは、FOMA開始当初のエリアをカバーする"緊急措置"として生まれたものだ。しかし、じっくり使ってみると、意外な活用法があることに気づく。もし「FOMA⇔FOMA」で同じことができれば、本当の"スタイルに合わせた端末選び"が可能になるだろう。例えば、家庭では無線LAN搭載で超大画面のスマートフォン、外出時にはおサイフケータイというような使い分けが可能になる。プライベートでは全部入り端末、ビジネスでは薄型端末という活用のしかたもありだ。かつて発売していた「Music Porter」のような"特化型ケータイ"も、端末の切り替えが簡単なら活きてくる。必ずしも1人の人間が、1つのライフスタイルで生活しているとは限らない。「PRIME」と「PRO」を使い分ける人がいてもいいと思う。FOMAのエリアを補完する目的で生まれたデュアルネットワークサービスだが、考え方次第では、新たなニーズを掘り起こすサービスに化ける可能性があるのかもしれない。

 新端末が登場してますが、引き続き「WILLCOM 03」でおつきあいくださいませ。

ikemen.jpg ただ、イケメンバンクのイケメンですら新しいケータイを欲しがるこの頃ですから、一応、新端末選びのいきさつについては書いておこうかと。

 最新モデル選びに頭を悩ませておりましたが、F-01Aで決着しました。当初、条件としてはF-01Aに絞り込んだいたものの、「F-01Aはインカメラがないから......」と二の足を踏んでました。惜しいな~! と。

 んが! 製品情報をみながら、「インカメラがないのに、どうしてテレビ電話ができるんだろう?」と気づいたんです。パネルをぐるりと回転させて、裏のメインカメラを使うんですね~。その瞬間、防水機能とタッチパネルと歩数計が欲しかったアタシがF-01Aを選ばない理由がなくなってしまったわけで。気がついたら手にしていました。

 当初はN-01Aも候補で、もんのすごく悩みました。店頭で散々クルクルさせてたんですけど、アラフォーでケータイも左手メインで、しかも手が小さい(これ、最大のネック!)アタシにはちょっとあの機構が難しかった(苦笑) 残念。

 ワンタッチオープン&WオープンファンとしてはPの行く末も気になりますが、当分はF-01Aをメイン端末ということで楽しみたいと思います。早速動画突っ込んでお風呂で見てます。防水万歳! マジ楽しいですな。汗かけますし。画面が妙に黄色い気はしますが。あと、P905iで簡単に受信してた場所で映像が途切れるなど、妙にワンセグの受信感度が弱い気がしてるんですが......。

 同年代の知人とも話してたんですが、ワカモノ以上オトナ未満(まだ老眼じゃないぞ!)のアラフォー世代を侮っちゃいけないんです! けど、だいたい我々はターゲット層から外れてるよね、と(苦笑)。世間と自分の意識のズレは加味されてませんが。

F01A-WILLCOM.jpg さて、あれこれ書きましたがやっと本題です。新秋冬モデルでもWindows Mobile端末は登場しましたし、新しいキーボード付きの端末にも心惹かれるものがありましたが、コンパクトさとラブリーさではWILLCOM 03に軍配! と思いました。キーボードだけじゃ片手操作できないし、テンキーではテキスト書きにくい。やはりWindows Mobile端末には両方欲しい派のアタクシ。願わくばWILLCOM 03のイルミネーションキーがリアルなボタンだったらよかったのに、と今でも思いますけど。

 そんなWILLCOM 03で「Yahoo!路線情報」を参照しようとしたら、対応していないと言われてしまいました。がーん。以前は利用できてたような気がするんですが......デザインやインタフェースが変わったようなのでそのせいでしょうか。ぜひがんばっていただきたいところです。

 それにしても。Advanced/W-ZERO3[es]→WILLCOM 03も割賦が重複してるし、P905i→F-01Aの機種変更でも割賦が重複してるし。気がついたら4台分の代金払ってました。もう割賦地獄! 変更前の機種については、残り1万円くらいになったところで耳をそろえて払っておきたいと思うこの頃です(TT)