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東京〜新大阪、新幹線でワンセグは視聴できるのか?

東京駅

 2月16日10時過ぎ、東京駅の新幹線ホームにて
 4月1日の本サービス開始に向けて着々と準備が進む携帯電話向けのデジタルテレビ放送「ワンセグ」。試験放送とはいえ、東名阪エリアを中心に地上アナログ放送と同じ内容の番組がすでに視聴できるようになっている。

 もちろん、仕事の合間に会社のデスクでテレビを見るなどという使い方も便利だが、ワンセグの真価が問われるのは外出中の視聴だ。そこで、東京駅から新大阪駅まで移動する新幹線の中でどれくらいワンセグが見られるのか、発売されたばかりの対応端末「W41H」で実際に試してみた。


イヤホンマイク端子の位置に困惑

イヤホンマイク端子

 TVスタイルでは、イヤホンマイク端子が端末の下に来るため、テーブルに立てて置けない
 乗り込んだのは2月16日午前10時13分東京駅発ののぞみ49号。進行方向に向かって左側窓際、つまり太平洋側のシートに座った。ワンセグの映像は乱れることなく、綺麗に映っている。

 使い始めてまず気になったのは、イヤホンマイク端子の位置だ。さすがに新幹線の車内で音声をスピーカー出力するわけにはいかないので、必然的にイヤホン使用となるのだが、TVスタイルにした場合、イヤホンマイク端子が下に来る。テーブル上に置くにしても非常に不安定で、TVスタイルで使うとなると、ずっと手で持っている必要がある。卓上ホルダがあれば問題ないが、かさばるだけに、それを持ち歩くのも気が引ける。結局、モードを縦表示に切り替えて使うことにした。

 東京を出発し、新横浜あたりまでは、トンネル区間を除けば比較的安定して受信できた。しかし、新横浜付近で時折放送が途切れる場面に出くわし、しばらくすると完全に受信できなくった。静岡に抜けるまではトンネル区間も多く、ワンセグはまず利用できないと考えたほうがいいだろう。


トンネル内での暇つぶしの準備を

トンネル

 トンネル区間や山間部では視聴できない
 では、トンネル内でどうやって暇を潰せばいいのか。「出張中なら仕事しろ」とツッコミを入れられてしまいそうだが、せめて移動中ぐらいはリラックスしたい。

 実は、東海道新幹線の車内ではFMラジオが受信できるようになっているので、FMラジオチューナー搭載端末であれば、トンネル内でもこれを聴いてリラックスできるのだ。また、携帯電話の音楽プレーヤー機能用にデータを用意しておけば、お気に入りの音楽で楽しめる。そうした準備が面倒なら、“寝る”という最終手段も用意されているので心配はいらないだろう。

 もっとも、都営地下鉄のトンネル内でワンセグを受信するという実験も行なわれており、今後は新幹線のトンネル区間でワンセグの放送波を受信できるようになる可能性もある。ただ、上記の実験の目的は、あくまでも「災害時の情報提供手段の確保」なので、現時点では過度に期待を抱かないほうがいいのかもしれない。


エリア設定の切り替えも忘れずに

縦表示

 表示サイズは小さくなるが、縦表示モードで使うのが無難
 トンネル区間を抜け、静岡付近まで来ると、ワンセグを受信できるようになる。ただ、注意したいのは、チャンネル設定でエリアを変更する必要があるというところだ。これは地域によって使用している周波数が異なるためで、ユーザーが意識してこの操作を行なう必要がある。

 このエリア設定操作は、メニューから「オート設定」を呼び出して行なうのが便利だが、場所によってはうまく機能しないこともあるようだ。静岡と愛知の県境付近や滋賀から京都に入る辺りでは、手動で愛知や京都に設定するとワンセグを受信できるのに、オート設定を行なうと静岡や滋賀が設定されてしまい受信できないという場面に出くわした。

 ちなみに、静岡から京都までの受信状態だが、トンネル区間を除き、静岡〜浜名湖手前は比較的良好。その後、一旦厳しくなり、名古屋の手前で再び快適に見られるようになった。愛知県内はほとんど問題なく受信できたが、岐阜に入り左右に山が見えてくると映像が途切れるようになり、京都に入るまでは入ったり入らなかったりという状態が続いた。京都から新大阪までは全く途切れることなく綺麗に受信できた。


片道ならOKだが……

新大阪

12時49分、新大阪に到着
 そして12時49分、新大阪に到着。およそ2時間半にわたり、ずっとワンセグをテストしてきたわけだが、電池マークを確認すると目盛りは一つも減っていない。カタログスペックでは最大約3時間45分の連続視聴が可能とされているが、実際、東京から新大阪までなら十分に電池が持つことがわかった。

 また、アナログのテレビチューナーを搭載した端末では、しばらく使用していると携帯電話本体が非常に熱くなる。一方、ワンセグ端末(少なくともW41H)の場合はというと、全くそのようなことがないことに驚かされる。もちろん、画質のクリアさはアナログのそれとは比べものにもならない。

 とはいえ、その後のことを考えると、東京から新大阪まで携帯を酷使するのは、かなり無茶な使い方だ。今回は新大阪に着いて昼食をとりながら30分程度充電したが、通話やメールを数件こなし、夕方、新幹線で東京に戻る途中、新横浜付近で電池の残量が極めて少なくなったことを示す「エクステンションモード」に切り替わり、編集部がある市ヶ谷に戻った頃には、完全に電池が切れていた。

 新幹線の中での暇つぶしにワンセグ・ケータイを活用しようという人がどれだけいるのか分からないが、あまり無茶な使い方をしなければ、新幹線の中でも十分に使えるサービスだということが確認できた。

 なお、今回のテストは東京〜新大阪間で行なったものであるため、それ以外の地域でどうなっているのかは不明だ。また、本サービスがスタートする4月1日までは、あくまで試験サービスという位置づけになっているため、それまでは今回テストしたエリアでも同様の結果が得られるとは限らないことにご留意いただきたい。



URL
  ワンセグQ&A(地上デジタル放送推進協会)
  http://www.d-pa.org/1seg/

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(湯野 康隆)
2006/02/20 11:07

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