ケータイ Watch
みんなのケータイ

 Nokia N82を手にしてすぐに気が付いたのは、USB充電に関してだ。端末の左側面にはマイクロUSB端子と充電用端子がそれぞれ備わっているが、パッケージ付属のUSBケーブルをパソコンに接続し、もう一方をこのマイクロUSB端子に接続しても、端末の充電はできないのだ。HTC製のスマートフォンなどでは端末の充電もUSB端子に統一されているため、私が勘違いしていただけなのだが......。

n82101.jpg オフィスで働く社会人なら、携帯はオフィスと自宅の両方で充電できる環境を整えたいもの。前回お伝えしたNokia storeの訪問は、こうしたグッズもついでに買おうとたくらんだものだったのだ。そこで、しばらくはノキアグッズを扱う見込みの、赤坂見附にある「Nokia @O-parts lifestyle shop」でUSB充電ケーブルを購入した。

 「Nokia Charger via USB port CA-100」という名のこの製品は、パソコンのUSBポートを使ってノキア端末を充電できるというもので、端末側には充電端子で接続する。ケーブルは18cmとかなり短いので、ノートパソコン、あるいはデスクトップパソコンの前面USB端子で利用し、端末やノートパソコンと一緒に持ち運ぶのがいいだろう。2709円という価格は迷うところだが、USB端子のカバーがケーブルをまとめるパーツになっていたりと、何気ないグッズながら小粋なアイデアが光る一品だ。

1225931sh.jpg 「931SH」で津田のケータイライフにもちょっとした変化があった。キレイで大きな画面のおかげか、通勤中にこれまでよりもいろいろなニュースサイトをチェックするようになったのだ。さくさくっとニュースをチェックためには、一覧性が良い「931SH」はストレスを感じなくていい。

 ニュースチェックにはタッチパネルも貢献している。今年、左手首の腱鞘炎になったおかげで、画面をスクロールさせる際に方向キーの「↓」を連打し続けると、手首のあたりに違和感を感じるようになった。そのせいもあって、画面をなぞって簡単にスクロールできる点はとてもありがたいと感じる。

 また、購入当初はハーフXGAサイズを活かすため、横画面で利用することが多かったが、現在は縦画面で利用している。使いやすいポジションを試行錯誤していくうちに、縦画面の方が「931SH」の特徴を活かせると思ったからだ。

 そのスタイルは、端末をスライドさせて開いた状態で利用する。左手全体で端末をホールドし、左親指は決定キーと数字ボタンの操作を行う。右手の人差し指はスクロール操作など画面タッチを担当し、右の親指で画面上に表示されたソフトキーの操作を行う。

 かなり変則的なスタイルなのかもしれないが、インターネットなどを利用する場合はこのスタイルで定着してしまった。PC向けサイトをケータイで表示させると、複数のURLが密集して表示されることがある。「931SH」ではピンチイン/アウトの操作ができ、画面に触れているとタッチした周辺部分だけ拡大表示も可能となっている。ただ、両手が使える状況ならば、細かい作業はタッチパネルだけで操作するより、ハードキーを併用した方が早い。ソフトキーとハードキーが併用できる「931SH」らしい使い方だと思うのだが、いかがだろうか。

 「ダイエットのため、ドコモユーザーでもジョギングに使えるケータイ」ということをケータイ探しの第1優先事項としてきた私は、今回、「SH-01A」を購入した。だが、新機種を選ぶあたり、本来の「ジョギングに使えるかどうか」ということよりも8メガCCDカメラに目がくらんでしまい、「SH-01A」を購入してしまった。

 ジョギングに使うケータイとは、私にとってGPSと関連アプリで位置情報(走行経路)を記録しながら音楽が聴けるケータイ、ということだ。「SH-01A」にそういった使い方ができるか、うっかり事前チェックしていなかったのだが、もはや手元にあるのだからしょうがない。これは実地に試すしかない。

sh01a01.jpg そこで、早速服を着替えて「SH-01A」を手にジョギングシューズを履いて外にでた。あらかじめダウンロードしておいた「ジョグノート」アプリを起動し、マルチタスクで音楽再生機能を選ぼうとすると......お! いける! 再生できるやん! と妙に興奮してジョギングをスタートした。

 走り出してちょっと経つと、ピッと音がして、音楽再生が止まった。あれ? なんでや? おかしいな、とケータイを見る。ケーブルが外れたかと思ったが、今回はBluetoothを使って音楽を聴いていたので、それはない。Bluetooth機能もONだし、イヤホンに繋がるBluetoothアダプタもバッテリーはある。ケータイの機能をアプリから音楽再生に切り替えると、妙なことに音楽再生が止まっていた。

 もう一度再生ボタンを押して、走り出す。すると、またもやピッと音がして音楽再生が止まった。あれれ? と思う一方で、この「ピッ」という音には聞き覚えがある。

 「ジョグノート」アプリでは、走行ペースを知らせる方法として音かバイブレーションが定期的に鳴動するのであって、この「ピッ」という音は、まさにその効果音だった。もしかして音楽再生よりもアプリの音再生が優先された? と思い、アプリ側では音が鳴らないように設定して再び走り出してみると、今度は音楽再生は途切れることなく、最後まで移動経路も記録しながら走りきることができた。

 ドコモの携帯電話では、マルチタスク(複数機能を同時に使う)をサポートしているものがほとんどで、「音楽とiモードの同時起動」「メールとテレビの同時起動」といったことが可能かどうかは、取扱説明書の後ろのほうに「マルチタスクの組み合わせ」といった形で掲載されている。「SH-01A」では音楽再生とiアプリは同時に使える機能となっていて、音関連の設定ではiアプリと音楽再生のどちらを優先するか指定できるのだが、ミュージックプレーヤーでBGMとして音楽再生しながらアプリを使う場合は、アプリ側の音量を0(オフ)にしておいたほうがよさそうだ。

 W64SHの魅力の一つは、フルワイドVGA液晶の広さと美しさだ。これにPCドキュメントビューアーとBluetoothが加わると、かなり便利だな、と実感する。

 auの場合、端末によってPCドキュメントビューアーが載っていたり、載っていなかったりするため、イマイチその便利さが伝わっていないような気がする。おそらく、「ケータイでWord、Excel、PDFとかのオフィスドキュメントを閲覧できる」というのが一般的な認識だろう。

w64sh02.jpg しかし、筆者の一番のオススメは「.mht(単一ファイル)形式で保存したWebページの閲覧」である。例えば、パソコンでケータイ Watchを読んでいて、「お、この記事は役に立ちそうだから、後でよく読もう」なんていう場合、そのページを.mht形式で保存し、PCドキュメントビューアーを搭載したケータイに転送しておくといい。

 その転送作業もBluetoothがあると楽ちん。従来はケータイからmicroSDカードを取り出して、カードリーダーに挿して......、なんてやっていたが、Bluetoothならワイヤレスでスマート。

 もちろん、Webサイトなので、PCサイトビューアー(フルブラウザ)を使えば、その都度アクセスして確認できるのだが、筆者のように地下鉄通勤をしていると、ちょうど暇つぶしに読みたいときにネットに繋がらない、ということになる。

 これで、記事ページを.mhtファイル(PDFでもいいけど)に自動保存してくれるRSSリーダーがあると、さらに便利なんだけどなぁ。

xmini.jpg 前回、「auの『第3弾』の発表を待ってから機種を決めたいと思う」という趣旨の原稿を書いたが、やはり待っていたかいがあった。12月8日に「Walkman Phone,Xmini」が発表されたからだ。テイストはよりカジュアルな方向に振られているが、驚きのサイズ感や大胆に切り落とした機能などは、まさにpreminiの後継機といっても過言ではない。実際、preminiとXminiを並べてみたが、サイズはほぼ同じ。ストレートとスライドの違いはあるが、ポケットに放り込んでおくだけで気軽に使えるという点は共通している。少なくとも、preminiユーザーである私は、Xmini購入を「即決」してしまった。

 だが、中には魅力を感じつつも「カメラがない」「おサイフケータイがない」といった理由で、購入を躊躇している人もいるだろう。そんなユーザーには、2台目としての購入がオススメだ。auでも「au ICカード」を差し替えれば、旧端末を利用できる。気分に合わせて端末を変えるということも、不可能ではないだろう。また、シンプルコースなら、月々の基本使用料はわずか980円から。2台目としてXminiを利用しても、大きな負担にはならない。1台目の端末がauなら、「家族割」で通話料が24時間無料になるため、着信を常にXminiに転送しておいても(転送のための)通話料はかからない。電話やメールの着信だけをXminiに集約させておき、発信は1台目からという形にすることもできる。

 もちろん、そもそもカメラやおサイフケータイ、GPSはいらないという人にとっても、Xminiは魅力的な1台目端末といえるだろう。カメラはデジカメで代替可能だし、おサイフケータイも頑張ればICカードで事足りる。全てのケータイがXmini並みに機能を割り切ってしまったら、それはそれで物足りないが、バリエーションの1つとして、このような端末はあってしかるべきだと思う。

 というわけで、次回からは、Xminiのあれこれを書くことに決めた。auさんとソニー・エリクソンさん、ぜひ年内発売が間に合うよう頑張ってください!

 発売初日に購入した「W63CA」。最も興味を惹かれたのは8メガカメラだが、その次に気になったのがモバイルデータ通信の定額対応。ようやっとと言うべきか、ついにパソコンからのデータ通信も定額対象になったのはとてもありがたい。

 普段、モバイル通信用にはイー・モバイルの「D01HW」を使っている。しかし、晴れた日は自転車、雨の日は電車が移動手段なので、その日の天候に応じて鞄を変えていたする。パソコンは毎日、鞄に詰め替えるのだが、ついつい忘れてしまうのが「D01HW」。いざ、街中でネットにつなごうと思ったら「あ、D01HWは家においてきた鞄の中じゃん」ということがよくあるのだ。

 また、D01HWがあったとしても、なぜかUSBケーブルがついておらず、「やっぱり接続できない」とマヌケな状態に陥っていることが多い。

 せっかく、パソコンを持ち歩いているのに、ネットに繋げないなんて......。気がついた時、鞄がさらに重く感じてしまうから不思議だ。で、ようやっと登場してくれたモバイルデータ通信機能。これさえあれば、普段、使っているケータイでネットに「安心して」接続できる。

w63ca.jpg 普段、持ち歩いているのはMacBook Air。なので、Bluetooth経由で「W63CA」でネットに接続できる。実際の設定はとってもスムーズ。MacBook Air側から「W63CA」を検索していけば、流れで設定が完了する(もちろん、W63CAのBluetoothは「接続待ち開始」に設定しておく)。ちなみに設定したプロバイダはau.NETだった。

 実際につないでみると、イー・モバイルと比べるとややもっさりしていて俊敏性に欠ける気がする。サクサクとページを見まくるというわけにはいかないが、まぁ使えないことはない。ちなみにダウンロード速度測定サイトだと、都内では500kbps前後の数値が出ている。

 緊急用として割り切って使うには重宝だけど、これで上限料金が月額1万3650円。ちょっとというか。かなり高い気がするなー。

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 iPhone 3Gの発売とApp Storeの開始から5ヶ月ほどが経過した。App Storeで配信されるアプリ数は、けっこうなペースで増え続けているようだ。正確な数は公開されていないが、App Storeをブラウズしていると、数千本くらいはありそうだと感じる。開始から5カ月(開発キット配布から9カ月)のプラットフォームとしてはなかなかの盛り上がりだ。

 最近のお気に入りは、無料配信されているゲーム「Rogue」だ。80年代初頭、コンピューター黎明期に開発された同名ゲームのiPhone版で、入るたびに姿を変えるダンジョンに毎回レベル1から挑む(そして目的を遂げられなければ、途中で無残な死を迎える)という、オリジナル版とほぼ同じ内容が再現されている。古くからのゲーマーしか知らなさそうなゲームだが、難易度は高く、中毒性も高いゲームである。

 Rogueは比較的小規模な開発者による移植タイトルだが、それ以外にも、大手ゲームメーカーの有名タイトルも増えている。まだまだゲーム専用機には遠く及ばないところだが、それでも一部のゲームは、もはやヒマつぶしゲームのレベルを超越し、純粋にゲームを楽しむためにiPhoneを手に取るレベルになりつつあると感じさせられる。

 もちろん、App Storeで増えているのはゲームアプリだけではない。さまざまなジャンルのアプリが日々App Storeに追加されている。1週間に1度くらいのペースでApp Storeを覗くと、そのたびに便利そうなアプリ、楽しそうなアプリが見つかっていく。

appstore.jpg アプリが増えているのは良いのだが、さすがにここまで数が増えると、目的もなく面白そうなアプリを探そうとすると、App Store内で迷子になってしまう。

 App Store内で検索も出来るが、検索だけで面白いアプリを探すのは難しい。出来の良いアプリはたいてい「トップアプリケーション」から探せるが、ニッチなジャンルのアプリはなかなかランキングに入らない。カテゴリ分類から閲覧するにしても、パソコンのiTunesの「電子書籍」のカテゴリは、1ページ20件表示で39ページある(12月16日現在)。こうなると、面白そうなアプリを見つけ出すのは、なかなか大変だ。

 アップルとしては、iTunes Store上だけでなく、ブログなどでiPhoneアプリが紹介されることも狙っているのだろう。iTunes Storeにはアフィリエイトプログラムも用意されている。しかし、今のところ、iPhoneのアプリを積極的に紹介するサイトには、あまりお目にかかっていない。

 App Storeが今後、どのくらいのペースで拡大していくかはわからないが、少なくともアプリ数が減っていくことはないだろう。そうなると、もうちょっとApp Storeからアプリを探しやすくして欲しい。もちろんアップルも収益に関わる部分なので、手は打ってくると思うが......でもこのアプリの数を見ると、どうすれば探しやすくなるのか、想像もつかないなぁ。

 WILLCOM 03のファームウェアのバージョンアップはありがたいんですが、動作に支障がでて一番困ったのが、UI周りの動作を管理するアプリたち。中でもお気に入りの「WkTASK」が使えなくなったときは本当にツラかった! アプリは起動したまま残るし、アプリ間で画面を切り替えようにも面倒で仕方がなくて、そうこうしていると秋冬の新端末なんかがわんさと登場したものだから、WILLCOM 03への情熱が激しく下がっておりました。

WkTASK.jpg そんな中、「WkTASK」の最新バージョンが公開されているのを発見!! アドレナリンがドバッと出ました。すかさずインストールしたことは言うまでもありません。アタシの端末はときおり理解不能な挙動を見せてくれるので、しばらくは冷静に動作をチェックしておく必要はありそうですが、今のところ問題なさげ。これで余計なことを気にせず使えると思うとうれしいです。

 ようやく普通に使える気がしてウキウキしてくると、次に気になってくるのが、Today画面のタブ化。現在スケジュールと作業予定がむきだしの状態なので、端末を人に見せるとき恥ずかしいと感じるようになったからです。部分的にタブ化して、アプリと予定画面を切り替えられるようにしたくなりました。

 探してみたところ、古いところでは「cLaunch」というアプリが見つかりました。インストールしてみましたが、正直小さくて大変(苦笑)。設定画面でなんとかできるかとおもいきや、表示が欠けてしまってどうにもこうにも。仕方なく諦めました。シンプルでよさそうだったんですけどねぇ。

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タブ化前の状態 「cLaunch」を入れてみたが、アイコンが小さすぎて諦めた

Tab-03.jpg もう1つ見つけたのが「Spb Pocket Plus」。こちらは有料アプリですが、円で支払えて15日間お試しできるというので早速インストールしてみました。

 タブを新規で追加できますし、Todayのプラグインも併用できるようなので、なんとか独立したタブに予定を表示できました。設定画面の呼び出しも非常に楽になりました。タブもドラッグ&ドロップで順番が入れ替えられるし、アイコンは個別指定で大小サイズの指定ができます。スバラシイ。WkTASKとあわせて使うとかなり切替が便利かも。

 でも、なぜだか日本語入力ができませ~ん。プラグインで導入している予定管理ツール「NegiTodayAgenda 2006」と「NegiTodayToDo 2006」を表示するようにしたんですが、プラグイン側で指定した行数分表示されません。Todayに表示させる設定にすると、「設定」タブに出ちゃうんですよねぇ。うーん? 「Spb Pocket Plus」の導入後は、Today周りの設定呼び出しを「Spb Pocket Plus」から行わないと、「Spb Pocket Plus」そのものの非表示にもうまく対応しない感じ。

 見た目や機能は理想的ですが、もうちょっといじってみないとダメですね。がんばります。ここが楽しくもあり、腹立たしいところでもありますが。

iPhone 3Gでマップアプリを起動したところ。3G回線でGoogleマップを使いまくれるんですな。もちろん航空写真やストリートビューも使用可能。現在ではルート探索もシッカリ動くヨ!!
 結局出てきた答えが"ビニール袋に入れる"なのだった。多いっスよこの結論。スゲくアリガチ。何のコトかと言えば、iPhone 3Gを東京湾やその近くの水路で使うときの話である。

 WatchVideoスタパビジョンの#13にて、「東京ウォーターアドベンチャー」と題して東京の水路をボートで走ってみたんですけど、案の定、ヒジョーに役立ったのがiPhone 3Gのマップアプリ。iPhone 3G上で使えるGoogleマップですな。

 様々なGPSマップを主に屋外で試してきた拙者。コレとか、コレとか、コレとか、あとコレとかも。どれもイイ感じで使えるのだが、ソフトバンクのHSDPA通信圏内で手軽にサクッと使うならiPhone 3Gのマップアプリが最強に便利な感じ。

 ただ、上のような、ボート上での使用には......波しぶき被るのが怖くて。静かな水路ならまだしも、ちょっと湾に出るとiPhone 3Gに塩気を含んだ水滴が付くこと必至なのだ。

 そこで、iPhone 3G用の防水グッズ!! を探してみたが、アルにはアルんですけど、なんか違うなぁ、と。てか、そもそもiPhone 3Gって出っ張りほとんどナイし、タッチ操作だし、タッチパネルには液晶保護シート貼れるんだし......ビニール袋に入れて使えば波しぶき問題解決じゃね>俺!? と思って試したら、一瞬で解決した。

 iPhone 3G、ビニール袋に入れても問題なくタッチ操作ができますな。iPhone 3Gでマップアプリ使い続けると、通信するわGPSは使うわ表示の切り替えが頻繁だわで電池の消耗が激しめだが、予備バッテリーごとビニール袋に入れたらこれも解決。

 これで拙者のiPhone 3Gは防水加工完了(ビニール袋に入れただけですけど)であり、来年暖かくなったらゼヒ!! 水辺でiPhone 3Gを使いまくっていきたい!!

 あ、"ビニール袋に入れる"がアリガチな結論って点ですけど、例えば最高に便利な単3形乾電池ケースを探すゼ!! と模索して辿り着くのが厚めのビニール袋だったり、結局は予備メモリカードを小さなビニール袋に入れて携帯したり、とりあえず水辺にケータイとかデジカメとか持っていく必要があったらビニール袋に入れて持ち出すのが手っ取り早かったり、みたいな。

 ビニール袋、使い捨てられるしネ。ケースと比べると激安だしネ。サイズも各種あるしネ。汎用入れ物としては最強に近い存在かもしれない。

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ビニール袋に入れて防水化を謀る。カッコ悪ぃ~!! んですけど、iPhone 3Gを水から守る最も安価な方法である ポイントはビニール袋内にあまり空気を残さずに本体を入れること。画面とビニール袋が密着するとサイコー。そうするとタップやピンチといった操作も問題なく行える。ビニール袋のスベスベ感で、あるいはiPhone 3Gの画面に直接触れるより操作性がイイかも

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iPhone 3Gの下にあるのは、相性バッチリな予備バッテリーことFILCO PowerBank slim 2.0。屋外で長時間マップアプリを使う場合には、こういった予備バッテリーがあると心強い バッテリーごとビニール袋に入れてみた。かなり不格好。また、もう一工夫しないと、iPhone 3Gの画面とビニール袋が密着しない。でも、案外実用的なのでお試しあれ

n01a_lock.jpg 「Style Change」という今までのケータイにはない新しいカタチを実現した「N-01A」。従来のスライド式のようでも回転式のようでもある独特のデザインが面白いんだけど、実際に使ってみると、いろいろと戸惑うことが多い。

 最初に戸惑うのは「どう誤操作を防ぐか」という問題。折りたたみのケータイなら、端末を閉じちゃえば誤操作はないけど、スライド式やストレートはポケットに入れたときに画面や前面のキーを触ってしまうため、何らかの形でロックを掛ける必要がある。ところが、N-01Aは出荷時設定で、何もロックが掛けられていないのだ。

 ディスプレイを回転させた「Share Style」や「Communication Style」は、折りたたみのケータイを開いた状態と同じ意味合いのポジションなので、ロックが掛かっていなくても問題はない。ところが、端末を閉じた「Touch Style」は、タッチ操作をするときもあれば、ポケットなどにしまうときもある。つまり、タッチしたいときとタッチしたくないときがあるわけだ。しかし、N-01Aは出荷時設定でロックが掛かっていないため、画面に触れれば、すぐに操作ができてしまう。これは一見、便利そうだけど、端末を開閉するときや持ち替えたときなど、何らかの拍子で画面を触ってしまい、意図していないメニューを表示することがある。

 じゃあ、どうやって、キー操作のロックを掛けるか。N-01Aでは[設定/サービス]-[ロック/セキュリティ]-[キー操作ロック]で設定ができるんだけど、素直に[ロックキー]を[ON]に設定すると、ロックを掛けたいときや解除したいときにサイドキーの[▼](LOCK)を長押ししなきゃいけない。ところが、片手で持ってると、このサイドキーが押しにくい! しかもちゃんと待受画面に戻ってないと押せない! おまけに出荷時設定は[端末暗証番号有無]が[あり]に設定されているので、解除するときは長押しの後に、毎回、端末暗証番号を入力しなきゃいけない。うーん。めんどくさい......。

n01a_set.jpg いろいろと試行錯誤をした結果、現在の設定は画面のような組み合わせ。この設定なら、Touch Styleにして、1分後にはキー操作のロックが掛かり、解除したいときは画面最下段にあるスライドスイッチを指で右に動かすだけ。操作が終わったときは端末を閉じて、そのまま胸ポケットに入れてるんだけど、N-01Aのタッチスクリーンは静電容量式なので、服の布地やペンなどに触れて、誤操作をしてしまう心配はないだろうという判断。注意するとすれば、胸ポケットに入れるとき、画面を触らないようにするだけで、今のところ、問題は起きていない。

 もうひとつ困るのがTouch Styleでの[CLEAR]キーや「戻る」に相当する操作。これは側面に装備されている[プッシュトーク]ボタンを押す必要があるんだけど、これがまた押しにくい......。位置もあまり良くないし、結構、ボタンを押し込まないといけないので、そのコツをつかむようにしたい。ケータイの操作は慣れと言うけど、N-01Aはなかなか慣れるのが大変かも......。


 ドコモの新サービスのなかで、一番期待していたのはiウィジェットだ。
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 iコンシェルと違って、基本サービス料は無料だし、なにしろ、勝手アプリが認められている。パソコンでもデスクトップに置くカレンダーウィジェットを愛用していることもあって、これがケータイに入ってきたらどうなるんだろう、とワクワクしていた。

 が、今のところ、ちょっと期待ハズレ。

 というのも、本体左下のiウィジェットボタンを押した後、ウィジェットが起動しはじめ、通信し、情報を表示するまでの時間が、けっこう長いのだ。ウィジェットって、わざわざブラウザを立ち上げるまでもなくサッと情報が見れるのが利点なのに、ウィジェットの起動待ち、通信待ちに時間が取られるのは、なんだか納得がいかない。はじめのうちは、NHKの時計やら、自分の歩いた歩数のグラフを表示するウィジェットなど、けっこうな数を登録していたのだが、数が増えるとさらに時間がかかる。そんなわけで、表示までの時間を短くなるように、数を3つくらいに抑えて使っている。なんだか本末転倒な状況だ(笑)。

 そんな3つのウィジェットのうちの1つが、「電光掲示板発車案内」。時刻表をあらかじめ登録しておくと、ちょうど駅のホームにある電光掲示板のように、次とその次の電車の発車時間が表示されるウィジェットだ。4つまで登録できるのは便利だが、それに加え、デフォルトで表示する時刻表を時間帯によって指定できる機能がすばらしい。帰りの時間には帰りの方面の時刻表が、iウィジェットを押すだけで(そしてしばらく待てば)、見られる。逆方向の電車が来る音に惑わされて階段でムダにダッシュ、なんてこともなくなる。運行情報も表示されるので、ダイヤ乱れも怖くない。

 こういった機能は、待受iアプリでもあったのだが、待受を実用オンリーにするのは、やっぱり味気ない。ボタンひとつで表示できるウィジェット向けのコンテンツだと思う。

 ダウンロードから2週間は無料で使えるが、それ以降は月額157円かかる。

 と、便利なコンテンツはあるのだが、やっぱり、バックグラウンドで常時起動しつつ、数分おきに自動通信して更新してくれればなあ...... 。
 
 Touch Diamondを知人に見せるとたいてい返ってくるのがこの言葉。Touch DiamondをiPhone対抗と見ている方も多いようなので、あくまで私の使っている範囲内でTouch DiamondとiPhoneを比較してみたいと思います。

 どちらも一番よく使うのはブラウザですが、iPhoneはサクサク動くのは嬉しいものの、とにかくよく落ちるのが難点。その落ちることスペランカーのごとく、サイトをいくつか見ているだけでSafariが落ちてしまうのが困りものです。

 一方のTouch Diamond搭載Operaは動作がややもたつくものの、安定度はiPhoneよりも上。また、iPhoneは片手でズームするのがちょっと大変なのですが、Touch Diamondはボタンをクルクルなぞるだけで拡大・縮小できるのも便利。さらに個人的にはタブブラウザに必須と思っている「リンクを新しいタブで開く」機能がついているのも魅力です。

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 文字入力に関してはフリック操作を覚えてしまえばSafariが非常に快適かつ高速。対するTouch Diamondは携帯電話ライクの連続ボタン押し操作ですが、押した数だけきちんと入力が反映されるので不便はないもののiPhoneにはかなわないとった感じ。

 ただし問題は文字変換で、iPhoneは連文節変換は対応したものの、候補以外のキーワードを探すのが手間。「にんにく」なんてiPhoneで変換した日には大変なことになります。Touch Diamondは予測変換だけでなく指定した文字範囲の変換機能も備えているので、日本語入力を総合的に見ると一長一短といったところ。

 メールはGmail中心なのであまり使っていませんが、やや仕様が変わっているiPhone専用アドレスよりはプッシュ受信対応のEMnetのほうが使い勝手は上でしょうか。ただしPCメールについてはOutookの操作性がかなりクセがあり、使いやすさではiPhoneのほうが上に感じます。

 スマートフォン最大の特徴であるカスタマイズ性や多機能性では、圧倒的にTouch Diamondでしょう。iPhoneは非常に多くのアプリが公開されていますが、動作するのは基本的に1つのアプリのみで、本体の標準機能をカスタマイズするようなことは難しいのに対し、Windows MobileのTouch Diamondなら複数アプリも同時起動できるだけでなく、レジストリも含めて本体の機能もカスタマイズOK。iPhoneの特徴であるフリック入力も、実はWindows Mobileのキーボードをカスタマイズして導入できたりという幅に広さが魅力です。

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 結局のところは人によると思いますが、動作は遅めながらTouch Diamondのほうが安心して使えるというのが個人的な感想。とっつきは悪いものの、使い込めば使い込むほど味の出る携帯電話だと思います。
n82000.jpg セカンドシーズンはソフトバンクモバイルの「Nokia N82」に決めた。ノキアマニアの皆様、どうぞよろしく。まさにハローノキア。日本から撤退しちゃいますけど。

 しかしながら、撤退するノキアを追いかける前に、私にはやらなければいけないことが残っている。Sportio(+自転車)で夢見たアグレッシブなボディが実現されたのか? というところだ。まず数値で見ると、前回公表時は体重が61kg前後、体脂肪率が16%前後とお伝えした。12月7日に計測したところ、体重は61.05kg、体脂肪率は18.2%となっていた。

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 ......笑い飛ばそうにも判断に困る結果なのだが、とりあえず体重は維持され、体脂肪率は増加している。これもある意味では肉体改造なのだが、実際に人と会うと以前より太ったと指摘されることも増えており、スポーツの結果とは真逆の方向性であることからも、いろいろひっくるめると「私は太った」という結論に至っていいのではないかと考えている。ここでKDDIと東芝の名誉のために書いておくが、Sportioやauのサービスに問題があるのではなく、サボりまくった私が悪いのである。ごめんなさい。

n82003.jpg さて、ノキア日本国内最終モデル「Nokia N82」だが、Sportioを手にしながらも太ってしまったお詫びをかねて、足(と地下鉄)で情報を稼いでみた。というのも、ノキア日本撤退のニュースを伝えるかたわら、実店舗の「ノキアストア」はどうなるのだろう? と疑問に思ったからだ。

 結果からお伝えすると、「Nokia store」として展開している八重洲と成田空港の計3店舗は、いずれも閉店する方向で話が進められているようだ。成田空港の2店舗は2008年中に閉店する可能性が高いようで、八重洲の店舗も閉店の方向で調整を進めているという。ちなみにどちらもノキア・ジャパン直営ではなく、八重洲と成田で違う代理店が経営している。


n82002.jpg 南青山から赤坂見附に移転した「Nokia @O-parts lifestyle shop」は、店員によれば閉店する予定はないとのことだった。これは、店舗自体はO-partsというデザインインテリアを扱うショップだからで、今後もノキア製品は可能な限り扱っていきたいという。ノキア・ジャパンからの供給体制は不明とのことだったが、取り扱い製品の在庫はまだ多めにあるようで、しばらくは販売が継続される見込みだ。

 周辺機器の購入はオンラインショッピングで済んでしまう場合も多いだろうが、実物を見たくなったら、ひとまずは「Nokia @O-parts lifestyle shop」に行くといいだろう。
 

931sh01.jpg  前回のエントリーで、ルックス重視の携帯選びを公言した津田、結局のところ、秋冬シーズンは「931SH」を選ぶことに。タッチパネルのレスポンスの良さと、かなりの高機能ぶりに買わずにいられなかったのであった。目下のところ、サクサク動くタッチパネルの操作自体が楽しい。初めてモバイル機器を購入したときのように、わくわくしながらいろいろ試している状況だ。

 ところで、ソフトバンクの秋冬モデルのうち、「931SH」と「930SH」では従来の取扱説明書ではなく、薄く簡略化されたものが同梱されている。ソフトバンクによれば、薄くなった説明書が今後は標準版になるという。「紙資源の節約」を理由に、これまでの詳細な取扱説明書はPDF版としてWeb上で公開される。冊子版が欲しいユーザーは、1500円以上(送料込み)を払って購入しなければならない。

 「931SH」はソフトバンクの全部入り端末と言える存在で、タッチパネルの搭載やウィジェットへの対応など、新しい試みの多い端末だ。そうなると、なおさらしっかりした説明書が欲しくなる。ほかの秋冬モデルでは、冊子版の詳細な説明書が同梱されているのに、「931SH」のユーザーは購入が必要というのでは不公平な気がする。

 そんな文句をブツブツ言いつつも、端末はバリバリ触っている。やはり大画面は気持ちがいい。早速、「931SH」で撮影した美味しい食事を待受画面に設定してみた。縦画面も横画面も美味しい待受画像!! 次回から、充実した機能をどんどん紹介していきますよ~。

 これまで家電量販店やキャリアのショップ、併売店で携帯電話を購入したことがある。ここ2~3年でキャリアが直接販売するネット通販サイトも登場してきたが、まだ使ったことはなかった。そして、12月1日からはNTTドコモが「ドコモオンラインショップ」をリニューアルし、携帯電話本体を販売するようになった。まずはFOMA契約の機種変更のみ、ということだが、本コーナーで扱う新機種を買うために、今回利用することにした。私にとっては、ネットでケータイを買うのは初めてのことだ。

 サイト内では、「最新機種から探す」「カラー・形状から探す」「メーカーから探す」と案内されている。今回は、購入する機種が決まっているので、商品一覧画面からアクセス。たとえばPRIMEシリーズは、「F-01A」「N-01A」で6万4050円、「P-01A」「SH-01A」は6万2370円と案内されている。この価格は、一括払いするときの価格だが、割賦(12回/24回)で購入することもできる。値段はどちらでも変わらない。金利はキャリアが負担しているのだろうか。

sc0001.jpg 機種別のページに行くと、わかりやすく価格が表示されている。ただし、この価格は同一機種の利用期間が12カ月以上の場合で、オンラインショップ割引6300円を適用した場合の価格だ。ほかにも、今は「ご愛顧割」といったキャンペーンも実施されているようで、人によってはさらに割引されるようだ。ただし、私は「SO906i」を購入してから4カ月しか経っていないので、割引非適用価格になる。ページ内を探してみると、小さく表示されていた。12カ月以上の価格と比べ、6000円ほど高い。

 「同意して購入」をクリックし、My DoCoMo(ドコモユーザー向けWebサイト)の会員IDとパスワードでログインする。オプション品や支払い方法、宅配方法を選択していく。自宅へ届ける場合は、12月3日に申し込むと、最短で12月6日に届くと表示されていた。他の住所の場合はもう1日かかり、12月7日の配達になるという。

sc0002.jpg ページを進めていくと「ご利用になる方は18歳以上ですか?」という設問が用意され、その次のページでフィルタリングサービスを利用するかどうか選択する。ちょっと気になったのは、18歳以上と回答していても、フィルタリングサービス選択時にはデフォルトで「iモードフィルタ」が選択されていること。細かい点だが、さくさくとクリックしていくと、気づかずiモードフィルタを申し込んでしまいそうだ。

 最後にクレジットカード情報を登録して、注文が確定した。支払いはクレジットカードのみ。その直後に「お申し込み受付のご連絡」という題名のメールが届いた。自動送信とのことで、発送段階になるとまた通知してくれるという。ここまでの一連の流れは、楽天市場やAmazon.co.jpなど、一般的な通販サイトと同じ使い勝手だ。ただ、決済手段がクレジットカードのみに限られている。発注直後にログインし直してみたが、キャンセル方法はないようだ。配送前になれば何らかの手段が用意されるかもしれないが、発注ミスは避けたい。

 というわけで、今回は、8メガCCDカメラが魅力の「SH-01A」を注文した。その使い勝手は今後レビューするとして、今回紹介した「ドコモオンラインショップ」は、本誌が毎週調査している店頭価格と比べれば、量販店のほうが割安で量販店独自のポイントが付くこともあり、価格にこだわる人にとっては魅力薄かもしれない。しかし、店頭に行くのが面倒な人や昼間に店頭を訪れる余裕がない人などにはうってつけのサービスだ。店頭では待たされることもあるが、そういったこともなく、パソコンを使って注文するだけという気軽さもメリットの1つ。これからのケータイの買い方として、使ってみるのもアリだろう。

w64sh.jpg あれこれ思い悩んだあげく、私がこの冬に選んだのは、防水じゃない「W64SH」だった。自転車に乗る際にはビニール袋が復活することになった。auの冬モデルの中では8メガカメラ搭載のW63CAなんかも有力だったのだが、最終的に決め手となったのは、「歩数計(カロリーカウンター)の有無」である。

 W62CAを使い始めてからというもの、日々どれだけ歩いたかをチェックするようになっていた。年齢的にも30代半ばに差し掛かり、メタボも気になる。歩数計自体は非常に地味な機能なのだが、意外や意外、一度使い出すとこれが手放せないのだ。考えようによっては、W64SHの144gという本体重量も、体に負荷をかけるのにはちょうどいいかもしれない。胸ポケット派なので、肩がこるようになった気もしないでもないが......。

 で、今回W64SHにしてみて、KCP+も初採用されてから1年でかなり快適に使えるようになったと実感。もっとも、ボタンを次々押してもついてくるというレベルのサクサク感ではないので、まだまだ改良の余地は残されているだろう。それでも、先日まで使っていたW62CAは随所でややもたつく感じがしたが、W64SHはほとんどストレスなく使えるのがうれしい。

 というわけで、この冬はW64SHで頑張ります。

 

 いよいよ冬商戦モデルが店頭に並び始めた。今回はハイスペックモデルやタッチパネルなど、各社とも特に「社運のかかった」新製品が多いように思う。それだけに、この手の仕事をしていると、どれを買うべきか本当に迷ってしまう。

 そんななか、まず冬商戦モデルの1台目として選んだのがauの「W63CA」。展示会などで出展されていたワイドVGA対応の有機ELディスプレイに興味を惹かれていたのが大きな購入理由。それと8メガカメラというスペックに背中を押された感じ。

 とはいえ、最後の最後まで「買おうかか辞めようか」と迷ったのも正直なところ。気持ちがブレたのは、加速度センサーが非搭載だったという点だ。実は夏頃からシャープ製の「SH706iw」を持ち歩き、毎日、歩数がカウントされるようになって、地味だけど「加速度センサーって便利」と思い始めたからだ。歩数計機能があると「昨日は、こんなに歩いたのね!」と妙に嬉しくなってくる。幕張メッセや東京ビッグサイトの展示会も「SH706iw」があれば、俄然やる気がでて、右に左と歩き回って取材する気になってくるのだ。

w63ca01.jpg auの場合、加速度センサーがあれば「au Smart Sports Run&Walk」と連携してくれる。つい最近始まった「Karada Manager」のユーザーでもある自分にとって、いま、毎日のカロリーは、摂取分も消費分も余すところなく記録せねば! という使命に駆られてしまっている(すっかりauの策略にはめられている)。

 そんな状況のため、映像3兄弟のうち、加速度センサー搭載の「W64SH」が選択肢に急浮上したのだった。でも、au端末ではつい最近まで使っていたのが「W62SH」だったこともあり、「さすがに同じメーカーが2回続くのもどうなかぁ」と思いとどまり、今回は、W63CAに落ち着いたというわけだ。

 発売日初日の夕方にauショップに駆け込んだら、すでにピンクは売り切れ。欲しかったホワイトも残り2台という状態だった。なんとか買うことができて一安心。やっぱり、auユーザーにはカシオが人気なんですな。

 というわけで、W63CA生活が始まります。

PB290001.JPG 前回のエントリーから約2週間が経ち、秋冬モデルが続々と発売を開始した。購入候補の端末に限っても、すでに「W63CA」や「931SH」が店頭に並んでいる。とは言え、まだ冬モデルの発表が完全終わったわけではない。auが「12月上旬に第3弾の発表をする」と予告しており、これが端末でないとは限らないからだ。過去には秋冬モデルの会見後に、単独で「W44S」が発表されたケースもある。最終的にどの機種で原稿を書くかは、この発表を見てから決めたいと思う。

 というわけで、今回は(多分)最後になる「SH906i」の活用方法を紹介していこう。今回のテーマは「デュアルネットワークサービス」。1回線でFOMAとmovaを使い分けられる、実に便利なサービスだ。フリーで仕事をしていると、いつでもどこでも電話がつながるという状況は実にありがたい。「電話を逃す=仕事を逃す」になりかねないからだ。もちろん、MNP以降、FOMAの電波状況は格段によくなり、行動範囲の大半はカバーされるようになった。だが、残念ながらまだmovaしかつながらないスポットがあることも事実。特に、ものすごく小さな飲食店でなおかつ地下深くにあるような場合、movaの方が電波のつかみがよかったりする。こんなときでも、デュアルネットワークサービスなら、movaに切り替えられるので安心だ。

 また、もう1台持ち歩いているmovaが、予備の端末としても機能する。デュアルネットワークサービスは、利用したい端末から切り替え作業を行う。つまり、FOMAの電池が切れた場合、mova側から操作をすればOKなのだ。逆もまたしかり。これなら、いざという時にどちらかが故障してもなんとかなる。

 オン/オフの切り替えにも重宝する。仕事の都合上、メインの端末はどうしても全部入りになるため、サイズも大きくなりがちだ。そこで、私のドコモ端末には、常にデュアルネットワークサービスで「premini」を紐付けている(もちろん初代premini)。これなら、近所のバーにお酒を飲みに行くというだけのために、わざわざ大きな端末を持ち歩く必要がなくなる。当然、preminiだとおサイフケータイも使えなければ、ワンセグも非搭載。サイトだって非対応なものが多い。だが、遠出をせず、こうした機能が不要なシチュエーションなら、端末はやっぱり小型の方がいい。

 「予備端末やオン/オフの切り替えなら、FOMAを2台用意して、FOMAカードを差し替えて使えばいいじゃないか」という声もあるが、電池パックを外してカードを差し替え、その上で電源を入れるというのは、相当な手間だ。やはり手軽さでは、デュアルネットワークサービスが一歩リードしている。SH906iに限った話ではないが、FOMAからmovaへの切り替えが、非常に簡単なのだ。逆もまたしかりである。まず、FOMAを使いたい場合、SH906iなら「設定」の「その他のNWサービス」から「デュアルネットワーク」を選択。ここで「デュアルネットワーク切替」を選んでネットワーク暗証番号を入力すれば、FOMAが使用可能になる。他の機種も、だいたい操作方法は同じだ。SH906iなら、「デュアルネットワーク」にカーソルが合っている状態で「MULTI」キーを長押しすると、ショートカットに登録可能なので、頻繁に利用する際は、登録しておくとようにしたい。逆にmovaにしたい場合は、mova側から「1540」に電話をかける。あとは音声ガイダンスに従って、暗証番号を入力するだけ。mova側の場合、どの機種でも操作は同じだ。

 movaの新規申込は、11月30日で終了してしまったが、デュアルネットワークサービスは今からでも申し込める。料金はわずか315円。留守番電話サービスとセットなら105円引きと安価なので、興味がある方は、ぜひ使ってみてほしい。

 元々、このサービスは、FOMA開始当初のエリアをカバーする"緊急措置"として生まれたものだ。しかし、じっくり使ってみると、意外な活用法があることに気づく。もし「FOMA⇔FOMA」で同じことができれば、本当の"スタイルに合わせた端末選び"が可能になるだろう。例えば、家庭では無線LAN搭載で超大画面のスマートフォン、外出時にはおサイフケータイというような使い分けが可能になる。プライベートでは全部入り端末、ビジネスでは薄型端末という活用のしかたもありだ。かつて発売していた「Music Porter」のような"特化型ケータイ"も、端末の切り替えが簡単なら活きてくる。必ずしも1人の人間が、1つのライフスタイルで生活しているとは限らない。「PRIME」と「PRO」を使い分ける人がいてもいいと思う。FOMAのエリアを補完する目的で生まれたデュアルネットワークサービスだが、考え方次第では、新たなニーズを掘り起こすサービスに化ける可能性があるのかもしれない。

 新端末が登場してますが、引き続き「WILLCOM 03」でおつきあいくださいませ。

ikemen.jpg ただ、イケメンバンクのイケメンですら新しいケータイを欲しがるこの頃ですから、一応、新端末選びのいきさつについては書いておこうかと。

 最新モデル選びに頭を悩ませておりましたが、F-01Aで決着しました。当初、条件としてはF-01Aに絞り込んだいたものの、「F-01Aはインカメラがないから......」と二の足を踏んでました。惜しいな~! と。

 んが! 製品情報をみながら、「インカメラがないのに、どうしてテレビ電話ができるんだろう?」と気づいたんです。パネルをぐるりと回転させて、裏のメインカメラを使うんですね~。その瞬間、防水機能とタッチパネルと歩数計が欲しかったアタシがF-01Aを選ばない理由がなくなってしまったわけで。気がついたら手にしていました。

 当初はN-01Aも候補で、もんのすごく悩みました。店頭で散々クルクルさせてたんですけど、アラフォーでケータイも左手メインで、しかも手が小さい(これ、最大のネック!)アタシにはちょっとあの機構が難しかった(苦笑) 残念。

 ワンタッチオープン&WオープンファンとしてはPの行く末も気になりますが、当分はF-01Aをメイン端末ということで楽しみたいと思います。早速動画突っ込んでお風呂で見てます。防水万歳! マジ楽しいですな。汗かけますし。画面が妙に黄色い気はしますが。あと、P905iで簡単に受信してた場所で映像が途切れるなど、妙にワンセグの受信感度が弱い気がしてるんですが......。

 同年代の知人とも話してたんですが、ワカモノ以上オトナ未満(まだ老眼じゃないぞ!)のアラフォー世代を侮っちゃいけないんです! けど、だいたい我々はターゲット層から外れてるよね、と(苦笑)。世間と自分の意識のズレは加味されてませんが。

F01A-WILLCOM.jpg さて、あれこれ書きましたがやっと本題です。新秋冬モデルでもWindows Mobile端末は登場しましたし、新しいキーボード付きの端末にも心惹かれるものがありましたが、コンパクトさとラブリーさではWILLCOM 03に軍配! と思いました。キーボードだけじゃ片手操作できないし、テンキーではテキスト書きにくい。やはりWindows Mobile端末には両方欲しい派のアタクシ。願わくばWILLCOM 03のイルミネーションキーがリアルなボタンだったらよかったのに、と今でも思いますけど。

 そんなWILLCOM 03で「Yahoo!路線情報」を参照しようとしたら、対応していないと言われてしまいました。がーん。以前は利用できてたような気がするんですが......デザインやインタフェースが変わったようなのでそのせいでしょうか。ぜひがんばっていただきたいところです。

 それにしても。Advanced/W-ZERO3[es]→WILLCOM 03も割賦が重複してるし、P905i→F-01Aの機種変更でも割賦が重複してるし。気がついたら4台分の代金払ってました。もう割賦地獄! 変更前の機種については、残り1万円くらいになったところで耳をそろえて払っておきたいと思うこの頃です(TT)