スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日、「ブレッドボードマニアック」を取材しまして。このブランドにはいろいろな製品があるのだが、俺的にやっぱり惹かれたのは「ワイヤーストリッピングゲージ」という製品。

 コレ、クラウドファウンディングに支えられて製品化された「ブレッドボード用のジャンプワイヤーを最適な長さで作る治具」だ。Kickstarterでの公開から僅か4日で目標額の8000米ドルに達成したことでも注目されたが、実物を使ってみたらア~ラ便利♪

 機能の詳細はリンク先を見て欲しいが、ブレッドボードで使う(硬いほうの)ジャンプワイヤーを手軽に最適な長さで自作できる。市販のワイヤーストリッパー(電線の被覆を剥く工具)にネジ止めして使い、ジャンプする(つなぐ)穴の数を数えて、ゲージ上でその数に合わせてワイヤーをカットして、あとは被覆を剥けば完了。ワイヤーの被覆部分の長さも、ワイヤーの被覆を剥いた部分の長さも、ブレッドボードにちょうどの長さで仕上がる。

 ほかにも、ICの足をブレッドボードなどに挿しやすい角度に曲げるICベンダー機能や、リード部品を基板に装着しやすくするリード曲げ機能などもある。けっこー多機能。かな~り便利。

 この「ワイヤーストリッピングゲージ」、既に共立電子あたりでも取り扱いが開始されている。共立エレショップのWeb通販では864円ですな。ブレッドボードを多用するユーザーにとっては、たぶんハイコストパフォーマンスとなる治具だと思う。

市販のワイヤーストリッパーのほとんどに装着でき、使用できる。ブレッドボード用ワイヤーのカットから被覆剥きまでを手軽に行えるのだ
ワイニャーストニッパーってニャにかしら? 線らしい。うかちゃんは線で遊びたいです。ぼぼぼ、ぼくも遊びたいです。ニャ。ニャ。的な。
電子音を体験していく本

 オライリーの「Handmade Electronic Music――手作り電子回路から生まれる音と音楽」という本を読んだ。まだ途中までですけど。安価な部品をつないだり、身近な電気製品(とくに玩具)を改造して、電子音を出してみよう!! みたいなチャレンジングな本ですな。

 書籍名の「Handmade Electronic Music」から内容を想像すると、手作り電子音楽で、楽器を作るのかな? とか思いがち。作ってはいるんですけど、実際は想像よりずっと野蛮で強引で大胆な作り方。出てくるサウンドもそうだ。「電子楽器を作ってみたいから」という理由でこの本を読むとちょっと違うかも。「そもそも電子音ってどういうコトなの?」的な観点で読むと「おおっコレは試したい!!」てな実践が多々載っていて楽しめる。

 この本の目次を見ると、なんとなくわかるかも。かなりプリミティブな電子楽器~電気的振動の実験、てなイメージですな。個人的には「9章 クレジットカードを演奏する」に似た実験をして、磁気カードでスクラッチをしたことがあるんですけど、そういうノイジーなサウンドをアノ手コノ手で出す作例を載せた本、でもある。

 もうひとつ個人的に、「2章 ハッカーが守るべき7つのルール」にある「コンセントに直接つながっているものは分解しない」という一文に頷いた。この本の中ではけっこー無茶な改造や体験をしていく感じなんですけど、確かに100Vはヤバいですな。また改造する機器によっては内部で高電圧が発生しているかもしれないので、電池駆動でもヤバいときはヤバい。カメラのフラッシュとかネ。

 余談ですけど、25年前の平成最初の日、写ルンですのフラッシュ入りタイプを分解してイジってたらアッサリと感電しましたヨ。5分くらい口きけないレベルの衝撃。上記書籍の翻訳を担当しているフニャ田さんも、同じく感電した。ので、我々「プロトタイパーズ」はビビって100Vモノには着手できないのであった。ACアダプタ経由なら手を出しますが。

 まあ感電するほどのリスクはないと思うけど、電気実験上のリスクをイロイロ含む作例が多い本書。非常におもしろいんですけど、「本のとおり試したら煙が出た」とか怒っちゃうような人には全然向いてないと思われ。一方で、「しくみを知りたい、試したい」という人にはかなりオススメと思われ。

「Handmade Electronic Music――手作り電子回路から生まれる音と音楽」(オライリー刊)。352ページで定価3570円。大胆な電子音実験がたっぷり。
たとえば「痙攣するスピーカー」。スピーカーに電池直結して実験しちゃうんである。原点的なレベルから原子音を探ったり楽しんだりする本なのだ。
オニャイニーの本の表紙は動物なのよ。「カンフーマック――猛獣を飼いならす310の技」(http://www.oreilly.co.jp/books/9784873115825/)の表紙は、ぼぼ、ぼくと似てるの。ニャ。ニャ。みたいな。
Arduinoを始めるには良いタイミング

Arduinoを始めるには良いタイミング

2012年3月30日 06:00

 2011年の年末に、Arduinoの正式な開発環境となるArduino 1.0がリリースされた。Arduinoに関してはココココ、さらにココにも書いたが、手軽に使えるマイコンボードですな。

 開発環境がβ版じゃなくなったということで、心情的にも「じゃあArduinoってのを使ってみようかな」となる感じ。また、安く便利で新しいArduinoハードウェアも多々出てきているし、関連情報も豊富になった。Arduinoを始めるには良いタイミングのように思う。

 Arduino入門記事としては上記リンクのほか、「武蔵野電波のブレッドボーダーズ」「かんたんマイコン Arduinoの始め方」や、「武蔵野電波のプロトタイパーズ」のArduino関連記事がオススメ。

 あともうひとつ、Arduino入門の定本的存在である「Arduinoをはじめよう」の第2版が出たんで、これもオススメ。Arduino 1.0開発環境や標準かつ最新ArduinoハードウェアArduino R3に沿って書かれた入門書だ。今時的電子工作入門書としてもイケる内容なのでゼヒ。

「Arduinoをはじめよう 第2版」は、Arduinoプロジェクト共同設立者のマッシモ・バンジ氏による解説書。翻訳は船田戦闘機氏ニャ!! 巻末にはミシン目から切り離して使えるリファレンスカードのオマケ付き。作例も多々収められているので、電子工作入門にも向く ニャルデュイーノってニャにかしら? ニャイコンらしい。猫だから興味がないの。猫だから興味がありません。ニャ。ニャ。的な




ブラザーの刺しゅうミシンに驚く

ブラザーの刺しゅうミシンに驚く

2012年1月23日 06:00

 某記事っていうか「武蔵野電波のプロトタイパーズ」の取材でブラザーの東京ショールームへ。刺しゅうミシンについて取材したんですよ。

 取材では刺しゅうミシンの実演をしてもらったんだが、改めてかなりの衝撃を受けた。今時的な家庭用刺しゅうミシンは、ほぼ全自動で刺しゅうを作ってくれちゃう。ユーザーは糸替えとかボタン操作をする程度。そんなあたりまでは知っていた。

 が、実際に刺しゅうミシンの動作を目の当たりにすると「うぉ~!!」的な衝撃が。カッコイイ。初めてプロッターの動作を見たときと似てるかも。また今回取材したのがブラザーのフラッグシップ刺しゅうミシン「イノヴィス5000 ローラ アシュレイ モデル」だったので、UIはゴージャスだわミシン針への糸通しまで自動(電動)だわで、思わずこの機種買っちゃおうかニャと思ったけどメーカー価格63万円ナリで戦わずして玉砕。

 ん~しかし刺しゅうミシン凄い。そこで記事にかこつけてブラザーから「Family Marker FM1100」という刺しゅうミシンを借りてみた。今時のミシンはどうなのか?

 結果、使ってみてビックリ。小学生の頃に授業で使った印象は「準備も調整も面倒だし糸切れまくりだし布がグニグニだしも~ヤダ」的なものだったのだが、まず準備が簡単。さらに、糸がキレテナ~イ♪ 布がヨレテナ~イ♪ すご~く使いやす~い♪ おもしろ~い♪

 もう、刺しゅうミシン買います。マジで。買ったらご報告しますマジで。俺的ソーイング人生スタートです。マジで。

憧れの刺しゅうミシン「イノヴィス5000 ローラ アシュレイ モデル」。これでキミの全てのファブリックにローラアシュれ!! こちらは「Family Marker FM1100」。タッチパネルで設定楽勝。全体的に自動で準備できがちでヒッジョーにラクに使えるのだ ミシンってニャにかしら? こないだギョギョギョって音がしてたやつだよ。怖くてヤね。怖いからヤです。ニャ。ニャ。的な


PHOTONのLEDを日亜製LEDに交換♪

PHOTONのLEDを日亜製LEDに交換♪

2011年7月8日 06:00

 PHOTONというLEDライトをずーっと使っている。モノとしては、たぶん「Photon Micro-Light II LED Keychain Flashlight」。

 もう10年以上前に買ったもので、家の鍵やクルマのキーと一緒にキーホルダーに付けて使っていた。が、先日「あ、これかなり暗い」と思った。そこで電池を交換。しかし暗い。そもそも10年前だから、LED(白色)自体がまだそーんなには明るくなかったのかも? と思ってLEDを交換した。ら、チョー明るくなった♪

 PHOTONのような、なんつーか、こういう小型のLEDランプ製品は、じつはボタン電池とLEDが直結されていたりする。PHOTONの場合はCR2016×2個が直列で白色LEDにつながっている。電子/電気な部品は白色LEDとCR2016のみ。こういうボタン電池だとLEDを破壊するほどは電流が流れないってことで、こういう、ある種ワイルドと言える接続がされているんですな。

 ちなみに、交換用に使ったLEDは日亜製。具体的には5mm砲弾型白色LEDで、秋月で売ってるコレ。1個80円の高級品(!?)だが、PHOTONに組み込んだらマジ明るいっす。なお、PHOTONへの組み込みは、LEDの足を切ったり曲げたりするだけ。ハンダ付けとかは一切不要ですな。

Photon Micro-Light II LED Keychain Flashlightと思われる小さなライト。キーホルダー用の手元明かりって感じですな 分解したところ。部品はCR2016×2個と白色LEDのみ。LEDの足とプラスチック部品の接触のしかただけで光らせる機構なのだ フォニョンってニャにかしら? LEDらしい。うかちゃんは眩しいのは嫌いだニャ。ぼくも嫌いです。ニャ。ニャ。みたいな
楽しいスイッチ付き可変抵抗

楽しいスイッチ付き可変抵抗

2011年6月10日 06:00

 久しぶりに電子部品を購入。スイッチ付き可変抵抗(スイッチ付きボリューム)。これを見ていたら、なんか楽しい気分に。

 理解されない嗜好だとは思うが、可変抵抗という時点で楽しいじゃないですか!! 固定じゃない!! 自由がある!! この自在感。

 しかもこの可変抵抗、回し始めにカチッとスイッチが入るんですよ。抵抗値を変更できつつ、どうせ抵抗値変更する前に電源入れたりなんかするんでしょ、てなところまで考えてスイッチも!!

 という、やはり理解されない興奮が、この部品にはあると思った。ので、AカーブもBカーブも各種抵抗値も買った。でも使うのは1~2個だと思った。

 このように、使うアテがナイけど見てると楽しい部品を、ときどき引っ張り出してきて、眺めて、ニヤニヤしつつアレコレ妄想する理解されにくい拙者である。

スイッチ付きの可変抵抗。ラジオとかにある、回すと電源が入ってさらに回すとボリュームが上がるという機構は、こんな部品で実現されている 左右端の電源などをオンオフする回路開閉のための端子。カチッというスイッチ音がカワイイ。残りの3つは抵抗値を無段階で増減するための端子 ボニュームってニャにかしら? 音らしい。うかちゃんは音が小さくても聞こえます。ぼくは音が大きいと怖いです。ニャニャ。ニャニャニャ。的な
エレショップの楕円LED

エレショップの楕円LED

2011年4月18日 06:00

 電球色LEDを買うニャ♪ とか思って共立エレショップを彷徨っていたら、楕円LEDを発見。エリプスLEDっていうのか。オーバールじゃなくて? ともあれ、良さそうなので買ってみた。

 プロトタイパーズのバックナンバーでAvagoの楕円LEDを紹介しているが、楕円LEDはいろいろな角度からLED光を視認できたりする。普通の砲弾型LEDは広角タイプとかでない限り、正面近くから見ないと明るい光じゃなかったりする。そんな楕円LEDだが、なかなか小売りしてないんですよ。共立エレショップで扱われるようになって良かった。

 共立エレショップで売ってるのはOptoSupplyの楕円LEDだが、光らせたときの見栄えを大雑把に言えば、Avagoの楕円LEDと似た感じ。樹脂部が乳白色なので、光がわりと全方向に放たれる感じですな。
 なかなかイイ。拙者はコレで電球色の常夜灯を製作してゆきたい!! とか思いました。

共立エレショップで買ったOptoSupplyの高輝度楕円型LED各種。サイズは5.2×3.8mm。砲弾型LEDを潰したような感じですな。樹脂部は半透明 電球色の楕円LEDを光らせたところ。こんなふうにLEDの前方というか上方以外にも、光が放たれる。「柔らかな光が漏れ出る」みたいなイメージだ オーバニュってニャにかしら? ニャマゴ型らしい。うかちゃんはニャマゴは嫌いです。ぼくはニャマゴのニオイが嫌いです。ニャ。ニャ。的な
マイブームは「DC12V」?

マイブームは「DC12V」?

2011年4月15日 15:00

 最近何度かエントリしている「RV GEAR ERV713」だが、ていうか、とっくの昔に生産終了となったポータブル電源なんだが、これを再度使い始めてからDC12Vがマイブームとなりつつある。

 DC12Vは、12ボルトの直流電流。乗用車などのバッテリーは、このDC12V。単三形乾電池(1本1.5V)を8本直列につないでもDC12Vとなりますな。

 さておきDC12Vを使ってみると、なんかアレコレ楽しげ。まずクルマ用の電気製品がイロイロと使えちゃう。また乗用車方面電子回路なんかはDC12Vが前提なので、DC12V対応の汎用モジュールがけっこー出回っている。比較的にラクしつつ多角的に遊べて楽しいDC12Vだなぁとか思う。

 そこで、小型のシール鉛蓄電池を試してみた。DC12Vのバッテリーと言うと、フツーはクルマ用などの重くてデカいものを連想するが、小さいのもけっこーある。たとえば秋月電子通商の「完全密封型鉛蓄電池(12V1.5Ah)WP1.5-12」や「小型シール鉛蓄電池(12V0.7Ah)WP0.7-12S」ですな。後者は写真のとおり、手のひらサイズだったりする。

 DC12Vがあると、やはり拙者的マイブームである(秋月の)冷陰極管を容易に使える。「15cm級冷陰極管+インバータセット」や「青色発光冷陰極管(12cm)インバーター基板セット」なら、上記小型シール鉛蓄電池つなぐだけで光る。「24cm冷陰極管+インバータセット(3mm管)」なら、シール鉛蓄電池を2本直列にしてつなげば光る。

 ただ、シール鉛蓄電池を使うには、対応した充電器が要るとか、端子をちゃんと絶縁処理しないと危険など、「裸の二次電池を使うためのある程度の常識~知識」は必要。ともあれ、乾電池などより高い電圧の直流を手軽に得られる小型シール鉛蓄電池、工作用電源としてもかなり遊べる/利用できるような気がしている。

奥が先日使った「完全密封型鉛蓄電池(12V8Ah)WP8-12」。手前左が「完全密封型鉛蓄電池(12V1.5Ah)WP1.5-12」。手前右が「小型シール鉛蓄電池(12V0.7Ah)WP0.7-12S」 「小型シール鉛蓄電池(12V0.7Ah)WP0.7-12S」のサイズは約96×62×25mmで、質量は約390g。手のひらサイズのDC12Vバッテリーなのだ。電源ケーブル部もわりと安全で好印象 シーニュってニャにかしら? クルマらしい。うかちゃんはクルマに乗るのは絶対に嫌ニャニョ。ぼくも絶対に嫌です。ニャニャニャ!! ニャニャニャニャニャ!! みたいな。
気の迷いでカラーハブ毛を購入

気の迷いでカラーハブ毛を購入

2010年10月29日 06:00

 気の迷いでカラーハブ毛を購入しちまいました。すなわち、家庭内LANとかで使われる集線装置用の付け毛ではなく、沖縄の毒蛇に生えた毛でもなく、某将棋名人の寝癖な頭髪でもなくて、自転車の輪軸(ハブ)をキレイに保つグッズである。

 てゅーかググれば一目瞭然。一昔前ならみんな付けてたあの輪っか型ブラシだヨ!! ハブブラシとも言う。

 これを装着して車輪を回すと、ハブ毛は重りに引っ張られて回らないが、ハブは回転。自動的にハブをブラシ掃除できるわけですな。付けっぱなしにすればハブが常にピカピカ。Amazonで420円だった。

 このテのグッズ、最近はあまり見かけなくなりましたのう。ハブ毛もそうだが、フラッシャーとかも。今ならLEDを使った軽くて明るくて省電力なフラッシャーとかできそう。

 ……ハブダイナモとかある時代だし、二次電池も十分普及してるわけだし、LEDもありまくりだしで、自転車系の電装品、もっと愉快になってもいいような気がするニャ。

CAPTAIN STAGの「オッフルハブ毛〈内装3・オートライトハブ対応〉(カラー) Y-3394」はAmazonで420円だったわよ ハリガネ的な芯を樹脂製のブラシが覆っているという構造なの。これを自転車のハブに巻くように装着して使うのよ 猫用オモチャとしてあんまりおもしろくニャいかも。端のハリガネも曲げてくれないと危なくてちょっと遊べニャいナ
使用時はこんなふうな形状にするのよ。穴のなかをハブが通るの。自転車が走ると自動的にハブ掃除になるというわけ ちなみに1パッケージに2個入ってたのよ。ニャんで2個かしら? あたし用ととろ用かしら? ニャニャニャニャニャ!? ハブ毛触ったの? 触ったの。いいなぁぼくも触りたいニャ。じゃあこんど内緒でもってきてあげる。ニャ!! ニャ。的な
猫使いの人、フニャ田さん

猫使いの人、フニャ田さん

2010年10月27日 06:00

 先日のエントリで拙宅猫うか様がフニャ田さんについて「猫使いの人なのよ」と発言したっぽい件に関して具体的に解説してゆきたい。

 拙宅猫ちゃんズは人見知りちゃんなのであり、来客があると超越的速度で逃げ隠れして姿を現さない。とくに拙宅仕事場においてはそうで、来客の気配があるとほぼ絶対に姿を見せないのだ。

 が、そうでないケースも希に。拙宅仕事場で「まぼろしのねこ」に遭遇した方は、記憶では3名いる。

 まず、みのり先生。静かだったからか、拙宅猫うか様が不意に仕事場に入ってきて、みのり先生と遭遇した。うか様はみのり先生発見後、ススススッと退場した。

 それから釣り雑誌方面ライター/編集者のおおつさん。このときも静かだったからか、とろ様と猫ドア越しに遭遇した。

 そしてフニャ田さん。幼少期のうか様とろ様と同時に遭遇しつつさらに両猫様を撫でたりも。そーとー長時間遊んでいたので、恐らく来客としては最長時間遭遇と思われる。

 先日のエントリのときは、フニャ田さんがトイレ中に、うか様(たぶん拙者しかいないと思って)猫ドア開けて仕事場に入ってきた。が、船田さんトイレ終了で突如出現!!

 ……普通、その時点で脱兎の如く逃げまくりの拙宅猫ちゃんズだが、そのときは違った。どんなふうに遭遇したのか、以下、写真に撮ったのでそれを並べてみたい。

うか様の前にフニャ田さんが突然出現!! ……しかし、うか様、驚いていない。それどころか尻尾を立ててる!? おまえは~おまえは~。なんか少し知ってる気がするわよ。誰かしら? おまえは~おまえは~。てな雰囲気 [目を合わせず静止]→[指のニオイを嗅がせる]&[座る]→[猫が落ち着いたらタッチ]、というのがフニャ田式だ
あ。おまえはおまえは。触ったニャ。おまいさんのニオイも嗅ぎますよ。フカフカフカフカフカフカ。的な ニャ!! おまえは!! 知っているかもしれニャい!! ていうか寸詰まってやや喜び中のうか様であった ん。触ってよし。触るように。猫あたまゴシゴシもしてネ。というわけで、完全に術中に落ちたうか様
その後もハンダ付け中のフニャ田さんの足元を尻尾立ててウロウロしたりしたうか様なのであった これがフニャ田さんなのよ。猫使いなんだね。そうなのよ。でもぼくはやっぱり隠れています。的な
CEATEC JAPAN 2010 Avagoブースにて

CEATEC JAPAN 2010 Avagoブースにて

2010年10月13日 06:00

 CEATEC JAPAN 2010に行ってまいりました。目的はAvago社のブース。Avagoの新型LED製品と我々武蔵野電波の工作物(Avago製LEDのデモ用オブジェ)チェックをするのダ!!

 ……てゅーか武蔵野電波製の工作物がCEATEC初日からトラブって動かない~、といった問題がナイかどうか確認したり、問題が出たらソッコーで対処(修理)するためにCEATECに行った、と言ったほーが正しいかも。

 不況のせいか全体的に規模が縮小気味な感じだったが、出展している企業はみな元気。Avagoも蛍光灯と即リプレイス可能なLED照明を出展していたりして活気アリ。やっぱオモシロいですなCEATEC。新技術や新製品が山盛り。来年は各ブースをゆっくり見て回るニャ!!

CEATEC JAPAN 2010のAvagoブース。もちろん各種照明にAvago製LEDが使われている Avago製LEDをデモするための機材。ずいぶん以前から使われている年季の入ったデモ機なのである よ~く見ると「AGILENT LEDS」とか!! マトリクスLEDに「HP」と表示されりしたことも
武蔵野電波製のデモ機。無骨ですのう。フルカラーLEDを任意の色で光らせられる機材だ RGBの混合度合いをアナログ的に調節でき、調節した結果出る色の名前も表示される RGBのLEDがマトリクス状に並んだデモ機(武蔵野電波製)。さまざまなパターンで光る。もちろんLEDなどは全てAvago製
Avago製チップLEDや7セグメントLEDを使ったデモ機(武蔵野電波製)。このほかに赤や青の時計もある 各色の楕円LEDを使ったマトリクス(武蔵野電波製)。どの角度から見ても非常に美しく光っているのであった 楕円LEDマトリクスデモ機のデザイナー、力石咲(ちからいしさき)さん。タイガースーツ着用でご来場ニャ
Avagoの「管形状LED照明」。既存の蛍光管とリプレイスして使えるという期待の新製品なのだ こちらは街路照明。LEDから放熱板まで一式含まれたユニットで、やはり既存の照明と容易に置き換えられる ニャバゴってニャにかしらってもう何回も言ったかしら? 言ったかもしれないけど猫だから忘れました。ニャ。ニャ。的な
ブレッドボーダーズ本の第二刷が出たニャ♪

ブレッドボーダーズ本の第二刷が出たニャ♪

2010年10月4日 06:00

 おかげさまで「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」が増刷され、第二刷となりましたヨ!!

 書籍を購入してくださった方々に感謝!! オーム社の方々にも感謝!! あと秋月電子通商さんとかAmazonさんとか各方面にも感謝!! そもそもこの本のベースとなったブレッドボーダーズを連載させてくださったImpress Watchさんにも感謝ッ!!

 いや~拙者とか最近書籍全然やってないスけど、以前書籍書いてた頃でも書店の目立たない場所にこっそり置かれる方面の本ばっかりだったので、増刷ってのは非常に久しぶり。紙の本の増刷って、なんかこう、コンテンツがまだ生きているって感じがしてイイもんですな。

 てなわけでゼヒもっと買っておくんニャさい♪ 秋月電子通商のネット通販でも売っていて、一緒にスターターパーツセットを買っちゃうと、すぐにブレッドボード電子工作を始められて愉快かもしれないっス。

『武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作』(オーム社刊)、の第二刷。中身ちょっとだけ修正してあります。ハンダ付けを必要としない電子工作入門なのだ 発売から1年弱で第二刷となった。けっこーゆっくりなペースだが、末永く売れる本になって欲しいですのう。手前味噌ですけど、電子工作入門書としてわかりやすいので、ゼヒ!!
みのり先生のグラビアページもナゼか収録されている……ていうかこのカラーページは本書で作れる作例を写真で列挙したセクション。みのり先生も武蔵野電波メンバーだヨ!! 増刷ってニャにかしら? 漢字が読めません。グニャビニャってニャにかしら? 漢字もカタカナもひらがなも全部読めないし書けません。ニャニャ。ニャニャ。的な
60th LED Luminous CLOCK powered by Avago

60th LED Luminous CLOCK powered by Avago

2010年10月1日 06:00

 こないだエントリしたSilriumの「60th LED Luminous CLOCK」の件ですけど、無事に完成!! Avago(アバゴ)製LEDを使ったアナログ風LED時計なり。

 写真のように非常に美しいLED時計で……ん~むむ、いやホントはもっとキレイに煌めいているんですよ!! 見たら欲しくなる級の華麗なる美麗さで光が変化!! ……なんですけど、写真だとイマイチですな。

 てなわけでゼヒ、2010年10月5日~9日まで幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2010Avagoブースにて、この時計の実物をご覧あれ!!

 つーコトで、じつはこのLED時計キット、Avagoブースに置かれるブツなのでありました。武蔵野電波としてAvagoさんよりお受けしたお仕事っす。この時計以外にもLED電子工作成果物が複数展示され、Avago製LEDから超美麗な光が放たれまくっておりますので、ヒカリモノがお好きな方~LED電子工作野郎~LED業界の方々までぜひご来場を!!

完成した『60th LED Luminous CLOCK』。LEDは全てAvago製のものを使った。が、これだとイマイチよくわかりませんな 暗めの場所で見たところ。さまざまなパターンでチップLEDや7セグLEDを点灯させられる 静止画だとわからないが、アナログ時計的な雰囲気でイルミネーションが動いたりもする
こちらはLEDの色を変えたもの。これももちろんAvago製LED。非常にピュアな発色をしてくれる LEDの光が踊るように動くんだが……ぜひ実物をCEATEC JAPAN 2010のAvagoブースで見て欲しい ニャバゴってニャにかしら、って数日前にも言ったわよね? 猫だから数時間で忘れました。ニャ。ニャニャ。みたいな
Silriumの美麗時計をAvagoの美麗LEDで!!

Silriumの美麗時計をAvagoの美麗LEDで!!

2010年9月27日 06:00

 知る人ぞ知る電子工作グループSilrium。「シリウム」と読むんですけど、この人らの作っている「60th LED Luminous CLOCK」というLED時計の電子工作キットが非常にキレイなのである。

 基板も美しいし完成品もそうだし、それが動作する様子もウットリするほど。しかしこのキット、量産してる感じではナイようで、ときどき行われるイベントで売ったりワークショップの教材として配ったりしている程度。いまいち入手しにくいのだ。

 が、このたび、機会あってこの「60th LED Luminous CLOCK」を入手できた。さらにAvago(アバゴ)のチップLEDなど各色も入手できた。すなわち!! Avagoの超キレイなLEDを使って!! この麗しきLED時計を作っちゃうゼ~ッ!! くわッ!! という勢いの拙者なんでした。

 てなわけで、早速ハンダ付け開始!! ……なのだが、このLED時計キット、2012サイズのチップ部品を多数取り付ける必要が。久々のチップ部品の手ハンダ!! こえ~!! デキるかニャ? ていうかデキないとヤバいんだが、その顛末はまた後日。

Silriumの「60th LED Luminous CLOCK」。チップLEDなどでアナログ風時計を作れる電子工作キットなのだ 60個のチップLEDを、円を描くように配置していく。中央には7セグメントLEDも実装されるんである キット一式。表面実装ICはハンダ付け済み。多量の2012サイズチップLED手ハンダを楽しむためのキット、とも言えよう
2012サイズのチップ部品を5円玉に乗せたところ。クシャミ一発で消失確実のサイズですな。これを基板にハンダ付けする 説明書は初心者にも親切でありかつユーモラス。プロダクトはキレイだが、手作り感漂うフレンドリーさがステキ 製作にはルーペが便利。このキットの場合、チップLEDの取り付け角度や向きが光りかたの美しさを左右するので必須ですな
Avago製チップLED。発色や光量がキッチリ揃った高性能品ゆえ高価だが、光らせたときの美しさは格別なのである 7セグLEDもAvago製に。『60th LED Luminous CLOCK』付属LEDは使わず、全部Avago製LEDにリプレイスして作るという作戦っす ニャバゴってニャにかしら、って前に言ったかしら? 猫だから忘れました。ニャニャニャ。ニャ。的な
GARMIN Edge705日本版を購入ッ!!

GARMIN Edge705日本版を購入ッ!!

2010年8月9日 06:00

 GARMINのGPSマップ内蔵サイクロ(サイクル)コンピュータことEdge705日本版を購入した。

 ら!!

 俺の最強に強まったTREK Portlandのチェーンステー上部にディスクブレーキ用ワイヤーが張ってあってEdge705のセンサが取り付け不能!! ズニャーン!!

 という問題を先日解消できたので、最近は毎日堂々とEdge705日本版を活用できるようになったのだ。

 Edge705日本版の詳細については別途レビューしようと思うが、やっぱりアレですな、ケイデンスとハートレートがわかるのはイイですな!! ケイデンスは1分あたりのペダル(クランク)回転数で、ハートレートは心拍数。これらを数値で正確に把握できると、目的に応じた最適な負荷の運動ができたり、あるいは体力の計画的な温存~発揮を行えたりする。

 とりわけハートレートのモニタはイロイロと効果的。拙者の場合だと、たとえばその日に100kmとか走ろうと考えていたものの、序盤でちょいと体力使い過ぎちゃうことが少々あった。結果、終盤にかなりの疲れが出たりして、サイクリングが辛いものに。

 しかし同様の走行で、ハートレートを一定以上にしないようモニタしておくと、軽い運動を長時間続けることになり、疲れにくく回復しやすい。つまりはバテにくいのだ。実際にそうして走ってみたが、後半~終盤近くの疲労が全然違った。楽しく爽快なサイクリングになったりして、すげぇよ心拍数管理!! とか思ったり。

 つか最初からEdge705日本版買えば良かったニャ、みたいな。1台の本体で、GPSマップ(日本詳細地図)、ケイデンスやハートレートの表示、そして速度や距離などの表示まで、サイクリングに欲しい機能が全部揃う。そういった機能を最もシンプルに自転車へと実走できるのは、やはりスッキリして良い。

GARMIN(ガーミン)のEdge705日本版。自転車用のGPSマップで、高度/ケイデンス/スピード/心拍数などを計測/記録できたりする。炎天下でも表示が非常に見やすかったりも。 猫は運動するとすぐバテるわよ。すぐバテるよね。疲れちゃうの。疲れるよね。だから寝るの。いっぱい寝ちゃうよね。ニャ。ニャニャ。的な。
何でも編み包んじゃう力石さん

何でも編み包んじゃう力石さん

2010年6月28日 06:00

 イキナリ告知なんですけど、次回のプロトタイパーズには唐突にも力石咲さんが登場。知る人ぞ知る“ハイパーニットクリエイター”なのダ。

 この人ね、スゴいんですよ。何でも即興で編んじゃうんですよ。毛糸でススススッと編んでしまう。いわばニッター。でも、普通な感じのニッターではなく即興前衛ニッターっていうかパフォーマーな感じで、たとえば木の枝とかをアドリブ的に“編み包んで”しまうのだ。マジで世界を編み包もうと活動中である。

 そんな人がプロトタイパーズに登場。力石さん登場のプロトタイパーズはもうスグ更新されると思うんですけど、力石さんがナニをプロトタイピングしてくれるかは……ぜひ記事で!!

 ちなみに、力石咲と書いて「チカライシ サキ」と読むのであった。「リキイシ サキ」ではナイのであった。「チカライシさん、リキイシって間違われるでしょ?」と訊いたら「いっつも絶対に間違われるんですよ~」とのことでもあった。

通常時の力石咲さん。明るく元気な女の子なのダ。手に持っているのは作品製作時に着用する“タイガースーツ”である 力石咲はタイガースーツにより毛糸一本で世界征服を目論むハイパーニットクリエイターに変身する!! 「着ぐるみ大好き♪ です」とのこと
チカニャイシニャキってニャにかしら? タイガーらしい。じゃあ猫科ね。仲間だね。ニャ。ニャニャニャ。的な
「Arduinoはやみ表」の下敷き版を製造

「Arduinoはやみ表」の下敷き版を製造

2010年6月7日 06:00

 ちょいと以前に「Arduinoはやみ表」の件をエントリした。Arduinoユーザーにとって便利っぽい情報を集めたシートですな。

 これがなかなか好評。ダウンロードして自由に使えるわけですけど、おかげさまでアクセス数(てかダウンロード回数)も多く、いろいろな方が利用してくださっているようだ。

 てなトコロで調子に乗って、我々武蔵野電波、このソフトウェアとしてのプロダクトを、ハードウェア化してみた!! すなわち「Arduinoはやみ表・下敷き版」!! つまりは紙じゃなくて樹脂の下敷きに「Arduinoはやみ表」を印刷してみたってわけだ。

 これも妙に好評。欲しい人は……どうすればいいでしょうか>フニャ田さん。たーくさん欲しい!! とかいう場合は量産可能っスよね>ふニャ田さん。

 この下敷きについて超気になるし激欲しいよマジで、という方は、tf at musashinodenpa.comまで問い合わせたりするといいかも。

これが「Arduinoはやみ表・下敷き版」だッ!! なんか樹脂製!! 下敷きとして使えるンだ!! けっこーキレイに印刷できちゃうモンですな。細かい部分も鮮明
図版類もキレイ。写真の色は、若干彩度が落ちたような印象 下敷きってニャにかしら? ……。とても眠いわね。……。ニャニャ。……。的な
アジレント取材で半日

アジレント取材で半日

2010年4月5日 06:00

 こっそり再起動したプロトタイパーズですけど、取材~機材貸し出しのてんやわんやで、更新が遅れております~ごめんニャさい~。

 で、間もなく更新されるプロトタイパーズのネタは、アジレント・テクノロジー(Agilent Technologies)の製品やサービス方面。アジレントは1999年にヒューレット・パッカード社から分割されてできた会社で、世界最大手の計測器/分析機器メーカーですな。

 そのアジレントへ取材に。カッコいいオシロスコープなどの機材を見せてもらいに行ったんですけど、ヒッジョーにおもしろかったっス。入れ替わり立ち替わり、各機材担当のプロフェッショナルが質問に答えてくれたりして、その話自体もまた非常に興味深かった。そしてアッという間に半日経過で取材終了。

 良かったのは、やはり、アジレント製の機材群。主にオシロスコープ(DSO)とその実演を見せてもらったが、我々が普段恐らく絶対に目にすることのない超高性能・高精度計測器が次々と!! すすす、凄まじい性能!! 知られざる世界が可視化されているッ!! てかこの機材って宇宙人のテクノロジー使ってませんか? みたいな。

 てゅーかマジで、アジレントの計測器とかがなかったりすると、現在我々が享受している技術的利便が生まれなかったりしたんだろうなぁ、とか思った。人類支え系の企業かもしんない。

 てなわけで、その取材結果、もうすぐ更新されるプロトタイパーズにてお伝えできると思いますので、少々お待ちください~。

MSO9404Aという4GHzのオシロスコープ。高級車をサクッと買える本体価格だったりする。無線LANの電波が出る様子とかを可視化しちゃってるゾ!!  DSA91304Aという13GHzのオシロスコープ。住宅を買えたりする本体価格だったりする。HDMI信号の様子を見つつケーブル品質を検証できたりするゾ!! このよーなビンテージな発信器も見せていただけた。しかも!! 触らせてもいただけた!! さらにネジを外して内部構造まで見せようとしてくれた(けど開きませんでした)!! 太っ腹だゼ、アジレント!!
ニャジレントの電子計測本部ニャプリケーション・ニャンジニアニングニャジタル・ソニューションの人が毎日このブログで猫を見てるらしいわよ。緊張するねえ。緊張するわね。ニャニャ。ニャ。的な。
プロトタイパーズ、こっそり再起動

プロトタイパーズ、こっそり再起動

2010年3月15日 06:00

 え~、ご報告が遅くなりましたが、PC Watchの「武蔵野電波のプロトタイパーズ」がコッソリと再起動いたしました。

 復活後の一発目は「全店制覇! 秋月電子通商のすべて」。小ロット生産者とともに歩んできた有名電子部品ショップ秋月電子通商の表から裏まで、イロイロと取材してきましたヨ。

 いや~秋月電子通商、サイコーにスゴいしオモシロいっス。単なる電子部品店、てな印象をお持ちの方が多いと思いますけど、凄まじい部品数量を凄まじいスピードと安さで流通させまくり。電子工作野郎を支えまくりのショップなんでした。上記リンクからその全貌をゼヒ!!

 あと、プロトタイパーズの前の連載となる「武蔵野電波のブレッドボーダーズ」。去年、これの書籍が発売されまして。書名は「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」。地味ながら継続的に売れているとのことで、買ってくださった方、ありがとうございます!!

 また、この書籍関連で「Yモード メモログ」さんが、便利な計算サイトを作られました。LED点灯のための抵抗値計算サイト。シンプルで使いやすいゆえ愛用させていただいております~。

秋月電子通商の八潮店(埼玉県)。秋葉原店よりも広々としていて、ヒジョーに買い物しやすい。一日中いたいお店ですな。復活した「武蔵野電波のプロトタイパーズ」では、この店舗のバックヤードで秋月電子通商社長にインタビュー こちらは川口市(埼玉県)にある秋月電子通商通販センター内の倉庫。部品が入った無数のビニール袋が吊り下げられている。こうやって膨大な部品を管理しているとのこと。コレ、通称“ジャングル”と呼ばれている。この管理方法は社長のアイデアだそうだ 秋月電子通商店頭に並べられた書籍「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」と、書籍に対応した部品キット。両方ともWeb通販で購入可能なんでゼヒ!!
ニャキヅキデンシってニャにかしら? こここ、この猫用マタタビ茶はうミャい!! あらオイシイ!! ニャ~ン。ニャニャ~ン。みたいな。
世界最安かも!? の冷陰極管@秋月電子

世界最安かも!? の冷陰極管@秋月電子

2010年1月7日 06:00

 去年の夏頃から冷陰極管に興味を持った拙者。

 冷陰極管(CCFL;Cold Cathode Fluorescent Lamp)というのは、たとえば液晶パネルのバックライトに使われたりする光源で、省電力の蛍光灯ってイメージですな。ちょっと違うか。

 冷陰極管、しばらく前から“ノートパソコンの液晶が暗くなったときの修理(復活)用”としてマニアックな人気を集めていたりした。ノートPCのバックライトを自分で交換して、新品同様の明るさにする、みたいな感じですな。なので、そんな人たち向けに冷陰極管とインバーター(冷陰極管を光らせるための電源部的なモノ)が小売りされている。

 拙者の場合、この冷陰極管を使ってですね、LEDライトセイバーならぬCCFLライトセイバーを作ってゆきたい!! とか考えていたわけだ。

 が、ノートPC用の冷陰極管はけっこーなお値段がする。1本1,000円以上とかネ。また、これを光らせるためのインバーターは数百円~1,000円以上とか。合わせて2,000~3,000円とか!? まあ金額的には高いってわけでもないが、電子工作の部品としてはかなり高価な部類に入るわけですよ。

 んむ~安い冷陰極管ってナイのかニャ~、と寂しい気分でいたら、超身近にあった。秋月電子通商に、あった。さすが“小ロット生産者とともに歩む”電子部品店!! インバーター付きでも最高800円。

 そのなかでも世界一安いんじゃねーのかコレと思われるのが、24cm冷陰極管+インバータセット(3mm管) M-00924。恐らくパチンコ方面分野からの大量仕入れ品だと思うが、わりと長い冷陰極管がインバーター付きで300円!!

 しかもコレ、ケースに封入されてるんですよ、冷陰極管もインバータ部も。つまり冷陰極管を不意に割ったり(割れやすいデバイスなのだ)、感電(インバーターに触れるとピリリ)したりする心配も少ない予感。これで300円。安い……安過ぎるッ!!

 てなわけで大人買い。ドバッとイッときました。ちなみにこのM-00924は“お宝マーク”付き。在庫限りみたいですな。そーとー安いと思われるので、冷陰極管萌えの人(そんなヒトいないってか!?)は早く手を出したほうがよさそうな。

秋月で買った24cm冷陰極管+インバータセット(3mm管) M-00924。300円。チューブ入りの冷陰極管+ケース入りのインバーターのセットだ。 インバーターに直流24V程度を加えると点灯する。18Vくらいから光り始め、最大48Vまで対応だそうだ。24V点灯時の消費電流は150mA。 ニャンバーターはピリッとするらしいわよ。やだねえ。やーねー。みたいな。