スタパ齋藤の「スタパブログ」

カフェテクノ@エレキジャック

2010年1月5日 06:00

 エレキジャックという電子工作本マガジンがあるんですけど、けっこー前から購読中。ユニークな電子工作がいろいろあっておもしろいのだ。

 で、2009年11月1日発行のエレキジャック No.15には武蔵野電波が登場。特集(1)「カフェテクノ」で音モノをいろいろ紹介中なり。

 ところで最近のエレキジャックには、基板が付属していない。確かNo.13までは基板がふろくになっていて、ソレに魅力を感じて買っていたという人もあると思う。まあ刷る部数全部に基板を付けるのは、コスト面なんかでもタイヘンだし、基板付きだからといって販売部数が……などいろいろあったんでしょうな。

 ただ拙者的には、今回の「カフェテクノ」に対応する基板チョー欲しい!! とか思った。が、どーも抽選でのプレゼントだけのもよう。ちなみに「カフェテクノ」の工作物は……

 ・デュアル・ヘッドホン・アンプ「Love Amp」
 ・モバイル4チャネルのライン・ミキサ
 ・卓上インターカムと針式レベル・メータ
 ・Arduinoクロスフェーダ
 ・ウクレレ用ピエゾ・ピックアップ

 作りたいじゃん!! って、ユニバーサル基板に作れよ>俺、とも言えるわけだが、すぐ作ってすぐ使いたい~という場合、専用基板があると面倒が少ないんですよ。

 とか思っていたら、フニャ田さんが当該基板をくれた。ミキサーもラブ・アンプもレベルメーターもある!! あら嬉しい。ぜひサクッと作っていきたい!!

 あと思ったんですけど、この基板、レジストが白でシルクが緑。以前のエレキジャックのふろく基板と比べると……CQ出版さんには失礼ではありますが、CQ出版方面のふろく基板とは思えないキレイさっつーかカッコよさ。てかコレ、単品で売って欲しいと思った。

2009年11月1日発行の「エレキジャック No.15」。Arduino関連、音モノ方面、もちろんLEDアイテムもと、作例いっぱい。 エレキジャック No.15用のプレゼント基板。白レジストに緑シルクは意外なほどステキであった。1枚数百円とかで売ればいいのに~。 おまえはおまえは!! またハンダづけをするつもね。つもりだね。やめニャさい。やめニャはれ。臭いわよ。臭いよね。みたいな。
世界最安かもしんない16セグLED

世界最安かもしんない16セグLED

2009年12月18日 06:00

 7セグメントLEDディスプレイとか16セグメントLEDディスプレイが好きでしょうがねえ拙者なんですけど、ある日、フニャ田さんから「さささ齋藤さん、共立さんに凄い16セグが!!」との連絡が。

 すなわち1個50円の16セグ。ズギャーム!! これ激安!! いやマジで考えられない価格!! 超越的安さ!! ただでさえ手に入りにくい16セグで、海外通販サイトで安いのがあったとしても1個数百円。この販売価格、桁を間違っているのではッ!? とかマジで思った。

 というわけで早速購入。船田さんも購入したらしい。ちなみに、船田さんは「なんでも作っちゃう、かも。」さんことarms22さんから情報をもらったらしい。その情報が拙者に。すニャらしい情報伝達ルート。感謝。

 ちなみに、なんかこの16セグ、在庫限り品のようですな。と言っても、共立電子のようなところが仕入れるんだから、そーとーな数があるとは思う。しかし、価格が価格だけに、狙ってる人は早めに買ったほーがいいのではないだろうか、とか思った。


これが世界最安と思えてしょうがない16セグだッ!! 赤っ!! サイズは外形が70×48mmで文字高が57mmッ!! けっこーデカい!! 手に持つとこんなだヨ!! おっきいネ!! 発光している様子はココに。 16セグってニャにかしら? LEDらしいよ。Lチカね。Lチカだね。みたいな。

書籍版ブレッドボーダーズ発売

書籍版ブレッドボーダーズ発売

2009年12月7日 06:00

 てゅーか先月もエントリしたんですけど、「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」という本が発売されたのダ。

 初心者向けの電子工作本ですな。ブレッドボードという回路試作やテストのためのボードを使い、基本的にはハンダ付けしない方向で電子工作ができるゾ、てな方向性の本ですな。

 書籍中で作るモノを具体的に挙げると、LEDや7セグメントLEDディスプレイを光らせる回路(!?)、LEDを点滅させる回路(無安定マルチバイブレーター)、ヘッドフォンアンプ、AMラジオ、パワードスピーカー、タイマIC555を使ったシンセサイザー、相性診断回路ことラブ・アナライザ、電池をギリギリまで使い倒せるジュール・シーフ、リモコンに反応するLEDライト、残像表示装置(POV)。てな感じ。

 このほとんどをハンダ付けナシで作れるよーになってますけど、初心者にとっては“電子部品を調達する”という点がハードルになりがち。でも今回は書籍中で必要になるパーツがキット(セット)で別売されることになりましたヨ!! Powered by 秋月電子通商!! 書籍自体も秋月電子さんの通販で買えますな。なので、書籍とキットをポチッと注文しちゃえば、本&必要部品がだいたい揃うことに。

 このほか書籍に収録された作例を作るのに必要なモノは、えー、テスターやニッパー、それからピンセットあたりがあるとよろしいかと。てなわけで、ゼヒ!! 買って作って楽しんでおくんニャさい!!

 

書籍「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」(オーム社刊)。B5変形版/212頁のブレッドボード電子工作入門書で、価格は2520円(本体2400円+税)。 中身は、な~るべくカンタンに電子工作を体験!! てなポリシーで作られております~。 作例として、遊べるもの、試したくなるものを多々用意。

 

実体配線図もあるので、初めて電子部品に触れる方でも作例を作れちゃうと思われる。 みのり先生が作例を使っているページもあるので、初めて電子部品に触れて疲れた方でも息抜きできると思われる。 Amazonでも発売中。2009年12月6日未明現在のランキングを見ると……売れてるのかーっ!? 初速だけか?

 

ニャマゾンってニャにかしら? あのねーカリカリのごはんを売ってるんだよ。ニャ!! ニャニャ。

ブレッドボーダーズ本が出ますヨ!!

ブレッドボーダーズ本が出ますヨ!!

2009年11月18日 06:00

書籍「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」。2009年11月27日、オーム社から2520円(本体2400円+税)で発売。スタパ齋藤・船田戦闘機共著で、B5変形版/212頁のブレッドボード電子工作入門書なのだ。


 武蔵野電波のブレッドボーダーズという連載記事があったんですけど、これが書籍化されますんで告知をば。

 書籍名は「武蔵野電波のブレッドボーダーズ 誰でも作れる! 遊べる電子工作」で、2009年11月27日っていうか来週金曜日に発売。お値段は2520円(本体2400円+税)。版元はナゼかマサカのオーム社!!

 ……PC Watch(Impress Watch)での連載記事だったんですけど、別にインプレスグループとオーム社の間にイザコザがあったわけじゃないっス。版元からオファーをいただき、インプレスに相談したら、そうしましょう的な。平和的に出版される本ですんで、誤解のないよう。

 この本、内容は上記Web連載記事をなぞったもの。だが、回路図や実体配線図や部品表など、初心者にもよりわかりやすく作っている。作例は全部で11あるが、そのうちいくつかは秋月電子通商からキット発売が予定されているので、書籍とキットを同時に買えば電子部品なんて初めて~☆ という方でも作例をススッと作れるハズ。

 ちなみに、電子工作系の書籍としてはプチ異例なカラーグラビア的なページも。モデルはブレッドボーダーズでもプロトタイパーズでもスタパビジョンでも人気の、みのり先生。ぜひ買っておくんニャさい。

 とにもかくにも、ブレッドボーダーズという連載記事を掲載していただいたPC Watch編集部様、書籍化を実現してくださったオーム社様に感謝。ありがとうございました!!

その内容例。写真と図版をなるべく多くし、初心者でも着実に作例を作っていけるように構成した。作例の一部については秋月電子通商からキット発売される予定。このよーなカラーグラビアページも!!


ムニャシノニェンパのブニェットボーニャーズってニャにかしら? みニョり先生がニャわいいニャ。萌えかしら? 萌え萌えだよ。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。

LEDライトセイバーはフリフリして撮影

LEDライトセイバーはフリフリして撮影

2009年11月16日 06:00

 武蔵野電波のプロトタイパーズでご紹介した「プロ並み写真をすぐ撮れるLEDライトセイバー」。直後に質問をいただき「あ、そうか」と思った点があるのでココにて追記します~。

 まず、撮影方法について詳しい説明をしてなかったのでソレを。LEDライトセイバー(LEDライトセーバー/LEDライトサーベル)は、被写体に光を当てる照明具なんですけど、固定するモンではない。カメラのシャッター速度を、たとえば10秒とか15秒とかにして、その時間の間に各方向から被写体に光を当てるんですな。

 具体的には10秒とか15秒とかの間、LEDライトセイバーを手に持って振り振りして、被写体に対して“光を塗り重ねる”という感じ。明るくしたい箇所は長めに光を当て、暗くしたい部分は短時間だけ光を当てる。

 なお、撮影時の光源はLEDライトセイバーのみとするのが好ましい(というかイロイロと融通が利く)ので、部屋は真っ暗にするのがいいっス。写り込みや色かぶりを気にするなら、被写体の周囲は黒や白やグレーなどの無彩色で。

 それから、自作するのはタイヘンor無理って件だが、これは記事中にも書いてますけど、発光装置部分は自作のハイパワーLED発光回路とかじゃなくても、たとえば明めに光る懐中電灯の類でも大丈夫ですな。ハンディな蛍光灯を改造(黒いカバーを付けるなど)してもOKだと思われ。

 てな感じで。いろいろな方が興味を持たれるLEDライトセイバー、ホントに凄いモノなのでゼヒ体験してみてチョ!! 発案者の伊藤裕一氏LEDライトセーバーコーナーも超参考にして、みたいな。


プロトタイパーズ版のLEDライトセイバー。撮影時はこれを手に持ち、光を被写体の四方八方から当てるように動かす。フリフリしつつ使う長時間露光撮影用照明なんですな。ニャイトセイバーってニャにかしら? フリフリするらしいよ。尻尾かしら。そうらしい。みたいな。

sanwaのハイブリッドな計測器、PM33

sanwaのハイブリッドな計測器、PM33

2009年11月13日 06:00

 武蔵野電波のプロトタイパーズでも少しお披露目したsanwaの最新型DMMことPM33を購入した。デジタルマルチメーター(電圧や抵抗値などを計測できるデジタル式テスター)とクランプメーター(安全に電流を測定できる計測器)が合体した製品ですな。

 小さな携帯可能DMM(デジタルマルチメーター)なんですけど、計測数値表示がスゴく速いんですっ!! これ使うとほかのDMMがかったるくなるかも、くらいに。あと、手軽なクランプメーターとしても機能するんだが、普通はクランプメーターなんて使わないかも。でも必要なら使えるというコトでヒキがありますな。

 ただ、サイズの関係上、クランプメーター以外での電流計測はできない。回路に直結しての電流計測をする場合、DMMなどのなかにヒューズが必要なんだそうだが、安全上、このサイズのDMMにヒューズを入れて市販することは無理なんだそうだ。

 あと外見もイカシてますな、PM33。机上に出しっぱなしでも邪魔にならないサイズなので、けっこー愛用中っス。








br /> 三和電気計器のPM33。DMMとクランプメーターが合体したハイブリッド計測器なのだ。
br /> このように折りたたみ式のクランプが使える。
br /> テストリードは本体に巻き取って収納できる。クランプは本体を斜めに置くためのスタンドにもなる。


クニャンプメーターってニャにかしら? 電流らしいよ。眠いわね。眠いよね。みたいな。

エネループ利用が激しい昨今

エネループ利用が激しい昨今

2009年11月9日 09:00

 エネループが登場してから、自然放電しにくい点と外見がキレイな点から、エネループばかり使っている拙者。最近はその傾向がとくに強くなっているとゆーか、エネループで使える機材の使用頻度が高くなっているっていうか、やはりエネループの出番が増えている。

 具体的には、まず無線マウス、ライト、ICレコーダー、外部フラッシュ、ストロボ用トランスミッタ、汎用USB電源、それからある程度電流を流す電子工作関連など。本来はアルカリ電池で動かすべきモノも、強引にエネループで使っていたりする。

 乾電池(一次電池)と比べると繰り返し使えるという点がメリットだが、それはさておき、使う予定が見えたらいつも“満充電の電池”を揃えられるという点が気持ちいい。

 乾電池だと、まあ新品買ってくれば電気が満タン状態だとは思うが、やや古い買い置きとかだと「コレって自己放電しちゃったりしてない?」的な不安が。その点、エネループは二次電池=充電して再利用できるので、使う前に充電すればそういうモヤモヤがなくなる。

 あと、こないだAVAGOMoonstoneという高出力LEDを使ったが、こういう、電流を多量に流して使うデバイスにもエネループがマッチしますな。

 なんかもうすぐ、よりタフなエネループも発売されるみたいだし、そろそろ備蓄エネループ本数を増やそうかなとか思ってる拙者である。


三洋電機のエネループ各種。左から単4形(AAA)、単3形(AA)、単2形(C)、単1形(D)。006Pタイプのエネループって無理なんですか無理ですか無理スか? でも強引に作って発売しておくんニャさい>三洋。10個以上は買いますんでゼヒ!!AVAGOのMoonstone 1W。チョー明るくかつキレイに光る白色LEDですな。300mA以上の電流を流せる。ちなみに一般的な砲弾型LEDは10~20mA流して使ったりするが、その10倍以上流せる=明るく輝くのだ。ムーンストーンという名もロマンチック。AVAGOのMoonstone 1Wを2個使ってオモシロげな照明器具を作ってみた。電源はエネループ×8本。作り方や使い方はこの先のプロトタイパーズにて紹介予定っス。


エニェニュープってニャにかしら? 電池だよ。じゃあゴニャンをニャめましょう!! ぼくは水でいいです。みたいな。

米Make:にプロトタイパーズ記事

米Make:にプロトタイパーズ記事

2009年9月25日 11:00

 Make:のWeb版を読んでいたら“Drawdio tutorials and videos from Japan”という記事が!!

 こここ、これはプロトタイパーズ関連のエントリ!! ニャ!! 好意的に紹介されている!! 非常に嬉しいかも!!

 とりあえず「Check out these cool build pictures and video demos」のリンク先に飛んでみると、あら? 英語版のプロトタイパーズ? ……と思ったらGoogle翻訳だった。

 我々が書いた記事なので、どのよーに英文に訳されているのかニャと思いつつ読んでみたら、けっこームチャクチャな英文ですな。機械翻訳だし日本語から英語への翻訳だから、こんなモンなんでしょうか。でも、写真とビデオが多々ある記事なので、壊れた英語でも内容はわかりそうだ。

 ふぅ~ん、Drawdioの記事、ウケたのかぁ。とか思っていろいろとリンクを辿っていったら、我々が買ったDrawdioキットを売ってるAdafruit IndustriesBlogにもプロトタイパーズへのリンクがあった。

 でも、「Incredible Drawdio tutorial and ……」とな。Incredibleって、そ~こまで、は、ねえ。米国人さんは言語的にもオーバーアクションなのかニャ? ともあれ、記事を読んで(見て!?)いただき、ありがたいことです。

Googleにより英文に翻訳されたプロトタイパーズ記事。凄まじい英文なのダ!! でも何となく理解できたりもする。Adafruit Industriesに紹介されたプロトタイパーズ版Drawdio。エントリのタイトルは「日本のスンゴいDrawdioチュートリアルと動画」的な?


ドニョウィーニョってニャにかしら? 猫っぽい音がするんだよ。猫かしら。猫かもよ。みたいな。

日付写し込み基板

日付写し込み基板

2009年8月5日 11:00

 フニャ田さんが「Makeのイベントにこんな人がいたヨ」と写真を見せてくれた。バッグに7セグLEDを取り付けて、数字を表示している。で、これを写真に写り込ませることで、昔懐かし(!?)な“端に日付を焼き込んだ写真”が撮れるというものだ。

 デジカメの日付など写し込み機能を使えばできるコトなんだが、ミョーに共感したので、似たような表示器を作ってみた。16セグによるもので、地名も表示できるようにしてみた。これを、先日の大阪取材の際、使ってみた。

 てか、せっかく大阪行ったのに、妙な基板持ってヘンな写真撮ったり、タリーズで昼食とったり。帰りの新幹線のなかで、あっ、大阪名物とか食うの忘れてた~、みたいな感じに。

 次回はぜひ食い倒れていきたい!! そして食い倒れの後の消化立ち上がり直後にデジットとかシリコンハウスとかで買い物していきたい!!


作成した地名・日付表示ボードを使うと、こんなふうなオバカな写真が撮れる。居酒屋店内で使うと怪しまれる。大阪・日本橋取材時、基本的には東京・秋葉原に居るときと似たような食生活を送っていた我々であった。

ニャリーズってニャにかしら? ニャーヒー(←コーヒーの意)らしいよ。ニャーヒー!! 苦いよね。臭いわよね。

電子部品の新世界、デジット

電子部品の新世界、デジット

2009年8月3日 11:00

デジット入り口。一見、普通っぽい電子部品屋さんに見えるが、内部は実質的に“新世界”である。位置はココ


 武蔵野電波のプロトタイパーズの取材で大阪へ行ってきた。大阪・日本橋を中心に数件取材したんですけど、拙者個人的に物凄いインパクトだったのが共立のデジット

 もう店内がアナザーワールドなんですよええ。その様子はプロトタイパーズの7月30日掲載分で見られるが、ゲンブツは写真よりもっと凄まじい。電子部品好き、電子部品を探している趣味人で、とくに東京で探している場合、デジット店舗を一巡した瞬間、大阪に移り住みたくなるかも!?

 デジットの凄さは、フニャ田さんから聞いて、頭では知っていた。「そんなにスゴいんなら、取材した後、買い物しよう!!」と、ふニャ田氏に言っていたんスけど、氏は「……うーん」的に微妙な表情に。

 え? なんで!? 凄いショップなんでしょデジット。なのに買い物しニャいんですか? と不思議に思っていた。……が、実際、店舗に入って細々取材してみたら、ふにゃ田氏の表情の意味がわかった。

 要は、取材後の1時間や2時間で、デジットにおける買い物を満喫できるわけがない、という密度・物量だったのだ。デジットは。

 あのショップは、えー、まあ、大阪・日本橋付近に宿を借り、半月くらい毎日デジット通って、興味深いパーツ(←死ぬほどある)を買って、宿に帰って試して、アッじゃあと思ってまたデジット行って宿に帰って試して考えて翌日またデジット行って……てなコトを何日もやらないと、デジット欲を抑えられない、とマジで思った。

 何しろ、見たことのないパーツ、ネットで半年探したけど見つけられなかったパーツがアッサリとある。また、高いから手を出しにくかったパーツも、アッサリありつつ、ほとんどが安い。

 正直、デジットは世界進出っていうかネット通販始めれば激売れだと思うんだが、同時に、ネット通販なんか始めたら販売~サポートで急激に人手が足りなくなったりするだろうから、きっとデジット全商品の通販なんて現実味が薄いんだろうなぁ、とか思った。

 ぜひ今度デジット休暇を作っていきたい!!

デジット店舗に入ったところ。店舗の広さは、中型のドラッグストアというイメージ。東京・秋葉原の秋月電子通商リアルショップの5~6倍の広さ、かな!?店舗の奥から入り口方面を見たところ。電子部品店としてはかな~り広く、でも、各棚のパーツの種類はヒッジョーに多い。ジャンルも多岐にわたる。

店員さんはそんなに多くないが、ある種の体育系なノリでガンガン働いている。質問しやすい雰囲気もあり、実は気楽に買えるショップなのでは!? と。店舗案内図。ほぼ同じ案内図がココでも見られる。


デジットってニャにかしら? 部品らしいよ。ニャ、ハンダ付け関係!? そうらしいよ、やだねえ。やーねー。

Digi-Keyにて月長石を

Digi-Keyにて月長石を

2009年7月17日 11:00

 アバゴのLEDサンプル入りの箱、通称アバゴ箱(とは言われていない)を入手した俺の場合、イカスぜアバゴとか思って即座にDigi-Keyへアクセス。アバゴ製LEDを買ってみた。

 買ったのはMoonstoneという製品群からいくつか。いわゆるハイパワーLEDですな。ハンドライトとか照明とか向けのチョー明るい白色系LED。

 Moonstoneって名前がロマンチック。宝石の名前から取ったのかニャ?

 ともあれ、このMoonstoneシリーズ、イカシてることに専用のレンズがあるんですよ。シリーズ共通で使えると思われるコリメートレンズが。MoonstoneLEDをナニカに適宜実装し、専用レンズを装着すれば、ライト~照明あたりのアプリケーションを容易に作れちゃうのだ。

 ……でも、まだ、買ったばかりで光らしてもいません~。


アバゴのMoonstoneシリーズ。非常に明るく光るハイパワーLEDなのだ。表面実装用のLEDだが、あらかじめ基板(背面は放熱版)に実装されたタイプもある。専用のレンズ。Moonstoneの発光部にカチッとハマって固定されるので扱いは簡単。サードパーティからSMDのMoonstoneを実装するための放熱版付き基板も出ている。……でもMoonstoneシリーズ(っていうかアバゴ製LED)はどれも高級品でチト高い。


ムーンストーンってニャにかしら? あ、ちゃんと言ってる!! ニャ。ニャニャ!! みたいな。

アバゴのLEDサンプル

アバゴのLEDサンプル

2009年7月13日 11:00

 アバゴ・テクノロジー(Avago Technologies)のLEDサンプルを入手。非常にキレイ。これ単体でも売れそうって感じのカワイさ&美しさの小箱なり。

 アバゴは世界規模の半導体部品メーカーなんですけど、とくにLED関連品ではヒッジョーに大きなシェアを持つ。キミの使っているケータイとかデジカメとかマウスとかオーディオとか家電とかクルマにもきっとアバゴ謹製LEDが入ってるゼ~!! みたいな。

 聞き慣れないメーカー名だと思うんですけど、2005年末にアジレント・テクノロジー(Agilent Technologies)から分社化した企業なんですな。アジレントも聞き慣れないかも知れないんですけど、アジレントは1999年にヒューレット・パッカード(現HP)から分割・設立された(計測器)メーカーである。

 ヒューレット・パッカードのLED、となると「お!!」とか思う方があるかもしれないんですけど、結局、アバゴはヒューレット・パッカードのLED部門が独立した会社、てな感じ。LED系技術~メーカーとしての歴史は非常に古く、1960年代には初の商用LED製品を市場に出したりしている。

 う~ん、渋い。アバゴ。LEDサンプルと同時に、製品資料も手に入れたんですけど、ななな、なんか!! 7セグLEDにもかなり力を入れているらしい!! イカス!! とか興奮して早速アバゴのLEDをネット通販でポチッとしたりしている拙者であった。


こーんな箱。恐らく大口(!?)顧客へサンプルとして提供されているものだと思われる。箱を開くと……そこにはLEDサンプルがズラリと並び、各LEDの基本的なスペックが表組でまとまっている。

右側のボタンを押すとこんなふうに光る。ききき、キレイ!!こっちも同様に光る。Lチカ野郎としては萌えざるを得ない箱である。


ニャバゴってニャにかしら? LEDらしいよ。LEDってニャにかしら? ピカッと光るらしいよ。猫ピカかしら? 猫ピカーッ、かも。

ストリパックスが便利な件

ストリパックスが便利な件

2009年7月10日 11:00

 電子工作な人に「これ最強」と勧められ、ワイドミュラーのストリパックスという工具を買ってみた。そして使ったら、あら!! 便利!!

 電線の被覆を剥く工具なんですけど、どの程度の長さで電線を剥き出しにするかを手早く設定できる。また、電線の太さについてわりと大雑把に設定しておいても、スルリとキレイに剥ける。

 いわゆるワイヤストリッパーを使っての作業を、だいたいそのままこの工具でデキるようになる。のに加え、ワイヤストリッパーほど神経質に被覆剥き作業を行わなくていいのがラクですな。あと、幅が狭いフラットケーブルとかも一気に剥けちゃったりして快適。

 日本でもフツーに売られていて、どーも定番工具っぽい雰囲気だ。[ワイドミュラー]、[NEWストリパックス]、[SX-1N]あたりのキーワードでググるとショップがヒットしたりする。

 ただ、高いっす。1万円前後。なんですけど、連続して被覆剥きするとか毎日剥き剥きだとかソレが仕事の一部だとかいう場合、恐らく生産性がググッと高まると思われる。


ワイドミュラーのNEWストリパックス(SX-1N)。非常に使いやすいワイヤストリッパー。オススメ。ストリニャックスってニャんですか? ……。ニャんですか? ……えっ、拙者ですか? ニャ。えーと、あのー、猫的には大したメリットがないっていうか……。ニャ。的な。

熱収縮チューブ数年分

熱収縮チューブ数年分

2009年7月3日 11:00

購入した熱収縮チューブセット(ケース入り)に手持ちの熱収縮チューブを加えて合体させた状態。……この中の一部は数年でなくなると思うが、それ以外は10年以上残っちゃいそうな予感。


 暇があると電子工作方面の導線の処理をしている拙者。使いそうなパーツから出でいる導線をハンダメッキしたり、導線をピンに接続して挿抜が容易になるように加工したり。

 なかでもけっこーヤルのが熱収縮チューブによる導線の被覆。チューブをですね、導線に被せてですね、熱するとですね、チューブが収縮して導線にピッタリとフィットするんですな。導線と導線のつなぎ目をカバー/保護したり、色分けして分別しやすくしたりできる便利なチューブなのだ。

 でも、使う導線にピッタリの熱収縮チューブって、必要なときに限って手持ちがなかったりする。ので、セット品を買ってみた。ら、よく使いがちな各種太さの熱収縮チューブが入っていて便利。このセット品に手持ちのものを加えたら、拙者が必要とする熱収縮チューブ数年分の量になった!!

 って喜んでもいいのだが、一部は10年くらい経っても残るんだろーなーとか思った。ちょっと量が多いニャ。買いすぎたニャ。みたいな。

 てなコトをほかのモノでもヤッちまっており、何年経ってもなかなか底をつかない在庫により、拙宅空間は徐々に圧迫されております。

あのねえ熱収縮チューブってねえ、ちょっといいニオイなんだよ。カッ(←あくびの音)、アタシは興味がありません。的な。

久々に誤植で脱力

久々に誤植で脱力

2009年6月29日 11:00

 Sparkfunにてお買い物。アメリカの電子部品屋さんですな。

 いくつか部品を注文し、ツイデ的にピンセットも注文した。コレコレ

 SMD(表面実装部品)をつまむのに良さそうな印象。また、画像にESD(ElectroStatic Discharge)と書いてあるんで、静電気対策も施されているんだろーなー、と。

 で、品物が届いた。両方とも$3.95だったが、意外なほど品質が良い感じ。静電気対策もしてあるし、非常に小さな部品をつまむためのピンセットとして精度も良好。いいかもコレ!! とか思った、が……。

 製品は中国製のようだが、パッケージに封入されていた台紙にですね、日本語が書いてあるんですけどね、久々に誤植だらけで脱力した。「強力型ピソセツト」とか「保護メカネ」とか「着用してくたさい」とか。

 ……最近、アジア製のこういう日本語誤植含みの製品、激減した感じですけど、まだあるんですな。日本人としてはメール出して「正しくはこうですよ」と指摘したい気分だが、オモシロネタとしてずっと残って欲しいような気もする。


届いたピンセット。青い部分は静電対策の絶縁がしてあるもよう。先端は極細で、SMDをつまむのにちょうど良さそう。コストパフォーマンス高いかもっ!!パッケージに含まれていた台紙。細かな誤植がイイ味出してますな。

ピソセツトってニャにかしら? ピンセットのことじゃない? じゃあメカネは? メガネじゃない? ニャ。ニャニャ。的な。

Wave Shield KitでLink

Wave Shield KitでLink

2009年6月26日 11:00

 ニャニャニャッ!! と、ビックリしましたヨ!!

 こないだ、Arduino関連の記事で『ArduinoをShieldで遊ぼう』ってのを書きましたけど、海外サイトさんがその記事へリンクを張ってくださいましたヨ!! Arduino方面ではよく知られ、またWave Shieldの生みの親であるLimor Fried (a.k.a Ladyada)さんのBlogから。

 具体的にはこちら。「Cool projects with the Adafruit Wave Shield for Arduino from Japan」とニャ!! な~んか嬉しいですのう。

 ……しかし、そのエントリの中に「スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 ArduinoをShieldで遊ぼう cool projects with ……」ってあるけど、adafruit industries blog読者的に日本語はどーなのかーッ!? 拙者とかが中国のサイトにアクセスして、ほぼ読めない単語の間に見え隠れする英単語から内容を察する感じ? 

 あ、でもアレか、写真と動画とスケッチ(ソースコード)でだいたい想像つくのかニャ!? ともあれ、有り難いこってす。


dafruits industriesはLimorさんのショップサイトですな。そこのBlogからケータイWatchの記事へリンクされた。あら日本語。不思議な気分。




br /> リンクってニャにかしら? ……あっ、とろ!! いニャい!! おまえはおまえは!! みたいな。

ニキシー管の光にハマる

ニキシー管の光にハマる

2009年6月24日 11:00

 PC Watchの連載記事『武蔵野電波のプロトタイパーズ』の第1回目で、ニキシー管が出てるじゃないスか。ていうか出てますよね。てゅーか出しましたけど、味がありますな、ニキシー管。

 ニキシー管は、ガラス管の中に数字などのカタチをした導体を封じ込めた放電管で、百数十ボルトの電圧をかけると(わずかな電流で)その数字などが発光するという表示用の部品。見れば「ああアレね」と多くの人が思うんではなかろーか、ってほど、ナゼかよく知られる独特の表示ですな。

 コレ、間近で見るとホントにキレイ。真空管の親戚みたいなモンだと思うんですけど、視覚的癒し効果はニキシー管のほーが高いんではないだろーか。

 手元のニキシー管は時計になっていて、コレ、そのうち武蔵野電波のプロトタイパーズでナンかして遊ぼう!! という方向。なので、とりあえずしまっちゃってイイという状態。だが、ミョーに見ちゃう。無闇に電源入れて鑑賞しちゃう。

 なんつーか、焚き火の炎に近い良さがあるんですけど~。

見たことあるでしょ、ニキシー管!! 単なるノスタルジーでは説明しきれない味を持っているような気がしまくりなんですが!!細部を見ると、作るのにいかにも手間がかかりそうなデバイスですな。手作り感アリアリだけど緻密でキレイ。


ニャキシーニャーブってニャにかしら? 高電圧らしいよ。ヒゲがピリピリするかしら? ピリリとくるかもね。てゅーか猫が近くにいる場合は絶対電源OFFですニキシー管。しっかり感電を体感できる電圧があると思われるので。

日本語化されつつあるArduino IDE

日本語化されつつあるArduino IDE

2009年6月19日 11:00

 身近なマイコン環境ことArduinoの開発環境であるArduino IDEが、スイッチサイエンスさんにより日本語化が進められているもよう!! ニャ!! 有り難や!!

 メニュー類や一部メッセージが日本語化されているわけなんですけど、やっぱり日本人における日本語文字列の視認性~速読性の良さは最高ですな。機能的には変わっていないArduino IDEだが、なーんか急激に使いやすくなったように感じたりして。

 みんなで使える環境を誰でも改良していける。こういう点にはオープンソースの良さを特に強く感じますな。

 ちなみに日本語対応Arduino IDEの導入は、このページから「pde.jar」をダウンロードして、使用中のArduino IDEの一連のプログラムが入っているフォルダ内にある「lib」というフォルダの中に入れれば(既存のpde.jarを上書きすれば)いいようだ。拙者も即試してみましたけど、問題ナッシングで日本語Arduino IDEが使えるようになった。

 スイッチサイエンスさんに感謝!!


日本語化が進行中のArduino IDE。メニューが日本語化されている。こんな感じ。ユーザーがヤルことはほとんど変わらないものの、何だか安心感がありますな。

ニャルドゥイーノってニャにかしら? あ、それは、いいニオイのだよ!! ニャ? ニャニャニャ!! 的な。

第三の手、プチ大がかりバージョン

第三の手、プチ大がかりバージョン

2009年6月8日 11:00

 第三の手とかヘルピングハンズとか呼ばれるツールがある。工作などの対象物を一時的に保持しておくためのもので、例えばハンダ付けの対象となる基板を保持させ、両手を使ってハンダ付けを行えるという便利グッズだ。

 ハンダ付け回数増加中の拙者は、もーちょっと便利な第三の手的ツールはないかニャと考えていた。そこで見つけたのがエンジニア基板保持具SV-01。様々なサイズ・形状の基板をクイックに保持でき、基板の向きも容易に変えられるというソルダリング向けツールだ。

 単純な道具なので、使い方は写真にて。ちなみに、まだ使ってません~。


エンジニアの基板保持具SV-01。手前のコードは静電防止のためのもの。こんなふうに基板を挟める。バネ式なのでワンタッチ。ちなみにこの基板は製品に付属していた紙のダミー。

保持アームは角度を変えることができる。基板は机上と水平の状態から垂直、さらに最大100度まで可動する。最大100度じゃなくて0度~180度まで動いたら良かったのにニャ、とか思ったりした。

ヘニュピングハンズってニャにかしら? ニャんだろう? ニャ。ニャニャ。みたいな。

Arduinoのニオイ

Arduinoのニオイ

2009年5月29日 11:00

 Arduinoというマイコンボード各種を机上に出しっぱなしにしている最近。それらマイコンボード以外はわりとキレイな状態なのだが、仕事でも使うので何枚かのArduinoボードが出ている状態なのだ。

 で、ですね、これは小さな発見てな感じなんですけど、拙宅猫がArduinoのニオイをちょー嗅ぐんですよ。もちろん、猫にとって初物があれば、どの猫もその対象のニオイを嗅ぐと思う。

 のだが、拙宅猫(とりわけとろ様)におかれましては、机上にニャンプして上がるたびに、この出しっぱなしArduinoボードのニオイを嗅ぐんである。一昨日も昨日も今朝もニオイ嗅いだじゃん、それなのにまた嗅ぐのかーッ!? みたいな。

 こういう電子基板って、猫的に、なんか特殊なニオイがしてるんでしょうか?

 あ。そう言えば、拙宅猫とろ様は、カーペットなどの掃除用品ことコロコロの粘着紙のニオイも超好きみたいっス。粘着紙をペロペロと。粘着ローラーごと噛もうとしたりも。

 電子基板と粘着紙に共通する「何度も嗅いじゃうニオイ」について、とろ様に詳しく伺ってみたいものである。


ニャ!! おまえはおまえは。またこの良き香りのなんかを机の上に出しているな。いい人間だいい人間だ。拙宅猫うか様もハードウェアのニオイを嗅ぎまくりな感じ。