XOOMを車載ホルダーでデスク上に固定
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| ホルダーにXOOMを装着 |
実はこれまでDockスタンドの類を買っていなかった。会社のデスクなど、長時間滞在する“拠点”とも言うべき場所では、手に持って操作するよりも、そのまま机の上に置いて、上から覗き込むような感じで使う時間のほうが長かった。当然ながら何かに立て掛けたい、あるいはスタンドが欲しいと思っていたのだが、今回は比較的手軽に買えるホルダーを買ってみた。
購入した製品は「サンコー レアモノショップ」で販売されている「iPad&iPad2用車載ホルダー」だ。価格は1260円となかなか安い。製品名には「iPad」とあるが、パッケージにはポータブルGPS、小型液晶テレビなどに対応する旨が描かれており、汎用的な製品となっているようだ。本体を挟む4カ所のツメは位置を変更でき、XOOMも問題なくホールドできる。
細部を目を向けると、価格なりの部分も見えてくる。ホールドした端末の向きを縦・横に変えられるボールジョイント部分は最も負荷がかかりやすい場所だが、樹脂製でちょっと心もとない。頻繁に締め付けたり緩めたりするのは避けたい印象だ。また、ホルダーを固定する吸盤部分はレバーで引き上げて固定できるが、しっかりと固定するにはちょっとコツがいる。説明書は付属していないので、このタイプの吸盤を初めて触る人は少々戸惑うかもしれない。また、吸盤で固定すると左右の向きは変えられないので、最初の位置決めは重要だ。
今回は車載用ではなくデスク上で利用するために購入した。端末を立てかけるようなスタンドタイプではなく、ツメでホールドするホルダータイプを選んだのは、端末を浮かせた状態にでき、電源ケーブルやUSBケーブル、HDMIケーブルをそのまま接続できるからだ。ホルダーの背面にあるレバーを開放すれば、4カ所のツメのうち、上側2カ所が自由になるので、端末の取り外しは想像していたより行いやすかった。
手に持つことが多いスマートフォンと違い、画面の大きなタブレット端末は、スタンドやホルダーを使って画面を立たせてやることで、グッと使いやすくなる。動画を流したり、RSSやTwitter、プライベートのメールを確認したりと、デスク上のサブマシンとして活躍する機会がこれまで以上に増えそうだ。
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| 横からみたところ。挟めるものの厚みには余裕がある。ホルダー本体があまり場所をとらないのもいい | ボールジョイント部分はちょっとこころもとないが、キツめに締めれば大丈夫だ |
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| デスク上での利用イメージ。 | 端末を浮かせたような状態にできることで、電源ケーブルなどをそのまま接続できる。USBホスト機能で接続する機器も使いやすい |
電子版オリジナルのコミック雑誌を買って読んでみた
タブレット型端末で電子書籍を手軽に楽しむ……というストーリーはこれまでも、なにかにつけて語られてきたのだが、実際にはどうなのだろうか。全サービスを横断レビュー、とはいかないのだが、“アリ”なレベルでまとまっているサービスで実際にコンテンツを購入し、試してみた。
試してみたのは角川コンテンツゲートの「BOOK☆WALKER」。コミックやライトノベルに力を入れているのが特徴なので、選んでみた次第である。角川グループのコンテンツを扱うので、例えばライトノベルでは角川スニーカー文庫だけでなく、富士見ファンタジア文庫や電撃文庫、ファミ通文庫などもある。コミックも同様だ。タイトル数はまだそれほどでもないのだが、人気シリーズは押さえてあるといった印象だ。
そもそも筆者が「BOOK☆WALKER」に引きこまれてしまったのは、コミック雑誌「ドラゴンエイジ」の電子書籍オリジナル版「エイジプレミアム」なる雑誌が創刊されるとアピールされていたからだ。しかも創刊号は無料。半信半疑(?)でダウンロードしてみたが、普通に紙のコミック雑誌のボリュームで収録されており、最後まで読んでしまった。
第2号からは有料になるのだが、高くなければ続きが読みたいなぁなどと思っていたところ、第2号は85円で配信が開始された。缶ジュース1本より安い。アニメやゲームでマルチ展開を行うタイトルが多く、峻烈な競争を繰り広げるコミック雑誌の業界においてクオリティはトップクラスとはいかないものの、ライトノベル原作のタイトルなど馴染み深いものもいくつかあり、空いた時間や寝る前に読むには十分以上だと感じられた。
購入・ダウンロードに関しては、アプリ上ですべて完結し、クレジットカードとWebMoneyが利用可能。クレジットカードは、1度利用すると次回から入力する手間は省かれる。XOOMで利用する「BOOK☆WALKER」アプリは、基本的にスマートフォン向けと同じなので、ストアや本棚などの表示はタブレット型端末に最適化されていない。(スマートフォン用の)縦画面用の表示のみで、XOOMでは妙に間延びしてしまう。ここはぜひタブレット向けの改修も行なって欲しいところだ。
閲覧アプリも兼ねている「BOOK☆WALKER」だが、閲覧機能自体はタブレットでも問題なく表示できる。縦・横の切り替えや、ページ指定の移動、しおり、目次へジャンプといった基本的な機能を利用できる。ちょっとややこしいのはページ数の表記。例えばコンテンツ内で149ページから始まると案内されているタイトルに移動する場合、画面を横位置にして見開き2ページで表示させていた場合は、アプリ上では74ページを指定する。縦位置の場合はそのまま149ページを指定すればよい。
パフォーマンスについては、ページ送りはワンテンポ遅れる印象だが、最低限の水準は満たされていると感じた。コミックとライトノベルでは、ライトノベルのほうが動作が軽いようだ。操作は、ページをめくりたい方向にフリック操作するか、画面の端をタップすればいいだけで、簡単。ダブルタップで拡大・縮小も行える。
XOOMの画面(1280×800ドット)に見開き2ページで表示させた場合の画質だが、「エイジプレミアム」では、セリフは比較的シャープで、漢字もルビもぎりぎり潰れずに読める。絵はもちろん綺麗なのだが、スクリーントーンにわずかだがモアレ(干渉縞)が確認できる。縮小して表示している都合上、仕方がない部分ではある。
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| 「エイジプレミアム」を見開き2ページで表示 |
さて、「エイジプレミアム」は85円ということで食いついてしまったが、文字主体のコンテンツはどうだろうか。というのも、他社の電子書籍サービスでライトノベルの電子版を購入したところ、イラストがまったく収録されていないということがあったからだ。これは権利処理の関係だと推察されるが、「イラストの無いライトノベルって一体……」と思ったのは正直なところ。
「BOOK☆WALKER」でも、タイトルによってはそうしたタイトルがあるのかもしれないが、とりあえず買ってみたタイトルは無事、巻頭ピンナップや、作中にもイラストが収録されており、一安心。一方、価格は書籍版とほとんど同じ(609円)だったので、購入に至るテンションもリアル書籍と同じものが求められた。
ちなみにこちらは見開き2ページの表示では、実際の文庫を開いた時より、1行に表示できる文字数が少ない(短い)。画面を縦位置にするとちょうどよい塩梅になる。コミックのように見開き2ページを一度に見る必要はほとんどないので、縦位置で読むのがよさそうだ。
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| 縦位置の画面でライトノベルを表示。XOOMの画面上では、背景は黄色ではなくほぼ白に見えた | |
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| 横位置の画面では表示できる文量がちょっと物足りないかもしれない |
最後に、複数のAndroid端末を持っている場合だが、同じアカウントでログインすれば購入履歴の同期が可能で、購入済みのコンテンツをそれぞれの端末にダウンロードできる。同期できる端末の数には“上限がある”と案内されている。現状は「どこまで読んだ」といった読書情報やしおりは共有されないので、移動中はスマートフォン、寝る前はタブレットで続きから読む、といった連携に期待したいところだ。
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| スマートフォンの画面。同じアカウントを利用すれば、複数のAndroid端末で購入済みコンテンツをダウンロードできる。ダウンロードしていないタイトルは表紙がモノクロで表示されている |
XOOM/Honeycombで使うFirefox 7
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| XOOMで表示したAndroid版「Firefox 7」 |
日頃使い慣れたブラウザを変えるというのは、パソコン、モバイル端末を問わず面倒くさいもの。旧バージョンで使い勝手がイマイチだったとなればなおさらだ。
本稿を執筆する直前、Firefoxの最新版であるバージョン 7.0がリリースされた。Firefoxはメジャーバージョンアップを早いサイクルで続けていく方針で、バージョン 6.0.2を使っていたところ、「バージョン7があります」と表示されるのだから、メジャーバージョンの大盤振る舞いといった気がしなくもない……。
そんなFirefoxだが、少し前のバージョンから、モバイル端末向けとパソコン向けが同時に提供されるようになっている。レンダリングエンジンや改善される機能などの面も共通化されている部分が多い。パソコンでFirefoxの最新版の案内を受け取ると、同時にモバイル版でも最新版が提供されている、といったことが増えている。Android版のFirefoxは、初期では不安定な動作が目についたが、最近のコンスタントなメジャーバージョンアップもあってか、動作の安定性も改善されている様子だ。
すでにXOOMの標準ブラウザを使い込んでいる場合、ブックマークなどの情報をFirefoxに移動するといった「使い勝手の移動」には手間がかかる印象。一方、パソコンでFirefoxを使い込んでいる場合、モバイル端末でもFirefoxを利用するメリットは大きい。
Firefoxには、現在では「Firefox Sync」の名称で同期サービスが組み込まれている。パスワードやブックマーク、履歴などを複数のデバイスのFirefoxで共有できるというもので、ここに、ログインが必要なサイトのパスワードを保存(依存ともいう)している筆者にとって、「Firefox Sync」が使えるかどうかが、Webサイトを快適に利用できるかどうかの分かれ目になるといっても過言ではないのだ。そういった意味において、XOOMで利用するFirefoxは便利だ。
Flashコンテンツの表示ができず、文字サイズの変更ができないなど、使い勝手に改善を望みたい部分はまだまだ多いが、(標準ブラウザ同様に)HTML5に準拠したコンテンツの表示をサポートし、描画速度は高速な部類だ。アドオンによるカスタマイズが可能で、画面を左右にずらしてタブやメニューを表示させる操作方法もユニーク。XOOM/Honeycombでの利用に耐えうるか? という意味でも、今後が楽しみなブラウザになっている。
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XOOMをフォトビューワーとして使う
携帯電話・スマートフォンのカメラは高性能化が著しく、最近では3D写真の撮影に対応するモデルなども登場している。一方、純粋なカメラとしては、デジタル一眼レフカメラに加えて、光学ファインダーの無い、レンズ交換可能な小型のデジタル一眼カメラの市場も広がっているようだ。「背景のボケた、かっこいい写真を撮ってみたい」といった意気込みとともに、デジタル一眼のような本格的なカメラを手にする人が筆者の周りでも増えている。
XOOMのような大きなディスプレイを搭載した端末を持っていると、そのような本格的なカメラで撮った写真を、撮影現場や移動中にじっくりチェックしたい、という欲求にかられる。実際、XOOMを購入した当初から考えていたのだ。もっとも、XOOMに搭載される液晶ディスプレイの品質からすれば、iPadほど鮮やかな描画は期待できないものの、例えばピントやブレの具合を確認するとった用途であれば、大画面のメリットが出てくる。
今回は、Wi-Fi機能を搭載したSDカード「Eye-Fi Pro X2」とEye-Fiアプリを活用し、以下のような一連の流れを作ってみた。
・デジタル一眼カメラなどで写真を撮影
・即座に、あるいは休息中にEye-FiのダイレクトモードでXOOMに写真を転送
・XOOMではアプリ(※後述)を利用し、大画面で写真をチェック
・XOOMでWi-Fiが利用できるエリアに着いたら、気に入った写真をSNSなどにアップ
上記は3G回線を搭載しないXOOM固有の行動(?)も含まれているが、約10インチ、1280×800ドットの大画面でチェックできるのは、XOOMなどのタブレット端末ならではだ。筆者のようにパソコンの画面で確認しないと安心できない人間でも、これであれば外出先からパソコンなしで写真を投稿できる。
Eye-Fiは今回の記事のキーアイテムで、カメラ(に搭載したEye-Fiカード)からスマートフォン・タブレットに直接、無線で画像を転送する「ダイレクトモード」を利用する。ダイレクトモードは、利用したことのある無線LANルーターの電波が届くエリアでは扱いが難しい印象で、屋外などWi-Fiの電波の届かないエリアで利用するのが基本となるだろう。利用方法については話が大きくそれるので、詳細は割愛する。
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| Eye-Fiのダイレクトモードで、カメラ→XOOMと写真を転送 | |
さて、XOOMで写真をチェック、という部分だが、実はここに少し問題があった。Android 3.xに標準搭載の写真ビューワーアプリ「ギャラリー」や、転送された写真を管理する「Eye-Fi」アプリでは、写真を等倍(ディスプレイ上における実際のサイズ)で表示できないのだ。「ギャラリー」アプリは、拡大すると等倍よりも大きく表示され、「Eye-Fi」アプリは拡大しても画像が引き伸ばされるだけで細部の確認には使えない。
そこで、Androidマーケットから「QuickPic」というアプリをダウンロード(無料)した。このアプリなら、サムネイルをタップして写真全体を表示した後、タップ操作で「画面の横幅いっぱいに表示」→「等倍で表示」という順に拡大できる。ズームイン・ズームアウトボタンをタップすれば、もう少し細かい操作も可能だ。また、フルスクリーンモード時に最大輝度にするという設定もあり、写真を確認している間だけ輝度を上げられて便利。動作も軽快だ。
希望をいえば、「詳細」で確認できる、Exifなどの情報を常時表示するモード(標準の「ギャラリー」アプリにはある)や、カラーバランスの傾向を液晶の品質に関係なく掴めるヒストグラム表示が欲しいところだが、まぁこれは贅沢を言い過ぎかもしれない。
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| ビューワーアプリ「QuickPic」 | サムネイルをタップすると、画像全体を表示。最大輝度にする設定も |
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| ダブルタップで「横幅いっぱい」→「等倍」と拡大表示が可能 | サブメニューから選べる「詳細」ではExif情報などを確認できる |
XOOM/Android 3.xに最適化されたアレコレ
前回のTwitterクライアントの記事を掲載後、Twitter上で「Plumeが入っていない」と指摘をいただいた。「Plume」はリスト閲覧機能は理想とちょっと異なっているものの、タイムラインの閲覧は快適で、便利に利用している。
さて、XOOMが発売された頃はAndroid 3.0(Honeycomb)の登場直後ということもあり、アプリやHoneycomb対応サイトの少なさに寂しい思いをしていたが、キャリアのみならずパソコン・家電メーカーからも端末が登場してきたことや、単純に時間が経過したことなどから、キラーアプリ、キラーコンテンツになりそうなものが登場しているのではないだろうか。ユーザーそれぞれで「これがあればタブレット端末を使いたい(もっと使うのに)」といったものは異なるだろうが、以前より確実に状況が改善しているのは、前回紹介したTwitterクライアント界隈だろう。
それ以外にも、例えばUstreamアプリはタブレット型端末に最適化され、格段に見やすくなった。個人的に、某所でUstream配信のお手伝いをすることがあるのだが、これなら出演者やスタッフの確認用、チャット内容の確認用としても利用できる感じだ。
映像系サービスでは、「ニコニコ動画」のWebサイトがスマートフォンからのアクセスにも最適化されたのは記憶に新しいところ。字幕もスムーズに表示されて驚いた。現時点では、Android 3.1のブラウザでアクセスすると、スマートフォン向けサイトを引き伸ばしたような表示になってしまうが、動画の表示自体はスムーズに行えるようだ。
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| Ustreamアプリはレイアウトなどもタブレット型端末に最適化され見やすい | Webブラウザからアクセスしたニコニコ動画はスマートフォン版を引き伸ばしたようになるが、映像の表示はスムーズ |
ゲームもハイクオリティなものが揃いつつある。ゲーム性やシステムの深みといった部分は門外漢なので評価は控えさせて頂くが、NVIDIAのアプリ「TEGRA ZONE」で紹介されているのが手っ取り早い。
筆者が購入・ダウンロードした中では、「Arma II:Firing Range THD」は多くの種類の中からハンドガンやライフルを選択でき、発射音も非常にリアル。銃だけを眺めるモードもある。ただ、動きまわって敵を倒すのではなく、さまざまな条件で出てくる的を正確に撃つという、パソコン用ゲームから射撃部分のみを抜き出したシンプルなゲームだ。
「Galaxy on Fire 2 THD」は無料でまず驚くのだが、テクスチャの描き込みや光の反射、霧の表現といった精緻なグラフィック、SFの世界観に圧倒される。操作系は難有り、というより、宇宙空間を飛行する機体のコントロールは、どうしても慣れるまでに時間がかかる。ストーリーのほか、操作方法やミッションクリアの条件なども英語で表示されるので、慎重に臨みたい。
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| リアルだがシンプルな「Arma II:Firing Range THD」 | 「Galaxy on Fire 2 THD」はなぜか無料。端末を傾けて操作できる |
(C)2010 Bohemia Interactive. All Rights Reserved.
(C)2011 FISHLABS Entertainment GmbH
「Riptide GP」はぶっ飛ばして抜き去るだけのレースゲームなので分かりやすい。ジャンプ中にアクションを決めるとブーストゲージが貯まる。水の表現や物理演算でもどかしい操作感だが、それをねじ伏せてコントロールするところに醍醐味があると考えるべきだろう。
「Pinball HD for Tegra」は深海、ジャングル、(古いアメリカの)西部の3つのステージ(筐体デザイン)を収録している。緻密なグラフィックでそれぞれの世界観に浸れるが、最近のピンボールゲームには「筐体を揺らす」機能は搭載されていないのだろうか? 「そっちに行って欲しくない!」という場面で端末をグラグラ揺らしてしまうのは私だけではないはず(笑)。
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| 単純明快なレースゲーム「Riptide GP」は水の表現が秀逸。思い切って良いマシンを選択したほうが操作しやすい印象だ | 「Pinball HD for Tegra」は緻密なグラフィックで雰囲気がある。自動的にズームするので常に全体が写っているわけではない |
(C)Vector Unit
(C)Gameprom, 2009-2011. All Rights Reserved
XOOMに最適なTwitterクライアントって
スマートフォンで使うサービスの定番のひとつともいえるTwitterだが、XOOMのようなAndroid 3.x(Honeycomb)端末に最適化されたクライアントは、思いのほか登場していない、というのが現在の正直な印象だ。
「TweetComb」がいち早くHoneycomb対応を謳ったTwitterクライアントとして登場したが、「リスト」が3つまでしか登録できないようで、リストを多用している筆者としては少々物足りない。動作については、リリース当初は緩慢だったが、最新バージョンでは比較的キビキビ動くようになっている。デザインは、シースルー的に(?)黒を基調としており、OSとしてのHoneycombを意識したデザインだ。
著名なTwitterクライアントである「TweetCaster」は、HD対応版がβ版として提供されている。タブレット型端末などの高解像度なディスプレに対応したバージョンだが、パソコン用クライントでよくあるカラムを並べるタイプではないようで、筆者の好みのタイプとは少々違った。一方、タイムラインに投稿されている画像だけを一覧で表示できる機能は面白く、リンク先に飛ばないことも多い(筆者だけ?)だけに、「こんな画像が話題になっていたのか」と振り返る意味でも興味深い。
リストも含めて多数のカラムを並べるタイプ、という意味では「HoneyTweet」のアプローチが筆者の理想に近いと感じた。「プロファイル」という形でマルチアカウントにも対応し、一画面に表示するカラムの数も、2〜4列を選べる。デザイン的には白を基調とした配色で、少し眩しい(笑)。カラムを横に移動させる動作はやや重い。ボタンの類のデザインが簡素なことや、コメント周辺のスペーシングに余裕がなくギュッとつまった印象で、デザイン面で洗練された印象は薄いものの、今後の展開に期待したいアプリだ。
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| 「HoneyTweet」 |
筆者の本命は、パソコンやスマートフォンで利用している「TweetDeck」のAndroidアプリがHoneycombにも対応することなのだが、今のところまだ登場していない。決定版を求めてしばらくは放浪の旅が続きそうだ。
Android 3.1、USBホストケーブルの入手につまずく
無事にXOOMをAndroid 3.1にバージョンアップでき、前回書いたようなちょっとした不満が改善されているか、確認できるようになった。Flashの、輪郭の粗い表示は残念ながら解消されていないが、少しスムーズに動作するようになった印象だ。ブラウザは、設定の「ラボ」で選択できる「クイックコントロール」の機能や使い勝手が強化されており、タブを閉じたり選んだりする操作が容易に行えてさらに便利になった。Android 3.xのユーザーはぜひクイックコントロールを試してみてほしい。
さて、ホーム画面の使い勝手の強化などもポイントだが、ソフトウェア面でパッと見の変化は少なく、地味な印象を受けた。とはいえ、標準搭載のアプリではファイルエクスプローラーの「ファイル」アプリが追加されているほか、「ギャラリー」も地味ながら更新されている。無線LANも5GHz帯(IEEE802.11a)の利用がサポートされた。3.5mmのステレオミニプラグを抜くとかならず「音楽」アプリがバックグラウンドで起動するバグも解消されている。
XOOMにおけるAndroid 3.1では、ハードウェア面でも変更がある。microSDカードスロットが有効化されたのは「やっと」と言うべきものだが、外部メモリを利用できるようになったのは素直に歓迎したい。前述の「ファイル」アプリは、起動すると「内部ストレージ」「SDカード」の2つをまず選択でき、コピーや移動などを行える。
「USBホスト」機能が加わったのも注目すべきポイントだろう。これは、XOOMのmicroUSB端子に、キーボードやマウスなど広く使われているUSB機器を接続すれば、利用できるというもの。USBのキーボードは多くのユーザーが簡単に用意できるので、キーボード入力を試すにしても、本気で利用するにしても嬉しい機能追加だ。
少し驚くのはマウス。接続するとAndroidの画面上にマウスのポインタが現れ、操作できる。Android 3.xではご存知の通り、戻る、ホームといったボタンも物理キーではなく画面の中に存在している。マウス操作ではこれらもクリックできるので、ほぼすべての操作がマウスで行えるのだ。もっとも、マウスの活躍するシーンはいまいち思い浮かばないが、プレゼンのマシンとしてXOOMを使う時は便利な場面があるかもしれない。
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| ブラウザでは「クイックコントロール」の機能や使い勝手が強化された | マウスをつなぐとマウスカーソルが表れる |
さて、これらUSBホスト機能を利用するには、変換アダプターなどで端子の形状を変換するだけではダメで、USB延長ケーブルとは内部の結線が微妙に異なる「USBホストケーブル」が必要になる。筆者はAndroid 3.1にバージョンアップするやいなや、家電量販店に足を運んで早速購入したのだが、端子の形状が異なり、使えなかった。「USBホストケーブル」自体がレアな種類のケーブルだが、店頭で見つけたエレコムのケーブルは、microUSB端子の形状が長方形のAタイプだった。XOOMのUSBポートは、多くのスマートフォンと同様、台形を平たくしたようなBタイプである。さらに、大型家電量販店の広大なスマートフォン関連商品売場だったのだが、調べてもらったところ、microUSB端子がBタイプの製品は取り扱っていなかった。これは都内の大手家電量販店ではどこも同じだった。
そこでAmazon.co.jpで探したところ、microUSB端子がBタイプのUSBホストケーブルを見つけ、ようやく買えることになった。届いたケーブルは「変換名人」ブランドの製品で、今のところ問題なく利用できている。microUSBのAタイプとBタイプは一見すると同じに見えるほど似ているので、XOOM用に購入する際はしっかりと確認したい。
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| USBホストケーブル。左はmicroUSB端子側がAタイプ、右はBタイプ。パッと見で判断が難しいが、左のAタイプはXOOMでは使えない | XOOMは台形のBタイプ(左) |
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| USBホストケーブルを接続したところ。キーボードと組み合わせる場合、ケーブルを挿した状態で使えるスタンドなどを見つけないと少し不便だ |
XOOMと電子書籍、そしてAndroid 3.1
本誌ではやや影の薄い扱いになってしまったが、6月21日より、XOOMにOSのバージョンアップが提供され、Android 3.1にアップデートできるようになる。北米などではすでにXOOM向けにAndroid 3.1の提供が開始されているが、想像以上に早く日本向けにも提供されるといった印象だ。
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| Googleが公開したAndroid 3.1のホーム画面 |
現在のところ、Android 3.1に期待したい改善点は、動画再生の拡充と、Flashの妙な解像度だ。動画再生はごく標準的なフォーマットの動画であればストレス無く再生できるのだが、自前で(変なコーデックを使って)エンコードしたような動画は再生できない場合もある。
Flashに関してはアドビの範疇かもしれないが、XOOMは大きな画面でWebブラウザを利用でき、快適であるにもかかわらず、Flashを利用したページを描画すると輪郭がガタガタで、低解像度の画像をむりやり拡大したような描画になることがほとんどだ。イラストや写真はまだマシで、小さい文字ともなると読めない場合も珍しくない。
こんなことを書くのも、Flashを利用して閲覧するタイプの電子書籍コンテンツを、XOOMで利用することを見越して購入し、すでに(パソコンなどで)利用していたからである。具体的には「Fujisan.co.jp」の電子書籍コンテンツで、週刊誌の電子版をタブレット型端末で空き時間に読む、というスタイルを予定していたのだが、前述のようにFlashの描画がパソコンのブラウザのようにはいかず、パソコンでの利用にとどまっている。
Android 3.1ではこれらの点が改善されていると嬉しいのだが、すでに提供されている地域での評判を、筆者は詳しく調べていないことこもあり、ぬか喜び(?)に終わる可能性もある……。
一方、Flashとは関係ないが、電子書籍そのものは、うまく利用できるものも多いだろう。電子書籍のサービスは、今ではたくさんの選択肢がある。例えば、サービス開始当初からAndroid 3.0にも対応している「ブックプレイス」は、リーダーアプリを使うこともあり、描画そのものは快適だ。
しかし、前述の筆者のように「読みたい雑誌」が最初に決まっていた場合では、そこから電子版を探し、対応するサービスや利用方法を調べ、結果として利用できるフォーマットが定まってしまうのだ。こういう場合、Flashがダメならアプリにすればいいじゃん、とはいかないのだ。
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| 「最前線」で配信されている小説を表示したところ |
オンライン上の電子書籍という意味では、少しだけユニークなアプローチもある。アプリ、あるいはPDF、Flashといったあたりが提供形態として一般的だが、HTML5を利用したサービスも登場している。筆者がよく利用する星海社の「最前線」もそれで、小説やライトノベル、コミックが、HTML5の技術を駆使してブラウザ上で、アプリのように読める。XOOMのブラウザでは、最下部の情報バーの移動がワンテンポ遅れるものの、それ以外は問題無く読める。
同サイトのコンテンツは、素人の投稿作品ではなく基本的には商用作品で、DRMフリー、無料で配信というのも特徴として挙げられている。ちなみに文庫化されたタイトルもあり書店で購入できるが、筆者が購入したタイトルは紙質やフォント、スペーシングなどにこだわり、作品中に挿入されるイラストもすべてフルカラーで印刷するという、「本」として非常に質の高い仕上がりだった。
動画クライアント、電子書籍端末など、まだまだXOOMの使いかたを広げたいところだが、Android 3.1でどうなるのか注目したい。
XOOMでBluetoothキーボード3機種を試す
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| 左からモトローラ、リュウド、サンワサプライのBluetoothキーボード |
Android 3.0ではGmailのUIが10インチクラスの画面に最適化されており、メールチェックも腰をすえて行いたいと思わせるデキだ。さらに一歩進んで、しっかりとした文章が必要なメールを返信したり、テキストエディタで文章を作成するといったことが行えたら、いよいよノートパソコンの仕事の何割かはXOOMに任せられるかもしれない。
今回はいろいろなタイミングが重なり、サンワサプライ「400-SKB018」、モトローラ「ワイヤレスキーボード」を試用できる機会を得た。また、筆者が従来より所有しているリュウド「RBK-2000BT II」も比較として使ってみた。いずれも英語配列のBluetoothキーボードだ。
サンワサプライの「400-SKB018」はオンラインショップ限定のモデルで、丸めて持ち運べ、キー部分は水洗いもできるというモデル。以前から秋葉原などでは丸められるキーボードが販売されていたが、この製品はBluetooth対応で、電池ではなく充電式バッテリーで動作する。iPhone向けとして発売されたばかりだが、HIDプロファイルをサポートするXOOMとも接続できた。Fキーの列を省かず81キーで、iOS専用キーなども無いので、むしろ汎用的な製品という印象だ。
本体はかなり小型の部類で、全ての指を使ったタイピングは難しい。左右それぞれ2本ずつの指を使うぐらいがちょうどいい。一般的なキーボードの内部に搭載されているラバードームをそのままキートップにしてしまったというキータッチで、可搬性が最大のウリだろう。かなり軽いので、カバンに忍ばせるにはピッタリだ。
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| 自重でここまで曲がってしまうほど柔軟 | ラバードーム一体成型のキートップ |
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| モトローラ純正「フォリオ型ケース」の余白に収まるほどコンパクト |
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モトローラ「ワイヤレスキーボード」はモトローラ純正のBluetoothキーボードで、auからの発売が待たれている製品だ。キーピッチはデスクトップパソコン用のフルサイズキーボードと同じで、テンキーレスモデルと同じ幅がある。これは、XOOM本体よりも少し大きい。メンブレンスイッチにラバードーム、パンタグラフでキートップを支持と、一般的なノートパソコンと同じ構造を採用している。CapsLockのランプが用意されているのは地味にありがたいポイント。パソコン用キーボードと比べて違和感が少なく、タイピングのしやすさを重視したい筆者としては押さえておきたいアイテムだ。最上段には音楽再生や音量調整、ブラウザ起動のショートカット、「ホーム」といったAndroid向けのキーが用意されており、最下段には検索やサブメニューのキーもある。XOOMのホーム画面ではカーソルキーでフォーカスを移動させることもできた。
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| 電池部分はスタンドを兼ねて凸形状だが、そのほかはフラットな形状 | 最上段を中心にAndroidの操作に対応したキーがならぶ |
リュウド「RBK-2000BT II」は折りたたみ型のBluetoothキーボードとしてモバイラー諸兄に親しまれてきたシリーズ。現在はキー配置を若干改善させた「RBK-2000BT3」が最新モデルとして販売されている。キーピッチを確保しながらコンパクトなサイズを追求し、折りたたんで気軽に持ち運べる魅力は健在。サイズは前述の2機種の中間ぐらいだ。XOOMと接続すると、ほかのキーボードと同様に利用できるが、筆者のXOOMの環境ではShiftキーがいつのまにかオンのままになってしまうという、面倒な挙動を度々見せるため、常用は見送っている。
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| モバイル野郎の定番、リュウドの折りたたみ型キーボード | 折りたたむとキートップは内側に収納されるため、気兼ねなくカバンに放り込める |
ハードウェアとしてはモトローラのキーボードの完成度が高い印象だが、現状では、日本語入力への切り替えが何かの拍子にできなくなるなど、Android 3.0あるいはIMEが原因と思われる不安定な挙動が散見される。OSやIME側の進化でより安定した環境になることを期待したい。
XOOMで始まったタブレット型端末のある生活
今回から、auの「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」(XOOM)の使用感や利用にまつわるあれこれをお届けする。iPadの登場時期から考えると、個人的には待ちに待ったタブレット型端末を入手できた、ということになるが、「タブレットに最適化された初のAndroid 3.0搭載の端末」として考えると、少々不安ながらも期待が上回るというのが正直な気持ちだ。
個人的には、NTTドコモの「M1000」以来のモトローラ製端末を手にしたことになるのだが、時代が違いすぎてあまり参考にはならないようだ。もっとも、モトローラらしいのは主にボディのデザインなどで、モトローラならではの特徴というのは限定的。背面にある電源ボタン(スリープ解除に使う)の位置は、端末を持った時に自然に触れる位置にあり、押しやすくて気に入っているが、机の上などに置いた状態のままでは押せないため、一長一短といったところだ。
重さはiPadと同等クラスの約700gと、片手での利用はちょっと遠慮したい重量になっているが、10.1インチ、1280×800ドットと解像度や大きさは申し分なし。ネットブックのディスプレイ部分を持ち運んでいるような状態と考えることもでき、動画のフルスクリーンでの再生のみならず、Webブラウザもパソコンと同じ感覚で利用できるのは嬉しい。
さて、XOOMを買って最初に悩んだのは、持ち運ぶ際のケースだ。専用ケース、シリコンジャケット、汎用のタブレット端末対応ケース、iPad用ケースに強引に収納……などといろいろ考えてみたが、現在のところは、「カメララップ」などと呼ばれる、カメラ用品を包む布を使用している。購入したのはエツミの「ガードクリーンクロス」(40サイズ)。家電量販店で1960円だった。この製品はネオプレーン素材でできており、カバンの中に入れて持ち運ぶ分には十分な耐衝撃性を確保できているほか、表面はクリーニングクロスのため、10.1インチという広大なディスプレイ表面に付いた指紋をガシガシと(?)と拭き取れて便利なのだ。さらに使ってみて驚いたのだが、包んだ状態で持ち運ぶと、移動時の振動で擦れるからか、自動的に指紋が拭き取られるのである。
不便な点は、風呂敷のようにいちいち包む作業が必要なこと。頻繁に出し入れする場合には向かないが、通勤時に使うだけの現在はそれほど手間には感じていない。ケースについては今後も色々試してみたいのだが、ひとまずはこの風呂敷スタイルが続きそうだ。
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| エツミの「ガードクリーンクロス」(40サイズ)。ネオプレーン素材でショックを吸収、両面ともミクロクロスを使用し指紋も拭き取れる | 包むと土産物のような見た目に……ゴムバンドは便利 |
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