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「PRADA phone L-02D」を約2カ月使って気になったこと

2012年3月23日 06:00
(石野純也)
海外滞在時に自動で「+81」を付与する「国際ダイヤルアシスト」

 1月に「PRADA phone L-02D」を購入してから、そろそろ2カ月が経とうとしている。端末のバランスのよさや、デザインなどに満足しているのは以前このコーナーでも紹介したとおり。前回紹介したように、海外取材にも活躍している。実際に国際ローミングで使ってみたところ、現地では登録した電話番号の「0」を自動で取り、代わりに「+81」をつけてくれる「国際ダイヤルアシスト」が思いのほか役に立った。

 これは、ドコモ端末が冬春モデルから実装した機能。今までのAndroid端末は、一度「0」をつけたまま発信し、履歴から番号を編集して再発信するという手順を踏まなければならなかった。国際ダイヤルアシストのおかげで、この煩雑さがなくなったというわけだ。iモード機では当たり前に搭載されていただけに、Androidで同じことができず不便だと感じていた。さり気ない機能だが、この点が改善されたのは大きなことだと思う。
カメラは手ブレのしやすさが気になる。暗所ではノイズも多い印象だ。写真はミュンヘンの空港

 一方で、2カ月間使い続けていると、購入当初は気づかなかった不満も出てくる。特に気になっているのが、カメラの性能。810万画素で数値的には十分だが、暗い場所で撮るとやはりノイズが多い。手動だとISOが400までしか上げられないため、フラッシュを使わないと手ブレしてしまうことも。色味もあまり自然ではない。同じLGエレクトロニクス製の「Optimus LTE L-01D」には裏面照射型CMOSセンサーが搭載されており、写真の仕上がりもよかったと記憶している。どちらも画素数は810万だが、通常のCMOSセンサーを採用したPRADA phoneのカメラは、Optimus LTEに及んでいない印象を受けた。
標準ブラウザが重く感じることがある

 また、標準ブラウザが少し“重い”と感じている。移動中にニュースサイトなどを軽くチェックするだけなら問題はないが、ソーシャルゲームのように何度もページを遷移しなければならないケースで、動きが悪くなってしまうことが多い。アクセスポイントとの相性があるのかもしれないが、Wi-Fiが突然切断されるのも気になっているところだ。前回紹介したシーンの切り替え機能では、サイトへのショートカットが消えてしまうのが難点。筆者はプレイ中のソーシャルゲームをフォルダにまとめて管理しているが、シーンの切り替えでそれらがリセットされる仕様になっており、設定のし直しが少々面倒だった。

 音楽については、ドコモの標準アプリである「メディアプレイヤー」で再生する形だが、なぜかプレイリストへのショートカットからアクセスしたときのみ、端末標準のプレイヤーが立ち上がってしまう。混乱の原因になるので、どちらかに統一してほしいところだ。少なくとも、端末標準のプレイヤーについては、アプリ一覧にもアイコンを入れてほしかった。ドコモのアプリという点では、PRADAデザインとのミスマッチぶりが今でも気になっている。電話帳はモノトーンになっているが、上述したメディアプレイヤーのほか、dマーケット、スケジュール、マチキャラなどなどはすべてほかの端末と同じで、正直端末の雰囲気とまったく合っていない。端末ごとの特徴を生かす意味では、ドコモ側がもう少しデザインに配慮すべきだろう。
ショートカットから音楽再生を呼び出すとこちらの画面が表示される ドコモ標準の「メディアプレイヤー」でも、音楽を再生できる
アプリ一覧で見ると、ドコモのアプリがちょっと多すぎる印象

 デザインに近いことだが、アプリ一覧にずらっと並ぶドコモアプリの多さも、改善の余地があると感じている。これはPRADA phoneに限った話ではないが、アイコンが多すぎるためかえって目的のアプリが探しづらくなっている。端末の世界観と地続きになったメーカー製アプリも埋没してしまう。たとえば、ドコモのアプリは取捨選択を可能にしたうえで、ランチャーにして1つにまとめておくといった工夫はできないだろうか?

 今回は不満点を中心に列挙したため、誤解を与えてしまうといけないのであえて書いておくと、これまで本コーナーでたびたび言及してきたようにPRADA phoneの満足度は比較的高い。タッチの反応はいいし、外観、UIともにデザインも完成されているうえ、筆者が愛用しているおサイフケータイにも対応している。職業柄、2年間というわけにはいかないが、夏モデルが登場するまでは使い続ける予定だ。だからこそ、細かな不満点はぜひ解消してほしい。カメラ以外についてはソフトウェアアップデートで対処できる事象のため、今後の改善に期待したい。


朝のはじまりはパズルから

朝のはじまりはパズルから

2012年3月19日 06:00
(法林岳之)

 2月最終週から3月第1週にかけて、スペインのバルセロナでMobile World Congress 2012が開催されていたのは、読者のみなさんもご存知の通り。ボクも取材やケータイ Watchのイベントなどのため、現地入りしてたんだけど、実は会期最終日に体調を崩し、熱でフラフラになりながら帰国した。

 プライベートな旅行でもそうだけど、旅先では結構、緊張感が保たれているからか、あまり体調を崩すようなことはなく、ホテルや飛行機の乾燥した空気に少しノドがやられるくらいだったけど、今回は年末の旅行に続き、1月に2012 International CESがあったり、他にも出張が重なっていたりして、どうも疲れがたまっていたみたい。何にせよ、気をつけないといけません。

 そんな旅先でスマートフォンが役に立つという話は、よく言われるところ。「ブラウザ」に「メール」に、「マップ」「カメラ」「ソーシャルサービスアプリ」など、いろんなシーンでスマートフォンが役に立つ。でも、最近の出張でちょっと発見だったのがOptimus LTE L-01Dに搭載されている「アラーム時計」のアプリ。

番号順にタップすれば、アラームが止まるというしくみ。簡単なようだけど、寝ぼけているので、ちょっと戸惑う。「ダメ。やっぱ、眠いからスヌーズ!」ってのもあり?

 Androidスマートフォンには標準で「時計」アプリがインストールされていて、アラームも時計アプリ内で設定ができるんだけど、メーカーによっては独自のアプリを搭載しているケースも多い。Optimus LTE L-01Dの場合、時計アプリとは別に「アラーム時計」というアプリがプリセットされている。一見、普通のアラームでしかなく、スヌーズやバイブレーター、アラーム音などが設定できるんだけど、その中に「パズルクロック」という項目がある。実は、ここにチェックを付けておくと、アラームが鳴ったとき、画面にごく簡単なパズルが表示されて、それを解かないとアラームが止まらないというしくみ。

 画面を見てもわかるように、パズルそのものはいたって簡単なんだけど、何せ朝の寝ぼけてるタイミングですから、正直なところを言っちゃうと、結構、押し間違えました(笑)。欲を言えば、だんだん慣れてくるので、たまには逆順で押さないとダメなんていうバリエーションがあってもいいかもしれません。ただ、あんまり難しくしちゃうと、パズルを解くのに時間が掛かって、アラーム音で周囲に迷惑がかかるので、程々にしておいて欲しいところですが……。ちなみに、このアラーム時計のアプリは同じNTTドコモ向けの「PRADA Phone by LG L-02D」やau向けの「Optimus X IS11LG」などにも搭載されている。
GLOBAL PASSPORTアプリがアップデートして、定額対象事業者に接続中はアイコンが表示され、事業者名も一瞬、表示されるようになった。auの場合、スペインはMovistarが定額対象事業者

 ところで、海外と言えば、お伝えしておくべき話がひとつ。本コーナーの今年1月に掲載された「海外ダブル定額は安心だけど…… 」というエントリーで、auの「GLOBAL PASSPORT」のアプリが起動時に定額対象事業者に接続されたことを表示するのみで、その後は何も情報が表示されないという話を書いた。その後、GLOBAL PASSPORTのアプリはアップデートして、NTTドコモの「ドコモ海外利用」と同じように、ステータスバーに定額対象事業者に接続されていることが表示されるようになった。今回のスペイン・バルセロナは、GLOBAL PASSPORT GSMのエリアだったので、「MIRACH IS11PT」にau ICカードを差し替えて利用したけど、常にステータスバーに情報が表示されていて、安心して使うことができた。これから海外に行く人は事前にアップデートをお忘れなく。


Googleアカウントを設定せずにAndroid端末を使ってみた

Googleアカウントを設定せずにAndroid端末を使ってみた

2012年3月8日 06:00
(房野麻子)

 AndroidスマートフォンはGoogleアカウントを設定しないと、ほとんど何もできないという認識だったのですが、先日、Googleアカウントを設定せずにスマートフォンを使っている人の話を耳にしました。昨年末、ドコモの「Optimus LTE L-01D」を購入した際、Googleアカウントを設定する前にspモードメールの更新ができてしまったことがあり、あれ? と思ったのですが、少なくともspモードメールはGoogleアカウントなしで使えます。spモードメールが始まった当初は、確かアプリをAndroid Marketからダウンロードしていたはずでした。

 さらに、これも昨年のことですが、とある取材で電池の持ちが話題になった際、どうしてこんなに電池を食うのでしょうか、というこちらの質問に対し、ドコモの担当者の方から「Googleのサーバーとひんぱんにやり取りすることが要因として大きい」という返答を得ました。これは当然、予想していたのですが、その後に「Googleアカウントは取得しなくてもいい」という話をされ、「えー、それは無理だよなあ」と思った記憶があったのですが、どうやらそんなに無理な話でもないらしい。そんなこともあり、Googleアカウントを設定せずにAndroid端末を使うと、どんなものだか確かめてみることにしました。

 まずは、何はともあれ電話帳をコピー。普段はGoogleの連絡先を使っているので、Googleアカウントを設定すれば必要ない手順ですが、それができないので、ここではARROWS Zの電話帳データをmicroSDカードにエクスポートし、Optimus LTEに差し替えてインポートしました。「電話帳コピーツール」は使えませんでしたが、電話帳アプリのメニューから操作するとインポートできました。

 GmailとGoogleカレンダーについては、Webブラウザでアクセスすることにしました。こちらから見に行かないと確認できないというのが面倒ですが、こまめにチェックすれば、それほど問題はありません。同様に、FacebookやTwitterもWebで確認。スマートフォン向けの表示になっているので、普通に見て投稿するだけなら問題ありません。このように、スマートフォンで便利に楽しく使っていた機能は、ひたすらWebブラウザですることになりました。マップやYouTubeは普通に使えますし、内蔵アプリの多くも、アプリがきちんとインストールされているものについては使えます。ただ、更新のお知らせは当然ですが、まったく来ません。Googleマップは更新が多すぎるような気もするので、これはこれで静かでいい感じともいえますが。ただ、おサイフケータイが使えないのは困りもの。アプリをダウンロードできないからです。また、電池の持ちに関しては若干いいような気もしましたが、LTEのためか、それほど劇的に長くなったとは思えません。

マップとYouTube。嬉しかったのはマップが普通に使えたこと。方向音痴なので必須ですし、乗り換え案内としても使えるのがありがたかった! YouTubeで暇つぶしもできます
おサイフケータイとあんしんスキャン。おサイフケータイを使おうとすると、この画面が出てダウンロードサイトを表示しようとすると、Googleのアカウント設定に。ドコモあんしんスキャンもAndroid Marketからアプリのダウンロードが必要

 しばらくこんな感じで使っていましたが、アプリをダウンロードして使えないことは、やはり楽しさが大幅ダウンです。dマーケットで音楽や書籍は楽しめますが、アプリは紹介はされているものの、ダウンロードはAndroid Marketから。スマートフォンらしく使おうと思うと、Googleアカウントを設定せずにはいられません。一方で、auスマートパスのアプリ使い放題は、au IDで管理されるので、Googleアカウントなしでもダウンロードできるようですね。

 Googleアカウントを設定せずにAndroid端末を使うことは、今のところワタシ的にはありえない話ですが、これからスマートフォンに変える人でGoogleのサービスを使っていない人はかなりいるでしょうし、Googleアカウントを設定する必要を感じない人もいるでしょう。そんな人たちに、Googleアカウントの設定をせずにスマートフォンを楽しく使ってもらう方法を提供することはアリなのかな、と思ったりしたのでした。


PRADA phoneを海外に持っていくためにしたこと

PRADA phoneを海外に持っていくためにしたこと

2012年2月29日 06:00
(石野純也)

 この記事が掲載される頃には、スペインのバルセロナで「Mobile World Congress」を取材中だと思う。恐らく、現地で書いた原稿も掲載されているはずだ。みんなのケータイ執筆中の今現在はまだ日本にいるわけだが、海外渡航のためにいくつかの準備をしている。筆者が利用中の「PRADA phone L-02D」に限らず、海外でのスマートフォン全般に役立つ話題も交えて、ここに書き留めておきたい。

 真っ先に行ったのが、料金プランの変更だ。海外ローミングでは通話料金が非常に高く、スペインの場合はどのキャリアに接続しても日本向けの通話は1分あたり180円もかかる。着信も1分100円となり、気を抜いて長電話すると料金が跳ね上がってしまう。現地同士の連絡には、スペインで契約したプリペイドのSIMカードを利用するつもりだが、日本からいつもの番号にかかってきた電話を取らないわけにはいかない。そこで活用したいのが、無料通話だ。どのキャリアもほぼ同じような仕組みだが、基本使用料の高いプランになればなるほど、無料通話の“比率”も高くなる。通話が多いことが分かっている海外出張のある月には、普段より高いプランに変更しておくのがおトクなのだ。前回のみんなのケータイでも書いたように、普段は「プランL」を契約しているため、2月の頭に「プランLLバリュー」に変更した。ドコモの場合、月2回のプラン変更は無料で、基本使用料や無料通話分まで日割りで計算されるのがうれしい。Webやdメニューのお客様サポートにある「My docomo」ですぐに手続き可能なため、海外出張を控えた人は、気づいた時点で料金プランを変更しておくといい。

 料金プランを変更したあとPRADA phoneをドコモショップに持っていき、SIMロックを解除してもらった。このコーナーで度々紹介しているように、普段海外に行く時はSIMフリーの「Nexus S」を持参して現地のプリペイドSIMを購入しており、メイン端末のデータローミングは到着初日などを除き原則としてオフにしている。ただ、SIMロックを解除しておけば、Nexus Sの電池がなくなってしまった際の予備端末として活用できる。今年のCESではうっかりNexus Sを紛失してしまい、セキュリティセンターに預かってもらえて事なきを得たが、翌日受け取った端末は電池残量が1ケタになっていた。そんな時にもメイン端末のSIMロックが外れていれば、海外用端末の充電が完了するまでの間、現地のSIMカードを挿しておける。緊急時ぐらいは国際ローミングを使えといわれそうだが(笑)、大きなイベントでは海外番号同士の通話も多くなるため、このように運用した方が利便性も高いのだ。

 なお、SIMロックを解除しても、PRADA phone単体ではそれが成功したかどうかまでは確認できない。失敗しているといざという時に困るので、米国で買ったT-MobileのSIMカードを挿してみた。アンテナピクトを見るとドコモに接続した国際ローミングになっているので、SIMロック解除には成功したようだ。ソフトバンクやイー・モバイル(1.7GHz対応の端末に限る)を契約していれば、そのSIMカードを使って確認してもいいだろう。

 最後に、PRADA phoneのアプリの並びを変え、「シーン」として保存した。シーンとは、LGエレクトロニクスのスマートフォンに搭載される機能で、ホーム画面を丸ごと残して切り替えなが使うことができる。シチュエーションに合わせたホーム画面をあらかじめ用意しておけば、その都度アプリを並べ直す必要がないというわけだ。今回、海外では主に通貨換算アプリや、国際時計ウィジェット、翻訳アプリなどの利用頻度が上がる過去の経験を踏まえ、これらを一番使いやすい場所に配置しておいた。あとは現地に着いたら、シーンを切り替えるだけ。こうして準備を整えたPRADA phoneが、今、バルセロナで大活躍している……はずだ(笑)。ちなみに、LGエレクトロニクス以外の一部メーカーも、似たようなシーン機能を採用している。特に環境がガラッと変わる海外出張では便利なので、搭載端末を持っている人にはぜひ試してみることをオススメしたい。


しっくり来ないドコモの電話帳

しっくり来ないドコモの電話帳

2012年2月24日 06:00
(法林岳之)

 いつも持ち歩いている主要3社のケータイの内、NTTドコモのOPTIMUS LTE L-01Dの電話番号は、主に仕事関係に使っているもの。だから、当然のことながら、いろんな人から電話がかかってくるわけだけど、その分、こちらから電話をかけることも多い。

 この電話をかけるときに使うのが「電話帳」や「アドレス帳」、「連絡先」といったアプリ。NTTドコモのスマートフォンの場合、ほとんどの機種にNTTドコモが開発した「電話帳」アプリが標準で搭載されている。OPTIMUS LTE L-01Dもそのひとつ。

縦方向にスクロールして、相手を選ぶというユーザーインターフェイス

 今までもよく指摘したことだけど、電話帳には人それぞれに「こだわり」というか、流儀というか、使い方があるもの。フィーチャーフォンの時代も「●○の電話帳は△△が便利」「■□に機種変したら、電話帳が今イチ」なんていう話もよく耳にした。その違いは表示方法だったり、検索方法だったりと、結構、細かいところにこだわりがあった。

 じゃあ、OPTIMUS LTE L-01Dに搭載されているNTTドコモの電話帳アプリはどうなのかというと、正直なところ、個人的には今ひとつしっくり来ない。中でも気になるのが電話帳の表示方法。表示順はあいうえお順、ABC順、123順で選べるんだけど、電話帳データがひたすら縦方向に並ぶ表示形式になっているため、並び順で後ろの方になる人、たとえば、や行の「湯野」編集長なんかを表示しようとすると、ひたすらスクロールしなきゃいけない。

 そういうときのために、検索機能も備えられていて、「ゆ」と入力すれば、すぐに見つかるわけだけど、「電話帳アプリを起動」→「検索ボタンを押す」→「表示された検索ボックスに文字を入力」という手順を踏むため、結構、手間が掛かる。

 また、電話帳アプリの右端をタップすると、五十音の各行を選べるパレットが「にゅ〜」っと表示されるんだけど、ボクが見た限り、この機能はヘルプにも書かれていなくて、画面を触って、偶然、見つけたというのが本当のところ。

 改めて説明するまでもないけど、今後、フィーチャーフォンからスマートフォンに移行する人は、さらに増えることになるわけだけど、フィーチャーフォンの場合、多くの機種が五十音のタブ表示を採用していて、機種ごとにグループ表示に切り替えたり、よく掛ける相手をお気に入りに登録しておくという設定ができた。それがスマートフォンに移行すると、こういう仕様になっているんだから、はじめて使う人が戸惑うことは容易に想像できる。画面上のガイド表示やヘルプも含め、結構、不親切な気がするんだけど……。
検索機能を使えば、すぐに目的の相手を見つけられるけど、そもそも文字入力をしなきゃいけない時点で不親切では? 偶然見つけた五十音の各行が選べるパレット。こういう機能も画面にガイド表示がなければ、気づかないのでは?

 こうなってくると、次なるステップは他の電話帳アプリを探すことになるわけで、最近は本誌でもおなじみのAndroidのアプリ情報サイト「アンドロイダー」「電話帳」カテゴリに掲載されているアプリを試しているんだけど、まだ個人的なベストチョイスは見つかっていない。

 アンドロイダーに掲載されているアプリは、おなじみの人力レビューなので、内容がチェックされ、安心して使えそうだけど、考えてみれば、電話帳アプリで扱うデータはユーザーのプライバシーに関わるものだし、フィーチャーフォンから移行した多くのユーザーが最初に触れるアプリの内のひとつなんだから、NTTドコモにはもうちょっと気合い入れて、本気で使いやすい電話帳アプリを開発して欲しいところです。


Xiを見送り「PRADA phone by LG」を購入

Xiを見送り「PRADA phone by LG」を購入

2012年2月7日 06:00
(石野純也)
デザインに一目ぼれしてPRADA phoneを入手
金属のボタンが高級感あふれている

 昨年末から冬春のメイン端末を何にするか、ずっと迷っていた。Android 4.0について身をもって知りたかったため、一時的に「GALAXY NEXUS SC-04D」を使っていたが、おサイフケータイがないのはやはり不便。そのうち解消されるとは思うが、気に入っていたアプリがいくつか動かないという事情もあり、Android 2.3の冬モデルに機種変更することにした。結果として購入したのが、グローバルモデルながらおサイフケータイとワンセグに対応した「PRADA phone by LG L-02D」だ。

 では、なぜ数あるおサイフケータイ対応モデルの中から、PARADA phoneをチョイスしたのか。1つ目の理由としては、一目ぼれしたデザインを挙げておきたい。背面にはPRADAの財布などによく使われる「サフィアーノレザーパターン」という処理が施されており、実際にはプラスチック素材ながら質感をうまく再現している。サイドのブラックにうまく溶け込むメッキや、金属製のボタンにも高級感がある。UIはモノトーンで統一されており、アイコンまでPRADA仕様になっているのが心にくい。購入前は純正アプリ以外のアイコンデザインとマッチしないか気になっていたが、ホーム画面に置いたアイコンは、あらかじめ用意されたモノトーンデザインのものと置き換えることができる。数は限られているが、どのアイコンをどのアプリに適用しようか考えてカスタマイズしていくのも、意外と楽しい。
ホーム画面では、アイコンも変更できる
ベンチマークアプリ「Quadrant Standard Edition」の結果。数値はあくまで参考までに。

 2つ目の理由が、レスポンスのよさだ。CPUは1GHzながらデュアルコアの「OMAP4430」。より新しいチップセットである「OMAP4460」を採用したモデルよりスペック上は劣って見えるが、利用中に「遅い」と感じたことは今のところない。むしろ、反応の速さに満足しているぐらいだ。ハイエンド中のハイエンドではないが、搭載されている機能のバランスがいいところも気に入っている。

 最後に重要だったのがPRADA phoneがFOMA端末で、今までの料金プランを使えるということ。実を言うと、Xiに対応したLGの「Optimus LTE L-01D」も昨年12月に購入していた。本当はこの機種をメインにするつもりだったのだが、Xiに契約変更すると音声通話プランの選択肢が限られてしまう。今のところ30秒21円の「タイプXi(にねん)」しか選べず、無料通話も用意されていない。ドコモ宛ての通話が無料になる「Xiカケ・ホーダイ」はあるものの、仕事での利用となると固定電話や他社ケータイへの発信も多くなり、割高に感じる。結局、Optimus LTEはデータプラン用の端末を機種変更する形で手に入れたのだが……。

 では、実際どの程度高くなってしまうのか。今現在、FOMA用の「タイプLバリュー」を契約しており、ちょうど無料通話は少し余るような使い方をしている。海外出張も2〜4カ月に1回ぐらいしていて、そこで繰り越した分を解消して、少し超過するというのがおおよその傾向だ。タイプLバリューの通話料は30秒10.5円で、無料通話は6300円に設定されている。比較を分かりやすくするために、毎月ちょうど無料通話がなくなると仮定すると、支払っている金額は基本使用料の4200円(割引適用後)という計算になる。実際は、ここにパケット定額プランや留守番電話サービスなどの料金が加算されるためもっと高くなり、毎月1万円をちょっと超えるぐらいに収まっている。

 30秒辺りの通話料がちょうど2倍のタイプXiにねんで同じだけ話すと、料金は1万2600円。無料通話がないため、ここにそのまま基本使用料の780円が加算され、合計で1万3380円になる。ここにXiパケ・ホーダイなどの金額を加えると、支払額は2万円に近くなる。あえて多めに見積もり、通話の内半分がドコモ宛てと仮定すると、Xi・カケホーダイを契約すれば700円で1万2600円を半額に抑えられるが、それでも無料通話がないため、FOMAの場合よりも2000円以上支払額が増えてしまう。高速化という恩恵はあるため単純な比較はできないが、キャンペーンが終わると、「Xiパケ・ホーダイ フラット」の料金が5985円になり、FOMAの「Xi・ホーダイ フラット」の5460円より525円高くなる。データ通信用の回線は、ほかにもいくつか契約しているためテザリングもほとんど使わないことを考えると、自分にとっては割高だ。

 もちろん、この仕事をしている関係で、ドコモ以外の回線も契約しており、通話をそれぞれのキャリアの回線に分散させれば音声定額のメリットを十分享受できる。ただ、今まで仕事の電話はずっとこの回線に集約させてきていたし、折り返しの際の着信が分散してしまうのも正直避けたい。いや、でもXiなら通信は速いし、固定電話にかける分だけ別の回線にしてみたら……こんなことをずっと頭の中でシミュレーションしていたが、変数が多すぎてなかなかいい考えも浮かばず、悩むのもちょっと面倒になってきたので、「とりあえず冬春はFOMAで現状のプランを維持」という結論を出した次第だ(笑)。それはともかくとして、PRADA phone自体は先ほど述べたように、数日間触ってみて気に入ている。じっくり使ってみて気づいた点などは、今後このコーナーでお伝えしていきたい。


OPTIMUS LTEでXiトーク24

OPTIMUS LTEでXiトーク24

2012年2月2日 06:00
(法林岳之)

 昨年12月からAQUOS PHONE IS13SHを使っているけど、以前にも紹介したように、ボクは基本的に主要3社の端末を常に持ち歩いている。少し前までは3台ともフィーチャーフォンで、スマートフォンはカバンや上着のポケットに入れて、別に持ち歩いていたんだけど、主要3社の端末も一昨年末にソフトバンクをAQUOS PHONE 003SHに切り替えたのを皮切りに、昨年夏にはauもG'zOne IS11CAでスマートフォンになり、残すフィーチャーフォンはNTTドコモだけという状況になっていた。

仕事で使うメインのNTTドコモの契約をXiに切り替え、OPTIMUS LTE L01D(左)に機種変更

 そして、昨年12月末、NTTドコモの端末もスマートフォンに乗り換えることにした。機種選びについては悩みに悩んだ結果、最終的にLGエレクトロニクス製の「OPTIMUS LTE L-01D」を選んだ。最初は使い慣れているGALAXYシリーズのXi対応モデル「GALAXY S II LTE SC-03D」を選ぶことも考えたんだけど、NTTドコモのメイン端末はおサイフケータイが必須なので、今回は見送り。「MEDIAS LTE N-04D」は未発売だったので、これも見送り。結局、最後はARROWS X LTE F-05Dと一騎打ちになったけど、LGエレクトロニクスがLTEで十分な実績があることを重視し、今回はOPTIMUS LTE L-02Dをチョイスした。ちなみに、ARROWS X LTE F-05Dは防水対応ということで、家族が選んだ。

 Xiを選ぶことで、エリアなどを不安視する向きもあるだろうけど、かつてFOMAサービス開始時に初日から乗り換えた経験に比べれば、Xi対応スマートフォンは3G/LTEのデュアルモードなので、エリア的な心配はほとんどない。もっともこのNTTドコモの電話番号は仕事のメイン回線なので、掛かってくる電話は仕事関係が中心。原稿の催促が来たときは、「ごめん。Xiだから、うまくつながらなかったのかな?」とか「あー、電池が切れちゃって……」なんていう言い訳が……。いや、冗談です。>担当者各位
カバーは購入時のキャンペーンで付属してきたものを利用。1枚で背面すべてをカバーするタイプと違い、上下に外せるタイプなので、着脱はしやすい

 また、Xiを選ぶ理由として、Xiトーク24(Xiカケ・ホーダイ)で、対NTTドコモの通話が基本的に無料になることが挙げられる。特に、ボクの場合、仕事関係の相手はNTTドコモを利用しているケースが多く、Xiトーク24の恩恵を受けやすい。逆に、編集部などの固定電話への発信は21秒/30円と割高だが、そんなときは無料通話分のあるauのスマートフォンを使うことで、通話料の増加を少し抑えることができる。ところで、Xiトーク24を契約していると、NTTドコモに掛けたとき、呼び出し音の前に堀北真希ちゃんらしき声で「ドコモ♪」というジングル(?)が流れるのは、ご存知でしたか?

 気になるOPTIMUS LTE L-01Dの電池の持ちについては、1800mAhという大容量バッテリーのおかげで、Xi対応スマートフォンとしては、比較的、持つ方と言えそう。ただ、ヘビーに使うユーザーには、まだまだ物足りないかも……。ボク自身も購入時にキャンペーンでついてきた「ポケットチャージャー01」はいつも充電して、カバンに入れている。ちなみに、いっしょに持ち歩いているAQUOS PHONEの2機種については、シャープ独自のエコ技設定の効果もあって、OPTIMUS LTEに比べると、かなりロングライフ。いざというときはこっちを活用するつもり。
卓上ホルダにセットすると、横画面の時計表示に切り替わる。天気予報くらい表示してくれると、うれしいんだけどなぁ 卓上ホルダの背面側には追加の電池パックを充電するためのスロットを装備。でも、キャンペーンでもらえるのは、外付けバッテリーなんだよねぇ。ちょっと残念

 ところで、電池の持ちと言えば、先月、2012 International CESで米ラスベガスに行ったとき、日本で使っているときと比較して、OPTIMUS LTEの電池がかなり持つことに気づいた。理屈はカンタンで、日本に居るときは3GとLTEの電波をキャッチして、ネットワークが頻繁に切り替わるのに対し、米国での国際ローミング中は3Gのみなので、ネットワークの切り替えがなく、電池の持ちがいいというわけ。こういうのを体験しちゃうと、改めて「Xiはまだまだ発展途上中なんだな」と考えさせられますね。


Optimus Padに見るAndroid 3.0の狙い

Optimus Padに見るAndroid 3.0の狙い

2011年6月2日 06:00
(橋本保)

 今回からOptimus Padをご紹介することにします。皆さん、よくご存知のとおり、Optimus Padは、Android 3.0(コードネームはHoneycomb)を搭載したタブレットです。本稿では、そのあたりに触れることにしましょう。

正面から見ると、ガラス板のような外観。ボタン類は周囲に配置されている

 実際に使ったことがある人は、よくおわかりだと思いますが、Android 3.0は、一般的なAndroid機に採用されている2.X系とは操作方法がまったく違います。これは、3.X系が大画面用の機器向けに作られたAndroidであるからです。2.X系は、4インチ前後のスマートフォン向けなのに対し、3.X系は、いわゆるタブレットなど向けという分類ができます。ここで気になるのがiPhoneやiPadとの比較です。iPhoneとiPadでは、基本操作がほとんど一緒なので、ユーザーは、それほど戸惑うことはなかったと思います。が、Androidの2.Xと3.Xは、なんども繰り返しますが、操作方法がまったく異なります。Optimus Padではありませんが、最初にHoneycombに触ったとき、どこから操作をしていいのか正直に言って迷いました。これまでのスマートフォンは、ホーム画面に戻るためのハードキーがありましたが、それがなく、左下のソフトキーで行います。また、蜂の巣(=Honeycomb)を意識した画面デザインになっていますが、これも慣れるまでには少し時間がかかります。

 なぜ、こんなことをするのでしょうか? iPadは、iPhoneと同じ操作体系だから使いやすいのに……。最初は、とても違和感を感じていましたが、使っているうちに気がつくこともありました。たしかに2.X系と3.X系の操作を同じにすると、ユーザーは使いやすいかもしれません。ただ、本当に大画面ディスプレイを搭載した機器が2.X系の操作で完璧なのか? といえば疑問が残ります。実際には実現していませんが、たとえば大画面を活かすと、PCのように複数のアプリ画面を同時に表示することも可能でしょう。また、ひとつひとつの画面を大きく表示できるので、2.X系のケータイよりも使いやすく工夫することもできるはずです。このあたりは、iPad用にカスタマイズしたアプリが多く作られていることとの類比でもイメージできるはずです。

 というわけで、最初は、「なんでこんな使い勝手なんだろう?」と、疑問ばかりが先に立ちましたが、最近は、「Googleのエンジニアたちは、3.Xで何をしようしているのだろう?」という興味が強くなっています。

 こうした立ち位置の設定で、Optimus Padの評価は、だいぶ変わってくるでしょう。単純なタブレットとして考えると、iPad2やGALAXY Tab(サムスン製)、もう少し視点を広げるとICONIA TAB W500(Acer製)なども、同じ分野のガジェットになってきます。

 この新しい分野のガジェットとしてOptimus Padは、どんな存在になっていくのだろう? と考えていくと、結構楽しくなってきます。どうやらOptimus Padは、まず市場に出してみて、ユーザーやエンジニアからどんあフィードバックが得られるのだろう? というリファレンスモデル的な役割を果たすため、あえてLGエレクトロニクス独自のアプリを入れないようにした、という背景もあるようですし。
本体下部に現れるシステムバー。左から戻るボタン、ホームボタン、マルチタスクボタン


L-04Bを2カ月使って思うこと

L-04Bを2カ月使って思うこと

2010年10月14日 06:00
(橋本保)

 L-04Bを使い始めて、約2カ月が経ちました。

 最初に書こうか、書くまいか考えた末、保留にしたのが、上下左右のキー操作感です。L-04Bは、左右は着信履歴/発信履歴、上下はスケジュール/電話帳が割り当てられたボタンを代用します。それ自体は多くの携帯電話にも共通するのですが、これらのボタンがダイヤルボタン(0〜9、*、#)や発着信ボタンとくっついているんです。なので、使い始めは押しにくいと感じました。が、いま改めて強調するほど、使いにくいかというと、決してそんなことはありません。

 ファーストインプレッションで“上下左右キーが使いにくい”という声が私の周りでもあったのですが、設計者やデザイナーから言わせると、「ふ〜ん、キミはそう感じるんだ。でも、実際に使ってみてよ。決してそんなことないから」って感じなんでしょうか。前述のとおり、気にならなくなります。第一印象は大事かもしれませんが、噛めば噛むほど味が出るスルメのように、L-04Bも馴染んできます。これは人間の適応能力が高いからかもしれませんが、とにかく悪くないのですよ、L-04B。

 176°の角度がついているため、キーが押しやすかったり、ディスプレイが見やすいというL-04Bの特徴は、以前も触れたとおりです。余談ですが、176°の角度が付いているので“お尻のポケットに入れたときにもスッキリと収まる”という知人もいました。が、お尻のポケットにケータイを入れるのは止めた方がいいんですよねぇ。理由は、ジーンズなど体にフィットするボトムだと、とても力がかかりケータイが壊れてしまうことがあるからです。あくまで一般論ですが、メーカーでは、お尻に入れたときを想定して耐久テストをしているので簡単には壊れることはありませんが、尻もちをついたときなど、通常以上の力がかかると、万が一ということがあります。

 あと、余談の余談なんですが、ケータイのように硬いものをお尻のポケットに入れ続けると、体にも負担がかかっているはずです。私は、小銭入れをお尻のポケットに入れるのを止めただけで、ずいぶんと体が楽になりました。どうやら、お尻にモノを入れていると、屈んだ時などにテコの原理が働き、臀部に不必要な力がかかるようです。薄っぺらい小銭入れでさえ違いがあったので、ケータイならなおさらです。私は、お尻にケータイを入れて持ち歩くことをおすすめしません。

 まぁ、話はだいぶそれてしまいましたが、176°の角度をつけたということは、L-04Bの最大の特徴であることは間違いないでしょう。これまで折りたたみ型で同様の試みする機種はありましたが、ストレート型では珍しいですよね。こういうのが作れちゃうのは、チョコレートフォン(L704i)とかを作れちゃうLGだからなのでしょうか。夏モデルで各社が取り組んだのデザイナーズコラボシリーズの中では、群を抜いている印象です。

 最後に物足りないところにも触れておきます。特別に大きなディスプレイを使っていたりするわけではないのですが、電池の持ちがイマイチです。電池パックの容量は、900mAhと、この手の機種としては少なくないんですけれど。まぁ、あくまでイマイチっていうだけで、毎日充電すれば遜色ありませんが。


L-04Bの電話帳をバックアップ

L-04Bの電話帳をバックアップ

2010年9月21日 06:00
(橋本保)

 あれこれと機能が付いていたり、ハイスペックをウリにした機種と違い、L-04Bは、何を伝えようかと考えられる、という楽しみがあります。というのも、ハイスペック&ハイファンクションな機種は、目玉の機能、関心を持たれていることをなぞっていくと、それなりにまとまるんですけれど、L-04Bは、そういうことにはなりません。じゃあ機能がないのかと改めてみてみると、それなりには備わっているわけで、程度の問題だったりします。まぁ、ワンセグがないので、テレビをみたい人には不満かもしれません。が、「ゲゲゲの女房」くらいしかリアルタイムでテレビを見ていない私にとって、ワンセグが付いていないことは、さほど不満にはなりません。まぁ、これからプロ野球が盛り上がるので、場合によっては見たくなるのかもしれませんが、それはそれということで。

 では、L-04Bが不満かというと、決してそんなことはなく、むしろ逆。あまりにしっくりくるので、良いとか悪いとかではなく、空気のような感じ。バランスが取れていて、凪のような状態です。一緒にスマートフォンを使っているので、インターネットアクセスやらカメラなどはそっち任せになんですけれど、L-04Bのカメラやiモードメールを使わないわけではありません。この機種を使い始めたときにも触れましたが、今まで言われていた主回線に対する副回線というような“2台目需要”とはちょっと違う。なにしろ私の名刺に書いてある携帯電話の番号は、L-04Bなので、あくまでも主役はこっち。とはいえ触れている時間では、スマートフォンのほうがアクティブかもしれないので、別の意味ではこちらも主役。

 とにかくケータイの使い方が変わってきているんじゃないかな、そんなことが言いたいわけで、そんな空気感にL-04Bはぴったりなのです。

 そんな長い前置きをした後で、今回触れたいのがmicroSDHCメモリーカードでのバックアップ。改めて便利だなぁ、と関心しています。その理由は、これをそのままスマートフォン(といってもiPhoneはダメですね)に差し込むと、電話帳が簡単に移せるからです。

 なぜ、そんなことをしてるかというと、前述のとおり、あくまでも電話のやり取りは、L-04Bが主役。なので、こちらにいろいろな人の電話番号がたまるんです。けれど、L-04Bの電話帳(1000件)は、ほぼ満タンなので、情報を消しながらでないと登録ができないのです。

 読者の中には、ドコモが提供している電話帳お預かりサービスがあるじゃないか、と思われる方がいるかもしれませんが、これがクセモノ。ちゃんと検証ができていないので理由はわかりませんが、一定以上の件数を登録していると、同期をしてくれなくなっているんです。どうやらセンターに登録している電話帳の件数が1000件をオーバーしていて、それをL-04Bに書き込みをかけると、登録件数オーバーになってしまうのでエラーになってしまうようです。まぁ、理由はいずれ調べてご紹介するとして、いずれにしても電話帳お預かりサービスでは対処できないのです。これはL-04Bの前の機種、その前の前の機種などでも起きていたので、機種固有の問題ではないようです。

 というわけなので、電話帳などのバックアップは、もっぱらmicroSDHCメモリーカードでやっていて、そのデータはドコモのスマートフォンなら簡単に移して活用ができるので便利、ということです。強いて不満をいうと、microSDHCメモリーカードの着脱は、電池パックを外さなければいけません。これが面倒ですが、毎日行なう作業ではないので、良いんですけれど。

 もうひとつは、スマートフォン側で連絡先が重複してしまうので、その整理が億劫、というのがこの話のオチなのですが。


L-04Bの使いやすさの謎を探る

L-04Bの使いやすさの謎を探る

2010年9月1日 06:00
(橋本保)

 L-04Bに機種変更して1カ月余りが経ちました。夏場は、薄着になるので、本機のようなストレート型は、ポケットに収まりやすくていいですねぇ。とくにシャツのポケットなどに入れていてもスッキリするはありがたい。

 それにしても、なぜ日本ではストレート型の選択肢が少ないのでしょう。こんな質問を携帯電話会社やメーカーにしてみると、「いやぁ、売れないんです」という答えが返ってくるのが相場なのですが、本当にそうなんですかね? 私は、売れないじゃなくて、売らないんじゃないかなぁ、と普段から思っています。なにせ、ストレート型のファンなので。

 そんな話はともかく、L-04Bがなぜ使いやすいのかなぁ、と眺めていて気がつくことがありました。店頭などでご覧になるとおわかりいただけますが、L-04Bは、少し幅広に見えます。カタログを見ると幅の寸法は49mm。スマートフォンは別ですが、ケータイは、48mmくらいが一般的といわれているので、やや幅広なようです。とはいえ、実際に使っているときには、そんなことは感じさせません。

 そうだ、と思って外周を測ってみました。すると、約117mmでした。

 この外周寸法は、カタログには載らない数字なので意外と知られていませんが、グリップ感や操作感と直結するので、機種選びの目安になるぞ、私は思っています。折りたたみ型やスライド型の場合は、閉じた状態ではなく、ダイヤルボタン側つまり手で握るほうの外周寸法を測るんです。すると、なんとなく使い勝手が想像できます。120mmを切ると、女性でも使いやすい機種ということが言えるんじゃないかな、というのが仮説です。機会があれば、まとめて検証してみたいと思っていますが。

 このほか、待受状態で、電話帳の「メモリ番号」をダイヤルボタンで入力すると、簡単に相手先が呼び出せる機能を使い始めました。私は、ケータイ Watch編集部の電話番号を、メモリ番号の2に登録しています。なので、待受画面でダイヤルボタンの2を押すと、すぐにケータイ Watch編集部の電話番号が呼び出せます。これが、0〜99まで設定できます。なので、頻繁に電話する相手のメモリ番号を、ちくちくと編集する日々。ドコモのパソコン連携用ソフト「datalink」を使えば効率よく編集ができるのでしょうが、そんな時間も確保できず……。慌ただしい毎日を過ごしています。


L-04Bで再発見したケータイの基本機能

L-04Bで再発見したケータイの基本機能

2010年8月9日 06:00
(橋本保)

 その昔、折りたたみ型のケータイが大流行し始めた頃のこと。「折りたたみ型は、ポケットやバッグに入れていても誤動作が起きにくいんです。その理由は、操作ボタンが露出していないからです」とメーカーの方が話していたことを記憶しています。

 そんな当たり前のことが、なぜ商品の特徴になるの? と首を傾げるかもしれません。けれど当時は、それほどにストレート型やスライド型が主流で、折りたたみ型も形状のバリエーションのひとつでした(iPhoneに代表されるタッチ型は、形状でいうとストレート型に分類されるはず。でも、それではしっくりこないので“タッチ型”と形容される?)。そして、ストレート型やスライド型には、誤動作防止を防ぐロック機能があり、その違いもメーカーの工夫のしどころでした。

 前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題です。

側面のロックボタン

 いま使っている「L-04B」なんですが、スマートフォンと併用する際の電話用の機種としては申し分ない選択肢です。先日、とある業界関係者が「私は仕事の都合でダメだけれど、妹がL-04BとiPhone 4の組み合わせがサイコー! と言ってたよ」と打ち明けてくれたのを耳にし、うんうんと頷いていました。

 ただ、誤操作防止のロック機能がいまいち使いこなせず、知らぬ間に電話をかけてしまったりということが頻発しています。その理由は、誤操作防止のロック機能を起動するには、脇の専用ボタンを長押しする必要があるからです。この“長押し”というのがくせ者で、私のような面倒くさがりの人間は、“短押し”はできるけれど、“長押し”が億劫だったりします。

 形状の薄さを維持するために、スライドスイッチではなくボタンを採用したのでしょうが、今日現在はうまく使いこなす技を編み出せていないので、しばらくは現状維持ということでしょう。余談ですが、良くある誤操作は、ダイヤルボタンを繰り返し押してしまい数字が画面いっぱいに並んでしまっている状態や、発着信履歴に残った相手先に電話をしてしまう操作が多いです。間違えて発信してしまった相手には「もう一度声が聞きたくなっちゃったんです」「寂しくて……」などと取り繕っていますが、このしゃべりこそが技かもしれません。そう考えると、電話を取りにくい相手に「あっ、間違えて連絡しちゃった」というのを口実に電話をすることもできるので、デメリットばかりではなさそうです。

 せっかくなので、不用意な操作をしがちな機能をもうひとつ。着信時に“応答”とガイド表示が現れ、センターボタンを押すと電話に出られるのですが、2度押すとスピーカーホンになってしまうのです。それを知らずに使っていると、耳に当てて喋っているときに、やたらと相手の声がでかくなってしまいます。それに気づかなかった頃は、“この人は、なんでこんな元気なんだろう?”とびっくりしたのですが、こっちが勝手にスピーカホン状態でケータイを耳に当てているだけでした。

 まぁ、こちらも思わぬ副産物というか本来の使い方なんですが、交渉ごとをするときなどは、スピーカーホンで話すほうが周囲にいる人とコンセンサスを取りながら会話ができます。ときにはやり取りに加わってもらうことも可能ですし、飲み会などで、遅れてくる人と話をするときなども便利でしょう。

 誤操作防止のロック機能、スピーカーホンのどちらも基本中の基本機能ですが、その使い方を考えさせてくれるという意味でも、L-04Bは素敵な選択肢です。

知らないうちにボタンを押しまくり 着信画面

L-04Bに機種変更

L-04Bに機種変更

2010年7月16日 06:00
(橋本保)

 先日から「L-04B」を使っています。なぜって? 素直に使ってみたいと思ったからです。理由は、いくつかあります。

 iPhoneに象徴されるスマートフォンが注目されていますが、何だかんだといっても従来型ケータイのほうが携帯型の電話としては使いやすい、というのが今日現在の私の認識です。また、iPadのように月額2910円でインターネットが使い放題というデバイスが出てくると、従来型ケータイは通話で使い、月々のパケット通信料を最低(たとえばドコモの「パケ・ホーダイ ダブル」なら月額390円〜)に抑えられると、月々のケータイ代が1000円前後安くなる、といったことも出てきます。

 話を整理すると、L-04Bは、次のような2タイプの方にオススメできるんじゃないかな、と思っています。ひとつは、この手のシンプルなケータイが欲しい方。とくにストレート型ケータイを待望していた人には、とても魅力的なはずです。もうひとつは、スマートフォンとは別に、音声通話がしやすいケータイが欲しいという方です。

 前者はともかく、後者は別な選択肢があるでしょ、と思われるかもしれません。そのあたりがインプレッションしていくポイントのひとつなので、追々明らかにしていきます。まぁ、最初に結論めいたことを書いてしまうと、あれこれ機能がついたものよりも、これくらいのスペック感の機種のほうがスッキリしていて良いかな、という個人的な趣味です。

 ただ、これを“2台目需要”みたいな言われ方をされたくないんです。仕事を中心にして電話を使うことが頻繁にあるので、L-04Bは重要な連絡手段ですし、スマートフォンで情報収集したり、SNSやTwitterを使うことも日常的なことです。つまり、スマートフォンが注目されるようになったことで浮き彫りになってきた新しい商品カテゴリーなのかな、と私は考えています。具体的にいうと、ドコモのブランドコラボモデルシリーズやauの「iida」です。L-04Bを使うようになってから、そんなことを感じるようになりました。

 前置きは、これくらいにしておいて、そろそろ本題を。本機の特徴は、くの字型に曲がったストレートボディであること。176度という角度で曲がっているそうです。ディスプレーとダイヤルボタンの境目部分で曲がっているのは理にかなっています。写真のように頬と肩ではさんで電話するときにも顔にフィットします。こういう使い方をスマートフォンですると、うまくいかなかったりするんですよねぇ。あと、ボタン操作もしやすいんです。ボタンが指に引っかかりやすいので。


L-06Aを閉じたままで使ってみる

L-06Aを閉じたままで使ってみる

2009年12月11日 11:00
(村元正剛)

 「いずれ世界中のケータイはiPhoneのような端末になっていく」と予見する声を耳にすることが多い。ボクもそのように感じることがある。iPhoneを使い始めて1年数カ月、そしてHT-03Aを使い始めて約5カ月。今では、従来型のケータイを手にしたときに、ついつい画面をタッチしたい衝動に駆られてしまう。

 タッチパネルは、レスポンスにもよるが、ボタンを押すよりもなめらかに操作ができる。慣れれば素早く操作できるようになるし、ソフトによって操作パネルはいかようにも表示できるので、先々は画面に表示するダイヤルキーなどの大きさもユーザー自身が選べるのが当たり前になるのではないかと予測している。

 スマートフォンではない従来型のケータイにもタッチパネルを採用するものが増えている。十字キーとダイヤルキーによる従前の操作性を継承しつつ、さらにタッチ操作も可能という、いわば“ハイブリッド”なユーザーインターフェイスを搭載した機種が多い。実は個人的には、そうした機種はあまり好きではない。「使いやすいほう、どちらかひとつにしてくれ!」というのが本音だ。結果的には、タッチインターフェイスをフルに使いこなせずに、従前の操作法を主体に用いることが多かった。

 しかし、現在使っているL-06Aは、ディスプレイを外向きにしたビューアースタイルで、タッチ操作を主に使っている。使い始めた当初は、通話時についつい開きたくなったのだが、今ではむしろ、いちいち開くのが面倒になり、メールもタッチ操作で文字を入力している。欲を言えば、もう少しタッチのレスポンスが速いとうれしいなぁ、と思ったり……。

 L-06Aには、ダイヤルキーを搭載しないPRADA Phoneと同等のタッチインターフェイスが搭載されている。つまり、ダイヤルキーを使わなくても、ほとんどの操作はタッチで事足りるのだ。カメラやワンセグも側面ボタンを押すだけで起動でき、ビューアースタイルで使いやすい横向きで表示されるので、設定などのために端末を開くことは皆無に等しい。国内メーカー製の“ハイブリッドUI”が「ボタン操作がメインでタッチパネルが補助的」という印象を受けるのに対して、L-06Aは「タッチ操作がメインでダイヤルキーはオマケ」という印象を受けるのだ。

 L-06Aに搭載された機能でタッチ操作に完全に対応していないのはiアプリ。Googleメニューから呼び出す「地図」は、「モバイルGoogleマップ」というiアプリが起動する仕組みになっているが、これはタッチ操作には対応していない。また、内蔵されているゲームも残念ながらタッチ非対応。それらを使いたいときには端末を開けばいいわけだが、iPhoneなどに使い慣れてしまったボクには、それすらが面倒に感じたりもする。

 今冬発表されたLGの新モデルを見ると、タッチインターフェイスが取り入れた機種はあるものの、全体としては、より日本の一般的なケータイの操作性に近づけきた印象を受ける。

 しかし、ボクのようにタッチインターフェイスのスマートフォンと併用する者の中には「もはやタッチのほうが操作しやすい」と感じている人がいるだろうし、今後そういう人が増えてくるように思う。

 iPhoneよりもひと足早く、ほぼフルタッチ操作のPRADA Phoneを発表し、その後も海外市場では、さまざまなタッチ端末を発売しているLG。ぜひ、海外で人気のカッコいいデザインのタッチ端末の日本版を発売してほしい、と期待するのはボクだけであろうか? もちろん、LGを取材するたびに、その要望は伝えていますよ(笑)。


YouTubeやPicasaをフル活用したくなるL-06A

YouTubeやPicasaをフル活用したくなるL-06A

2009年11月25日 11:00
(村元正剛)

 8月からiPhoneとHT-03Aを比較しつつ、Googleモバイルの使い勝手について書かせていただいているが、ときどき感じていたのが「これって、普通のケータイでもできるよなぁ」ということ。iPhoneやHT-03AのメールクライアントにはGmailのアカウントを設定でき、プッシュで受信できる。YouTubeを全画面表示で見られる専用ビューアーも付いている。もちろん、それらは便利この上ないのだが、普通のケータイでもブラウザを介してGmailやYouTubeを利用できるし、Googleカレンダーだって、Googleマップだって見られる。

 というわけで、先月から愛用しているのがドコモのL-06Aだ。一般的なケータイの操作性を備えつつ、Googleモバイルのメニューにダイレクトアクセスできる「g」ボタンを備えた機種だ。「g」ボタンを押すと、検索・YouTube・写真(Picasa)・地図、Gmail・ニュース・乗換案内・設定の8個のアイコンが表示される。それぞれを選択すると、iモードブラウザが起動して、各サービスのトップページにアクセスできる仕様になっている。ただし、地図を選択した場合はiアプリの「モバイルGoogleマップ」が起動する。「設定」では、待受画面にGoogleの検索窓を設置するかどうか、検索の範囲を「iモード」(公式サイトを優先する検索)にするか「Googleモバイル」にするかなどを設定できる。

 一見すると便利そうに思える「g」ボタンだが、以前P-01Aを使っていたときにもGoogleモバイルを多用していたボクとしては「あれ? さほど便利に感じないなぁ」というのが率直な印象。こうしたGoogle専用メニューがなくても、よくアクセスするページをBookmarkに登録しておけば、それで事足りるからだ。L-06AのGoogleメニューの中には、GoogleカレンダーやiGoogleはない。これらを利用したい場合は、別途Bookmarkに登録しておく必要が生じる。iPhoneやHT-03Aでメニュー画面を自由にカスタマイズすることに慣れたボクには「L-06AのGoogleメニューも自由にアイコンを追加できたらなぁ」と思ってしまうのだ。

 とは言いつつ、使い続けているうちに、L-06Aならではの魅力も感じるようになってきた。それはアップロードの快適さ。L-06Aは上り最大5.7MbpsのHSUPAに対応した機種だが、YouTubeやPicasaへのアップロードが実に快適なのだ。各サービスにケータイから画像・動画をアップロードするには、パソコン版ウェブサイトでメールで投稿できる設定をしておく必要があるようだ。ボクの場合、アップロード操作を選択するだけで、投稿用のメールアドレスが入力されたメール画面が表示されたので、すでに設定していたのだろう。記憶は曖昧なのだが……。

 YouTubeにアップロードする場合、10秒程度のQCIFサイズの動画であれば、スィ〜という感じであっという間に送信が完了する。試しに、HSUPA対応エリアであることが公式に報じられている自由が丘駅周辺で送信にかかる時間を測定してみたが、15秒のQVGA動画を送るには約20秒を要した。また、5.1Mサイズで撮影した静止画をPicasaにアップロードするには約18秒を要した。待ち時間のストレスを感じない速度だ。また、L-06Aには、静止画や動画を撮影したあとにワンボタンでアップロード画面に遷移する機能が付いているのだが、これが便利で、ついつい気軽に投稿したくなる。

 iPhoneやHT-03Aでは、YouTubeやPicasaにアップロードする際のインターフェイスが異なるので単純には比較できないのだが、アップロード速度や操作の手軽さではL-06Aにアドバンテージがあるように感じている。加えて言えば、当たり前のことなのだが、普通のケータイのように使えることもL-06Aの大きな利点。「Googleケータイ」と言えば、Androidを搭載したHT-03Aを思い浮かべる人が多いだろうが、ボク的には、HT-03Aを「Googleスマートフォン」、ダイヤルキーがあり、FeliCaやワンセグも備えたL-06Aを「Googleケータイ」と呼びたいと思っている。


iPhoneにGoogleカレンダーを同期

iPhoneにGoogleカレンダーを同期

2009年11月4日 11:00
(村元正剛)
 前回、iPhoneでGoogleカレンダーを利用する方法として、ブラウザを使用することを紹介したが、読者の方から「Google Syncを使えば、iPhoneのカレンダーに同期できる」というご指摘をいただいた。

 ボクもさっそく試してみた。Google Syncのページを見ると、英語で同期の仕方が説明されていた。日本語ではサポートされていないようだが、問題なく、しかも簡単に同期できたので、ざっと設定の手順を説明しておきたい。

1)iPhoneをMacにつなげて、iTunesでiPhoneの設定画面を開く。「情報」をクリックして「Googleの連絡先を同期」にチェックを入れて、GoogleのIDとパスワードを入力する。これでMac側の設定は完了。

2)iPhoneのホーム画面から「設定」をタップして、「メール/連絡先/カレンダー」を選択する。そこで「アカウントを追加」をタップして「Microsoft Exchange」を選択。


3)続いて表示される画面で、次の画面のように入力しよう。ドメインは空欄のまま、サーバ欄には「m.google.com」と入力する。続いて表示される画面で、同期する項目として「カレンダー」を「オン」にすれば設定完了。

 さて、カレンダーを起動して、しばらく待つと……。MacでGoogleカレンダーに入力したスケジュールがそのまま同期された。ただし、複数のカレンダーを使い分けている場合、最初からあるメインのカレンダーしか同期されない。

 ボクは、Googleカレンダーは初期設定のものに仕事の予定を書き込み、プライベートが予定を書き込むカレンダーは「マイカレンダー」として追加している。これも同期させたい場合には、iPhoneからGoogle Syncにアクセスして、さらなる設定が必要だった。

4)iPhoneからGoogle syncのページにアクセスし、言語を「English」に切り替えると「Manage devices」というページが開く。そこで「iPhone」をタップすると、同期するカレンダーを選択できる画面が表示される。


 この設定をすると、Mobile Meを使ってiCalと同期したときと同じように、予定が色分けで表示されるようになった。

 言うまでもないことであるが、Googleのオンラインサービスに利用料はかからない。Mobile Meのメールアドレスを必要とせず、Gmailをメインで使うのであれば、年間9800円のMobile Meに加入するより、Googleをフル活用したほうが経済的だ。

 iPhoneとHT-03Aを使い込んでいくほどにGoogleの利便性を実感しているが、最近、新たにGoogleモバイルが使いやすそうなケータイを入手した。「g」ボタンを押すだけでGoogleメニューが出ているドコモのL-06Aだ。


 普通のケータイと同じような操作感で、しかもタッチパネル仕様なので、ディスプレイを表向きにして折りたたむとフルタッチケータイとしても使える。ボクは以前、PRADA Phoneを使っていたのだが、ほぼ同様のタッチインターフェイスが搭載されているので、非常に使いやすく感じている。GmailやGoogleマップの使用感もまずまず。一般的にGoogleケータイといえば、Androidを搭載したHT-03Aを指すのだろうが、このL-06AもGoogleケータイと呼びたくなる仕上がりだ。上り最大5.7MbpsのHSUPAに対応しているので、YouTubeに動画をアップロードするときなどは、iPhoneやHT-03Aよりも快適なのでは?……そんな期待を抱いてしまう。

 次回からは、このL-06Aも“Google使い比べ”の仲間に加えて、使用感をお伝えしていきたいと思う。