スタパ齋藤の「スタパブログ」

キヤノンPowerShotをしばらく使ってみよう

2011年11月25日 06:00

 仕事&趣味用にパナソニックのDMC-G3を使っているが、思うところがあって、しばらくキヤノンのPowerShot SX40 HSを使うことにした。

 理由はイロイロあるんですけど、たとえば、どーもDMC-G3は発色が黄色みがかるケースがある。また、DMC-G3は俺の手に対してちょっと小さすぎ。通常は快適に使えるが、アクセサリーシューに外部ストロボを装着するとバランスが悪くなりがち。マイクロフォーサーズシステムはイイんだが、DMC-G3に対する小さな鬱憤がたまってきたって感じですな。

 候補に挙がったのはPowerShot SX40 HSとPowerShot G12。両機とも、マニュアル撮影モードがあり、キヤノン製外部ストロボなどを装着できるアクセサリシューがあり、バリアングルタイプの液晶モニターを搭載している。これらは俺的必須条件なのだ。

 Gシリーズはさんざん使ったのでイイのはわかっていたが、PowerShot SX40 HSは24~840mm(35mmフィルム換算)のズームレンズを搭載していたりしてオモシロげ。ということで、PowerShot SX40 HSにしてみた。

 まだあまり使っていないが、サイズ/形状的にはまずまず好感触。だが想像以上に重め大きめではあった。スゲく多機能ですな。もっと使い込んでみて良かったらレポするっス!!

キヤノンの「PowerShot SX40 HS」。12.1メガピクセル機で光学35倍ズームレンズを搭載。広角側は24mm相当 アクセサリシュー、バリアングルモニタ-、マニュアル撮影モードを持つ。俺の必要条件を全部網羅している マニュニャニュってニャにかしら? え!? マニュニャニュ!! えっ? ニャニャ!! ニャニャニャ? 的な



ふたたびアナログ写真を救えッ!!

ふたたびアナログ写真を救えッ!!

2011年10月19日 06:00

 たびたび拙宅仕事場から発掘されるフィルムや写真だが、また発掘された。あーあの写真こんなところに入ってたのか~、的に。じゃあ、久々にアナログ写真のデジタル化に取り組みますかね。

 てなわけでフィルムスキャナ類を引っ張り出してきた。手持ちの写真向けスキャナとしては、エプソンのカラリオスキャナシリーズ「マルチフォトスキャナF-3200」と、ニコンの「SUPER COOLSCAN 5000 ED」がある。

 エプソンのはプリントスキャンが手軽で便利。既に生産完了品であるものの、ドライバも供給されていてナイスと言える。でも今回はプリントとフィルムが同時に発掘されたので、フィルムのスキャンをしたい気分。

 そこでニコンの……ああっ!! かかかカビてる!! スゲくイカシてるフィルムスキャナなのに、フィルムが通過する部分などなど各所にカビ。しかもWindows 7対応ドライバとかナイみたい。俺のアナログ写真救出計画終了。いや、再開だ!! 「SUPER COOLSCAN 5000 ED」の後継機種を買うのダ……と思ったら、ニコンさん、フィルムスキャナとか作るのやめちゃった!?

 そんなわけで、フィルムのスキャンに良さそうな今時的なスキャナを調査。結果、キヤノンの「CanoScan 9000F」を買った。が、まだ箱さえ開けていないのであり、近日鋭意スキャン開始なのであって、ナイスな感じだったら追ってレポートしますネ。

発掘されたフィルム。多くはカラーネガフィルムで、1980~90年代に撮影されたもの。デジカメ時代直前って感じですな キヤノンの「CanoScan 9000F」。実勢価格は2万2000~2万3000円くらい。ハイスペックスキャナなのに……安い気がする スキャニャってニャにかしら? 猫の裏側もできるんだって。箱座りかしら。箱座りスキャニャだね。ニャ。ニャ。的な

PENTAX Qのボディ……以外がどんどん届く

PENTAX Qのボディ……以外がどんどん届く

2011年9月12日 06:00

 PENTAX Qを予約した俺なんですけど、発売日がですね、微妙でですね、予約した「PENTAX Q ダブルレンズキット」が届かないんですよ。でも、ほかのオプションレンズとかレンズフードとかプロテクトフィルターとかはビシバシ届いてんですよ。

 PENTAX Q ダブルレンズキットの予約をキャンセルして、PENTAX Q レンズキットを買うことにすれば、8月31日にPENTAX Qをイジれていた。のだが、キャンセルとか再予約とかいちいち面倒だなぁと思っていた。

 ら。この感じ。予約したのに手に入るのが遅い感じ。や~ねぇ。あと数日待てば手に入るので、大人しく待ちますけどネ。やや鬱憤。

どんどん届いたレンズ群。オプションレンズ類はPENTAX auto110を思わせる小ささでワクワク。スゲく楽しそうなんですけど 各種専用レンズフードやプロテクトフィルターの類も続々届く。んがぁ~あとPENTAX Qのボディが手に入ればぁ~、的鬱憤が うかちゃんはテーブルの上で遊ぶから楽しいです。ぼくもテーブルの上で遊ぶから楽しいです。ニャニャ。ニャニャ。みたいな
キングジムのレコロがオモロ!!

キングジムのレコロがオモロ!!

2011年9月7日 06:00

 キングジムからインターバルレコーダー「レコロ」という製品が発売される。レコロは「インターバル撮影」専用カメラで、発売日は2011年9月26日。メーカー価格は6930円となっている。

 インターバル撮影とは、一定時間ごとに1枚の静止画を撮影してこれを繰り返す撮影方法。通常はそうして撮った静止画をつなぎ合わせて動画として再生する。たとえば毎秒1枚撮って、1秒間に30枚が移り変わる(30fps)の動画とすれば、「30秒間の変化を1秒に圧縮して早回しで見ることができる」というわけですな。

 で、レコロはこのインターバル撮影に特化したカメラ。発表時から「なんかオモシロそー」と気になっていたカメラだが、メーカーからサンプル機をお借りできた。ので、試しに使ってみたら、イキナリ!! オモロ!! 先日の台風の日、ガシガシ流れる雲をほんの数分撮影したら、もー超ダイナミックな雲流れ動画になった♪

 画質はソコソコなんですけど、これ、まず超簡単に使えるのがいい。3つの設定をして撮影を始めれば「とりあえず誰でも超高速再生動画を撮れる」ってわけですな。気軽だし値段も安い。てなわけで、もう少し使い込んでみてレポします~。

キングジムのインターバルレコーダー「レコロ」。インターバル撮影して動画を生成してくれる「インターバル映像専用カメラ」だ 操作部はこんな感じ。本体上では動画は再生できない。撮るだけのカメラなんですな。なお本体下部には三脚固定用のネジ穴がある ネコニョってニャにかしら? ニャンターバルニャメラらしい。よくわからないわね。よくわからないよね。ニャニャ。ニャ。的な
久しぶりにサイバーショット購入

久しぶりにサイバーショット購入

2011年8月10日 06:00

 新しい防水デジカメが欲しいナと思って調べていたら、ソニーのCyber-shot DSC-TX10(http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-TX10/)が良さそうかも、と。理由は小型薄型で軽量でありかつ25mm相当からの広角レンズを搭載していること。てなわけで古いカメラ機材を下取りに出して買ってみた。

 けっこーショッキングなコンパクトさですな。防水/防塵/耐衝撃デジカメとしては。まだシッカリ使ってないが、これなら常時携帯楽勝。キレイなデジカメだが、ガサツにどこにでも持っていって使う汎用デジカメとして実用的かもしれない。

 あと、もうひとつショッキングだったことが。それは、ソニーのデジカメなのに、メモリースティックデュオ類とSDメモリーカード類両対応のメモリカードスロットが搭載されていたこと。って、もうけっこー前からですか? 

 それにしても、ソニーのデジカメを買ったのは久々。最後に買ったのはCyber-shot DSC-T200で、2007年の11月購入だった。4年ぶりか。4年も経つとアッサリとSDカード対応か。ていうか、やはりSDカード類に対応しているとフツーに使いやすさワンランクアップな気がした。

ソニーの「Cyber-shot DSC-TX10」。スリムボディなのに防水/防塵/耐衝撃/耐低温設計のコンパクトデジカメ。有効画素数は1620万。タッチ操作対応 電池室にはメモリースティックデュオ類とSDメモリーカード類両対応のメモリカードスロットが。ソニー派にも、そうでない派にも何かと好都合ですな ニャイバーニョットってニャにかしら? カメラらしい。またカメラなのね。カメラだよね。猫缶がいいのに。ぼくもそう思います。ニャ。ニャ。的な
レンズを整理してマイクロフォーサーズ強化

レンズを整理してマイクロフォーサーズ強化

2011年7月25日 06:00

 震災後に断捨離しまくりな拙者なんですけど、カメラ方面も断捨離(!?)というわけで、ボディやレンズを一気に整理した。

 フィルム式カメラはオリンパスのOM2とOM4Tiおよび2本のレンズを残して全部処分。かなりレアなレンズもあったが、結局使わないんだから、使いたい人の手に渡れば、と。

 そして現在、レンズシステムはキャノンEFとマイクロフォーサーズのみになった。この先PENTAX Qも加わる予定だが、それはソレとしてまた先の話。

 さておき、さらにEFレンズで使わないものを減らし、使いそうなマイクロフォーサーズレンズを購入した。買ったのは、LUMIX G FISHEYE 8mm F3.5LUMIX G VARIO 45-200mm F4.0-5.6 MEGA O.I.S.

 8mmのほーは対角画角180度の魚眼レンズ。何を撮っても不思議だったりダイナミックだったりする写真になるレンズですな。オリンパスOM用の魚眼とかを手放したかわりに購入、的な。魚眼レンズ好きなんです~。

 45-200mmのズームレンズは、レンズを整理していたら「あ、拙者は使い回せる系の望遠ズーム持ってない」と気づいたので、活用レンズとして購入。拙者手持ちのレンズは広角が多く、35mm換算でいちばん長いのでも105mmだった。ので、35mm換算90~400mmとなるこのレンズにより撮れる世界が広がった。夕暮れの雲の部分アップとか撮ってゆきたい。

LUMIX G FISHEYE 8mm F3.5。ボディはGF3。超広角っていうか魚眼の世界をお散歩しつつ撮れるのである LUMIX G VARIO 45-200mm F4.0-5.6 MEGA O.I.S.。ボディはGF3。GF3で使うと、あ~んがい、楽しかったり ニャンシャニってニャにかしら? それよりぼくもブニャシをしてくニャさい。順番ニャ。ニャニャ。的な
LUMIX GF3のパンケーキなキット購入

LUMIX GF3のパンケーキなキット購入

2011年7月22日 06:00

 パナソニックLUMIX DMC-GF3も購入した。これで先週の「LUMIXのG3とGF3が欲しい欲」を完全解消。そしてLUMIXのG3とGF3により、やる気まで満ちてきましたヨ♪

 LUMIX DMC-GF3、具体的にはDMC-GF3Cレンズキットを買った。35mm判換算28mm相当の画角を持つ薄いレンズ(パンケーキレンズ)とボディのセット品ですな。

 てゅーかこのGF3というレンズ交換式デジカメ、多くの高性能系コンパクトデジカメをアレしちゃいますなきっと。上記パンケーキレンズを装着した状態では、たとえばDMC-LX3みたいな携帯感。8~9月にはPENTAX Qが発売されることだし、こういうサイズのレンズ交換式デジカメ、デジカメ市場をちょっと変えるんじゃないだろうか。

 あと、DMC-G3DMC-GF3も、ボディにけっこー金属が使われていて、ブラックだと写真で見たとき以上に高級感がある。静かな金属質感てな印象。触り心地が良く、マニアックに撮れる機能も十分あり、レンズ交換できつつ、軽快に持ち歩けるってコトで、やる気が出ちゃう拙者なのであった。

パナソニックのマイクロフォーサーズ対応デジタル一眼DMC-GF3。単焦点レンズとのキット(DMC-GF3C)を購入した。この小ささと高密度感にミョーな快感がある ニャンケーキってニャにかしら? 薄いらしい。うかちゃんはケーキは油のニオイがするから興味があるニャ。ぼくも油だから興味があります。ニャ。ニャ。的な
LUMIX DMC-G3のボディ購入

LUMIX DMC-G3のボディ購入

2011年7月20日 06:00

 先週のエントリで「LUMIXのG3とGF3が欲しい~」とか書いたが、結局買いました。まずはG3。ボディのみですけど。

 第一印象は「あら小さくなった」てな感じ。また、軽いとも感じた。

 これまで使っていたDMC-GH1は、サイズが幅約124×高さ約89.6×奥行約45.2mm。ボディ質量は約385g。そこから買い換えたDMC-G3は、サイズが幅約115.2×高さ約83.6×奥行約46.7mm。ボディ質量は約336g。

 GH1→G3で、かなりコンパクトになり軽量化もしている。G3のバッテリーパックは、GH1のそれよりずいぶん小型なので、使用時質量の差は十分体感できる。とりあえず外部ストロボと連動させてブツ撮りとかしてみたが、とくに問題ナシであり快適に使えている。

 てか、やっぱ、マイクロフォーサーズいいっすね。非常にコンパクトに持ち歩けるしシッカリ使える。キヤノンのEOS 5D Mark IIあたりと比べちゃうと画質的な差がけっこーあるのだが、「軽快に持ち出したい+ある程度のクオリティの画像が欲しい」という要望をちょうど良く満たしてくれるように思う。

 ともあれ、もうちょっと使い込んでみて、レビューとかしますネ。

パナソニックのマイクロフォーサーズ対応デジタル一眼DMC-G3(ボディ)。ママの手にぴったりなサイズだが、レンズ交換式デジカメとしては十分本格的な機能/性能を持つ パニャソニックってニャにかしら? カメラらしい。この写真もそうかしら? この写真はDMC-GH1と外部ストロボで撮ったらしい。ニャニャ。ニャニャニャ。みたいな
LUMIXのG3とGF3が欲しい~

LUMIXのG3とGF3が欲しい~

2011年7月13日 06:00

 2011年7月8日に発売になったパナソニックのLUMIX DMC-G3LUMIX DMC-GF3。発表時から「むむむ~欲しい~」と悩んでいるが、現在も悩み中である。

 拙者はかなり前からLUMIX DMC-GH1を愛用中。すげく便利。画質も十分。取材用~猫撮り用として仕事で大活躍中であり、既に十分モトが取れたと思うデジカメである。

 このままGH1を使い続けてもいいんだが、結局GH1で動画撮らないし、LUMIX DMC-G3は小さいし、世代も新しいので性能面でも興味津々。それとLUMIX DMC-GF3は、かな~り小さいので仕事用のサブカメラとしてもイイかもしれない、みたいな。

 てゅーか完全にマイクロフォーサーズな拙者です。激多用中のキヤノンのEOS 5D Mark IIと双璧をなし中の超便利小型一眼システムなのであった。

取材および猫撮りカメラとして猛烈に活躍中のLUMIX DMC-GH1。レンズ交換式デジカメで、マイクロフォーサース対応レンズを使えるのだ ニュミックスってニャにかしら? ニャんだっけ? いつもカシャッてやる黒いやつかしら? 黒いやつかも。ニャ。ニャニャ。みたいな
日立マクセルのVDR-R2000をポチッとな

日立マクセルのVDR-R2000をポチッとな

2011年6月29日 06:00

 日立マクセルのVDR-R2000をポチった。iV(アイヴィ)カセットと呼ばれるリムーバブルHDDが使えるビデオレコーダーですな。

 購入の原動力はこの記事だったりするんだが、VDR-R2000はダブル録画対応で、iVカセット対応で、250GB HDD内蔵で、DLNAサーバー/クライアントとしても使えて、4万円前後の店頭予想価格。ヨドバシのネット通販で買ったが、3万9800円の10%ポイント還元なので実質3万5820ですな。

 つーか、この実売価格で上記の要素を網羅しているビデオレコーダーはちょいとナイ。とりわけDLNA対応でダブル録画もできるってのはナイ。そしてiVカセット対応という点でドガンと背中を押されてポチッとな。

 早速使ってみたら、このVDR-R2000のUI、そのまんま日立Woooっぽい気が!? サラリと使いやすいっす。テレビもWoooに買い換えちゃおうかナ、とか思ったりして。

日立マクセルの「HDD内蔵 iVハードディスクレコーダー VDR-R2000」。ケーブルテレビのセットトップボックス(STB)みたいな素っ気なさだが、機能は満載系 iVカセット(M-VDRS500G.C)。著作権保護対応なので、日立WoooやiVカセット対応レコーダーなどに挿して再生可能。ダビングなんかも柔軟にデキちゃうのだ ニャイヴィニャセットってニャにかしら? ニャセットらしい。録画ね。録画らしい。うかちゃんは興味がありません。ぼくもありません。ニャ。ニャ。的な
小型ストロボと赤外線透過フィルター

小型ストロボと赤外線透過フィルター

2011年6月17日 06:00

 先日、SUNPAK(サンパック)を2台使っている的なエントリをしたが、その具体的な内容について少々。

 ヤッてるコトは、PF20XDと赤外線透過フィルターを組み合わせて「デジカメに装着したPF20XDでほかのPF20XDなどスレーブストロボを同期発光させる」ということ。赤外線透過フィルター(IRフィルター)は富士フイルムのIR78を使っている。

 ていうか……どういうコト?

 まず、デジカメのホットシューにPF20XDをセット。デジカメの内蔵ストロボを使わず、ホットシュー上のPF20XDを同期のためのマスターストロボとして使うのだ。ただし、発光はさせたくない。ほかのスレーブストロボを発光させるためのトリガーとしてのみ機能させたいので、発光面を前述のIRフィルターで覆って「写真には写らないけどスレーブストロボは感知する光(赤外線)のみを出させる」のだ。

 その状態でデジカメのシャッターを切ると、デジカメ上のIRフィルター付きPF20XDから赤外線が出る。目には見えない。写真にもほぼ写らない。そのままでは何ら意味はない。

 が、ストロボ光に反応して光る(スレーブとして使える)ストロボを近くに置けば、シャッターを切るたびにそのスレーブストロボのみが光るようになる。ストロボのワイヤレス同期発光が可能になるわけですな。

 まあ、マスターも(IRフィルターを外して)光らせてもいい。また、PF20XDはデジカメ内蔵ストロボのプレ発光にも対応(同期)するので、PF20XDを外部に一台置いて、マスターはデジカメ内蔵ストロボとしてもいい。のだが、被写体にド真正面から光を当てたいってケースはあまりナイと思われる。また、デジカメ内蔵のストロボってインテリジェントだけどユーザー本位での制御がしづらくて不便。というわけで、やはりその動作をわりと自由に設定できる外部ストロボを使い、ストロボ光の当たり方は主にスレーブストロボの位置や数で調節している拙者である。

 ちなみに、スレーブにするストロボはPF20XDでなくても良い。ホットシューに取り付けられる多くの外付けストロボなら、たとえばエツミのスレーブユニットE-528や、SUNPAKのデジタルスレーブユニットDSU-01などと組み合わせれば同期発光できるだろう。

 PF20XDにこだわっているのはつまり、IRフィルターと組み合わせれば、安価でコンパクトで、ホットシューを持つデジカメの多くにセットできる「スレーブストロボ同期のためのワイヤレスユニット」として使えるからですな。

 キヤノンとかニコンからは非常に高度な機能を持つワイヤレスストロボシステムが出ているが、基本的には各メーカーの特定デジカメ専用品。しかしPF20XD+IRフィルターみたいなコトをすれば、そういう「メーカー縛り」とは無縁になる。大型ストロボ(のフォトセルや同様のセンサー)とも同期できることも考えれば、かなり安価なわりには非常に汎用性が高いのだ。

 ただし、キヤノンとかニコンから出ているワイヤレスシステムのように安定的だったりインテリジェントだったりはしない。上記で紹介している方法は、あくまでも光量等々は自分で調節。スレーブストロボの位置なんかによっては(光が届かず)発光しないこともあったりする。

 でもまあ、最小限の出費で十二分に多灯で汎用的なワイヤレスストロボシステムを使えるあたり、その方面の知識がある人にはオススメ……っていうか知識がある人は既にやってるか。失礼。

2台(以上)のPF20XDとIRフィルターでワイヤレスストロボシステムを作る。発光面が黒く覆われているのがマスター(カメラに装着する)ストロボ。もう一方のストロボは好きな位置に置くスレーブストロボとなる この状態でスレーブストロボだけが発光する。カメラ側はマニュアル撮影可能なものだとイロイロ応用が利く。カメラ内蔵のストロボにIRフィルターを装着する手もあるが、応用範囲や対応機種がグッと狭くなる またストニョボの話よ。またストニョボだね。プニェ発光の話もよ。プニェ発光もだね。でもプニェ発光じゃなくて一度だけ光るストニョボだとこういった瞬間を撮れるわね。瞬間を撮れるよね。ニャ。ニャ。的な
FinePix REAL 3D W1を再起動

FinePix REAL 3D W1を再起動

2010年4月19日 06:00

 スタパトロニクスにて、ネットでポチッと3D写真を注文できるというネタをやりましたけど、記事中にあるとおり、擬似的な3D化なので、ガツンと迫力のある立体写真ではないのであった。

 そこで久々にビシッと立体感のあるステレオ写真を見たくなり、富士フイルムのFinePix REAL 3D W1を再起動。去年買ってしばらく楽しんだんですけど、これをまた使い始めたのだ。

 てか、改めてFinePix REAL 3D W1、凄いですな。この手軽さでもってステレオ写真を撮れちゃうのはイカシ過ぎ。FinePix REAL 3D W1単体で独自のステレオ写真を撮る&観るのも楽しいが、アナグリフ式のステレオ写真(の素材)を一発で撮れるのって、やはりこのデジカメならではの魅力であり価値だと感じた。

世にも珍しいステレオ写真撮影対応デジカメことFinePix REAL 3D W1。このデジカメを使うと赤青メガネで観るステレオ写真(アナグリフ)の素材を楽勝で撮影できるのだ。 FinePix REAL 3D W1で撮った3D写真(.MPOファイル)を処理し、アナグリフ式のステレオ写真としたもの。これを赤青メガネで観ると立体的に!!
やっとACDSee Pro3を買った

やっとACDSee Pro3を買った

2010年3月26日 06:00
ACDSee Pro3のアップグレード/乗り換え版。これからインストールするなり

 ACDSeeの最新版が発売される件を知って以降、週に1~2度は「あーそうそう買わなきゃACDSee Pro3」とか思っていた。ん、だが、しかし、何だかんだで買いそびれ。

 ACDSeeは拙者にとって必須のソフトウェアのうちの1本。コレがナイと仕事にならないシチュエーションが非常に多い。入稿のための写真整理はもちろん、エクスプローラ的にファイルブラウズ時に多用する。ファイル名の付け替えなんかにも便利。結局、毎日必ず起動するソフトとなっている。

 で、その最新版ACDSee Pro3が登場。ユーザーインターフェイスが一新されたとのことで、もしかしたらさらに使いやすくなってるかも!! てな興味と、新たな.rawファイルへの対応も期待しつつ購入した。

 しかし、現在もまだACDSee Pro2を使用中。てか、これでも十分役立ちまくり中なんスよ。また、最新版は上記のようにユーザーインターフェースがけっこー大幅に変わったようなので、インストールはとりあえず近々の仕事が片付いてから───極端に使用感が違ったりすると、使い慣れるまで時間かかって仕事長引いちゃうカモ的懸念からだ。

 そして今、仕事が片付いた!! よっしゃ、ACDSee Pro3をインストールしちゃうよ~ん!! 使用感レポはそのうちに。


ニャーシーディーシーってニャにかしら? ソフトらしい。ソフトってニャにかしら? パニョコンらしい。よくわからないわね。わからないよね。的な
猫顔認識なOptio I-10

猫顔認識なOptio I-10

2010年3月24日 06:00

 以前にも書いたんですけど、ペンタックスのOptio I-10に興味アリアリな拙者。てゅーか買いました、Optio I-10、サクッと。

 Optio I-10は、PENTAX AUTO110のデジタル版……とまでは言えなさそうだが、昔あった超小型レンズ交換式カメラAUTO110に超良く似た外観の製品。有効画素数約1210万で28~140mm(35mm判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載したポケットサイズのデジカメですな。

 拙者的には、このOptio I-10の“ペット検出機能”に強い興味が。猫や犬の顔を認識して自動撮影したりする機能ですな。早速試してみたんですけど、おっ、お~っ、なるほどなるほど、てな感じでシッカリと猫の顔を自動認識~自動撮影してくれた!! ヤルじゃん!!

 ふぅぅ~ん、フツーにデキるんだァ、猫顔認識。てかオモシロい。そして案外実用的。もう少々使い込んでみてからレポしますネ!!

一眼レフっぽい形状だがレンズ内蔵型のコンパクトデジカメ、Optio I-10。なかなかカワイイ、すなわちニャわいい!! こんなよーなサイズ。ポケットにスッポリな感じでありかつ軽量(電池など含んで約153g)
拙宅猫うか様の顔を認識して自動的に撮影しちゃうOptio I-10。顔が横向きだったりすると認識しない 顔がこちらを向いていると認識したらパチリ。なかなか便利っス。ただし、猫などの顔認識機能を使う前に、猫などの顔をOptio I-10に登録する必要がある
AUTO110好きはOptio I-10に興味津々

AUTO110好きはOptio I-10に興味津々

2010年2月12日 06:00

 ペンタックスからOptio I-10が発表されましたな。

 知る人ぞ知る超小型フィルム式一眼レフことアサヒペンタックスAUTO110のデジタル版なのかーッ!? いまだに人気があったりするけど110フィルムじゃぁ……と思う超小型カメラ野郎の希望の星なのかーっ!?

 と思って激興味津々であったが、やはり、残念なのが、レンズ交換ができないトコロ。いや、Optio I-10のレンズ仕様、28~140mm(35mm判換算)の光学5倍、手ブレ補正機構(CCDシフト式)アリでマクロにも強いし手動ピント合わせもできるらしく、イイとは思う。また本体外観もサイズもAUTO110激似でイカシてると思う。

 んだが!! チマチマと小さな周辺機材を組み合わせて遊びたいんだよ俺は~ッ!! とか思ってしまうのであった。でもまあ、コスト的に絶対無理なんでしょうな、レンズ交換式でこのサイズとか。しかし、トイカメラなレベルでもOptio I-10のレンズ交換式+オプションいろいろバージョンが出たら拙者は即買いますヨ!!

 てなわけで、Optio I-10買わないなぁやっぱり……と思ったが!! ニャんと!! 「犬や猫などのペットの顔を登録できるペット検出機能を新搭載」だそうで!! こここ、これは試してみたい!! と思った。強く思った。徹底的に思った。

アサヒペンタックスのAUTO110。超小型のレンズ交換式一眼レフカメラなのだ。110フィルムというカートリッジ式フィルムを使用。Optio W80と比べるとその小ささがよくわかる。 う~んカッコイイ。てか、カワイイ。
交換レンズもイロイロある(あった)のだ。 ニャプティオニャイテンってニャにかしら? 猫の顔を憶えるらしい。ホントかしら? どうだろう? みたいな。
忍者レフで写り込みレス

忍者レフで写り込みレス

2010年2月5日 06:00

 去年に忍者レフというのを買いまして。カメラのレンズに装着できる折りたたみ式のレフ板ですな。

 ブツ撮りするときと、ガラス越しに何かを撮るとき、写り込みに悩まされることが少なくなかった。アリガチなのが、光沢のあるブツを撮るときや、窓越しの風景(とくに夜景とか)を撮るときに、カメラとかそれを持つ手とか自分自身の服とか室内の照明が写り込むこと。

 この忍者レフはそーゆー問題を解決してくれそーなので購入した。で、使ってみたら、(黒い側を被写体側に向けると)ブツ撮りの写り込みがカナ~リ軽減された。とくに黒い表示が多い液晶画面なんかを真正面から撮るときの写り込み。カメラにある白いメーカー名刻印とか、シャッターを押す手とか、あるいは三脚の銀色の支柱とかが写り込みがちだったが、これがほぼ解消された。

 そう言えば、プロカメラマンは(そのジャンルによっては)敢えて黒い服~暗め&無彩色の服で仕事をするらしい。写り込みや色かぶりの原因を減らすためだそうで。そんな話を聞いて「なるほど~」と思った記憶が。

 忍者レフを使うとか黒い服で撮るとか、こういう細かいコト、大切ですのう。小さなコトでも問題の原因となりそうならソレを除去するという姿勢。そういう小さな原因をほっとくと、多量の小さな原因のうちどれがクリティカルなのかわかんなくなったり、小さな不都合×多量=メチャクチャになったりするモンですな。

よしみカメラの忍者レフ。中央の丸い部分にレンズを通して使う円形のレフ板で、片面が白、もう片面が黒になっている。白い側を使えば逆光でのアイキャッチ入りポートレイトにも良さそう 遊んでくれずに写真を撮るなら邪魔するよ。邪魔するわよ。写り込んじゃうよ。写り込むわよ。だからニャそんでくニャさい。ニャそびニャさい。的な
カメラ向けのLEDライトを購入

カメラ向けのLEDライトを購入

2010年1月22日 06:00

 動画や静止画の撮影に向く白色LEDライト製品で、LITEPANELSというのがある。欲しいんである。が、コレ、高いんである。

 そんなトコロへ手頃な感じの競合(!?)製品が登場した。LPLのVL-300Cだ。ヨドバシで1万4952円&ポイント10%還元だったんで、買っちゃったヨ!!

 ちょっとだけ使ってみたが、便利カモ!! 白色LEDの光が強烈だったりするので、人の顔を直接照らすのは厳しいが、調光もできるし、ディフューザーを付けてもLEDなら熱の心配もないので、工夫次第でイロイロ使えそう。

 補助光として使うとイイ感じですな。顔に影ができたからそれを弱めるとか、逆光の静物を撮るときに暗い部分を照らすとか。単三形乾電池で1時間以上は使えるってのも、けっこーな強みかも。

LPLのVL-300C。10mmの白色LEDを30個内蔵した撮影用照明で、色温度は4000~6300Kくらい。0~100%までの調光もできる。 白色LEDで照らすつもりだな。照らすつもりね。照らしちゃダメ。照らしたらダメよ。眩しいからね。眩しいのよ。的な。
LumiQuestの80-20がイイ感じ

LumiQuestの80-20がイイ感じ

2010年1月18日 06:00

 最近、LumiQuest(ルミクエスト)の80-20という製品を愛用している。デジカメなどの外付けフラッシュに装着して使うバウンサー/ディフューザー的なグッズですな。

 LumiQuestの製品はずいぶん昔からあり、拙者もイロイロと試してきた。が、多く試したのはフィルムカメラ時代。なかなか巧く撮れず、なんとなく「LumiQuestのはイマイチ」と思い込んでいた。

 が、こういう製品、デジカメだと使うのがラク。撮った後すぐに画像を確認して露出補正して撮り直しができる。ので、露出決定の難しさをクリアしつつディフューザーなどが本来持つ効果を容易に試せる。

 てなわけで、デジカメ時代になって再度LumiQuest製品をいくつか試したんだが、そのうちの80-20という製品がイイ感じ。デジカメWatchにレビューがあるが、フラッシュ光の80%を天井に、20%を被写体に当ててくれる。

 たとえば人とか猫とかを撮ると、自然な雰囲気で上からの光が当たりつつ、目にはちゃんとキャッチライトが入る。基本、天井バウンス撮影なんだが、ちょっとだけ被写体に対し真正面から光を当ててるってトコロがミソですな。

 ほかのLumiQuest製品って、どれもわりと強めにディフューズしつつ光を真正面から被写体に当てるタイプが多い。ので、ややノッペリした写りになりがち。しかし80-20の場合は天井バウンスで自然に光を回し、真正面から当たる20%ぶんが補助光的に役立っているあたり、ほかのLumiQuest製品とは写真の印象が大きく異なる。ともあれ、便利っス。とくに室内猫撮影に。

LumiQuest 80-20。不使用時はぺったんこに折りたためる。実勢価格は4,000円前後。拙者はB級品を2173円で購入した。 LumiQuest 80-20を使ってテーブルの下の拙宅猫御一行様を撮影。バウンス撮影なので影の出方が自然であり、かつ、猫の目にキャッチライトが入っている。
マンフロットModopocket797を買ってみた

マンフロットModopocket797を買ってみた

2009年11月5日 06:00

 マンフロットのModopocket797というモノを購入した。コンパクトカメラに装着しっぱなしにできる、卓上三脚的なモノですな。

 なかなかイイ。便利っぽい。でもまだ現実的に便利なのかどうか若干の未知数がある。けど、たとえばPowerShot G11とかに付けておくとイイという気がしてならない。


マンフロットのModopocket797。ヨドバシカメラで2980円だった。なんか高いですな。こんなふうに開く。カメラ下部の三脚ネジ穴に取り付ければ、こんなふうに卓上三脚のように使えるヨ、と。

カメラの上下方向への首振り(チルト)にも対応。使用後はカメラ下部に畳んで収納できたりもする。


ニャンフロットのモニョポケットってニャにかしら? モドじゃなくてモニョなんだ。そうよ。ニャ。ニャニャ。みたいな。

秋のヒトリ防水デジカメフェア

秋のヒトリ防水デジカメフェア

2009年11月2日 06:00

 秋だ!! もうすぐ冬だ!! だから防水デジカメだ!! というわけでペンタックスのOptio W80を買……え? 防水とかは夏じゃないの、ってか!?

 いやむしろ秋~冬だッ!! なぜならば!! 既に寒い!! 人は外に出たがらない!! 水辺には行きたがらない!! すなわち水辺がガラ空き!! 釣り人僅少!! 釣りやすい!! これだ!! 防水デジカメで魚どアップ撮影!! これが俺的秋の防水デジカメフェア!! みたいな。

 で、Optio W80なんですけど、軽くて小さくて悪くないんですけど、手ブレ補正機能がビミョー。電子式だから(画像を処理してるから!?)か手ブレ補正をオンにするとすこーし画質が荒くなる感じ。

 これではヤマメちゃんのパーマークを克明に撮影でき……なくはないが、もっとキレイに撮れるハズ!! とかいうアタマがあると、なんかこー、あのー、撮影意欲減退。

 そこで!! これだ!! ホントは最初にコレ買おうと思ってたパナソニックのLUMIX DMC-FT1!! これを買っていく!! と思った瞬間買った俺はデジカメ買う買う病再発確定!!

 で、LUMIX DMC-FT1だが、ちょっと厚めで重めという点を除けば十分良好。物凄く明るいLEDライトで合焦しまくり。このLEDライトが静止画撮影に使えたらいいのにニャ。ほか、操作感も良く、画質もクリアで好印象。

 んむー。デジカメって、やっぱ、店頭でジーックリとイジってから買わないとアレなのかも。でも、買ってある程度使ってみないとわかんないコトもあるしなあ。ま、ヒドい失敗はしなくなった時代ではあるものの、やっぱりデジタル機器選びは難しいと思った。

ペンタックスのOptio W80。小型軽量で扱いやすい防水デジカメだが、手ブレ補正機能にクセがあるように思う。十分明るい場所で、手ブレ補正機能をオフにして使えば問題ナイんだが。パナソニックのLUMIX DMC-FT1。光学式手ブレ補正機構を搭載している。Optio W80もDMC-FT1も、28mm相当の広角レンズと搭載しているので、風景撮りにもナイスだったりする。


防水ってニャにかしら? 水に濡れても大丈夫らしいよ。水はヤだわ。ヤだよね。濡れたらもっとイヤね。イヤだねえ。みたいな。